kagemiya@なりきり 検索除外

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226

**レア度☆4

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|12|12|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|1|2|2|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|魔力放出(風) [C]|7(5)|3|自身のQuickカード性能をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身に回避状態を付与(1回)|
|咆哮、猋の如く [A]|8(6)|1|敵全体に宝具封印状態を付与|
|^|^|3|味方全体の攻撃力をアップ(10~20%)|
|毅然たる発言者 [B+]|8(6)|-|自身のNPを増やす(30~50%)|
|^|^|3|自身に宝具使用時のチャージ段階を2段階引き上げる状態を付与(1回)|
|^|^|3|自身を除く味方全体の宝具威力をアップ(20~30%)|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|声援 [A+]|自身がフィールドにいる間、味方全体の強化成功率をアップ(11%)|
|^|自身がフィールドにいる間、味方全体の攻撃力をアップ(11%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){ステントリアン・パラクレオー}&align(center){キミに届け、戦場震わす大激励!}|B+|Arts|激励宝具|
|>|>|>|味方全体の攻撃力をアップ[Lv] (20~40%・3T)&毎ターンNP獲得状態を付与(5~10%・3T)<オーバーチャージで効果アップ>+自身に「毎ターン味方全体の精神異常状態を解除する状態」を付与(3T)+敵全体の攻撃力をダウン(20%・3T)&チャージを1減らす|
 
ステントールの性能です
スキル2の『咆哮、猋の如く』の効果はゲーム内のケルベロスの使用スキルの効果と同じ順番に変えてあります
スキル3の『毅然たる発言者』は発言力の強化=宝具の強化なので宝具使用時のOC増加とNP増加、また「カリスマや為政スキルに似た統率力を発揮」から自分以外の味方の宝具威力アップの効果にしました
宝具は「戦闘力強化を付与し、士気を爆発的に引き上げ」から味方全体の攻撃力アップと毎ターンNP増加状態の付与、「精神弱体を癒やし続ける」から自身に毎ターン味方全体の精神異常を解除する状態を付与、「敵を萎縮」から敵全体の攻撃力ダウンとチャージ減少の効果で再現しています
スキル1の『魔力放出(風)』の効果はサポーターとしては微妙ですが、一応回数回避を付与して自身の生存力を高められるようにしています
全体的に味方の攻撃、特に宝具面を支援しつつ敵には宝具封印とチャージ減少の2重の妨害を行える、アーツ系のサポーターをイメージした性能にしました

225

閃血のハサン
☆4、B2A1Q2、クラススキルは『気配遮断』、保有スキルは『暗夜の武練(剣)』『心眼(真)』『剣豪覚醒(呪)』
宝具はバスター単体攻撃『無想血開』
宝具は普通にダメージを与えた後にHPの最大値に比例した大ダメージを与える(オーバーチャージで割合アップ)〔大量出血〕状態で更にHPを削り取る感じでお願いします

224

ソニー・ビーン〔フォーリナー〕
☆5、B3A1Q1、クラススキルは『領域外の生命』『神性』『気配遮断(闇)』、保有スキルは『突然変異種』『赫き淵叢』『一筋の光』
宝具はバスター単体攻撃『ひとりきりの赫き晩餐』
孤独感を出したいので強化は全て自分単体のみに掛かるものだけにしてください
『突然変異種』は鬼種の魔系の火力バフ盛り
『赫き淵叢』は〔超巨大〕になりつつ、攻撃時に敵を喰って色々強化されたり弱らせたりするワイルドルール系スキル
『一筋の光』はやたら強力だがリスクもある上記二種のスキルを弱体化〔一部バフの強化解除、強化成功率ダウンなど、先出ししても後出ししても取り合わせが悪いように〕させる暴走予防の"安全装置"スキルのイメージでお願いします

223

イアピュクス
☆3、B1A2Q2、クラススキルは『対魔力』『騎乗』『道具作成』『老練』、保有スキルは『男神の寵愛』『ディクタムヌス・プレパレーション』『医神の眼(偽)』
宝具はアーツ単体攻撃『闇を切除す黎明執刀』
『ディクタムヌス・プレパレーション』は自身を除く味方単体に<1回のみ使用可能>な超回復しつつ弱体解除しておまけにNPもチャージするチートスキルでお願いします

222
「」ゲミヤ 2024/06/20 (木) 05:14:42 修正

泥新宿の子猫
☆1、B1A2Q2、クラススキルは『気配遮断』『単独行動』『恐怖喪失』『弱体化(車両)』、保有スキルは『諜報』『専科百般』『生命牢獄・百万輪廻』
宝具はクイック単体攻撃『聞き耳ネコちゃんのスパイ大作戦』
『恐怖喪失』の効果は『自身に恐怖無効状態を付与+自身の魅了耐性をアップ(100%)』
『弱体化(車両)』の効果は『自身の〔ライダー〕に対するクラス相性を防御不利にする状態を付与【デメリット】』
『生命牢獄・百万輪廻』の効果は『自身に〔百万輪廻〕状態<強化解除されない特殊なガッツ>(∞回・5T)を付与+「ガッツ発動時に自身の攻撃力をアップ(5T)&弱体状態を解除する状態」を付与(5T)〔CT12〜9〕』
全てのガッツスキルを過去にする衝撃の第三スキルを持つ代わりに、ライダーに弱くなり、宝具の効果も平凡な感じでお願いします

221

安富才助
☆3、B1A2Q2、クラススキルは『騎乗』『対魔力』、保有スキルは『大坪流』『勘定方』『誠の果て』
宝具はクイック単体攻撃『早瀬越え』
大坪流は自身のクイックを強化しつつ、更に味方全体の〔新撰組〕(自分も含む)のクイックも強化する効果で
クイック版ミニ土方さんみたいな感じでお願いします

220

謝肉祭の魔女リザ
☆4、B1A3Q1、クラススキルは『陣地作成』『道具作成』『騎乗』『天性の乳房』、保有スキルは『飛びなさい、我が卑しき豚』『ご馳走するわ、筆舌し難き大厄災』『喰らいなさい、貪食の洞窟竜』
宝具はアーツ全体攻撃『目醒めなさい、幽けし夜の謝肉祭』
天性の乳房は男性特防+被ダメージ時にごく低確率で魅了付与
豚は某コマドリみたいな【ピグレットカウンター】を消費する防御スキルで
ご馳走はフィールドを〔暗闇〕〔都市〕〔祭り〕にしつつNPをチャージ
竜はフィールド状況が多ければ多いほどバフやデバフをばら撒く感じでお願いします

219
「」ゲミヤ 2024/06/20 (木) 01:45:12 修正

ファニー・アダムス
☆5、B1A2Q2、クラススキルは『領域外の生命』『神性』『単独行動』『狂気』『聡明な少女』、保有スキルは『不定の凶器』『名状し難き贄の羊』『ここに在る惨劇の残穢(E、C+、A)』
宝具はクイック単体攻撃『何もない』
再臨段階でスキル性能が変わるタイプのサーヴァントであり、再臨1→2→3と行くに連れて邪神側に近づいて行く結果、デバフばら撒きスキルである『ここに在る惨劇の残穢』の効果は高まるが、デメリットである自傷ダメージなども増量される感じでお願いします

218

ステントール
☆4、B1A2Q2、クラススキルは『声援』、保有スキルは『魔力放出(風)』『咆哮、猋の如く』『毅然たる発言者』
宝具はアーツ全体補助『キミに届け、戦場震わす大激励!』
咆哮、猋の如くは公式エネミーであるケルベロスが使用する『青銅の咆哮』(自身の攻撃力をアップ(3T)+全体へ宝具封印付与(1T)を意識した効果でお願いします
自分もそれなりに殴れるが、特に癖のない、素直なサポートキャラでお願いします

217

ヘロストラトス〔フォーリナー〕
☆5、B2A1Q2、クラススキルは『領域外の生命』『神性』『単独行動』、保有スキルは『アサーティブ・メンタル』『エフェソスは燃えているか?』『踊る光焔』
宝具はクイック全体攻撃『燃え尽きぬ愚蒙祝祭』
コンセプトは『大炎上迷惑系サーヴァント』
アサーティブ・メンタルの効果には『〔やけど〕回復化状態<やけどによるダメージをHP回復効果に変換する状態>を付与(5T)』を付けてください(ただし、CTを長めにして常にやけど回復化状態を維持できないようにしてください)
強化扱いのやけどである『緑焔』(奏章2イドのカリオストロの『幻炎』に近い)を敵と味方、そして自分にもばら撒いてその数と連動して強化されるスキルと宝具で暴れ回る...が、調子に乗るとうっかり焼け死ぬ事もある感じでお願いします

216

**レア度☆5

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|16|16|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|2|1|2|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|羅刹仙 [B]|8(6)|3|自身の攻撃力をアップ(15~25%)|
|^|^|3|自身の防御力をアップ(15~25%)|
|^|^|3|自身の宝具威力をアップ(15~25%)|
|^|^|-|自身のNPを増やす(20~40%)|
|妖術 [B]|8(6)|3|自身のArtsカード性能をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身のBusterカード性能をアップ(20~30%)|
|^|^|3|敵全体のクリティカル発生率をダウン(20~30%)|
|&ruby(バー・ジャオ・シェン){陰陽芭蕉扇} [C]|8(6)|3|自身に〔やけど〕特攻状態<対象の〔やけど〕状態が多いほど対象に対して特攻威力アップ(個数×10%/最大10個)>を付与|
|^|^|-|味方全体のやけど状態を解除|
|^|^|3|敵全体に延焼状態を付与(50~100%)|
|^|^|3|〔炎上〕しているフィールドにおいてのみ、敵全体に延焼状態を付与(50~100%)|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|陣地作成 [A]|自身のArtsカード性能をアップ(10%)|
|道具作成(反転) [D]|自身に「やけど状態を付与した時、確率(30%)で対象にやけど状態(500・3T)を付与する状態」を付与|
|復讐者 [D]|自身の被ダメージ時のNP獲得量をアップ(14%)|
|^|自身を除く味方全体<控え含む>の弱体耐性をダウン(4%)【デメリット】|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){フー・イェン・シャン}&align(center){八卦火焔炉}|A|Buster|対軍宝具|
|>|>|>|自身にフィールドを〔炎上〕特性にする状態を付与(3T)&〔炎上〕しているフィールドにおいてのみ、Busterカード性能がアップする状態を付与(30~50%・永続)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃[Lv]&やけど状態を付与(3000・3T)+自身を除く味方全体にやけど状態を付与(3000・3T)【デメリット】|
 
