『こわれた腕環』読了。『夜の言葉』を、既に開いているのでそれを続ける。
原題は『アチュアンの墓所』だがなんで邦題になったんだろう。アチュアンが通らなかったのかな。初版はこれ1976年だがその頃まだそんな感じなのか……それをいうと「ゲド戦記」というタイトルからよく言われることだが。日本でも、本作の絶大な影響は今さら言うまでもなく、レビューなんか書くことがねえ。むしろ常識レベルの古典というのは、普及するほどに、現在の世の中本当に読み継がれているのか怪しくなるほどで……わたしは何度でも読み返してよいと思う。ただし、次回はいいかげん原書を読もう。
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