ウルグアイ合衆国設定集
一応要望
出来れば、私が鯖に顔を出さなくなっても設定は消さないで欲しいです。おそらく、将来、本当に顔を出さなくなる事態になった際は連絡すると考えます。特に、中学校を卒業して(おそらく)高校生になる頃はゴタゴタがあっておそらく顔を出せないと思います。(文章がわかりにくいのは許してください)
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ウルグアイ合衆国設定集
一応要望
出来れば、私が鯖に顔を出さなくなっても設定は消さないで欲しいです。おそらく、将来、本当に顔を出さなくなる事態になった際は連絡すると考えます。特に、中学校を卒業して(おそらく)高校生になる頃はゴタゴタがあっておそらく顔を出せないと思います。(文章がわかりにくいのは許してください)
軍備
外洋艦隊
2型ウルグアイ級制海艦(軽空母):1隻
5型イージスフリゲート:2隻
4型ダーリアバイオレット級フリゲート:4隻
1型マラカナン級コルベット:6
ラ・プラタ方面艦隊
3型ラ・プラタ級河川防衛艦:4
その他
2型改フェニックス級輸送艦:1
国産兵器
Lanza1
Lanza1発射器:100機
G型弾頭:500発
B型弾頭:500発
キンチェムシリーズ
中型戦術輸送車両(MTTV)キンチェム:300両
中型戦術車両(MTV)キンチェム自走砲型:50両
中型戦術車両(MTV)キンチェム自走砲型装甲仕様:20両
中型戦術車両(MTV)キンチェムミサイル型:100両
中型戦術車両(MTV)キンチェムロケット砲型:50両
中型戦術車両(MTV)キンチェム装甲車型:100両
中型戦術車両(MTV)キンチェム装甲戦闘車両型:60両
中型戦術車両(MTV)キンチェム対空型:50両
輸入兵器
エクエス戦車:40両
ファントム製戦車:70両
ヌエバ製装甲車:1000両
輸入兵器
イベリア製
TB32 無人攻撃機:40機
統合国家ファントム製「EWL-MMBT type 02 Mk.2 mod.0」戦車70両
https://zawazawa.jp/ehzwgau5xmlyj4bq/topic/2/4197
ヌエバ製装甲車1000両
https://zawazawa.jp/ehzwgau5xmlyj4bq/topic/2/5869
アンデシア製巡視船
PLAC-103
https://zawazawa.jp/ehzwgau5xmlyj4bq/topic/14/1053
PLAC-141
https://zawazawa.jp/ehzwgau5xmlyj4bq/topic/14/1054
海軍
軽空母:1隻
イージスフリゲート:2隻
フリゲート:4隻
コルベット:6隻
作業支援船(輸送船):3隻
陸軍
戦車:110輌
自走砲:70輌
地対艦ミサイル:100輌
ロケット砲:50輌
装甲車:100輌
対空車両:50輌
指揮車両:15輌
歩兵戦闘車:60輌
4輪移動車両:1000輌
空軍
ドローン:40機
戦術輸送機:30機
※何々級というのは国家も使用されるが非公式文書用語で一番艦の名前を使用する。
共和国海軍法
ウルグアイ共和国海軍の制度が確立されておらず、少ない工業力を消費して小規模に10年規模の周期で建造されていた時代の計画。
ミサイル艇:8隻(全巻退役済み)
第一次建艦計画
ウルグアイ共和国第一共和制の最盛期に立案された計画であり、ウルグアイ共和国時代に計画された最後の軍備拡張計画である。この計画で建造されたマラカナン級は艦艇が新造されない中長年活躍することになる。
第一号計画艦・1型コルベット・マラカナン級コルベット:12隻(うち6隻退役)
第二次建艦計画
陸軍中心だった第二共和制が終わり、軍の主流派が海軍に代わった事により予算が海軍に振り分けられた事によりウルグアイ合衆国の威信をかけて計画された。