鉄扇公主の性能です
スキル3の『陰陽芭蕉扇』は要望にあったやけど特攻を盛りつつ、付与された炎が多いほどそれを増幅させるイメージから「やけど状態が多いほど特攻威力がアップ」という形式にしています
また芭蕉扇の炎を消す効果を「味方全体のやけど解除」、炎の勢いを増させる効果を「敵全体に延焼付与(炎上フィールドだとさらに追加)」で再現しています
クラススキルの『道具作成(反転)』は炎を消すのではなく炎の勢いを強める偽の芭蕉扇に由来していると考え、やけどを付与した時に確率でやけどを追加する効果にしました
宝具はフィールドを炎上させつつ、炎上フィールド限定でバスター性能がアップする状態を永続的に付与する、炎上状態であれば宝具を撃つたびにどんどん火力が上がる強力な効果を搭載しました

215

鉄扇公主をお願いします

☆5、B2A2Q1、
宝具『八卦火焔炉』は全体B。
スキルは『羅刹仙』『妖術』『陰陽芭蕉扇』
コンセプトは炎上属性のフィールドで圧倒的に強化される全体アタッカー
火傷状態の相手への特効持ち。

214

**レア度☆5

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|16|16|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|2|1|2|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|&ruby(フルメタル・ケルビム){鋼鉄の四相天使} [D]|9(7)|3|自身に毎ターンスター獲得状態を付与(5~15個)|
|^|^|3|自身のスター集中度をアップ(300~500%)|
|^|^|3|味方全体の攻撃力をアップ(10~20%)|
|^|^|3|味方全体に被ダメージカット状態を付与(1000)|
|天の車 [EX]|8(6)|3|自身のBusterカード性能をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身に回避状態を付与(3回)|
|^|^|3|自身に防御無視状態を付与|
|^|^|3|自身に「クリティカル攻撃時に敵単体の防御強化状態を解除する状態」を付与|
|天使の智慧 [B]|8(6)|3|味方全体のNP獲得量をアップ(15~25%)|
|^|^|-|自身のNPを増やす(20~30%)|
|^|^|-|味方単体の被ダメージカット状態1つを対粛正防御状態(1T)に変化させる|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|対魔力 [EX]|自身の弱体耐性をアップ(25%)|
|騎乗 [D]|自身のQuickカード性能を少しアップ(4%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){メルカバー}&align(center){聖なる神の玉座}|A|Buster|対人宝具|
|>|>|>|自身に無敵貫通状態を付与(1T)+敵単体に超強力な〔悪〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>+味方全体に弱体無効状態を付与(3T)|
 
メルカバーの性能です
第三スキルの『天の車』は元となった「天の歩み」スキルの効果を参考にしつつ、宝具のタイプに合わせてバスターバフに変更、それと「結界や防壁を無視、破壊」の設定から防御無視とクリティカル攻撃時に相手の防御強化状態を解除する効果を搭載しました
宝具は「悪魔の干渉をはね除け=悪特攻と弱体無効」「"神"の玉座を守るヴェールを突破=無敵貫通」の効果としています

213

宝具名は間違い、正しくは『聖なる神の玉座』です

212

メルカバーをお願いします
B2Q1A2で宝具『神の戦車』は単体B、★はお任せします。
コンセプトはパーティー全体にダメージカットをばら撒きつつ、固有スキルでパーティー一人を対象に付加されたダメージカットを対粛正防御に変換する変則的なサポーターで。

211

**レア度☆4

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|12|12|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|2|1|2|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|インドア・アイスクラフター [EX] (改行) (改行)<第三再臨>(改行)サマー・アイスワークス [EX]|8(6)|3|自身に毎ターンスター獲得状態を付与(5~15個)|
|^|^|3|自身に「Arts通常攻撃時に敵単体のクリティカル攻撃に対する防御力をダウン(10~20%・3T)する状態」を付与|
|^|^|3|自身に「Buster通常攻撃時に敵全体のクリティカル攻撃に対する防御力をダウン(10~20%・3T)する状態」を付与|
|^|^|3|自身を除く味方全体のスター集中度をダウン(50~100%)|
|神風(冷気) [B++]|8(6)|3|自身のArtsカード性能をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身のクリティカル威力をアップ(20~30%)|
|^|^|3|敵全体のクリティカル発生率をダウン(20~30%)|
|^|^|3|敵全体の〔夏モードのサーヴァント〕の防御力を大ダウン(30~50%)|
|日避けの加護 [C]|7(5)|3|自身に弱体無効状態を付与|
|^|^|3|自身のBusterカード性能をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身にフィールドの〔陽射し・炎上〕特性を打ち消す状態を付与(3T)|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|気配遮断 [A]|自身のスター発生率をアップ(10%)|
|風神の神核 [C]|自身に与ダメージプラス状態を付与(200)|
|^|自身のQuickカード性能を少しアップ(6%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){あきつげるながのといき}&align(center){残暑見舞冬乃息吹暑気祓}(改行) (改行)<第三再臨>(改行)&sup(){なつおくるこおりのといき}&align(center){夏風鎮六火繚乱暑気祓}|D(改行) (改行)<第三再臨>(改行)A|Buster|対軍~対界宝具|
|>|>|>|自身に〔夏の力を持つサーヴァント〕特攻状態を付与(50~100%・1T)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃[Lv]<対象のチャージが多いほど対象に対して威力アップ>&チャージを1減らす|
 
級長津彦命&級長戸辺命(水着)の性能です
全体的なスキルの効果は通常時を意識しつつ、第1スキルの『インドア・アイスクラフター / サマー・アイスワークス』は大きく効果を変えています
具体的には「氷細工 / 花火の作成=毎ターンスター獲得」「氷が砕ける=クリティカル防御力ダウン(Bは花火なので全体化)」「部屋から出ない=周囲のスター集中度ダウン」のイメージです
第2スキルの『神風(冷気)』は、冷風で手がかじかんで繊細な動作の困難化(クリティカル発生率ダウン)、また特攻の代わりに水着のサーヴァントは寒さで防御力ダウンする効果を搭載しています
宝具はやる気を出している人ほど冷や水を浴びせられて大きくショックを受ける、という印象からチャージが多いほど威力が上がる攻撃を行いつつチャージを減らす効果にしました
また要望に合ったフィールド特性打ち消し効果は第3スキル、夏属性サーヴァントへの特攻は宝具に付けています

設定ページにあったイベントギミック対応効果は付けていません
また上記のテキストはこのサイトでは一部表記がおかしくなってしまうため、wikiに記載する際に(改行)とあるところを~~(半角波線×2)に変えてください

210

**レア度☆5

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|16|16|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|1|3|1|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|二神合一 [EX]|7(5)|3|自身の攻撃力をアップ(20~40%)|
|^|^|3|自身のスター集中度をアップ(400~800%)|
|神風 [B++]|7(5)|3|自身のQuickカード性能をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身のクリティカル威力をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身に〔騎乗〕特攻状態を付与(20~30%)|
|^|^|3|味方全体のスター発生率をアップ(20~30%)|
|風除けの加護 [C]|7(5)|-|自身に回避状態を付与(3回)|
|^|^|3|自身のスター発生率をアップ(8~24%)|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|対魔力 [B]|自身の弱体耐性をアップ(17.5%)|
|騎乗 [B]|自身のQuickカード性能をアップ(8%)|
|風神の神核 [C]|自身に与ダメージプラス状態を付与(200)|
|^|自身のQuickカード性能を少しアップ(6%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){くにつくりつげるながのといき}&align(center){朝霧散級長乃息吹大祓}|A|Quick|対軍~対界宝具|
|>|>|>|敵全体の無敵状態を解除&強力な〔プリテンダー・フェイカー・ダブルクロス・フィクサー/ディセイバー〕特攻攻撃[Lv]+自身のクリティカル威力をアップ(50~100%・3T)<オーバーチャージで効果アップ>&フィールドの〔陽射し・炎上〕特性を打ち消す状態を付与(3T)|
 
級長津彦命&級長戸辺命の性能です
第2スキルの『神風』は複合されているスキルや設定の印象から「魔力放出(嵐)=Q性能アップ」「逆境無頼=クリティカル威力アップ」「元軍を退けた逸話=騎乗特攻」としつつ、カリスマの効果は攻撃力アップではなく自軍の背を押す神風のイメージで味方全体のスター発生率アップの効果にしています
宝具は「幻術の無効化」から無敵解除、設定にもある通りプリテンダー・フェイカー・ダブルクロス・フィクサー/ディセイバーへの特攻攻撃、「天候に関する魔術の無効化」と風で火を消すイメージから陽射しと炎上のフィールド特性打ち消し効果を搭載しました

209

後可能なら水着バージョンにも何らかの形でフィールド特性の打ち消しがあれば

208

級長津彦命&級長戸辺命級長津彦命&級長戸辺命〔アサシン〕をお願いします。

級長津彦命&級長戸辺命は☆5、B1A1Q3、
宝具『朝霧散級長乃息吹大祓』は全体Q。
スキルはお任せします。
コンセプトはQ特化で宝具でのフィールド特性の打ち消しや色々な特攻で器用に立ち回れるイメージ。

水着バージョンは☆4、B2A2Q1、宝具『残暑見舞冬乃息吹暑気祓』『夏風鎮六火繚乱暑気祓
』は全体B。
スキルはお任せします。
コンセプトは夏属性サーヴァントを目の敵にしつつそれ以外の相手にも豊富なデバフで役割を持てるイメージです。

207

**レア度☆3

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|0|0|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|2|1|2|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|強化|7(5)|2|自身の攻撃力をアップ(10~50%)|
|今は切なき希望の導|8(6)|-|自身のNPを増やす(30~50%)|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|単独行動 [EX]|自身のクリティカル威力をアップ(12%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){ロード・カルネージ}&align(center){偽典展開/人理の楔}|D|Arts|対人宝具|
|>|>|>|自身に無敵貫通状態を付与(1T)+敵単体に強力な攻撃[Lv]&特殊耐性を大ダウン(50%・3T)<耐性無効・特殊耐性の付与されている相手にのみ有効>+スターを獲得(5~25個)<オーバーチャージで効果アップ>|
 
