人物関連設定
女王>> 16 首相>> 17 副首相>> 19 外務大臣>> 29
性別:女性 年齢:21歳 誕生日:6月2日 職業:グレートブリテン及びアイルランド連合王国女王 ウィンザー家当主 英連邦王国女王 王立軍最高司令官 出身地:グリニッジ 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 フランス語 色々:出生児の称号は「エリザベス・オブ・ヨーク王女殿下」即位後は「神の恩寵による、グレートブリテン及びアイルランド連合王国ならびにその他のレルムおよび領域の女王、英国連邦首長、信仰の擁護者たるエリザベス陛下」。祖父であるジョージ7世の崩御により19歳の若さで女王に即位。それにより大学進学が不可能となったため家庭教師を雇っている。
性別:女性 年齢:56歳 誕生日:10月16日 職業:連合王国首相、保守党党首 思想:新保守主義(民主主義) 半民主制(制限選挙) 文民独裁(戒厳令) 呼び名:鉄の女 出身地:ウェストミンスター 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:映画鑑賞 色々:偉大な指導者の条件とはなにか?妥協する能力か?全ての反対派を排除できるかあるいは反対派が形成されないようにすることか?マーガレット・テイラーの解答はシンプルなものだ。リーダーの条件とは、必要とされる事を実行する鉄の意志、そしてそれを終わりまでやり遂げる勇気のことである。
人々は食料雑貨店の娘で外交官の彼女が、2024年の補欠選挙にて尊敬を集めていた、ある無所属候補になんか勝てるわけがないと考えていたが、テイラーはそれを成し遂げた。 間僚達は、彼女なんかいわばレーダー上の取るに足らない小さな点滅に過ぎないし、有名人になんかなれっこないだろうと確信していた。だが相次ぐ世論調査では、テイラーは一般市民の大義に尽力したということで、保守党の政治家の中でも最も人気ある政治家となっていった。とはいっても、大いなる陰謀の結果エイムズ・ウォーカー首相が辞任しても、確固たる権力基盤を持たない女性が首相になったとしても、党首の操り人形以上のものとはならないだろうと皆は考えている。
この度の予想結果については、興味深いものとなりそうだ。
マーガレットには夢がある。それはそれがどのような相手だろうと決して届きない強く独立した連合王国、そして押し付けの結果ではなく、喜んで政府に忠識を誓う国民を創り出すことだ。 マーガレット・テイラーはこの国を勝者とするためならば山すらも動かす、世界がなんと言おうとも。 彼女は少しの躓きが自身の破滅につながることを理解しているのである。
鉄の女
性別:男性 年齢:59歳 誕生日:2月10日 職業:陸軍大将 思想:植民地政府 呼び名:特になし 出身地:カーディフ 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:レコード 色々:数年前ブライアン・マッケンジーはガラパゴスへの悲惨な介入で賞賛され名声を得た。そして今トラストでの無政府状態に対する究極的な勝利の中で、彼は軽蔑と憤りだけを見出した。運常戦争からだちだら続く反乱へと状況が変わる中、マッケンジー将軍は反乱を鎮圧し、トラストの政治的未来を決定するという不快な立場に置かれている。
トラストにおけるWOLF続治の進産は、マッケンジー将軍の下では見られ、政権からの変化よりも継続性がそこにはあった。心をつかむためにリップサービスをしているにもかかわらず、マッケンジーはトラストで活動している企業と戦争で荒廃した国で生き延びようと奮闘している現地民の両方に慎重な対処をしていた。南昌での攻勢の際に自軍が行った虐殺の疑惑により、すでにロンドンからの非難を受けているが、マッケンジーはまたこの地域で企業に行動の自由を認めなければいけないという大きな経済的プレッシャーにもさらされている。
マッケンジーにとって南昌事件以来、状況は大きく変化した。この戦争に栄光はなくどんな勝利であっても、何千人もの命が失われたことへの慰めにはならない。本国のマスコミが兵士たちの帰運を叫ぶ中、マッケンジー将軍は、必然的に帰囲する前に、この地域に連合王国の痕跡を残すための最善の方法を決めなければならない。
ただし、それが成功するかどうかは彼以外にもかかっている。
性別:男性 年齢:43歳 誕生日:3月7日 職業:貴族院議長、連合王国臨時首相 思想:キリスト教保守主義 呼び名:上院のローレンス卿、片目のチェスター 出身地:ロンドン 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:オペラ 色々:ほとんど首相にとって、就任式は長年にわたる政治的な野望と成功の集大成であり、彼らを国の最高職に就かせ、最終的に理想とする国家を形成する機会をもたらす。しかし元貴族院議長のチェスター・ローレンスは、そのような首相の一人ではない。
正義と汚職の日に議会からロンドンに急遽呼び出された彼は混乱に陥った国と向き合うことになった。エイムズ首相のトラスト侵攻に関する行動への怒りが議会内の政治的な礼儀のようなものを完全に無視し、絶え間ない怒号合戦が弾劾裁判の判決が出されるよりも多くの時間を費やしていた。また国民も声を上げ、毎週のように暴動や抗議行動が起こり、有権者は労働党の急進派を支持するために登録を変更した。
