リーの小説を読みながらその日その日聴く音楽がなくて退屈してたので、何か捜すとショスタコーヴィチ、などと書いてあるのでばかやろう!ショスタコなんて言っても現代の他に何にでも言えてつまらないと思った。でもそれは積む。
その傍ら、そういえばサガフロとかのイメージ先はあるんだから、逆にタニス・リーを伊藤賢治(または浜渦正志)の音楽連想で聴きながら読み返してもいいんじゃね?との逆想になり、その日はそうしていて面白かった。イトケンミュージックは2010年代頃にはスクエニ公式でバンドアレンジも、オーケストラアレンジも増えていてわりと豊富にある。ただ、それを聴きながら歩くと耳について、帰ってきて小説など読む気はしなかった。
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結局、タニス・リーの小説作品そのものはこれまでに映像化されたことはない。単発のTVドラマになったような情報もあることはあるが、そのイメージになるようなものは実質的にゼロ。そういう参考になるものは英米にも実例はない。
わたしはファンタジー小説を読みながら、とくにヒロイック・サーガをテーマに同時にその日頃に「日本の現代音楽作品」を捜している習慣になっている。過去に蒐めたアルバムからも聴き返してみつつ、あれこれと聴いたあとで「これ」と思うところを当てられると気に入るのだけど、感覚的に合わないと耳障りで、アルバムを通して聴けないか、読書の邪魔になって読み進みが滞るのでわかる。総当たりに対してわたしの音楽的気分、耳フィルターによる。
初期のヒロイック・ファンタジーより、
これらを今はピックアップしていた。現代感覚として古典へのオマージュはありながら、端々にお茶目感はありつつ、ロマンチックなところ。