みなさんおはとうございます
 雨で濡れた道具類が乾くそんな朝になりました。
 さて先ずは土曜日でありますが、「天気予報は?と紐解くっていとこれが旦那、ひでいありさまでやんした」、ままっ元来が当たるも八卦のそれですからまあ、それが当たって溶けて無くなった人はいないわけですからああ、アタシャー出かけましたとも。
 マスターを篠路でピックアップしたのが5時半、一路月ケ湖(ツキガウミ・通称中小屋マリア園沼)を目指したのでありました。
 まあ現地もそりゃー降ってますとも、取り敢えず道具を背負って階段下に座を構えました。
 管理人は一番広く開いている場所の沼に向かって一番左より、マスターはその隣のおひとり様ポイントに座を構えました。
 マスターが11尺、管理人は15尺を選択(マスター1・7本ほど、管理人2・3本ほどのともに底釣)して7時ころからエサ打ちスターテインであります。
 で、9時前にマスターが尺上で口開けしましたが、彼もその後は続かずに、二人ともに基本的には当たり無い系の釣りでウキは動かなかったのであります。
 管理人の口開けが11時少し前ごろ9寸ほどのそれが上がりました。

 でこれを潮に、管理人のウキは動き始めたのですが、一方でこのころから北風が強くなっていったことでその風流れに引っ張られるのか、ワンドの中ながら右にウキが引っ張られます。
 流れと喰い渋りで、悶絶の釣況となっていったのですが13時止めで何とか11枚の釣果(マスターはウキ動かず1枚のみ)を得ることができました。
 管理人は120のパラソルを使っていたので、濡れなかったのですが、マスターは「持っているのに忘れる」といった彼ならではの得意技がさく裂し、太もも下がドボドボで「寒い・・・」と助手席で呟いておりました・・・。
 
 カラスカーで日曜日は前日の帰りの道中で「明日は休む」とのことだったので、マスターなしのボッチ釣行となりました。
 まずは翌週になーんちゃって例会を開催する月形のご機嫌伺をしたのですが、ほぼ予想通りの以下の写真で状況でありました。

小沼に到達すらでき得ません

ステージ流れ込みより赤橋を望む(赤橋は欄干のみ)
 丁度ステージ並びは道路からそのまま釣り台を掛けて釣りができる状況・・・。
 まあ、この後も増える可能性は十二分にあるので、「自己責任」が「事故責任」になることだけは避けなければならないので、自重して北村を目指しました。 
 そして、へら鮒公園(通称レンギョ)沼に到着するとやはり雨には強い同沼です、と言っても基よりネンドの採取跡なので雨の日はドロドロになりやすく足元は注意が「ドスン」ってやらかしましたが、幸いにして被害は極軽微で洗濯物が増える程度で済みました。
 釣り座を構えたのが北東の出っ張りで、先の例会時に入った場所でありました。
 7時ころ仕立てが終わる間際にF田(旭川の)さんが合流し左隣に座を構えました、同氏16尺管理人18尺にて底釣でスタートしたのでありました。

 前日の雨が嘘のような釣り日和・・・、が程なく

 釣果はウキが動かない状況で、「試しに竿を長くしてみるわー」とそれまでの18尺を21尺に換えると、僅か数投で
9寸ほどの口開けが釣れてしまいました。時間的には9時前ぐらいでしたが・・・。
 ここから2枚目が来るのに30分ほどかかって地合いが出始めたのが10時頃だったと思います。
 入れ当たりでありました。
 12時のサイレン時には24枚、小さいものでも9寸ぐらい、8寸台はいなかったと思います。
 2枚キロはやや大げさながら、3枚キロほどの型ぞろいでありました。
 つまり2時間で8キロほどを釣り上げたことになりますが、過去の同沼の記憶でも類を見ないほどの釣況となったのですが・・・。
 「一回もウキ動かなかった」
 お昼前にお店仕舞いをするF田さんの寂しそうな言葉・・・、彼も堪らんといったことで、道中で18尺に竿を伸ばしていたのですが、これが全くでありました。
 釣果どころかノーアタリだったのであります。
 地区大会も獲っているし、勿論のこと当会の年間優勝もしている彼をして僅か3尺の竿の長さに、「為す術無し」との結果に終わったことは、逆説すればこれもまたへら鮒釣りの、怖さであり面白さでも、「そこにあり」なのでありましょうか。
 結局お昼のサイレンから急激に地合いが崩れて、当たりの数は減っていった(型は良くなる)のですが13時ころに後ろの桜の木に仕掛けが絡んでしまいそれを潮に竿をたたみました。