ローレンスはロンドンに閉じこもり、国家に影響を及ぼす問題について、倍頼のおける側近や友人たちにだけ話し、連合王国が直面している荒波を静めるのは副首相と内務大臣に任せることにした。危機に瀕した保守党、分断を招く人種隔離問題、そして急速に段階的拡大をするに直面し、消極的な首相の今後の数日間が、この国の今後数年の方向性を変えることになるだろう。
性別:男性 年齢:61歳 誕生日:9月9日 職業:陸軍元帥、西方方面軍総司令官 思想:軍事政府 呼び名:特になし 出身地:リーズ 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:CD 色々:戦争で最も激しい戦いが繰り広げられたトラストはWOLFの統治以来、現在のブランチャード将軍までの指導者にとって常にとげのある存在であった。トラスト利軍委任統治領は、連合王国とチェコの攻勢をうけて現地のゲリラが崩壊したために急遽設立されたもので、ほとんど国家とは言えない状況であった。 不安定な皆定国家は今、政権の残忍な弾圧を生き延びた共産主義者による反乱と戦わなければならない。
ウィリアム・ブランチャード将軍は、当時最初の攻勢に勝利したことで連合王国のマスコミで広く称せされ、後に彼の物議を醸し出した損耗戦略という仕事ができる唯一の男である。爆撃機と火砲における連合王国の優位性を最大限に活用したブランチャードは、戦場で大成功を収めたが、本国からは強く非難されていた。トラストの秩序を維持するために必要と考えられる残忍な抑圧は一層本国からの非難を強めるだろう。優れた火力は、敵が優れた戦力に直面した場合、ジャングルの中に溶け込んでしまうだけで、ほとんど意味を持たない。
平和をもたらすことを使命とする戦争の男、ブランチャードは、反乱理を倒し、トラストを安定させるために、本国からわずかに残された好意が尽きる前に、時間との戦いに身を投している。
性別:男性 年齢:55歳(死亡) 誕生日:1月29日 職業:元CPGB書記長 思想:マルクス・レーニン主義 呼び名:スターリンの申し子 出身地:ピーターヘッド 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:談話 色々:ハーヴィー・ホワイトには多くの言葉が当てはまるが、その中に「首相」は含まれていない。 彼はアバディーンシャーの広大なピーターヘッドで、スイス移民の子供としてフリッツ・フォン・ヴィルトとして生まれ、9人の兄弟と共にドイツ語を話しながら、極寒の丸太小屋で育った。 ホールは15歳にして、家族を接うために学校を中退して伐採所で働き、すぐに共産青年同盟に加入した。その組織での活動のおかげで共産主義の聖地たるグ連に行くことができ、ホワイトは国際レーニン学校で数年間勉学に励んだ。1980年代には、様々な州で鉄工所や農家、チームスターズなどのストライキに参加し、警察や上司を相手にして戦った。
その後革命的祖国防衛主義に基づき海軍に入隊した後、ホールは2000年代の大半を、連合王国政府の転覆を提案したとして検察に追われていた、だが彼はリバティニア共産党のメンバーとして、大学のキャンパスで講演をしたり、テレビの生放送で保守党議員と討論をしたりして、その名を知られるようになった。しかしこのままでは、連合王国政界のマイナーな存在として終わるはずだった。しかしそれは、労働党とLCPの台頭によって覆された。今、ホワイト首相となった彼は、連合王国で虐げられた人々を高揚させ、労働者階級を団結させ、少数派の富裕層では なく多数派の労働者のための新たなリバティニアを創造しようとしている。
ハーヴィー・ホワイトは首相として急進的な道を歩んでいる。彼は公約にて、富裕層への増税だけではなく、自身の社会主義的ビジョンを実現するために、連合王国経済を全面的に再構築することを立言している。この公約の一環として、 反動や保守派が主導してきた組織は一掃されることとなる だろう。そして、社会主義は世界中で推進され、古き帝国主義の連合王国の野望は、新しい、赤い鷲に取って代わら れるだろう。労働組合ーー一古き偉大な発明ーーーは、産業界 でのかっての地位を取り戻すだろう。平等主義と公平性を支持する判事が任命されるだろう。ハーヴィー首相は、何よりも民主主義の維特・促進を目指すことになるだろうーーーそれが連合王国の死を怠味することになろうとも。
彼は確かに「首相」ではないかもしれない。だが、ハーヴィー・ホワイトは確かに革命的なリバティニアを目指している。
注意:首相就任後の説明です
性別:男性 年齢:44歳(死亡) 誕生日:12月10日 職業:国民戦線党首 思想:ファシスト・ポピュリズム 呼び名:道化師 出身地:ニューキャッスル 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:執筆 色々:レイフ・エドワード・ハリソンは、首相としての権力を身につけるとは、ほとんど予想だにしなかった人物である。しかし、今、連合王国史上最も論争的な選挙の後、率直なファシストがロンドンに座っている。 もともと作家、皆学者であったハリソンは、1930年代に世界各地で起こった権威主義、ファシズムの動きに魅了された。弁護士を目指しながらアドルフ・ヒトラーの著作に興味を持ち、反ユダヤ主義、超軍国主義といったナチスの思想を取り入れた。「帝国主義:あらゆる大国の鉄則」という自称の大作を出版した後、ハリソンは有権者達の新たなる投票先として極右政党を設立し、連合王国政治に新しい動きを起こした。 ハリソンたちは、当初「ナショナル・アクション」と名乗っていたが、すぐに連合王国の他の政治勢力から忌み嫌われ、単に「極右」と呼ばれるようになった。しかし、敵の失 態と天の恵みで、彼の派閥は今や連合王国の政治体制に勝利している。