モニカ・ジャスティライトの性能です
『強化』はシンプルに攻撃力アップのみですが、初期倍率が低い代わりに最大で怪力:A+に匹敵する倍率で2ターン持続するようになっています
宝具は「決して届かないはずの攻撃への追撃に使えばその効果を増大させ押し通す」「必ず誓いを果たすという楔を打ち込む可能性の光」=無敵貫通とスター獲得、「絶対的な存在には綻びが生じ」=耐性を貫通する特殊耐性ダウン、というイメージです
またこれ一つでは決定打になることが稀という設定から宝具の威力は全体宝具並みとなっています
ステータスに関してはPC版のkagemiyaのwiki左下にあるステータス計算機を使うといいと思います

206

星3コスト0のモニカ・ジャスティライトの作成をお願いしたいです
ステータスや宝具は二臨ぐらいのマシュをマシュしてください
スキル「今は切なき希望の導」については高速神言をイメージしております
一部のマシュくらい便利だといいです
どうぞよろしくお願いします

205

**レア度☆5

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|16|16|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|3|1|1|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|軍略 [B]|7(5)|1|味方全体の宝具威力をアップ(9~18%)|
|カリスマ [B+]|7(5)|3|味方全体の攻撃力をアップ(9.5~19%)|
|神性(魔王) [EX]|8(6)|3|自身のBusterカード性能をアップ(30~50%・3回)|
|^|^|3|自身のクリティカル威力をアップ(30~50%)|
|^|^|3|自身のBusterカードのクリティカル威力をアップ(30~50%)|
|^|^|1|自身のすべてのコマンドカードをBusterタイプに変化させる|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|陣地作成 [EX]|自身のArtsカード性能をアップ(12%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){アナイアレイション・アンダーヘヴン}&align(center){天下布武・衆生滅却}|A|Buster|対国宝具|
|>|>|>|自身のスター発生率をアップ(100%・1T)+敵全体に強力な〔地または人の力を持つ敵〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&強化状態を解除|
 
織田信長<術>の性能です
所有スキルが全体的にシンプルな分、唯一の固有スキルである『神性(魔王)』は回数性の代わりに3ターン持続かつ高倍率のバスター性能アップ・クリ威力アップかつバスターはさらに威力アップ、1ターンのみだがコマンドカードをバスターに変えてバスターチェインをしやすくする、など強力な効果を多数搭載しました
宝具は天からの攻撃=天以外(地と人)への特攻、殲滅宝具=強化解除のイメージとなっています
コンセプトは「スター発生率をアップしつつ多段ヒットする全体攻撃宝具でスターを稼ぎ、バスタークリティカルで打点を稼ぐ」という感じにしています
宝具を撃ってからが本番なのにNPを増やす手段はなく、また比較的スター集中度が低いキャスタークラスなのにスター集中効果も無いのが難点となっているので、パンデモちゃんにはその辺りをカバーする効果を搭載するといいかと思います
もしくは『軍略』『カリスマ』を強化してそれらを効果を追加してもいいかもしれません

204

織田信長〈術〉
星5 BBBAQ B宝具 スキルの選定はお任せします
作っていただいた性能を元に嚙み合いの良いサポートとしてパンデモちゃんを当方で作りたいと思っているので、火力に特化しているものの単体では取り回しが悪い感じの性能だと嬉しいです

203

**レア度☆5

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|16|16|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|2|1|2|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|無辜の怪物 [EX]|7(5)|3|自身に毎ターンスター獲得状態を付与(5~10個)|
|^|^|3|自身のスター集中度をアップ(3000~5000%)|
|^|^|3|自身の精神異常付与成功率をアップ(30~50%)|
|ル・ビジュー・デュ・ロワ [A+]|8(6)|-|自身のNPをものすごく増やす(50~100%)|
|^|^|-|自身に無敵状態を付与(3回)|
|^|^|3|自身に「毎ターン自身のNPが少ないほど高確率((100*{1-現在のNP/100}%))で防御強化状態を解除&防御力をダウン(50%・永続)する状態」<強化扱い>を付与【デメリット】|
|離別の運命 [EX]|12(10)|3|自身に〔魅了〕特攻状態を付与(50~100%)|
|^|^|3|自身に「被ダメージ時に敵単体の防御力をダウン(10~20%)する状態」を付与|
|^|^|3|自身に「毎ターン自身を除く味方全体からNPを吸収(10~20%)する状態」を付与|
|^|^|3|自身に「毎ターン敵全体のチャージを1減らす+敵の数に応じて自身のNPを増やす(10~20%)状態」を付与|
|^|^|3|自身の宝具カードのタイプをArtsからBusterに切り替える|
|^|^|-|自身に「3ターン後に強制敗北する((そのターンに敵を全滅させていても戦闘終了前に効果が適用される))状態」<耐性無効・解除不能>を付与【デメリット】|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|対魔力 [A]|自身の弱体耐性をアップ(20%)|
|騎乗(装飾品) [B]|自身のQuickカード性能をアップ(8%)|
|^|自身が受けるマスタースキルの一部の効果を少しアップ(10%)|
|単独行動 [A+]|自身のクリティカル威力をアップ(11%)|

**宝具

***通常時
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){ブルー・デッド・エンドレス}&align(center){永久に別れ歩く魔性の青}|EX|Arts|対心宝具|
|>|>|>|自身に無敵貫通状態を付与(1T)&ターゲット集中状態を付与(1T)&宝具威力をアップ(20%・3T)+敵全体に高確率(100~200%)で魅了状態を付与(1T)<オーバーチャージで確率アップ>&強力な攻撃[Lv]+自身を除く味方全体に高確率(100~200%)で魅了状態を付与(2T)<オーバーチャージで確率アップ>【デメリット】|

***スキル3使用時
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){レッド・デッド・エンドレス}&align(center){永久に別れ歩く魔性の赤}|EX|Buster|対心宝具|
|>|>|>|自身に無敵貫通状態を付与(1T)&ターゲット集中状態を付与(1T)&宝具威力をアップ(20%・3T)+敵全体に高確率(100~200%)で魅了状態を付与(1T)<オーバーチャージで確率アップ>&強力な攻撃[Lv]+自身を除く味方全体に高確率(100~200%)で魅了状態を付与(2T)<オーバーチャージで確率アップ>【デメリット】|
 
ホープダイヤモンドの性能です
『無辜の怪物』の効果はは注目を集める=スター集中、人を魅了する=精神異常付与成功率アップというイメージです
『ル・ビジュー・デュ・ロワ』の防御強化解除の確率は「貯蓄魔力量による防御力の増減」を「NPが少ないと脆く剥がれる」として再現しつつ、通常時はアーツ宝具なので宝具を使用してもNPを回収できるが、呪いの赤い光が出るバスター宝具時はNPを回収できないところに「相手を呪い殺して絶望し、脆くなってしまう」というイメージも籠めています
『離別の運命』は要望にあった宝具タイプ切り替えを盛りつつ、バスター宝具時でも状況次第でNPを最大100%まで集められますが、「契約したマスターは絶対に死ぬ=強制敗北」という特大のデメリットを積んでおり、使用すればバスター宝具でも周回できそうなのに実際には絶対にできないようになっています

202

**レア度☆5

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|16|16|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|2|1|2|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|運命神の加護(守護) [B]|9(7)|3|味方全体に無敵状態を付与(1回)|
|^|^|3|味方全体の被クリティカル発生耐性をアップ(20~30%)|
|^|^|-|味方全体の解除可能な防御強化状態の回数を1増やす|
|^|^|-|味方全体の解除可能な防御強化状態の残りターン数を1ターン延長する|
|勇猛なる少女 [A]|8(6)|3|自身の攻撃力をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身にガッツ状態を付与(2000~3000・1回)|
|^|^|3|自身に弱体無効状態を付与(1回)|
|砂州の巨人 [EX]|9(7)|3|自身に「毎ターン味方全体に被ダメージカット状態(500~1000・3回・3T)を付与する状態」を付与|
|^|^|3|自身に「自身の防御強化状態が多いほどArtsカード性能がアップする状態」を付与(5~10%×個数)|
|^|^|3|自身の強化解除耐性をアップ(50~100%)|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|対魔力 [EX]|自身の弱体耐性をアップ(25%)|
|陣地作成 [EX]|自身のArtsカード性能をアップ(12%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){クルシュ・ネリヤ}&align(center){けして崩れぬ砂上の楼閣}|A+|Arts|対海宝具|
|>|>|>|味方全体の防御力をアップ(20~40%・3回・3T)<オーバーチャージで効果アップ>&〔天または地の力を持つ敵〕特防状態を付与(30~50%・3回・3T)<オーバーチャージで効果アップ>+〔水辺〕のあるフィールドにおいてのみ、自身の宝具威力をアップ(20%・1T)+敵全体に強力な攻撃[Lv]|
 
ネリンガの性能です
『運命神の加護(守護)』は様々な防御効果を撒きつつ、「割り込んで、間に合わせる」という設定を防御バフの持続ターン延長・回数増加という効果で再現しています
『砂州の巨人』はすぐに再生する防壁ということで毎ターンダメージカットを味方に撒く状態を付与、さらにその防壁が巨大であるほど怪力ということから防御バフの数に応じたアーツ性能アップ(『勇猛なる少女』で攻撃力アップ効果があるので別の攻撃系バフ)、そして完全流体の亜種スキルということで強化解除耐性アップ効果を搭載しました
宝具の水辺限定のバフは「本来海で使用するもの」という解釈からつけています
余談ですが被クリティカル発生耐性アップや強化解除耐性アップは防御強化状態ではないため回数性にはしていません(弱体無効は『少女の意地』からの流用でこれも防御強化状態ではない)