第二号計画艦・2型制海艦・フェニックス級軽空母:2隻(うち1隻は輸送艦へ改修)
第三次建艦計画
ウルグアイの沿海域での海賊や陸上不法勢力、麻薬勢力に対抗する為に計画された。
第三号計画艦・3型河川防衛艦・ラ・プラタ級河川防衛艦:4隻
第四次建艦計画
ウルグアイ史上最大規模の建艦計画。一部では新海軍計画とも言われ、オルドーニェス政権のウルグアイの海上防衛能力強化政策の肝入りの計画。この計画と同時に老朽化したマラカナン級コルベット12隻のうち6隻が退役しは1隻は記念艦に、5隻は海南島の勢力に輸出された。
第四号計画艦・4型フリゲート・ダーリアバイオレット級フリゲート:4隻
第五号計画艦・5型フリゲート・モンテビデオ級イージスフリゲート:2隻
第五号建艦計画
遠洋にも十分派遣できる高性能な先進巡洋艦規模の艦が計画されている。
第六号計画艦(計画中):1隻
C-19J スーパーケルビー:30機(連合王国製)
https://z.wikiwiki.jp/ehzwgau5xmlyj4bq/topic/2/3548
サンクタ級作業支援船:3隻(イベリア・ハプスブルク帝国製)
https://z.wikiwiki.jp/ehzwgau5xmlyj4bq/topic/2/3178
政治
自由党はウルグアイ合衆国の与党であり、現大統領オルドーニェスを中心に強力な個人カリスマ性を軸に政治を牽引する政党である。支持基盤は主に知識階級や富裕層に根ざしているが、近年では視野の広い中産階級の支持も徐々に取り込んでいる。
経済政策においては市場原理主義を基本としつつも、成長と安定を実現するために積極的な経済介入を行う点が特徴的だ。特に首都モンテビデオは、政府主導による計画都市として整備されており、一軒一軒の建物の構造にまで政府が関与する徹底した都市開発が進められている。道路網も豊富な予算を投入し、合理的かつ計画的に開発されている。このように、自由党政権は市場活用と国家主導の調和を追求し、効率的な経済成長と社会秩序の維持を目指している。
党内では企業連合が大きな影響力を持つ一方、労働者の処遇をめぐって内部に緊張が存在する。企業派閥は「労働者はエリートに管理されるべき」との立場をとり、これに対して労働者側や一部の国営企業も関与し、政策形成は複雑怪奇な様相を呈している。こうした多層的な利害調整が自由党の政策決定過程の核心を成している。
党の組織基盤は労働党に比べて弱く、個人崇拝的なオルドーニェスの人気が党勢を支えている状態だが、後継者育成や内部多様化への対応が今後の課題となる。政策面では労働党の社会主義的志向と対照的に、自由党は現実的自由主義路線を堅持し、市場の活用と政府の計画的介入の両立を目指している。
総じて自由党は、知識階級・富裕層の支持を軸にしつつ、国家主導の都市開発と経済政策を通じて近代化を推進する政党であり、今後の政治的展望は党内の世代交代と多様化に大きく依存する。
ウルグアイ合衆国 労働党(Partido Laborista)
労働党はウルグアイ合衆国の最大野党であり、その支持基盤は主に全国労働組合評議会(CNT)を中心とした労働者階級に根ざしている。党は旧ウルグアイ共和国時代から続く社会民主主義の伝統を引き継ぎつつ、合衆国成立後は社会主義的要素も取り込み、多様な左派思想を包含する広範な左派連合として機能している。
組織構成は、イギリスのかつての労働党を参考にした階層的かつ民主的な党内構造であり、基礎組織である地方支部と労働組合が強い発言力を持つ。党中央委員会は、党員大会や議員団、労働組合代表の複合体として形成され、党方針の決定と執行を担う。
