- 野阿梓 通読
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わたしは今「1950年代頃生まれ」の世代作家を併読しがちで、その1980-90年代の作品を読んだり読み返したりしている傾向のようだが、「作家の違い」は最近ようやく区別が分かってきた感じ。神林長平は前から通読していた。
野阿梓の『花狩人』集から読み始めると同年頃の水見稜作品を連想していたが、その比較だと水見作品の目的不明で空中分解する感じでなく、野阿作品はこの文章だとふわふわと爆発してしまいそうなのに最後まで書き通す粘り強さというか、むしろなぜモチベーションが保ち続けられるのかわからない驚き。それを構成力というのかな。