- Gray Traveller
- 512
- 519
最新トピック
684
4 日前
Gray Traveller 4 日前
24
1 ヶ月前
双眸 ~紺碧の哀/紅蓮の愛~ アキラ√ 1 ヶ月前
31
2 ヶ月前
にしまい! 2 ヶ月前
55
5 ヶ月前
双眸 ~紺碧の哀/紅蓮の愛~(※無印併用スレ) 5 ヶ月前
2
6 ヶ月前
月の名を継いだのなら 6 ヶ月前
2
6 ヶ月前
マシェリ・バスト・ダイ 6 ヶ月前
45
1 年前
闇の女子旅 -森林編- 1 年前
5
1 年前
ソードオフ・ポップ・ロック・メモリー 1 年前
98
1 年前
CDトースターズ カオスジェネレーション:白の時空 1 年前
8
1 年前
忘却あれ。 1 年前
31
1 年前
てすとの名は 1 年前
18
1 年前
Voyage 1 年前
4
1 年前
Café -Deux Noirs- 1 年前
2
1 年前
隙間録:たったひとりの最終決戦 1 年前
20
1 年前
師匠のグルメ 1 年前
40
1 年前
奇名組スレ 1 年前
34
1 年前
フリードラマ用トピック 1 年前
49
2 年前
LAST RESORT #5 【 Vs.ティネル 】 2 年前
31
2 年前
LAST RESORT #5 【 Vs.ゼフィリーヌ 】 2 年前
47
2 年前
LAST RESORT #5 【 Vs.第0護衛兵 】 2 年前
115
2 年前
LAST RESORT #5 【 Vs.マールーシャ 】 2 年前
48
2 年前
僕らの物語・第7章・Vs.魚雷ガール 2 年前
33
2 年前
LAST RESORT #5 【 Vs.サナトリー 】 2 年前
1
2 年前
AIさん誕生秘話 2 年前
43
2 年前
-Pathetic Clown's Fate- 2 年前
73
2 年前
僕らの物語・第7章・Vs.マカオ&ジョマ 2 年前
26
2 年前
僕らの物語・第7章・Vs.アルフレッド 2 年前
18
2 年前
僕らの物語・第7章・Vs.グワンド 2 年前
12
2 年前
僕らの物語・第7章・Vs.黒岩満 2 年前
89
2 年前
勇者王の試練 -失われし聖剣を求めて- 2 年前
56
2 年前
僕らの物語・第7章・Vs.ムスカ 2 年前
9
2 年前
ベンチ① 2 年前
24
2 年前
僕らの物語・第7章・Vs.シャルロッテ・クールホーン 2 年前
10
2 年前
-深淵- 668層 2 年前
23
2 年前
僕らの物語・第7章・Vs.ルナ・ドーパント 2 年前
61
2 年前
らすとりぞーと学園 2 年前
46
2 年前
ワイズ大爆笑 2 年前
15
3 年前
"K" -奴の名は- "Chapter 3" 3 年前
11
4 年前
罪業の刻印 -ブリーフィング- 4 年前
7
4 年前
ダイ・コントーンvsゼローグ 模擬戦 4 年前
7
4 年前
【日常】某国某所喫茶店【野良枠】 4 年前
30
4 年前
"K" -奴の名は- 4 年前
「ふむ」
「旅路に意味を成すは、世界の命運などではない」
「その暖かさを享受した者への感謝か」
「俺の成せなかった事を、これから成せるようにするための旅路です」
「その旅路の終着点に辿り着く事こそが、彼女に示す感謝足り得る」
「ハハハ、すまんな」
「どうやらお主の喋り方を束縛してしまったようだ」
「なるほど。感謝という言葉だけで表現するには」
「あまりにも壮大で、慈愛に満ちて、心弾む物語か」
「……」
「長生きされている中で、貴方の旅路は如何なものでしょうか」
「都市の枠組みの中で生き永らえ、現在は異世界の影響下に翻弄されることになる」
「それもまた運命」
「私もまた、私以外の一つの人生を大きく見てきた」
「トルブジータと呼ばれる、智に邁進せし者の記憶だ」
「そう。諦観しないこと」
「達観する事こそ、夜空の欠片に手を伸ばせるきっかけになる」
「……」
「『智』の民らしい、迂回した表現だよ」
「お主程ではなかろうて」
「俺は感情に沿って言葉を投げかけています」
「その上で直接的な表現を敢えて心の奥底にしまうのは、贖罪の時ではないから」
「……トルブジータさんは、読書がお好きだったんでしょうか」
「あぁ、厚ければ厚い程、その知識の情熱は燃え滾る」
「いつかは自身の身長を超える本を読みたいとさえ思っていたらしい」
「中身を問わないのであれば」
「次世代にまで紡いで、物語の本を描くことが出来たら」
「ユーク族の身の丈を超える本は書けそうです」
「おぉ、言うではないか」
「なら、是非とも記してくれ」
「お主はきっと、最後まで筆を執り続けることが出来ると、信じておる」
ユークの人物像を語る老人。
その知的で、落ち着いた雰囲気は、まさしくユーク族が放つ不思議な雰囲気そのものであった。
紡いできた知識の頁があるからこそ、その糧となった『思い出』をその者は放っていた。
ユンフは一つ挨拶を終え、再び街路を歩んだ。