政策面では、労働党は経済における国家介入の強化、労働者の権利保護、社会福祉の拡充を主張する。軍縮や社会主義的改革を志向する急進派と、より現実的な妥協路線をとる中堅・穏健派が党内に共存しており、党首や幹部の指導力が党の統一と選挙戦略に大きく影響を与えている。
労働党は自由党に対して組織としての支持基盤で対抗しており、個人のカリスマに依存する自由党とは対照的に、党としての結束力が強い。だが党内対立は激しく、特に若手の急進左派と中堅保守派の間で政策や戦術を巡る葛藤が絶えない。こうした内部対立が政治的な混乱や党の方向性の揺れにつながることも多い。
近年では、党の指導者層においても世代交代が進みつつあり、若手有力議員が急進的改革を掲げて党の方向転換を促す動きが活発化している。一方で、党の安定化と実効的な政権対抗力を重視するベテラン勢も強く存在し、党内のバランスは微妙な状態にある。
ウルグアイの政治において、労働党は強固な労働者支持層と豊富な政策資源を背景に、自由党と並ぶ二大政党の一翼を担い続けている。今後の動向は、党内の統一と改革路線の成否、そして有力指導者のリーダーシップに大きく左右されるだろう。
旧第一共和制のキリスト教民主党の後継政党。キリスト教プロテスタントの教義に基づいた国家を目指す政党だったキリスト教民主党とは違い、政教分離に対応しウルグアイキリスト教会は自身のキリスト教徒の民意に基づき聖書から離れない政治を行うというより柔らかい表現に変わっている。
キリスト教民主党の主流派が名前を変えて設立した政党であり、キリスト教民主党時代を含めればウルグアイ合衆国で最も歴史ある政党である。代表は、ヴェル・ディ・ガルペリである。ガルペリは、
現在は、ウルグアイキリスト教会の意見を政治の場に届ける政党として機能している。政治派閥では自由党派に属しており、協力する場面も多い。
ウルグアイ合衆国はキリスト教プロテスタント信徒が多いので、カリスマで圧倒的支持を得ている自由党のオルドーニェス大統領がいなくなったあと、支持を伸ばす基盤と能力を有しており今後が期待される政党である。
人物
コンテンツ
ラッテンバーグは60歳を超えた労働党の党首であり、かつての軍事独裁政権との内戦期には自由同盟に所属し、強い社会主義者として民主主義の復権と労働者階級の解放を目指して戦った人物である。当時の彼は、階級闘争と社会的平等を重視し、労働者の権利を守るための徹底した国家介入を唱え、党内の急進左派を牽引していた。その闘争は厳しいものであり、多くの同志たちと共に独裁体制の崩壊に大きく貢献した。
しかし、ウルグアイ合衆国が正式に発足してわずか3ヶ月という新しい政治環境の中で、ラッテンバーグは党首としての立場を引き受けたことで、かつての理想主義から現実主義への大きな転換を迫られている。党内には急進派から穏健派まで多様な意見が混在し、さらに若手中堅のブラウダーを中心に新世代の声も強まっている。ラッテンバーグは、労働党を分裂から守り、強固な政権対抗勢力としてまとめ上げるために、社会主義的理念を維持しつつも、時に妥協を重ねる調整役としての責務を負っている。
加えて、長年の激務と加齢による身体的不調も彼の行動を制約しているものの、それでもなお政治の最前線に立ち続ける姿勢は党内外からの信頼を集めている。彼の存在は、理想と現実のはざまで揺れる労働党において精神的支柱となり、民主主義の守護者としての誇りを体現している。
ラッテンバーグの政治手法は、過去の戦いで培った確固たる社会主義的価値観と、今の政治状況に即した現実的な政策調整能力が融合したものだ。彼は党内の対立を乗り越えるため、若手との対話を重視し、自由党のオルドーニェスとの秘密交渉にも踏み切るなど、冷静かつ戦略的に行動している。彼の最大の課題は、労働党の社会主義的伝統を守りつつ、混迷する新政権下の政治情勢において実効的な成果を上げることである。