ハリソンの首相就任は、少なからぬ木造所からネズミをかき集めることになった。連合王国では、多くの都市で、クー・クラックス・クランを真似たフード付き白衣を着た男達を見かけることが少なくない。同様に、過去数十年間にかけて制定された画期的な新公民権法の廃止も公然と語られている。黒人のリンチはますます多くなり、気づかれることなく、調査されることもない。要するに、惜しみが連合王国全土で普通になっており、政治体制内外の多くの人々がこの権威主義の波の行く先に怯えているのである。
ハリソンは、地球上で有数自由主義国家のリーダーであるにもかかわらず、自由についての意見は不明瞭で矛盾している。多くの人は、彼が連合王国の自由を維持するためにどんな外見的な見せ方をしようとも、彼は依然としてファシストであり、首相の地位を強化するためにできることは何でもやるだろうと思っている。ハリソン自身は 「文化の破壊者」と断じて、西洋文明を守ると主張してい るだけだ。ハリソンが何から守っているのかは不明だが、十字架と星条旗のマントを持って、レイフ・エドワード ・ハリソンは首相官邸に座り、連合王国に自分の意志を実行しようとしているのだ。
性別:男性 年齢:50歳 誕生日:8月25日 職業:国民党保守派議員 思想:ディキシークラット 呼び名:ジム=クロウの亡霊 出身地:ペンザンス 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:執筆 色々:国民の大切な権利と自由を擁談しつつ、ジャップの脅威から自身の誇らしい祖国を守ろうとする唯一の存在である高潔な紳士かのように、あるいは真の勇ましいアングロ・サクソンかのように、ジョージ・C・ウォリックは自らを見立てている。しかし実際のところは、彼は卓越した日和見主義者であり、自身の得票率を最大化するためには喜んで自分のイデオロギーを好きなように成形する。故郷ペンザンスの知事として良き白人有権者を取り込もうとした結果、彼は必然的に、地方分権を損なおうとする非連合王国的第五列をあらゆる面で防ぐ、頑強な隔離主義制度の擁護者となった。1999年の内乱によって議会が混乱に包まれし、「結束の南部」の忠誠が揺らぐと、ウォリックはジョージ・オーチャード・テムズが創設したばかりの国民党へ参加し、同党をの上位に導けるよう確固たる手腕で貢献した。
選挙戦においては、フランケンシュタインのようにつぎはぎな国民党の支持層、ひいては国民の大多数の支持を十分勝ち取るために、ウォリックは自分の立ち位置をうまく穏健化させた。しかしの座を得た今、国民党の多くの保守派議員との便宜的な同盟関係は急速に薄れつつある。 自分が体制側なのに、体制側を憎むことだけに縛られた政党をどうまとめるというのだろうか?しかしウォリックは、この同盟が長く続ぐとは考えていないようだ。むしろ彼は隔離政策を法的に後押しすることに、可能な限り時間を使うつもりであるようだ。そして隔離制度が事実上除去不可能になったとき、彼は故郷に帰り、南部の救世主として永遠に不滅の存在となるのだろう。
性別:男性 年齢:54歳 誕生日:4月13日 職業:MI6長官 思想:国民保守主義 呼び名:ロー・ブランド 出身地:ダグラス 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:ドラマ 色々:マドリードの外務宰相とロンドンの首相が始めた新冷戦は多くの国々やそこに住まう国民たちに様々な影響を及ぼした。そしてそれは新冷戦が終結した今でも続いているように思える。その一例が新植民地主義と情報戦の到来だ。我々は新たな時代に備える必要があるのである。
古き良きダグラスにて上流階級の子として育ったジェームズ・ロー・ブランド卿はケンブリッジ大学を卒業後すぐ自身の夢を叶えるべくジャーナリストの道へ突き進んだ。それはお世辞にも楽な選択肢とは言えないものではあったが彼にとってその生活は充実しきったものであるとはっきり言えるものであった。しかし彼は向上心を忘れることは一度たりともなかったといえる。1999年にアイルランドの人民が自由を求めて戦うことを選択したとき、彼は自身の力を国益のために活かすためMI6の職員となり二重スパイとして活動することを選択した。
彼の才能と忠誠心はここでも活かされることとなる。ロンドンからの信頼を得た彼は徐々にその地位を獲得していった。そして新冷戦が終結した時、彼は首相による指名のもと長官の地位に就く。その先にある道は一体どこへ続いているのだろうか。ただ一つ確実なことは、連合王国は彼を必要としているということだけだ。
性別:男性 年齢:52歳 誕生日:2月27日 職業:元労働党党首 思想:改革社会主義 呼び名:パイプ・エイヴォン 出身地:ハダーズフィールド 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:執筆 色々:社会主義と民主主義は相容れないという議論がある。労働者は、その苦労に対する正当な報酬を得ることができず、同時に政府に対する投票権を持つことができないというのだ。 しかし、ハロルド・エイヴォンは、そのような主張が間違っていることを証明するだろう。
第二次アイルランド独立戦争の最中、一介の公務員に過ぎなかったエイヴォンは、秩序と平穏が崩れ去るのを目の当たりにしながら、何もできなかった。その影響もあってか、彼はアーサー・フリーマンが首相となり、彼自身も財務大臣に抜擢された時、あらゆる手段を用い愛する国家とアイルランドの復興を最大限できるよう経済を支え続けた。