201

**レア度☆4

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|12|12|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|2|2|1|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|守護聖人 [B++]|8(6)|3|自身に毎ターンスター獲得状態を付与(5~10個)|
|^|^|3|味方全体の〔ケモノ科〕の防御力をアップ(20~30%)|
|^|^|3|味方全体の〔うさぎ〕に弱体無効状態を付与|
|幸運と繁栄の兎 [A]|8(6)|-|自身のNPを増やす(20~30%)|
|^|^|3|自身のクリティカル威力をアップ(20~30%)|
|^|^|3|味方全体の被クリティカル発生耐性をアップ(20~30%)|
|^|^|3|味方全体に即死無効状態を付与|
|&ruby(ペナント・メランゲル){慈しみ深き子兎の聖域} [C]|9(7)|3|味方全体に無敵状態を付与(1回)|
|^|^|3|味方全体に〔悪〕特防状態を付与(20~30%)|
|^|^|3|味方全体の〔ケモノ科〕に毎ターンHP回復状態を付与(500~1000)|
|^|^|3|味方全体の〔うさぎ〕に毎ターンHP回復状態を付与(500~1000)|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|対魔力 [EX]|自身の弱体耐性をアップ(25%)|
|自給自足(森) [B+]|〔森〕のフィールドにおいてのみ、自身に毎ターンNP獲得状態を付与(3%)|
|^|〔森〕のフィールドにおいてのみ、自身のクリティカル威力をアップ(18.5%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){アセン・メランゲル・ガウレス}&align(center){勇み貴き巨兎の聖威}|A|Buster|対軍宝具|
|>|>|>|自身のクリティカル威力をアップ[Lv] (50~100%・3T)+味方全体の防御力をアップ(30~50%・3T)<オーバーチャージで効果アップ>&宝具攻撃耐性をアップ(50%・1回・3T)&「被ダメージ時に味方全体のNPを少し増やす(5%)状態」を付与(3回・3T)|
 
聖メランゲルの性能です
全体的に設定と要望にあった「ケモノ科、特にうさぎに対するバフ」を搭載しています
『慈しみ深き子兎の聖域』は設定どおりに悪しき敵対者の拒絶=悪特防と災害遮断=無敵付与を搭載しつつ、対建造物効果に弱いという設定から強化解除耐性アップ効果は省いています
宝具は巨大化=クリティカル威力アップ、攻撃や災害の防御=防御力と宝具攻撃耐性アップ、巨人外殻=被ダメージ時NP獲得、といったイメージの効果にしました

200

**レア度☆4

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|12|12|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|1|3|1|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|家庭の権能 [A++]|9(7)|3|味方全体の最大HPをアップ(2000~3000)|
|^|^|3|味方全体に確率(60%)で毎ターンNP獲得状態を付与(10%)|
|^|^|3|味方全体に確率(60%)で毎ターンHP回復状態を付与(1000)|
|^|^|3|〔夏〕特性の味方全体のスキルのチャージタイプを1進める|
|星理解明 [B]|8(6)|3|自身に〔小惑星・準惑星にまつわるもの〕特攻状態を付与(20~30%)|
|^|^|3|味方全体に〔天体にまつわるもの〕特攻状態を付与(10~20%)|
|^|^|3|味方全体に〔天体にまつわるもの〕特防状態を付与(10~20%)|
|創星の残滓(夏) [-]|7(5)|3|自身の強化成功率をアップ(20~40%)|
|^|^|3|味方全体の強化解除耐性をアップ(50~100%)|
|^|^|3|味方全体にやけど・行動不能無効状態を付与|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|対魔力 [A]|自身の弱体耐性をアップ(20%)|
|騎乗 [C]|自身のQuickカード性能を少しアップ(6%)|
|炉の神核 [E]|自身に与ダメージプラス状態を付与(150)|
|^|自身に毎ターンNP獲得状態を付与(3%)|
|^|自身に毎ターンHP回復状態を付与(300)|
|夏の海を渡るもの [A]|自身に〔夏の力を持つサーヴァント〕特攻状態を付与(20%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){サマーダイナー・オイコス}&align(center){夏情神話・海家払暁}|A|Quick|対人宝具|
|>|>|>|自身に弱体無効状態を付与(3T)+敵単体に超強力な攻撃[Lv]+味方全体のNPを少し増やす(10%)+〔夏〕特性の味方全体のNPを増やす(20%)|
 
ヘスティアの性能です
指定が無かったので保有スキルはこちらで選択しました
『家庭の権能』は通常時のスキル効果を意識しつつ、要望にあった「NP供給とスキルチャージ短縮に特化しつつランダムで様々なバフを撒く」「夏属性へのサポート」を盛っています
『創星の残滓(夏)』は通常時のクラススキルの効果を流用しつつ、氷と炎の魔力放出使用可能の効果を「やけど・行動不能無効」としています

199
「」ゲミヤ 2024/05/24 (金) 23:25:52 修正 >> 195

**レア度☆5

**基本ステータス
|center:|center:|center:|c
|~能力値|初期値|最大値|
|HP|||
|ATK|||
|COST|16|16|

**所有カード
|center:|center:|center:|c
|~Buster|Quick|Arts|
|1|1|3|

**所有スキル
|center:|center:|center:||c
|~スキル名|CT|継続|center:効果|
|星理解明 [A+]|8(6)|3|自身に〔小惑星・準惑星にまつわるもの〕特攻状態を付与(30~50%)|
|^|^|3|味方全体に〔天体にまつわるもの〕特攻状態を付与(20~30%)|
|^|^|3|味方全体に〔天体にまつわるもの〕特防状態を付与(20~30%)|
|スイングバイ [C]|8(6)|1|自身に回避を付与|
|^|^|3|自身のArtsカード性能をアップ(10~20%)|
|^|^|3|敵単体のArts攻撃耐性をダウン(10~20%)|
|&ruby(パワーサプライ・スキティア){汝、星を擁する炉心} [A]|9(7)|3|味方全体の防御力をアップ(10~20%)|
|^|^|3|味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(5~10%)|
|^|^|3|自身を除く味方全体の〔宇宙機〕の防御力をアップ(20~30%)|
|^|^|3|自身を除く味方全体の〔宇宙機〕に毎ターンNP獲得状態を付与(10~20%)|
|^|^|-|自身を除く味方全体の〔宇宙機〕のスキルのチャージタイムを1進める|

**クラススキル
|center:||c
|~スキル名|center:効果|
|陣地作成 [B]|自身のArtsカード性能をアップ(8%)|
|炉の神核 [E]|自身に与ダメージプラス状態を付与(150)|
|^|自身に毎ターンNP獲得状態を付与(3%)|
|^|自身に毎ターンHP回復状態を付与(300)|
|星の海を渡るもの [A]|自身に〔星の力を持つサーヴァント〕特攻状態を付与(20%)|
|創星の残滓 [-]|自身の強化解除耐性をアップ(10%)|
|^|自身のArtsカード性能を少しアップ(5%)|
|^|自身のBusterカード性能を少しアップ(5%)|

**宝具
|center:|center:|center:|center:|c
|~宝具名|ランク|種類|種別|
|&sup(){ドーン・オブ・ザ・ソーラーシステム}&align(center){人類神話・星系払暁}|D+|Arts|対人宝具|
|>|>|>|自身に無敵貫通状態を付与(1T)+敵単体に超強力な〔星の力を持つ敵〕特攻攻撃[Lv]+スターを大量獲得(15~35個)<オーバーチャージで効果アップ>|
 
ドーンの性能です
『星の海を渡るもの』はFGOのエネミーの使用スキルと同様の効果にしています
また『創星の残滓』は氷と炎の魔力放出を使用可能という設定からアーツとバスター性能を少しアップする効果にしました
『星理解明』は「解明し、情報を発信・共有する」イメージから特攻の幾つかを味方全体に付与する効果に、『汝、星を擁する炉心』は要望通りにNP供給と防御バフを撒きつつ宇宙機には効果倍増かつCT短縮の効果を盛りました
宝具は設定がシンプルでしたので効果もシンプルに無敵貫通とスター獲得にしています

34
美影ルート・支と美影・初夜(3) 2024/02/20 (火) 22:17:47

僕の在り方は揺らがない。揺るがせない。たとえ美影さんに望まれようと、その一線だけは越えさせない。
僕の言葉を聞いた美影さんは、眉間の皺をほんの少し深くした後。

「そう。わかったわ。だったら、貴方が夢を諦めるくらい、私に夢中にさせてしまえばいいのね」

そう言って、僕の唇を奪ってきた。

「んん!?」

それは迷いなどない即断即決の動きで、のけぞることもできなかった。確かに話の発端は抱く抱かないだったけれど。
抑えつけるようなキスの感触に脳を蝕まれる。
頭のどこか冷静な部分で、これはファーストだったっけか、美影さんのまつ毛長いなとか考えながらも、体が動かない。
客観的に見たらおよそ10秒ほど、体感で1時間経ったあたりで、解放される。

「み、美影、さん。今、のは」

呼吸が乱れる。息が上手く吸えない。酸素を求めているのか二酸化炭素を吐き出したいのかわからない。
狼狽する僕とは裏腹に、美影さんは虚ろな眼で、蠱惑的に笑っている。とても珍しい笑顔だったが、それに感動している余裕はない。

「襲ってくれても構わないのだけど?」

再びの誘惑。

「だから、それは、」
「構わないのだけど?」

三度。
そこにさっきまでの幼稚な必死さは無かった。男を誑かす毒婦というよりは、沼地に引き摺り込む妖怪と言った雰囲気。
どうやら美影さんの中ですでに結論は決まっていて、後は今から夜明けまでの数時間、僕をひたすら誘うつもりらしい。
逃げ出させくれるとも思えない。
正直もう理性もだいぶ限界に達していて、ふと気を抜くと豊満な胸部に眼が行きかけてしまう。
嘆息しながら己の運命を受け入れる。ここから違うルートに行きつく未来が想定できない。

「わかったよ。僕も覚悟を決める。だけど、その、やるなら僕が襲うとか、僕を繋ぎ止める対価じゃなくて、ちゃんと、恋人としてだ。そこだけは、しっかりしよう」
「なら、もう一度囁いてちょうだい。私に、愛の言葉を」

そう言う美影さんは本当に楽しそうで、今まで見たことがないほど満たされた顔つきで。
それを見たらもう、躊躇とか照れとか、どうでもよくなってしまった。

「愛しているよ、美影さん」
「ええ、私も愛しているわ」

僕らはどちらともなく再び口を合わせ、そのまま流れるように布団の上に倒れ伏していく。
ここから先は未知の時間。
愛を証明しながら、愛に溺れないための儀式。
僕と美影さんが、初めて結ばれた話。

