内務大臣:オースティン・エドワード・ランドルフ・キャリントン(キャリントン男爵)
財務大臣:ウィリアム・ウェルズリー(ウェリントン公爵)
外務大臣:アーノルド・シアーズ
国防大臣:クリストファー・フォレスタル
ランカスター公領大臣:クリントン・スミス
大法官:ハロルド・キャヴェンディッシュ(デヴォンシャー公爵)
教育科学大臣:パール・エレノア・ウォーカー
保健大臣:バーバラ・ボークラーク(セント・オールバンス公爵)
労働大臣:アーチー・フィッツロイ(グラフトン公爵)
運輪大臣:ジョン・デイヴィッド・マナーズ(ラトランド公爵)
食糧・農業大臣:ヘイウッド・ジョン・イアン・ラッセル(ベッドフォード公爵)
文化大臣:ラーリーン・ステュアート・ドブソン
商務庁長官:デイヴィッド・パノイア・セント・ジョン・スティーヴァス(セント・ジョン男爵)
英連邦大臣:アンソニー・スペンサー=チャーチル(マールバラ公爵)
スコットランド大臣:スタンレー・オールドマン
ウェールズ大臣:サンダース・カイン
アイルランド大臣:キャンベラ・リーマス
郵政大臣 - ウィリアム・ポートレート(ウィンチェスター侯爵)
保安局長官:ミア・ゴウ
秘密情報局長官:ジェームズ・ロー・ブランド
枢密院議長:ウィリアム・レノックス
貴族院議長:ロバート・ガスコイン=セシル
貴族院副議長:ジェラルド・ノール=カイン
貴族院議員:1330名
庶民院議長:チェスター・ローレンス
庶民院副議長:モンタギュー・スタンフォード
庶民院議員:650名
女王陛下の政府:保守党
女王陛下の野党:労働党
国防参謀総長:サミュエル・トラヴィス・ノートン
陸軍参謀総長:アーサー・トラウトマン
第一海軍卿兼海軍参謀総長:ジョセフ・ミッチェル・ジョン・ラッシュワース・ジェリコー(ジェリコー伯爵)
空軍参謀総長:リチャード・ヒューイ・ウッド(ハリファックス伯爵)
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〈内閣〉
連合王国は首相統治制・複数政党制・首相法を背景に首相権力の強い議院内閣制となっており、首相の任期は5年。「女王陛下の政府」と称されるイギリス政府の最高意思決定機関とされ首相及び最も上級の大臣である10名程度の閣内大臣から立憲君主制の下構成される内閣と議会(下院及び上院)を形成している。近年では改正公民権法などの影響により有色人種及び女性政治家も多くなっており、保安局長官のミア・ゴウや文化大臣のラーリーン・ドブソンは女性である。
また、法整備と政党政治が進んだ現在では慣習法(憲法的習律)により、国会議員の中から総選挙で下院の過半数の議席を獲得した政党の党首が任命されており、首相の任命者は国王(女王)である。
〈政治〉
単一国家と立憲君主制を基本とした政治体制であり、憲法を構成する慣習法の一つ、「国王(女王)は君臨すれど統治せず」の原則により国王(女王)は、実務上の権力を有しない。よって連合王国の政治の長は首相にあり、行政権を担う合議体の機関である内閣は、首相の推薦に基づいて国王が任命するが、実質的には首相が決めるものとなっている。
〈議会〉
連合王国の議会は議会は両院制で、上院と下院から構成されている立法府であり、本国及び海外領土の最高機関である。神の下の議会における王は現女王であるエリザベス2世であり、その座所はグレーター・ロンドンに位置するシティ・オブ・ウェストミンスターのウェストミンスター宮殿。任期はそれぞれ6年と2年であり、議席数は上記の通り1330議席と650議席である。