やろうと思えば、フリーマンに直談判しアイルランド人を見捨てることもできたかもしれない。しかし、彼はそれをしなかった。社会主義に民族の壁はない。そして民主主義は万民に選挙権が与えられ、望む候補に投票する権利である。この選択こそ、エイヴォンとは、ハロルド・エイヴォンとは一体何かを他の者全てに物語っている。エイヴォンは、彼の率いる社会主義的な民主主義者や労働組合の擁護者などからなる分裂した党と今も戦っているのだ。
性別:男性 年齢:48歳 誕生日:5月1日 職業:労働党党首 思想:左翼ポピュリズム 呼び名:組合の代弁者 出身地:ロンドンデリー 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:読書 色々:マイケル・チャリントンは現代の議会ではなく、ディズレーリやグラッドストンの時代の人間だ、と同僚の下院議員が言ったことがある。教養のない人間には、ばかげたことに思えるかもしれない。 急進派であり、アトリーやフリーマンの後継者であり、労働組合の意思の代弁者であるチャリントンが、ヴィクトリア朝時代の人間であるはずがない。しかし、その急進的な外見の裏側には、労働者階級の苦境を語るのと同じくらい簡単にブルジョワの批判を口にすることができる知識人がいる。
チャリントンは、同時代の多くの人々と違って、労働者階級の生まれではなかった。自由主義者に育ったチャリントンが、初めて社会主義に傾倒するようになるのは、連合王国全土の不平等を目の当たりにした後であり、彼が最初に社会主義に身を投したベルファストでは、それが最も顕著であった。90年代を通じて、チャリントン自身は新聞雑誌編集を通じて労働党に身を捧げることになるが、その中でも、保守党政権が続けていたアイルランド政策に対する痛烈な批判を執筆し、『Guility Men(罪を犯した男たち)』(アイルランド政策に対する痛烈な批判)という本に結実させた。
第二次アイルランド独立戦争が勃発すると、チャリントンも軍に入隊しようとしたが、病状のために戦えなかった。にもかかわらず、国民政府の失敗を意に介さず戦争努力を支持し続け、保守党政権がいかに連合王国に戦争への備えをさせず、直面している敵そのものに協力したかを指摘し続けた。別の世界では、この美辞麗句がアイルランド共和軍による彼の死を招いたかもしれないが、『デイリー・ミラー』紙で働きながらチャリントンと親密な関係を築いていたローレンス卿の介入のおかげで、チャリントンはドーバーに疎開し、政治家としての職務を諦めさせずにすんだ。戦後の復興の最中でも、空想にふけるチャリントンはあきらめなかった。彼は海外での活動を続け、最も影響力のある労働党指導者の一人となった。さらに連合王国への献身を続けた結果、やがて彼は労働党副党首に選出され、その役割を得意とするようになる。労動党副党首として、彼は台湾の人々とともに行進し、カーチス・キシと食事をし、自国の解放のためだけでなく、世界の自由のためにも絶えず戦ってきた。そして今、チャリントンはついに故郷に戻った。新しいエルサレムに立つチャリントンには、前途多難な任務が待ち受けている。 何千人もの人々が飢えに苦しみ、 何万人もの人々が貧困にあえぎ、何十万人にもわたるアジア人は自身の権利を求め活動を続けている。この仕事は困難を極めるだろうが、もしチャリントンが成功すれば、連合王国には永遠に赤旗が旗めくことになる。
性別:女性 年齢:47歳 誕生日:1月6日 職業:国民党保守派議員 思想:新保守主義 呼び名:特に無し 出身地:オックスフォード 宗教:プロテスタント 使用言語:英語 趣味:執筆 色々:ラーリーン・ドブソンは、支持者の歓喜と敵対者の恐怖 の中で不可能を可能にした。この過激な保守派は実力者たちを打ち負かして連合王国首相となったのだ。数年前までこんなことが起こるなど夢にも思われていなかった。2000年代、ドブソンは中西部の右翼たち以外では ほとんど知られていない人物であった。彼女は、保守派の研究者、活動家として活動しており、夫と共に、共産主義者とファシストの浸透に関する弁護士協会の報告書を執筆した。彼女はサウス・ウェスト・ノーフォーク選挙区からの下院議会選挙に出馬したが、いずれも落選した。国防に関する彼女の著書は少しの関心を集めた。
2010年代の混乱がすべてを変えた。ドブソンは2018年、新公民権に関する行動を要求するという綱領を追加するという保守党の決定に反対する抗議活動を主導し、支持を集めた。リベラル派の腐敗といわゆる「ロンドンの貴族達」 を糾弾した彼女の著書『伝統を保護せよ』は、ジョージ・ウォリックを国民党の候補者に選出する決定に影響を与えた。冷戦に伴う世界的な混乱によって、統治者たちの「国防政策」を非難する彼女の著書は新たに注目を浴びることになった。ドブソンが「無益な国際主義」と「キリスト教的家族観への攻撃」を批判して国民党に入党する頃には、彼女は自分たちを置き去りにするような国に激怒する何百万人もの不満を抱いた白人の象徴となっていた。
彼女はその深い不満を利用して、国民党の保護者、アングロ・サクソンからの支持、そして連合王国首相の座をつかんだ。今、これまで選挙で選ばれた経験の無い強硬な反動主義者が、国家で最も強力な役職に就いている。彼女の登場によって連合王国は新しいタイプの闘争、すなわち文化戦争への突入が約束された。
注意:首相就任後の説明です。