33
美影ルート・支と美影・初夜(2) 2024/02/20 (火) 22:17:35

「それは、キミが僕しか知らないから、キミの世界に僕しかいないからそう思うだけだ。視野を広げれば僕に執着する必要なんか━━━━」
「いいえ。貴方以外の男なんて、興味もないの。貴方より優秀でも、貴方より強くても、貴方じゃないのなら、それは要らない。必要無いわ」

彼女は隠し事ができるようなタチではない。喋らないことで己を読み取らせないことはあっても、偽りを口にするなんて、とてもじゃないができやしない。
ゆえに今の言葉は紛れもない本音で、彼女の中にある確かな欲求なのだ。

「なんで、僕なんだ」
「貴方が、ここに居続けたから。
 貴方が、私の中に入り込んできたから」

つまりそう、僕の何かに惚れ込んだのではなく、ただ僕がそこにいたから、それが当たり前になったから、美影さんは、久遠美影はそれを失うことを良しとしないのだ。
長く観察を続けてきたんだ、美影さんの行動理念が常にその一点を重要視していることくらいわかっている。
ただ変化を厭い、劣化を嫌い、堕落を拒絶し、進化をしない。それこそが久遠美影が求める唯一の願い。
だったら。ああ、だったら。僕の答えは決まっている。

「大丈夫。僕は美影さんから離れたりはしないよ。キミを変えた責任は取る。言っただろう、僕はみんなを正しい道へ導くのが目標なんだ。美影さん1人を救えなくて、全人類が救えるものか。だから、僕に救われる1人目になってくれ」

頬に置かれていた手を外し、身体の前で両の手で両の手を包み込む。
やるべきこと、言うべきこと、進むべき道は固まった。
僕が選んだ道だ、これが間違った選択肢であるものかよ。
ゆえにすでに迷いは無い。

「嘘じゃないかしら」
「とてもじゃないけど、キミには吐けないよ」
「他の女に、目移りしないかしら」
「そうなればこの眼を潰してくれてもいい」
「私の手を引いてくれるかしら」
「一緒にいる時は、ずっと」
「愛を、絶やさないでくれるかしら」
「誓うよ。僕の愛は最期まで、美影さんに注ぎ続けよう」
「貴方は、変わらずにいてくれるかしら」
「それは━━━━━」

言葉を詰まらせる。澱んだ水晶体が、僕の顔を写している。
断罪者と相対しているようなプレッシャー。心臓を見えない手で掴まれたような不快感。触れている手はとても冷ややかで、全身で僕の言葉を待っていた。
でも、ここだけは譲れない。

「それは、約束できない。変化を拒むということは、停滞と同義だ。あってはならないことで、もし諦めて、投げ出してしまったら、僕は僕じゃなくなる。美影さんの求めた、愛輪支はいなくなるんだよ。だから止まる気はない。死ぬまで進み続ける。そうじゃなければ、僕は、僕を愛した人に報いれない。
 そして、美影さんも留まらせて置く気は無い。一緒にはいよう。隣にはいよう。だけどそれは、同じことを繰り返して死んでいくという意味じゃない。共に歩くという意味なんだから」

32
美影ルート・支と美影・初夜(1) 2024/02/20 (火) 22:17:09

「襲ってくれても構わないのだけれど」
「は?」

突如として発せられた衝撃的な言葉の理解に、やや時間を消費する。
最近は屋敷の人も妙に態度が柔らかくなり、やたらと僕への挨拶や気配りを利かせてくれている。今日も美影さんとの夜の散歩の後、ぜひ泊まってくれと言われたので、それに甘えて一晩過ごさせてもらっている。どうせ家に誰がいるというわけでもないのだし。
だが想定外だったのは、なぜか座敷牢に僕の分の布団が敷かれ美影さんもそれを受け入れていたことだった。
たしかに一般的な精神病者の自宅隔離に使われていた部屋に比べて、久遠家のそれはやたら広く、人2人が使う程度分にはなんら問題がない面積を有していたが、だとしてもあんまりだろう。
それは信頼の現れなのか、もしくは何かを期待されているのかわからないが。
とにかく、そういう何かを意識せずにはいられない状況に、僕は置かれていた。そしてこの美影さんの言葉である。
正直9割くらい意味は分かっていたが、残りの1割で地雷を踏みかねない可能性を考えて、一応確認をしておく。

「……誰が?誰を?」
「女の子がここまで言ってあげているのに察せないなんて、愚鈍なのかしら。それとも、へたれ?」

勘違いじゃあなかった。本当に"そういう"意味で言っているらしい。
いくらなんでも心の準備ができていない。
普段はこんな風に露骨な誘導をされたら、それに引っかかってあげているけれど、今回はそうもいかない。

「僕がへたれかどうかはともかく、女の子だと言うのなら、そんなことを口走るべきじゃないよ」

口をついて出たのはそんな模範解答。どうやら僕は追い詰められると、テンプレートに沿って言葉が出るようになっているらしい。
美影さんはさらに不機嫌そうな顔になると、こちらに向き直り、僕の顔を押さえつけてきた。
作り物のような美しい顔が目の前に迫り、一瞬ギョッとする。

「私は貴方のことが好きよ。愛しているわ。それでもダメかしら」

それは、愛の告白だった。
前、僕を殺そうとしてきた時に口走っていたことから、好意を抱かれているのは認識していたが、面と向かって言われた時の心への衝撃は、これっぽっちも緩和されてくれなかった。

「僕も、美影さんのことは好きだよ。広義では愛していると言ってもいい。だからと言って、すぐにどうこうしたいと思っているわけじゃないんだよ」

剥がれかける平静の仮面を、必死に被り直しながら答える。
愛している。嘘じゃない。だけど物事には順序があって、何より美影さんの僕への愛がどんな形なのか、それをわかっていないうちに行為に及ぶのは、分別のつかない子供を誑かす不審者と同様の所業だろう。
脈打つ心臓に急かされながら、穏便に断るための言葉を探していくが。
美影さんはそれを許してくれなかった。

「信じられない。貴方は私の次に、どの女のところへ行くのかしら。
 ミナかしら、それともあの混じり物かしら、頭巾の子供、は無いと思うけれど。
 ━━━━━許せないわ。私から離れるなんて、許さない。貴方は私のモノなのだから、私の側に居続けなさい。
 貴方がいなくなると、私の生は酷く退屈でつまらないものになってしまうの。
 貴方がいない世界を、私はもう忘れてしまったの。
 ねえ、支。貴方はどうすれば私に縛りつけられてくれるのかしら。
 貴方の好きな、契約。必要な対価があれば、あげるわ。少しくらいは、変わってあげてもいいわ。食事も、散歩も、我慢してあげてもいいわ。私の身体だって、獣のように貪ってくれて構わないわ。
 だから、私の側にいてちょうだい。私を置いていかないで。もう、ひとりにしないで」

脅迫というにはあまりに拙く、告白というにはあまりに暴虐で、弱音というにはあまりに力強く、嘆きというにはあまりに静かだった。
そんなことを言いながらも、その眼に宿っていたのが寂しさでも涙でもなく、純粋な怒りと不快さだったのはとても"らしい"けれど。

31
美影ルート・支と美影・デート・本番(4) 2024/02/20 (火) 22:13:31

「わかったよ。やるよ」

観念して久遠美影の方へ歩いていき、その流れで机の上に大量に積まれた、フェイスと付けるには大きめのタオルを一枚掴む。
あまり目線を下に向けないように意識しながら、彼女の後ろに回り、長い髪にタオルを押し当てるようにして水分を取り除いていく。
かすかに残った潮の臭いを嗅ぎながら、もしこの髪が傷んでしまったらどうしようと考える。本人はああは言っていたが、罪の意識は拭いきれない。今日はこのまま帰って、すぐに風呂に入ってもらったほうがいいだろう。
儚い抵抗として思索を続けるが、目に写った濡れ襦袢の光景が脳から離れない。
濡れた生地から透ける、薄い肌の色。それは、あるいは不健康と捉えられてもおかしくないほどだったが、そこには生気が溢れ出ていて、病弱、虚弱、貧弱、惰弱、脆弱。それら弱さという要素が一切感じられなかった。
ゆったりとした普段の格好では目立たなかった双丘は、ここ最近知り合った女性たちと比べてもかなりの大きさを主張していて、先端にはうっすらと桜色が見えたような気がした。
水の滴る良い男という表現があるが、水で色気が増すのが男だけであろうはずがない。
絶対的で超越的で、人であるかすらわからない異生物。
そう思っていた久遠美影に対して性を感じてしまった。
そもそもなんで水など浴びているんだ。そういうキャラじゃないだろう。あれだけ軽く化物を潰して返り血の一つも浴びていなかったくせに、怪物なら怪物らしく何か超常的な力で避けたらどうなんだ、それじゃあまるで。

まるで普通の少女みたいじゃないか。

「は。はは。ははは。ハ………………」

自嘲の笑いを堪える。被った猫のうちでくぐもるように声を噛み潰す。
だってそうだろう。今わかったんだ。
&ruby(目の前の少女){久遠美影}は&ruby(駒){ミナ}とは違うんだ。彼女の前では僕は、先導者でなければならない。こんな情けない姿など見せられようか。
なるほど、ありがとうミナ。わざわざこんなデートを仕組んだ甲斐があった。
これまで僕にとって久遠美影は怪物だった。だがどうだ、僕は彼女に劣情を抱き、彼女はサメが暴れる程度のアクシデントにも巻き込まれる不完全な生物だった。
これが人間でなくてなんだという。
人間ならば、僕の取るべきスタンスは揺るがない。