その意味でラッテンバーグは、古い世代の理想を継承しつつも、新時代の政治的リアリズムを体現する複雑な人物であり、労働党の未来を左右する重要なリーダーであると言える。
アーレ・ブラウダーはウルグアイ合衆国の労働党における若手中堅の有力議員であり、党内で「ブラウダー派」と呼ばれる一定の勢力を率いる指導者である。ブラウダー派は労働党の中でも穏健派かつ改革志向のグループであり、急進的な社会主義路線を推す若手急進派や、中堅保守派との間で党の方向性を調整し、内部対立の緩和に努めている。ブラウダー自身は理想と現実のバランス感覚に優れ、現実的な政策実現と党内の結束強化を両立させることを目標としている。
彼の政治家としてのキャリアは労働組合運動の現場から始まっており、労働者の声を直接的に政策に反映させることに強い信念を持っている。かつての社会主義的な理念を大切にしつつも、極端な急進改革ではなく、段階的かつ実効性のある社会福祉制度の拡充や労働者権利の強化を主張している。これは、労働党が自由党に対抗して現実的に政権を取るための現実主義的戦略でもある。
ブラウダー派は特に若手議員や中堅の活動家から支持を集めており、党内の世代交代を促進し、労働党の革新と継続的な成長の基盤を築こうとしている。ブラウダーは議会内外での調整能力に長けており、労働党内の複雑な利害関係や政策論争をまとめあげる役割を果たしている。このため、党の分裂を回避しつつ、政権奪取に向けた具体的な政策提案や選挙戦略の立案にも深く関わっている。
一方で、自由党の大統領エステバン・オルドーニェスの強大な個人カリスマと政治的影響力に対しては、ブラウダーをはじめとする労働党内の多くの指導者が強い警戒心を抱いている。オルドーニェスの存在が政治の安定と発展に寄与している一方で、彼への過度な依存がウルグアイ政治の脆弱性を生むことを懸念しており、その体制に対抗する現実的な選択肢としてブラウダー派の存在感は重要視されている。
今後のウルグアイ政治において、アーレ・ブラウダーは労働党の若い世代の象徴的存在として、党の内部改革と結束を進めつつ、自由党政権に対する政策的な対抗軸として成長が期待されている。彼の手腕と指導力が、ウルグアイの民主主義の未来を左右する重要なカギとなるだろう。
ウルグアイ福音党の党首。元牧師であり、牧師時代はエネルギッシュで勢いとわかりやすさのある説教で人気を博した。その後、信者の支持のもと第一共和制末期に政治の道に参加し、軍事独裁のパク・トーチ時代から教会を束ねた実力者である。
その後、ユリシーズ率いる軍事独裁政府に対して民主主義、自由主義を求める自由同盟に参加し、内戦後のキリスト教政治勢力の中心勢力となる。その後は、旧時代のキリスト教民主党の方針は現代に合わないとして、より柔らかい表現を採用した福音党を結成する。
現在は、オルドーニェス政権と協力しつつ中央の大規模な教会から地方の小規模な教会まで巡って信者からの支持集めに努めている。
政治家になる前は、マラカナン級コルベット6隻を指揮下に海軍提督を務める。ウルグアイ内戦時には自由同盟に協力し陸軍からコルベットを奪取し陸軍参謀本部に砲撃をする。それで内戦時の英雄の一人となる。その後、ウルグアイ臨時政府にて評議会評議員に就任、その後憲法が発布されウルグアイ合衆国が建国されると評議会評議員を辞任した上で上院議員に就任、現在は上院及び下院が合同で結成する安全保障委員会の委員長を務める。