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性別:女性
年齢:21歳
誕生日:6月2日
職業:グレートブリテン及びアイルランド連合王国女王
ウィンザー家当主
英連邦王国女王
王立軍最高司令官
出身地:グリニッジ
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
フランス語
色々:出生児の称号は「エリザベス・オブ・ヨーク王女殿下」即位後は「神の恩寵による、グレートブリテン及びアイルランド連合王国ならびにその他のレルムおよび領域の女王、英国連邦首長、信仰の擁護者たるエリザベス陛下」。祖父であるジョージ7世の崩御により19歳の若さで女王に即位。それにより大学進学が不可能となったため家庭教師を雇っている。
性別:女性
年齢:56歳
誕生日:10月16日
職業:連合王国首相、保守党党首
思想:新保守主義(民主主義)
半民主制(制限選挙)
文民独裁(戒厳令)
呼び名:鉄の女
出身地:ウェストミンスター
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:映画鑑賞
色々:偉大な指導者の条件とはなにか?妥協する能力か?全ての反対派を排除できるかあるいは反対派が形成されないようにすることか?マーガレット・テイラーの解答はシンプルなものだ。リーダーの条件とは、必要とされる事を実行する鉄の意志、そしてそれを終わりまでやり遂げる勇気のことである。
人々は食料雑貨店の娘で外交官の彼女が、2024年の補欠選挙にて尊敬を集めていた、ある無所属候補になんか勝てるわけがないと考えていたが、テイラーはそれを成し遂げた。 間僚達は、彼女なんかいわばレーダー上の取るに足らない小さな点滅に過ぎないし、有名人になんかなれっこないだろうと確信していた。だが相次ぐ世論調査では、テイラーは一般市民の大義に尽力したということで、保守党の政治家の中でも最も人気ある政治家となっていった。とはいっても、大いなる陰謀の結果エイムズ・ウォーカー首相が辞任しても、確固たる権力基盤を持たない女性が首相になったとしても、党首の操り人形以上のものとはならないだろうと皆は考えている。
この度の予想結果については、興味深いものとなりそうだ。
マーガレットには夢がある。それはそれがどのような相手だろうと決して届きない強く独立した連合王国、そして押し付けの結果ではなく、喜んで政府に忠識を誓う国民を創り出すことだ。 マーガレット・テイラーはこの国を勝者とするためならば山すらも動かす、世界がなんと言おうとも。 彼女は少しの躓きが自身の破滅につながることを理解しているのである。
鉄の女
性別:男性
年齢:59歳
誕生日:2月10日
職業:陸軍大将
思想:植民地政府
呼び名:特になし
出身地:カーディフ
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:レコード
色々:数年前ブライアン・マッケンジーはガラパゴスへの悲惨な介入で賞賛され名声を得た。そして今トラストでの無政府状態に対する究極的な勝利の中で、彼は軽蔑と憤りだけを見出した。運常戦争からだちだら続く反乱へと状況が変わる中、マッケンジー将軍は反乱を鎮圧し、トラストの政治的未来を決定するという不快な立場に置かれている。
トラストにおけるWOLF続治の進産は、マッケンジー将軍の下では見られ、政権からの変化よりも継続性がそこにはあった。心をつかむためにリップサービスをしているにもかかわらず、マッケンジーはトラストで活動している企業と戦争で荒廃した国で生き延びようと奮闘している現地民の両方に慎重な対処をしていた。南昌での攻勢の際に自軍が行った虐殺の疑惑により、すでにロンドンからの非難を受けているが、マッケンジーはまたこの地域で企業に行動の自由を認めなければいけないという大きな経済的プレッシャーにもさらされている。
マッケンジーにとって南昌事件以来、状況は大きく変化した。この戦争に栄光はなくどんな勝利であっても、何千人もの命が失われたことへの慰めにはならない。本国のマスコミが兵士たちの帰運を叫ぶ中、マッケンジー将軍は、必然的に帰囲する前に、この地域に連合王国の痕跡を残すための最善の方法を決めなければならない。
ただし、それが成功するかどうかは彼以外にもかかっている。
性別:男性
年齢:43歳
誕生日:3月7日
職業:貴族院議長、連合王国臨時首相
思想:キリスト教保守主義
呼び名:上院のローレンス卿、片目のチェスター
出身地:ロンドン
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:オペラ
色々:ほとんど首相にとって、就任式は長年にわたる政治的な野望と成功の集大成であり、彼らを国の最高職に就かせ、最終的に理想とする国家を形成する機会をもたらす。しかし元貴族院議長のチェスター・ローレンスは、そのような首相の一人ではない。
正義と汚職の日に議会からロンドンに急遽呼び出された彼は混乱に陥った国と向き合うことになった。エイムズ首相のトラスト侵攻に関する行動への怒りが議会内の政治的な礼儀のようなものを完全に無視し、絶え間ない怒号合戦が弾劾裁判の判決が出されるよりも多くの時間を費やしていた。また国民も声を上げ、毎週のように暴動や抗議行動が起こり、有権者は労働党の急進派を支持するために登録を変更した。