「何が面白いのかしら」
「なにもかもだよ。美影さん」

水を吸い取ったタオルを真新しいものに取り替え、今度は服に押し当てる。
女の子の身体に触れていることで顔が赤らむのがわかる。心臓の拍動は外に漏れていないだろうか。&ruby(・・・・){美影さん}相手だと持ち前の感知能力なりでバレてしまうかもしれない。
だけど知ったことか、この興奮こそが美影さんが人である証なんだ。熱を忘れるな、鼓動を胸に刻み込め。
僕にとって守るべき対象であると深く認識しろ。
もはや何に対して盛り上がっているのか自分で自分がわからなくなりながら、美影さんの身体を拭いていく。
腕を、背中を、腹を、胸元を、脚を。丁寧に水を取り除く。
混乱と興奮を味わいながら、一通りの水を取り切った。

「さすがに布に染み込んだ分までは取れてない湿ったままだから、しばらくストーブに当てなきゃ乾かないと思うけど。どうしようか美影さん。乾くまで待つか、それとも、もうこのまま帰っちゃおうか?」
「帰るわ。そろそろ家で食事の時間なの」
「だったら、また車を呼ぶよ」

とはいえ、下着姿の美影さんを放置して電話をかけにいくわけにもいかない。事務机の上に広げられた和服を手に取り(水を吸っていることもあってすごい重い)、彼女が服を着る手伝いをする。
また指があらぬところに当たってしまい、落ち着いてきた心臓が今一度仕事を始めるが、深呼吸をして抑え込む。
細かい部分はさすがに手に負えなかったが、そこは美影さんが自前でやってくれたので、とりあえず破廉恥な格好ではなくならせることができた。
さて。
携帯を開き、以前覚えておいたタクシー会社のダイヤルを打ち込む。
これで今日のデートは終わりだ。後は美影さんを送って、別れるだけ。だからその時言い損ねても良いように、今のうちに言っておかなきゃいけないことがある。

「今日はとても楽しかった。ありがとう美影さん」
「そう」

返事はそっけなかったけれど、その声色は今まで聞いたどの時よりも柔らかく、幸せそうだったのは、気のせいだろうか。

30
美影ルート・支と美影・デート・本番(3) 2024/02/20 (火) 22:13:13

不機嫌そうな彼女の声を聞いてようやく正気に戻ったのか、呆けていたスタッフがこちらによってくる。
お怪我はありませんか。申し訳ありません。今タオルを持ってきますので。休憩室にご案内いたします。
そんなふうなことを複数人に言われてスタッフ専用通路を通り医務室のような休憩室のような場所に案内される。
お着替えになりそうなものを持ってきますと言われたが、僕は水さえ拭けば大したことが無さそうなので断る。
久遠美影も、

「知らない服は着たくないわ」

と拒絶。
代わりと言わんばかりに大量のタオルを押し付けられ、席を外してきますので何かありましたらお呼びくださいとの言葉を残して彼らは去っていった。
後には濡れ鼠の僕と久遠美影。
流れるように流れに身を任せてしまったが、さて。こうなってしまってはデートも失敗と言う他無いだろう。

「ごめん、まさかこんなことになるとは思ってもみなかった」
「なぜ謝るの。貴方がやったわけではないでしょう。責任の伴わない謝罪は、むしろ不快だわ」
「いいや、これは予測できた事故だ。僕の想像力と危機管理能力の欠如が招いた結果でしかない。僕はキミを楽しませると言ったんだから。約束を果たせなかったら、それは王に相応しい人間じゃない」
「ああ。そうだったわね。私はなかなか楽しめたのだけれど」
「は?」
「初めて見るものばかりで、ええ。悪くなかったわ」

そういう彼女の顔は、ほんの少し険が取れていた。
驚いた。
確かに久遠美影はやけに熱心に生物たちを眺めてはいたが、それはあくまで暇つぶしの一環程度だとばかり思っていた。
新しいものは楽しいし、見慣れたものは安心する。それらは両立できる、ということなんだろうか。だとしたら、僕が想定していたよりも、彼女の精神性は普通の人間に近いのかもしれない。

「そうか、それなら良かった。でも、後始末の手伝いくらいはするよ。つまり、そう

僕は一通り自分の身体を拭き終え、さて和装の久遠美影は未だひどく濡れているだろう、触れられるのを嫌がられなければ髪くらい拭いてあげようかと、後ろを振り向いたところ。
久遠美影は、着物をはだけて白い襦袢姿となったいた。
大量に浴びた水は襦袢にまで達していたようで、そうなれば当然その裏にあるものまで透けて…。

「…………席を外すよ、服を着たら呼んで」
「なぜ?後始末を手伝ってくれるのでしょう?」
「いや、でも」
「私に嘘をついたというの」

さっきまでの緩やかな空気はどこへやら。うろたえる僕を睨みつける眼は見慣れたいつものもので、心中の苛立ちを隠そうともしていなかった。

29
美影ルート・支と美影・デート・本番(2) 2024/02/20 (火) 22:12:48

ああ、なるほど。完全に失念していた。やっぱり今日の僕は頭が回っていないらしい。
初めてのデート以前に、初めての水族館。それならば、下手にあれこれ見物先を選ぶよりも、手前から奥まで眺めて、興味が湧いたものを長く見るという、手ぶら無策で挑む方がきっと楽しい。
エスコートすると言った通り、今日の僕は道案内役に徹しよう。頭の中で描いたプランを、まとめて浄化の火に投げ込んで忘れる。
久遠美影は計5分ほどカサゴを眺めると隣の水槽へ歩を進める。そこにいたのはエビ。
食卓に並ぶような赤くて折れ曲がってプリプリしたやつではなく、やや青みがかった鎧のような殻を全身に被り、切断の用途には使いづらそうなずんぐりとした鋏を持った手のひらほどの海棲生物。
水槽の下に貼られているパネルを見ると、どうやらシャコの仲間らしい。
カサゴと同様、視線にエネルギーがあるのならシャコを殺していたと思えるほど、美影さんは水槽の中をその両の眼で覗いている。
今度は2分と経たずに次の水槽へ、その次は、その次は。
繰り返すたびに時間が短くなるのは慣れか飽きか。
およそ1時間半ほど経っただろうか、見物時間の差こそあれ、これまで全ての水槽を眺めながら、僕らは館内の半ばに至っていた。
狭い通路の両側にクラゲの水槽が設置されている箇所を抜けた先にあるそこは、いわゆる海の生物との触れ合いコーナー、というやつだった。
さすがに人が直接触れるものとなると種類は限られていて、蓋が空いた横に長い水槽の中に小さなサメやヒトデ、ウニの仲間と思わしきものが入っていた。水槽を跨いだ先から係員さんがニコニコしながらぜひ!とこちらを誘導してくる。
ちらりと横目に久遠美影の表情を伺う。相も変わらない無表情だが、それはつまり不快感を抱いていないということである。
彼女はポーカーフェイスに見えるが、それは感情の揺れ動きが少ないだけであり、不満な時はきちんとそれが表出する。僕が会話を交わし続けて理解した、数少ない彼女のパーソナリティ。
ならば是非もない。

「触ってみようか」
「…………ええ」

レディファーストよりは男が先陣を切るべき場面だろうと考え、軽く腕を捲ってから水槽の水に手を付ける。水道水とは異なる磯の臭いを感じながら、水底のヒトデに触れる。
初めて触ったわけではない、と思うのだけれど、そのザラついた石ともゴムともつかないような感触は記憶の倉庫には入っていない新鮮なものだった。

「ほら、美影さんも。噛み付いたりはしないよ」
「……………」

和装の袖を持ち上げ、やや無理をする形で腕を出す久遠美影。彼女にしては珍しいことに、おそるおそると言った調子で水に指をつけていく。表情は本当に僅かにだが強張っているように見え、眼だけが今までと同じく淀んだ視線をサメに向けている。
白く長い中指の先、爪がサメに触れた瞬間。

サメが跳ねた。

「え………?」
「…………!」

魚が水面から跳ね出るという光景はけして珍しいものではないし、自然環境を中継するテレビ番組や、学校にある池なんかで何度も見たことはある。
しかし今回のそれは、それらと比べても異様だった。
まずその高さ。僕の腰のあたりにあった水槽から、僕が見上げなければならないほどの高さまで一気に跳ね上がったのである。
そして跳ねたならば当然落下もするわけで、やたら高く飛んだサメは派手な水飛沫を上げながら水槽に着水すると、
再び跳んだ。
今度はやや低く、そして着水と同時にまた跳ねる。
何か薬物でも打ち込まれたのかと疑うほどの狂騒状態で、あたり一面が水槽から溢れた水で水びたしになっていく。
そばにいた僕もそうだが、水槽に手をつけていた久遠美影は酷い有り様だった。

「美影さん!そこにいると危ない、離れよう!」

呆然としているのか、それとも状況を観察しているのか、とにかく棒立ちのまま水を浴び続けていた彼女の手を取って後ろに下がらせる。
すると、それを待っていたかのように、途端にサメの大暴れは終わりを迎え、水槽に立った波音ばかりが残された。
これは、つまり、サメが&ruby(・・・・・・・・・){久遠美影を怖がった}ということか?
未知の脅威に晒されて、それから逃れるためにあれだけ暴れたと?
そんなバカな、という気持ちが3割。得心がいったという気持ちが7割。脳の算術的に常識的に考える部分は疑問符を浮かべているが、感情的に直感的に考える部分はこれ以上のない正答だと電球マークを浮かべている。
確かに今日はずっと見られている魚を哀れに思ってはいたが、本当に恐怖し逃げ惑われるとは思っていなかった。
そうやって脳内で今回の事故の整理を付けていると、

「冷たいのだけれど」

28
美影ルート・支と美影・デート・本番(1) 2024/02/20 (火) 22:11:42

屋敷を出ると、門の前にはタクシーが停まっていた。街を空車で走り回り、駅前のロータリーで客を待ちながらおじさん運転手がタバコを吸っているような見慣れたものではなく、送迎専用と思われる少しばかり変わった意匠のものだった。
運転手の言い振りから察するに、どうも久遠家の人間が呼び寄せ金を支払ったらしい。
直系の継子に誰もつけず送り出すのは憚られるが、あくまで脱走という名目であるため自前の車を出すわけにもいかない。あるいはお抱えの運転手ですら、久遠美影とは関わり合いになりたくないのかもしれない。
その上での折衷案。
歪で矛盾だらけな対応だが、こちらとしては助かる。好意に(あるいは害意に)甘えさせてもらおう。