上りべら
 釣果としては31枚でありましたが、リャンコが数回あり、道中ではハリスを02→03(道糸は04)にサイズアップしたのですが、それでも尺上リャンコは取り込めずかなりのロスがありました。
 掛けたへらの数は40枚近くいたと思われます。
 なおこのポイントは、右手がハスがあること左側の手前にも藻の取り残しが少しあること、また真ん中の3mほど沖にも沈み藻があるので、沖目で浮かせて取り込まないとならない難儀な場所であります。
 21尺で尺上を・・・、腕はパンク寸前でありました・・・。
 なお、エサは芯華系のバラケに四季単品のグルバラで入って、地合いが出てからは四季の単品両グルでありました。
 カラスカーで翌日は「今度こそ」の釣り日和に恵まれます。
 新べらクラブ会員が例会並みに揃って、6名で月ケ湖(ツキガウミ・通称中小屋マリア園沼)の階段下に陣取りました。
 それというのも会員のT子さんが「おれ一度も入ったことないし行ってはみたいけど、そもそもどこにあるのかさえ知らん」とのそれに応えるべくで、同地に集合したのでありました。
 階段下の一番広い場所に、沼に向かって左手からマスター(18尺)・F田(札幌の17尺)・管理人(16尺)・T子(16.5尺)・S井(17尺?)・M澤会長(18尺)がズラリと並んで、ってT子さん(16・5尺)もう掛けてるしー、聞かば「一投目」とのことながら9寸ゲットでありました。

マリア様が後ろに
 管理人も仕立てのスピードを上げて、その最中にもマリア様のご加護か件の初見参のT子さんが「2枚目追加」とかやっちゃってます・・・。
 ところが、ウキウキで初めて見るとウキウキはウキウキならずでありました。
 T子さん以外の、ほぼ全員のウキは微動だにしませんでした。
 たまにワカサギが体掛かりしてくるぐらいで、当たり無い系が続きます、しかしてT子さんのウキは気配があるようで合わせが入っておりました。
 結局、T子さんの右側の2名がややあってぽつぽつながら釣れ始まったのですが、仕切り網が入っているように同氏の左側3名は当たり無い系が続いておりました。
 「いつか来る」を合言葉に、3名で励まし合って釣り進んだのですが、気づけば時計は11時を回っておりました。
 「昨日も竿を伸ばしてから・・・」なんてことが、管理人の頭の隅に浮かんで21尺に竿を換えたのが11時半ごろだったと思います。
 僅か2投目で9寸で口開けとなりました。
 その後はしり上がりで、当たり数が増えて地合いが完成し掛かりましたが、左側の二人の沈黙はあまりに厳しくって、お通夜状態が続きました。
 といったことで、「へらは地合いが完成されていく過程が一番面白い」の持論も果たされたので、ここで管理人は竿を仕舞いました、約1・5時間ほどで管理人は9枚のカウントでありましたが、それまでの長い沈黙を鑑みると、「竿の長さでこんなに」を二日連続で体感することになったのは収穫でもありましたが、並びの皆にとってもそれは共通となったと思います。
 その後は、管理人が竿を置いて一拍してからマスターが待望の愛竿を釣り日和の青空に弧を描いて、さらにF田さんも続きます、それまでの沈黙左側三兄弟がイレパクになると、不思議なものですが右側3兄弟は止まります。
 結局、終わってみれば皆一様に数はほぼ同じような10枚前後となって、大団円の駐車場に戻っての反省会をしたのでありました。
 全体的には、型は8寸もいましたが、ほとんどは尺絡みで、皆の笑顔の横顔に表される釣れ味は、おそらくは『最高』でありましょうと推察しました。
 特にマリア園初見参のT子さんには、初印象は上々だったようで、何よりでありました。

 それを汲んで仲間の顔は笑顔が増しているように感じました(マリア様、平素の無信心ながら感謝の十字を捧げます)。
 
 さても、3連休の釣りは雨に泣かされたのですが、長竿の長さたるを知ることになったことで、収穫は膨大なそれとなりました。
 なーんちゃって例会も月形がおそらくは件の増水で使えないと思われるので、北村のへら鮒公園沼とふれあい公園沼の二つを使って開催することに変更となりました。
 どんな週末となるのか、大雨での水温の急激な降下が起因した(レンギョ沼もマリア円沼もそれまでの二けたから9度台に降下しました)と思われる、長竿の強烈な威力、多分今後の1週間でへらの水温慣れによる岸より?
 さても週末のなーんちゃって例会が楽しみのココロダー
 念のために注意喚起ですが、会員から熊情報がこの日同沼を後にした道中で立札(中小屋郵便局横)を発見したとか

 中小屋マリア園沼からそんなに離れてはおりませんので、釣行は複数でなされるとか、気配等々(足跡やフン)を少しでも感じたなら、やめる引き返す勇気をお願いいたします。
 
 
熊情報追加ですが、中小屋2456番地を調べましたが同郵便局のすぐ近くです、マリア園沼とは直線でも数キロですので、同沼への釣行は厳重なる警戒のもとなさってくださいませ、他にも釣り場は有りますので、釣り情報を流してしまいましたが、自重なさることをお勧めいたします。