『銀河赤道祭』上巻読了、続いて下巻。
読み始めてすぐ、
「実在しない線を祀るなんて――」
これは『子午線の祀り』かな、と思うが、野阿梓作品に作中、先行する何についての言及や示唆が仮にあっても、それがストーリーに重要な意味をもっているかはわからない。上巻を読み終えた時点でもそれとわからない。
公転周期約四百日。自転軸傾斜角二十度。そして軌道離心率〇・〇二のデヴォン星は百日ずつの四季をもつ穏やかな気候の星のはずであった。
のような文を読むとまたそれを連想し、それくらいだ。ベオウルフ号と「赤道祭」のシーンが下巻でどうはたらいてくるのか。
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野阿梓作品の作中、出てくるワードにいちいち意味を求めることはできない。カルボナード火山だから『グスコーブドリ』だな、のように勘ぐってみる意味はあんまりなさそう。でも、全部のネタ元を読者が知っているわけでは絶対あるまいから、いっそその出典を後で一覧してみれば興味にはなると思う。
ほかには……「PX」というのは『レンズマン』のようだった。思い出せなければネット検索すればすぐに挙がる。それはそのメモしておけばよく、「野阿梓Wiki」が必要というほどでも。