ローレンスはロンドンに閉じこもり、国家に影響を及ぼす問題について、倍頼のおける側近や友人たちにだけ話し、連合王国が直面している荒波を静めるのは副首相と内務大臣に任せることにした。危機に瀕した保守党、分断を招く人種隔離問題、そして急速に段階的拡大をするに直面し、消極的な首相の今後の数日間が、この国の今後数年の方向性を変えることになるだろう。
性別:男性
年齢:61歳
誕生日:9月9日
職業:陸軍元帥、西方方面軍総司令官
思想:軍事政府
呼び名:特になし
出身地:リーズ
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:CD
色々:戦争で最も激しい戦いが繰り広げられたトラストはWOLFの統治以来、現在のブランチャード将軍までの指導者にとって常にとげのある存在であった。トラスト利軍委任統治領は、連合王国とチェコの攻勢をうけて現地のゲリラが崩壊したために急遽設立されたもので、ほとんど国家とは言えない状況であった。 不安定な皆定国家は今、政権の残忍な弾圧を生き延びた共産主義者による反乱と戦わなければならない。
ウィリアム・ブランチャード将軍は、当時最初の攻勢に勝利したことで連合王国のマスコミで広く称せされ、後に彼の物議を醸し出した損耗戦略という仕事ができる唯一の男である。爆撃機と火砲における連合王国の優位性を最大限に活用したブランチャードは、戦場で大成功を収めたが、本国からは強く非難されていた。トラストの秩序を維持するために必要と考えられる残忍な抑圧は一層本国からの非難を強めるだろう。優れた火力は、敵が優れた戦力に直面した場合、ジャングルの中に溶け込んでしまうだけで、ほとんど意味を持たない。
平和をもたらすことを使命とする戦争の男、ブランチャードは、反乱理を倒し、トラストを安定させるために、本国からわずかに残された好意が尽きる前に、時間との戦いに身を投している。
性別:男性
年齢:55歳(死亡)
誕生日:1月29日
職業:元CPGB書記長
思想:マルクス・レーニン主義
呼び名:スターリンの申し子
出身地:ピーターヘッド
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:談話
色々:ハーヴィー・ホワイトには多くの言葉が当てはまるが、その中に「首相」は含まれていない。 彼はアバディーンシャーの広大なピーターヘッドで、スイス移民の子供としてフリッツ・フォン・ヴィルトとして生まれ、9人の兄弟と共にドイツ語を話しながら、極寒の丸太小屋で育った。 ホールは15歳にして、家族を接うために学校を中退して伐採所で働き、すぐに共産青年同盟に加入した。その組織での活動のおかげで共産主義の聖地たるグ連に行くことができ、ホワイトは国際レーニン学校で数年間勉学に励んだ。1980年代には、様々な州で鉄工所や農家、チームスターズなどのストライキに参加し、警察や上司を相手にして戦った。
その後革命的祖国防衛主義に基づき海軍に入隊した後、ホールは2000年代の大半を、連合王国政府の転覆を提案したとして検察に追われていた、だが彼はリバティニア共産党のメンバーとして、大学のキャンパスで講演をしたり、テレビの生放送で保守党議員と討論をしたりして、その名を知られるようになった。しかしこのままでは、連合王国政界のマイナーな存在として終わるはずだった。しかしそれは、労働党とLCPの台頭によって覆された。今、ホワイト首相となった彼は、連合王国で虐げられた人々を高揚させ、労働者階級を団結させ、少数派の富裕層では なく多数派の労働者のための新たなリバティニアを創造しようとしている。
ハーヴィー・ホワイトは首相として急進的な道を歩んでいる。彼は公約にて、富裕層への増税だけではなく、自身の社会主義的ビジョンを実現するために、連合王国経済を全面的に再構築することを立言している。この公約の一環として、 反動や保守派が主導してきた組織は一掃されることとなる だろう。そして、社会主義は世界中で推進され、古き帝国主義の連合王国の野望は、新しい、赤い鷲に取って代わら れるだろう。労働組合ーー一古き偉大な発明ーーーは、産業界 でのかっての地位を取り戻すだろう。平等主義と公平性を支持する判事が任命されるだろう。ハーヴィー首相は、何よりも民主主義の維特・促進を目指すことになるだろうーーーそれが連合王国の死を怠味することになろうとも。
彼は確かに「首相」ではないかもしれない。だが、ハーヴィー・ホワイトは確かに革命的なリバティニアを目指している。
注意:首相就任後の説明です
性別:男性
年齢:44歳(死亡)
誕生日:12月10日
職業:国民戦線党首
思想:ファシスト・ポピュリズム
呼び名:道化師
出身地:ニューキャッスル
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:執筆
色々:レイフ・エドワード・ハリソンは、首相としての権力を身につけるとは、ほとんど予想だにしなかった人物である。しかし、今、連合王国史上最も論争的な選挙の後、率直なファシストがロンドンに座っている。 もともと作家、皆学者であったハリソンは、1930年代に世界各地で起こった権威主義、ファシズムの動きに魅了された。弁護士を目指しながらアドルフ・ヒトラーの著作に興味を持ち、反ユダヤ主義、超軍国主義といったナチスの思想を取り入れた。「帝国主義:あらゆる大国の鉄則」という自称の大作を出版した後、ハリソンは有権者達の新たなる投票先として極右政党を設立し、連合王国政治に新しい動きを起こした。 ハリソンたちは、当初「ナショナル・アクション」と名乗っていたが、すぐに連合王国の他の政治勢力から忌み嫌われ、単に「極右」と呼ばれるようになった。しかし、敵の失 態と天の恵みで、彼の派閥は今や連合王国の政治体制に勝利している。