彼の最大の功績は、彼本人の軍事に対する深い知識から戦後の軍事拡張計画を推進している事である。特に、イージスフリゲート2隻に導入の決定などウルグアイの中核戦力の拡張を推進しており、軍事面では大統領兼国防長官のオルドーニェスに次ぐ、役職を超えた影響力を持つ。現在、さらに大規模な「ビンソン計画」若しくは「ビンソン案」と呼ばれる第5次建艦法を推進しておりこれには初の200m級大型戦闘艦も視野に入れられている。企業関係では、海軍の造船を一手に担うウルグアイ重工業との深い関係があると囁かれている。特に、副社長の女性と高級レストランに会食に行く様子が何度も報道されるなど、大統領の影響力が大きい社長と対比され、副社長と関係が深いとみられる。一部報道紙などでは、ウルグアイ重工業との癒着なども囁かれているがウルグアイ合衆国にはウルグアイ重工業しか機密を守りつつ大規模造船できる企業がないので癒着が有るにしろ無いしにろウルグアイ重工業が海軍拡張計画を一手に引き受けることは変わらないだろう。
上院議員は政党に所属することができないが、自他ともに自由党派であることを認めており、軍事計画に関する協議などで自由党党首であるりオルドーニェス大統領邸宅に頻繁に出入りしている。
No.1

行政
大統領府
大統領警護室(Presidential Guard Bureau)は、合衆国大統領の生命、安全、そして政治的意志をあらゆる脅威から即時に守るために設けられた、大統領直属の特務警護組織である。軍や警察とは異なり、大統領の「警護」を本質的任務とする本組織は、大統領の存在そのものを保障することを国家安全保障の第一義と位置づけ、その目的のためには、限られた戦術的権限を持って即応的な行動を起こすことが許されている。構成員は極めて少数精鋭であり、戦闘員は室長を含めて二十名のみであるが、その機動力、判断力、そして政治的即応性において、いかなる国家機関にも代替不可能な役割を果たす。
現在の室長は18歳の女性、カロリーナ・ボルダベリーであり、彼女は若年ながらも戦術指揮と政治的洞察力を兼ね備え、大統領の最も近い距離で警護と現場指揮を担っている。彼女は外交交渉、閣議、安全保障関連会議などにおいて、大統領と同席する唯一の武装警護官であり、その存在自体が「大統領の意志の延長」とされている。警護室は、戦時体制移行の宣言(大統領または国防長官と並んで行使可能)、核・生物・細菌兵器を用いたテロへの即時戦闘指揮、大統領への明白な危害の発生時の軍事行動、国家中枢インフラに対する攻撃への対応など、限定された緊急措置権限を持つが、それらの行使はすべて公共安全委員会または議会による事後承認を必要とする。これは、少人数ゆえの行動の自由と、文民統制の原則を両立させるための制度的歯止めである。また、室内には法的倫理顧問および情報官が常駐し、行動の妥当性と情報の即応性を確保している。警護室は軍のように巨大でもなく、警察のように行政的でもないが、それゆえに、迅速・柔軟・精密に大統領の安全と意志を現場に落とし込む国家最小にして最鋭の防衛単位として、その存在は不可欠である。
大統領警護室法的倫理顧問(Legal and Ethical Advisor to the Presidential Guard Bureau)は、大統領警護室における全ての作戦・行動・指示に対し、法的および倫理的な観点から助言・監査を行う責任を負う、独立性と即応性を併せ持った高位の文官職である。合衆国憲法および関連法規、国際人道法、軍事行動規範などを踏まえ、警護室が行うあらゆる行動の正当性と適法性を事前に助言し、事後には監査・報告を行う。特に、武力行使・緊急措置・軍との連携が伴う行動においては、政治的合理性や作戦上の妥当性だけでなく、法的根拠が明確であるかを判断する役割を果たす。顧問は警護室長からの命令には従属せず、必要であれば大統領本人または公共安全委員会へ直接報告できる準監察的立場にあり、警護室の行動が権限を逸脱していないか、法の支配と文民統制の原則に則っているかを監視する。顧問は常駐し、警護室作戦会議への出席権を持ち、実働部隊に対して拘束力のある停止勧告を行うこともできる。ただし、その勧告権は「明確かつ重大な違法性」があると判断された場合に限られ、通常の作戦判断への介入は慎重に運用される。顧問の任命には公共安全委員会の承認が必要であり、政治的独立性と高度な法学的専門性が求められる。戦闘を行う組織でありながら、その行動が常に法と倫理の枠内にあることを保証するために、この職は警護室に不可欠な機構として制度設計されている。