久遠美影は目立つ。
久遠の家系ということを差し引いても、女性としては高い身長、高級な和服に身を包み、色の抜けた長い髪、息を飲むような美しい顔。所作の一つ一つが流麗で、癖を消し去り礼儀を弁えたその姿は、凡俗とは住む場所が違うのだと声高に主張しているかのよう。
そしてなにより、&ruby(それらを塗り潰す圧倒的な存在感){・・・・・・・・・・・・・・・}。
あまりに巨大すぎて、一般人なら直視することすら無意識に避けるだろう。
それならば逆に目立たないと言えなくもないかもしれないが、結局その場において特異な存在として扱われることに変わりはない。
ならば人目に付く頻度は極力下げ、お忍びという体で動くほうが皆が幸せになる。

僕と久遠美影は車の中で言葉を交わさなかった。
それは彼女との会話を他人に聞かれることがあまり良くないと判断したからだが、後になって思うと、はじめてのデートで緊張をしていたのかもしれない。

40分ほど車に揺られた後、目的地、夜観ウォーター・パークについた。
プールみたいな名前をしているが、これでも夜観市にある唯一の水族館である。
周りに海が無いためか、大規模な巨大水槽や海水の生物は少ないが、規模自体はそれなりに大きく、端から端まで回れば朝から夜まで潰せるだろう。
休日の娯楽施設にも関わらず人影はまばら。本気で運営が大丈夫なのか心配になってくる。

入場券を受け付けの青年に渡す。駅の自動改札のドアの部分が、回転する3本の金属の棒に置き換えられたような特殊な入り口を通る。
一人ずつしか通らせない仕組みになっていて、遊園地なんかに使われているものと同じだった。

「美影さん、どこから回ろうか。何か見たいモノはある?」

建物の中に入ってすぐに、斜め後ろを歩いてきた久遠美影に声をかける。

「任せるわ。貴方がえすこーとしてくれるのでしょう?」

およそ45分ぶりの彼女の発声は、つれない返事だった。
にべもない。
最も、全力で楽しませると言ったのは自分なのだから、そこに文句を言うのは筋違いだろう。
それに、水族館を回るルートにそう種類もない。
入り口の棚から取ったパンフレット(ご自由にお取りくださいというやつだ)を見ながら、脳内で組み立てを行う。
元々目星は付けていたため、十数秒ほどすれば方針は固まった。いくら久遠美影だろうと性別は女の子。
自然を細かに再現したような水槽よりは、派手で見栄えがしたり可愛らしい生き物の方が好みだろう。

「じゃあ美影さん。まずは━━━」

そうやって即興で練り上げたプランを話そうと後ろを向くと、すでにその場に彼女の姿は見えなかった。

「あれ」

目を離したのはほんのわずか、慌てて周囲を見渡すと、すぐに見慣れた和服を発見する。暗い館内でも、さすがに人間が一人でいれば見つけることは容易だった。
彼女がいた場所は、カサゴの水槽の前。
水族館に入り、一番最初に目にする位置にあるものだった。
それをじぃーっと、まるで有史以前からそこに立っていましたとでも言わんばかりに立ち尽くして目を向けている。
もしカサゴに物を考える知性と、何かを崇める信仰心があるとしたら、彼は己と彼女を隔てるアクリル板に多大なる感謝と祈りを向けていることだろう。
今にも眼から光線が出そうな怪獣ミカゲに触れるのも憚られたが、かといってそのまま眺めているのはそれはそれで不誠実というもの。

「その魚、気になった?」
「いいえ。けれど、初めて見るものだったから」

27
美影ルート・支と美影・デート・導入 2024/02/20 (火) 22:08:02

「美影さん、デートに行こう」

そう切り出した言葉は震えてなかっただろうか。
久遠家の奥深く、厳重に施錠された座敷牢の奥に僕は語りかける。正確には、厳重に施錠されていた、という過去形だが。

「でーと?」

聞こえてくる声は、間の抜けた響きとは裏腹に、とてもよく通る美しい声だった。その音は確かに一方向からしているのに、あらゆる位置から問われているような、そんな支配的な声。
その声の主は久遠美影。
一週間前、僕がヴィルヘルミナと別行動をしているとき、ちょうど彼女が、死者を『砕く』瞬間に出くわした。
その時は僕もあまりの恐怖と興奮と何やらわからない感情に押しつぶされそうになったが、今は良い。
とにかくそれ以降、時間ができるとこうやって彼女に会うために足しげく通っている。

「デート、男女が一緒に出歩くことだよ。社会常識に欠けているどころじゃあないな、俗語だけど、聞いたこともないのはいくらなんでもおかしいだろう。デートという言葉がわかりづらければ、散歩と言い換えてもいい。行き場は決まっているけれど」
「散歩なら好きよ。けれど、今はお昼でしょう」
「それは重畳。夜に散歩するからって、昼間に遊んじゃいけない道理は無いだろう。ここしばらくキミを見ていたけれど、この時間は何もせずぼうっとしているだけじゃないか。それはあまりにも━━もったいないよ」

実際、久遠美影という脅威を理解するために観察を始めてから、彼女は昼間のこの時間、何もせずに日がな一日座って虚空を見つめているのだ。
これではわざわざ時間を割いている甲斐が無い。多少強引にでも状況を動かさなければ、久遠美影という人間が見えてこない。
それに、もったいないと言うのも嘘では無い。

「そうかしら、私はこれで満足しているのだけど」
「そうだよ。そんなのは若さの浪費だ。書を捨てて街に出よとは言うけど、キミは書すら取らないんだから、なおさらだ。安心して良い。絶対に退屈はさせない。少なくともここで暇を潰すことすらしないよりは、よっぽど有意義な時間を約束する。もしつまらないと思ったら、煮るなり焼くなり砕くなり、好きにしてくれて構わないよ」

これも本気だ。彼女はその気になれば、今この瞬間僕を砕き、命を摘むことだってできるし、彼女はそれに躊躇を覚えるような真っ当な感性をしていない。
ただ単に今は気分でないというだけ。すでに僕の命は彼女に握られており、もし地雷を踏み抜いたならば、その次の瞬間に僕が生きている保証はない。
だからこそ、僕が彼女の機嫌を悪くさせることはありえない。そんな不運は起こらない。不機嫌と殺人を直結させることで、絶対にデートが成功するという保証を作る。
仮にこれで死んだとしても、それは僕がそこまでの人間であったというだけで、それならば生きていても仕方がない。

「ずいぶんと、必死なのね。貴方はもっと、静かなモノだと思っていたのだけれど」
「必死にもなるよ、美影さんのような綺麗な人を誘っているんだ、僕だって平常心でいられるわけがない。口数が増えるのはその表れだよ。だからお願いだ。僕と一緒に、来てほしい」

口説き文句としては拙い歯の浮くような━━華夏にでも聞かれたら大笑いされそうな━━セリフを吐き懇願する。
嘘は言っていない。平常心でないのは美しさゆえではないが。

「……………ご飯」
「ご飯?」
「あなたと出かけたら、ご飯の時間に間に合わなくなってしまわないかしら。それはごめん被るのだけれど」
「ああ、そこは抜かりない。屋敷の人たちに持ち運べる形にするように頼んである。まあ、少し説得に手間はかかったけど。たぶん今ごろ重箱か何かで用意してくれてるんじゃないかな」

ここの使用人たちは久遠美影の暴走を何より恐れている。決まった時間の食事、着替え、風呂。それらルーチンワークを作り、それを絶対厳守することで、久遠美影という怪物が荒ぶることの無いように、必死に仕事をこなしている。
しかし、彼らは同時に久遠美影に干渉することを恐れている。本気で彼女を完璧に閉じ込め、外部とのつながりを断ちたいのなら、彼女自身がこんな座敷牢から抜け出して出歩いているわけがない。
僕が初めてここを訪れた日、久遠美影が夜の散歩から帰還する際に彼女の横に連れ立って入った時も、人の気配がしたにも関わらず、僕には完全にノータッチだった。おそらく彼女自身が連れてきたのだと思い、僕に関わることで間接的に彼女の機嫌を損ねることを恐れたのだろう。
そうでも無ければ、僕のような部外者がこんなところに潜り込めるわけがない。
つまり、彼らにとって僕は、ある意味で久遠美影と同じジャンルにあてがわれたということだ。美影さんから頼まれたと言えば、彼らはそれに合わせて料理を作るしかない。たぶん、僕が虚言を吐いた可能性を考慮して、念のためにいつも通りのものも作っているだろうが。

「そう。だったらいいわ、行ってあげます。どうせ、何も変わらないのだから、断るのもめんどうだわ」
「よかった、美影さんならきっと、そう言ってくれると思っていたよ。ならすぐにでも行こう。デートっていうのは時間がいくらあっても足りないものらしいからね」

壊れた座敷牢の扉を開け放ち、彼女の手を取る。
さあ、これからはまた綱渡りだ。何でもかんでも好きに使って、全身全霊でこのワガママな&ruby(怪物){お嬢様}を楽しませてあげなければ。

26
美影ルート・支とヴィルヘルミナ・デートについて 2024/02/20 (火) 22:07:18

「それで、どうだったのかしら」

久しぶりにミナと夜の街を歩いている最中の出来事。
すでに今日は死徒を3匹狩り終えて、家路に着こうという時だった。駆除したのはどれもこれも小粒で、放っておいても黒角さんや、ナナさんあたりに惨殺されていただろうが、それでも成果は成果。元より、他人がやるからという理由でサボるくらいなら、この戦いに参加はしていない。
そんなある程度の達成感のようなものをいている僕に、ミナは問いを投げてきた。

「どうって…何が?」
「とぼけないの。頭は回るのに、相手の言わんとすることがわからないはずがあるものですか。ミカゲとデートしたのでしょう?貴方がきちんと女の子をエスコートできたのか、私は不安で仕方なかったのよ」
「ああ……」

その件か。
デートという言い回しがどうもむず痒いが、事実僕は昨日(正確にはすでに一昨日)、久遠美影と水族館に出かけたのである。
久遠美影という少女の本質に近づくための新たな刺激。それを与えるための行動だった。当初は安直で浮かれたようなその手段に、僕も気乗りしなかったのだが、ミナの後押しと、『都合良く』そのタイミングでチケットが手に入ったこともあり、覚悟を決め、彼女をデートに誘ったのである。
だが、既に終わったこととはいえ気恥ずかしいことに変わりはない。
思い出として胸にしまっておきたいなんて殊勝な心は無いが、誰かに語って聞かせるなんてそれこそ浮かれポンチの阿呆のようで、情けなくってできやしない。