ハリソンの首相就任は、少なからぬ木造所からネズミをかき集めることになった。連合王国では、多くの都市で、クー・クラックス・クランを真似たフード付き白衣を着た男達を見かけることが少なくない。同様に、過去数十年間にかけて制定された画期的な新公民権法の廃止も公然と語られている。黒人のリンチはますます多くなり、気づかれることなく、調査されることもない。要するに、惜しみが連合王国全土で普通になっており、政治体制内外の多くの人々がこの権威主義の波の行く先に怯えているのである。
ハリソンは、地球上で有数自由主義国家のリーダーであるにもかかわらず、自由についての意見は不明瞭で矛盾している。多くの人は、彼が連合王国の自由を維持するためにどんな外見的な見せ方をしようとも、彼は依然としてファシストであり、首相の地位を強化するためにできることは何でもやるだろうと思っている。ハリソン自身は 「文化の破壊者」と断じて、西洋文明を守ると主張してい るだけだ。ハリソンが何から守っているのかは不明だが、十字架と星条旗のマントを持って、レイフ・エドワード ・ハリソンは首相官邸に座り、連合王国に自分の意志を実行しようとしているのだ。
注意:首相就任後の説明です
性別:男性
年齢:50歳
誕生日:8月25日
職業:国民党保守派議員
思想:ディキシークラット
呼び名:ジム=クロウの亡霊
出身地:ペンザンス
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:執筆
色々:国民の大切な権利と自由を擁談しつつ、ジャップの脅威から自身の誇らしい祖国を守ろうとする唯一の存在である高潔な紳士かのように、あるいは真の勇ましいアングロ・サクソンかのように、ジョージ・C・ウォリックは自らを見立てている。しかし実際のところは、彼は卓越した日和見主義者であり、自身の得票率を最大化するためには喜んで自分のイデオロギーを好きなように成形する。故郷ペンザンスの知事として良き白人有権者を取り込もうとした結果、彼は必然的に、地方分権を損なおうとする非連合王国的第五列をあらゆる面で防ぐ、頑強な隔離主義制度の擁護者となった。1999年の内乱によって議会が混乱に包まれし、「結束の南部」の忠誠が揺らぐと、ウォリックはジョージ・オーチャード・テムズが創設したばかりの国民党へ参加し、同党をの上位に導けるよう確固たる手腕で貢献した。
選挙戦においては、フランケンシュタインのようにつぎはぎな国民党の支持層、ひいては国民の大多数の支持を十分勝ち取るために、ウォリックは自分の立ち位置をうまく穏健化させた。しかしの座を得た今、国民党の多くの保守派議員との便宜的な同盟関係は急速に薄れつつある。 自分が体制側なのに、体制側を憎むことだけに縛られた政党をどうまとめるというのだろうか?しかしウォリックは、この同盟が長く続ぐとは考えていないようだ。むしろ彼は隔離政策を法的に後押しすることに、可能な限り時間を使うつもりであるようだ。そして隔離制度が事実上除去不可能になったとき、彼は故郷に帰り、南部の救世主として永遠に不滅の存在となるのだろう。
性別:男性
年齢:54歳
誕生日:4月13日
職業:MI6長官
思想:国民保守主義
呼び名:ロー・ブランド
出身地:ダグラス
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:ドラマ
色々:マドリードの外務宰相とロンドンの首相が始めた新冷戦は多くの国々やそこに住まう国民たちに様々な影響を及ぼした。そしてそれは新冷戦が終結した今でも続いているように思える。その一例が新植民地主義と情報戦の到来だ。我々は新たな時代に備える必要があるのである。
古き良きダグラスにて上流階級の子として育ったジェームズ・ロー・ブランド卿はケンブリッジ大学を卒業後すぐ自身の夢を叶えるべくジャーナリストの道へ突き進んだ。それはお世辞にも楽な選択肢とは言えないものではあったが彼にとってその生活は充実しきったものであるとはっきり言えるものであった。しかし彼は向上心を忘れることは一度たりともなかったといえる。1999年にアイルランドの人民が自由を求めて戦うことを選択したとき、彼は自身の力を国益のために活かすためMI6の職員となり二重スパイとして活動することを選択した。
彼の才能と忠誠心はここでも活かされることとなる。ロンドンからの信頼を得た彼は徐々にその地位を獲得していった。そして新冷戦が終結した時、彼は首相による指名のもと長官の地位に就く。その先にある道は一体どこへ続いているのだろうか。ただ一つ確実なことは、連合王国は彼を必要としているということだけだ。
性別:男性
年齢:52歳
誕生日:2月27日
職業:元労働党党首
思想:改革社会主義
呼び名:パイプ・エイヴォン
出身地:ハダーズフィールド
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:執筆
色々:社会主義と民主主義は相容れないという議論がある。労働者は、その苦労に対する正当な報酬を得ることができず、同時に政府に対する投票権を持つことができないというのだ。 しかし、ハロルド・エイヴォンは、そのような主張が間違っていることを証明するだろう。
第二次アイルランド独立戦争の最中、一介の公務員に過ぎなかったエイヴォンは、秩序と平穏が崩れ去るのを目の当たりにしながら、何もできなかった。その影響もあってか、彼はアーサー・フリーマンが首相となり、彼自身も財務大臣に抜擢された時、あらゆる手段を用い愛する国家とアイルランドの復興を最大限できるよう経済を支え続けた。