「別に、大したことはなかったよ」

そう言って歩く速度を上げることで、遠回しな拒絶を示したつもりだったのだが、それに気づかなかったのか、意図して無視したのか、いずれにせよミナには通用しなかった。

「待ちなさい。私にはプライベートへの配慮なんて欠片も無いくらい、根掘り葉掘りお昼に食べたデザートの数まで話させるくせに、貴方が逃げるのは狡いわ。私たちは対等な協力関係なのでしょう。その名目を保ちたいなら、洗いざらい話すといいわ」

ぐうの音も出ない正論だった。そう言われれば断ることはできない。
後衛の僕と前衛のキミでは持つべき情報の量が違うんだ。みたいなことを言い返そうかとも一瞬思ったが、さすがにそこまでムキになると、本気で呆れられそうだったので飲み込む。

「わかった、話すよ。でもキミが満足できるようなスペクタクルは無いよ。概要だけ見れば、本当にただの高校生のデートだ」
「ならその概要以外の部分を話してちょうだい。『普通じゃない』高校生のデートだった部分。貴方の心に刺さった部分を」

勘が鋭いというべきか、観察力があるというべきか。
そう、久遠美影は"化物"である。"化物"は人とは異なるから、"化物"なのだ。
異常が無ければそちらの方が異常である。
僕は肩をすくめて諦めのポーズを取る。

「そうだな━━━━じゃあまず最初から話そうか」

25
支とともり・吸血(3) 2024/02/20 (火) 22:04:36

ガタッ!

「誰!?」

反射的にドアの方向に振り返ると、そこにいたのは、
『&ruby(たてまえ){この作品の登場人物は全て18歳以上です}』。と書かれたスケッチブックを持った青い髪の少女だった。
少女はやっべとほんの少しだけ表情を曇らせると、スケッチブックのページをめくって新たな文字をペンで書き込んでいく。

『おっと、見つかってしまいました。せっかく支さんの脱童貞チャンスでしたのに。私としたことがおじゃま虫になってしまいました』

ほんの数秒前まであったはずの張り詰めた空気は一瞬のうちにどこかへ霧散し、青い少女の独特の世界観に飲み込まれた。
体内で渦巻いていた渇望ごと毒気を抜かれたともりは、半ばパンクしかけた頭でかろうじて少女に問いを投げる。

「いや…あなた…本当にだれ…?この人の…知り合い…?」
『私は支さんの&ruby(奴隷){道具}ですので、あなたの&ruby(ライバル){恋敵}とかそういうのではないです。今のところ。都合のいい女というやつです』
「えっはっええ!?恋って……そんな………勝手に変な決めつけ………しないでよね!」
『勘違いでしたらごめんなさい。でも、&ruby(ガチンコ){本音}じゃないですよね?』
「だからっ!違うってば!」
『ムキになるところがますます』
「〜〜〜〜〜!!!!」

青い少女が意識せずに煽り、興奮状態の赤い少女がそれに応対するこの問答は日が登るまで行われたが、支が起き出すことはなく、この夜の喧騒を通して、ともりの想いが意図せずして伝わるということはなかった。

スケッチブックに残った会話の記録?さあ?

24
支とともり・吸血(2) 2024/02/20 (火) 22:04:24

「キミが深く傷をつけすぎなんだ。喋っている時間ももったいない。ミナはもう少し上手く吸ってたぞ」
「それは、悪かったけど」

なんでそこであの死徒の子の名前を出すのか。
自分があの美しさと比べられたような気持ちになって、少しむっとする。

「それでも心の準備ってものがあるんだよ。いきなり来られると、ほら、反射的にきみを押しのけたり………殺しちゃう、かもしれないし」

意趣返し、ではないが。少しばかり脅しを混ぜたような言葉を続ける。
だが。

「無いな。そんな『うっかり』は僕には起こらない」

鼻で笑われた。
これでは本当に眼中にないと言われている気分だ。

「ああでも、不満だと言うならそうだな。じゃあ次、血をやる時は、互いに吸い合いながらにするか?」

互いに?
向かい合い、抱き合って、首元に顔を寄せ合う光景を幻視する。
少し冷えてたはずの頬がまた赤くなり出す。

「それはそれで……ちょっと……」
「不満なのか?なら…………ん。まずいな、頭が回らなくなってきた。クソ、今日はもう寝る。朝まで起こすな」

支は立ち上がると、すぐ横にある自分のベッドに寝っ転がる。
話の途中で置いてけぼりを食らったともりは、少し口を尖らせたが、原因を作ったのは自分であるため、これ以上の文句は言えない。
小さくため息をつく。
そして早くも寝息を立て始めた(寝るというよりも気絶してないだろうか?)、支の姿を眺める。

「ん……」

身体の中に取り入れた彼の血が、全身を回っているのが分かる。
今さっき吸ったばかりなのに、まだ欲しい、まだ飲みたい、まだまだ。という欲求が胸の内から湧いてくる。
これは、そう、誰かが言っていた『吸血衝動』というやつなのだろうか。わからない。
無意識に、先程牙を突き立てたうなじをみやる。
あと一口くらいもらっても大丈夫かな?いや、これ以上はさすがに彼の命に関わる。我慢しなければ。
ああでも、飲まなければこの渇きが癒えそうな気はしない。なにか、せめて何か、いっそ血じゃなくてもいい。体液ならそれで。

『━━━━━━繁殖もできない化物なのに━━━━━』

ふと、以前支に言われた言葉を思い出す。
繁殖。体液。異性。
うなじから外れた目線は、そのまま胸、腹を通り過ぎ、下半身に止まる。
ごくりと喉が鳴る。
死徒になって以降、滅多なことでは乱れなかった心音が、どんどん激しくなっていく。
すぐに塞がったはずのうなじが熱い。
自分は死徒。彼は人間。
生殺与奪は私が握っている。にも関わらず、こんなにも無防備に肉体を晒している。
この家には私と彼の2人きり。
今の彼には意識が無い。
脳内でどんどんと条件が羅列されていく。『それ』に及ぶ際の障害がどかされていく。
ああ、もうダメだ。
頭の中の枷が吹き飛び、支の服に手をかけかけて、

23
支とともり・吸血(1) 2024/02/20 (火) 22:03:53

二人きりの家に、衣擦れの音が響く。
ともりはフローリングの床に正座の姿勢のまま、その音に意識を傾けていた。
上着を脱いでシャツ一枚になろうとする支の姿は、とてもじゃないが直視できず、目線は下向きのまま固定されている。男の人の上裸くらい、水泳の授業でもテレビでも何度も見ている。別に照れるほどのことでもないはずなのに、見たら頭がどうにかなりそうな、そんな気分に襲われていた。
そうして、身軽になった支は、ともりの正面に向かい合うように腰を下ろし、左の袖をずり下ろした。
そう、これは支からともりへの報酬。血液の譲渡である。

「ほら、どこを向いている」
「……どこを向いていようと、わたしの勝手でしょ」
「キミに勝手なんてものがあると思っているのか?生かされている以上、僕の言葉に従って一挙手一投足動かすのが道理だろう。少なくとも、その意識を持つべきだ」
「………本当にその態度、どうかと思うよ。あの綺麗な死徒の子にもそんななら、今に見捨てられるよ」
「ミナのことなら、それこそキミに言われることじゃない。僕だって道具や奴隷と対等な相方で対応くらい変えるさ」
「一応言っておくけど、私はきみの奴隷じゃない。これは協力関係。対等だと言うなら私だってそうだから」
「ああそうかよ。それで、吸わないのか?いい加減この体制も面倒なんだけど」
「吸う。吸うよ」

ともりは腰を少し上げて、膝立ちの体制を取って、支の肩に手を付く。
そしてそのまま抱きつくように顔を彼の首に牙を突き立てる。

「っ……!」

支の口から小さな呻きが漏れる。
ともりの口から赤い雫が漏れる。
ゆっくり、ゆっくり。静かに肉体から血液を吸い上げる。
それは吸いすぎて支を殺さないようにするための配慮でもあったが、それ以上に、その甘露を味わうためのものであった。
血が美味しいなどと、これまでの望まぬ捕食では全く思ったことなど無かったのに。この血だけは、とても美味しい。
人間だった頃に食べた蜂蜜のような、喉を焼く強烈な感覚。
だがそれもそう長くは続かない。

「ともり、そこまでだ。それ以上吸われる、と、困る」

静かに嗜めるような声。その声に従い、名残惜しげに、支の首元から口を離す。
目の前の少年は血の気が失せた顔で、吸血痕を抑えていた。

「あっごめ……きゃあ!?」

つい夢中になって吸いすぎてしまった。とっさに謝ろうとしたが、その前に支に抱きつかれる。

「え?え?あの、待って。そんな急に、もっと段階とか」

抗議の言葉を聞いているのかいないのか、今度は支の方がともりの首に食らいつく。
本来死徒の肉体に、人間の歯など容易には通らないが、ともりは別だった。彼女は生まれながらにして、食われることを前提にした死徒。たとえ人だろうと、それが捕食行為であれば、肉体はどうぞ食べてくださいと言わんばかりに脆く、柔らかくなる。
しかし、その肉は同時に捕食者にとって害ともなる。大量に食らえば命にも関わる。
ゆえに血。
支はともりの傷痕からの出血を舐めるように飲み、すぐにその口を離した。

「ぶはぁ!はぁ…はぁ…。ん……とりあえず、血は止まったか」

支は再び首元の傷口を抑える。そこから流れる血は確かに収まっており、痕は残るかもしれないが、これ以上無駄に血を失うことはなくなった。

「あのさ、『食べる』なら、前もって言って欲しいんだけど」

紅潮した顔を見られないように少し俯きながら文句を言う。
異性に抱きつかれるなんて経験、これまでほとんど無かったから、とてもびっくりしてしまった。いや、それを抜きにしても無言で距離を詰められたら誰だろうと驚くだろう。
そういう思いを込めての言葉だったが。