やろうと思えば、フリーマンに直談判しアイルランド人を見捨てることもできたかもしれない。しかし、彼はそれをしなかった。社会主義に民族の壁はない。そして民主主義は万民に選挙権が与えられ、望む候補に投票する権利である。この選択こそ、エイヴォンとは、ハロルド・エイヴォンとは一体何かを他の者全てに物語っている。エイヴォンは、彼の率いる社会主義的な民主主義者や労働組合の擁護者などからなる分裂した党と今も戦っているのだ。
性別:男性
年齢:48歳
誕生日:5月1日
職業:労働党党首
思想:左翼ポピュリズム
呼び名:組合の代弁者
出身地:ロンドンデリー
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:読書
色々:マイケル・チャリントンは現代の議会ではなく、ディズレーリやグラッドストンの時代の人間だ、と同僚の下院議員が言ったことがある。教養のない人間には、ばかげたことに思えるかもしれない。 急進派であり、アトリーやフリーマンの後継者であり、労働組合の意思の代弁者であるチャリントンが、ヴィクトリア朝時代の人間であるはずがない。しかし、その急進的な外見の裏側には、労働者階級の苦境を語るのと同じくらい簡単にブルジョワの批判を口にすることができる知識人がいる。
チャリントンは、同時代の多くの人々と違って、労働者階級の生まれではなかった。自由主義者に育ったチャリントンが、初めて社会主義に傾倒するようになるのは、連合王国全土の不平等を目の当たりにした後であり、彼が最初に社会主義に身を投したベルファストでは、それが最も顕著であった。90年代を通じて、チャリントン自身は新聞雑誌編集を通じて労働党に身を捧げることになるが、その中でも、保守党政権が続けていたアイルランド政策に対する痛烈な批判を執筆し、『Guility Men(罪を犯した男たち)』(アイルランド政策に対する痛烈な批判)という本に結実させた。
第二次アイルランド独立戦争が勃発すると、チャリントンも軍に入隊しようとしたが、病状のために戦えなかった。にもかかわらず、国民政府の失敗を意に介さず戦争努力を支持し続け、保守党政権がいかに連合王国に戦争への備えをさせず、直面している敵そのものに協力したかを指摘し続けた。別の世界では、この美辞麗句がアイルランド共和軍による彼の死を招いたかもしれないが、『デイリー・ミラー』紙で働きながらチャリントンと親密な関係を築いていたローレンス卿の介入のおかげで、チャリントンはドーバーに疎開し、政治家としての職務を諦めさせずにすんだ。戦後の復興の最中でも、空想にふけるチャリントンはあきらめなかった。彼は海外での活動を続け、最も影響力のある労働党指導者の一人となった。さらに連合王国への献身を続けた結果、やがて彼は労働党副党首に選出され、その役割を得意とするようになる。労動党副党首として、彼は台湾の人々とともに行進し、カーチス・キシと食事をし、自国の解放のためだけでなく、世界の自由のためにも絶えず戦ってきた。そして今、チャリントンはついに故郷に戻った。新しいエルサレムに立つチャリントンには、前途多難な任務が待ち受けている。 何千人もの人々が飢えに苦しみ、 何万人もの人々が貧困にあえぎ、何十万人にもわたるアジア人は自身の権利を求め活動を続けている。この仕事は困難を極めるだろうが、もしチャリントンが成功すれば、連合王国には永遠に赤旗が旗めくことになる。
性別:女性
年齢:47歳
誕生日:1月6日
職業:国民党保守派議員
思想:新保守主義
呼び名:特に無し
出身地:オックスフォード
宗教:プロテスタント
使用言語:英語
趣味:執筆
色々:ラーリーン・ドブソンは、支持者の歓喜と敵対者の恐怖 の中で不可能を可能にした。この過激な保守派は実力者たちを打ち負かして連合王国首相となったのだ。数年前までこんなことが起こるなど夢にも思われていなかった。2000年代、ドブソンは中西部の右翼たち以外では ほとんど知られていない人物であった。彼女は、保守派の研究者、活動家として活動しており、夫と共に、共産主義者とファシストの浸透に関する弁護士協会の報告書を執筆した。彼女はサウス・ウェスト・ノーフォーク選挙区からの下院議会選挙に出馬したが、いずれも落選した。国防に関する彼女の著書は少しの関心を集めた。
2010年代の混乱がすべてを変えた。ドブソンは2018年、新公民権に関する行動を要求するという綱領を追加するという保守党の決定に反対する抗議活動を主導し、支持を集めた。リベラル派の腐敗といわゆる「ロンドンの貴族達」 を糾弾した彼女の著書『伝統を保護せよ』は、ジョージ・ウォリックを国民党の候補者に選出する決定に影響を与えた。冷戦に伴う世界的な混乱によって、統治者たちの「国防政策」を非難する彼女の著書は新たに注目を浴びることになった。ドブソンが「無益な国際主義」と「キリスト教的家族観への攻撃」を批判して国民党に入党する頃には、彼女は自分たちを置き去りにするような国に激怒する何百万人もの不満を抱いた白人の象徴となっていた。
彼女はその深い不満を利用して、国民党の保護者、アングロ・サクソンからの支持、そして連合王国首相の座をつかんだ。今、これまで選挙で選ばれた経験の無い強硬な反動主義者が、国家で最も強力な役職に就いている。彼女の登場によって連合王国は新しいタイプの闘争、すなわち文化戦争への突入が約束された。
注意:首相就任後の説明です。