ウルグアイでは人外(ウルグアイでの定義はホモサピエンス及びその近似種以外の知的生命体)の存在は公表されていないが、なんらかのの影響で人外に対して行動を起こさなければならなくなった場合を想定して設置された顧問。大統領警護室がウルグアイの中でも最高級の機密保持能力を持つ事を理由にウルグアイ合衆国評議会の名のもとに警護室に設置された。
普段は、世界中の人外に関する情報を収集することを仕事としており、時には人外の戦闘が発生した現地に派遣される事もあり、体力と調査力、言語力、機密保持力などが求められる大変な役職である。
他にも、人外に有効な兵器を開発する事も仕事の一つである。こちらは、顧問が直接開発するわけではなく、人外の戦術傾向や戦闘力を分析して大統領警護室武器管理官を通じてウルグアイ重工業に開発を要請するという形である。
大統領警護室に3人所属している。
大統領警護室に所属する戦闘員の使用する武器の製造、調整、開発を一手に担う役職。多様な武器、兵器についての知識を求められる。兵器製造を行う設備も充実しており、銃器に関することならば、作業員の熟練度も合わさり軍を超えている。
人外対策顧問の考案した兵器を開発、製造も行う。開発品としてはLanza1の対人外散弾弾頭がある。
ロドリゲス・マルティネス、ゲオリグ・マシュー、モンド・マルティネス、ジョージ・アイゼンの四名が武器管理官として大統領警護室に所属している。
大統領警護室の司令官。大統領直属の部下であり、立法及び司法の最高機関である議会と裁判所以外の国家権力が命令、もしくは警護室長の行動を制限する事はできない。また、事後承認が必要とはいえ緊急措置令を発令可能である。
大統領の手足として行動することから、高い政治的感覚が求められる他、現場で戦闘指揮も取るため柔軟かつ徹底した判断力も必要となる。実地で戦闘に参加し戦闘指揮を取ることから戦闘力も求められている。
現在は、カロリーナ・ボルダベリーが警護室長である。18歳の女性で元初代大統領オルドーニェスの教師時代の教え子でもある。正確には、この役職自体がオルドーニェスによってが彼女のために作られたと言ってよく「カロリーナ=警護室長」と言っても間違いではないだろう。カロリーナは、ウルグアイ内戦時からオルドーニェスのボディガードや戦闘員、副官として活躍した人物である。
現大統領であるオルドーニェスは、自分が引退する際には大統領警護室長という役職を解体して、国家の機密性を担いつつも1人による指示体制ではなくより法規的な組織に改変しようと考えている。これは、大統領警護室が超法規的存在へと昇華される事や、民意に基づかない強力な政治圧力を防ぐためである。
12.5mm重機関銃
自動小銃
軽機関銃
拳銃
散弾銃
Lanza1対戦車・対構造物ミサイル
キンチェム中型戦術車両装甲車型
キンチェム中型戦術車両装甲戦闘車両型
大統領警護室の兵器関係と軍との関係
大統領警護室は、拳銃、自動小銃、軽機関銃、12.5mm重機関銃、さらには対戦車・対構造物ミサイルまでを完全に所有・管理している。これらの武器の製造・調整・開発要請は警護室の武器管理官が担当し、特殊兵器の開発は国営企業「ウルグアイ重工業」に一任されている。武器の機密保持や即応性を重視し、警護室の戦術的ニーズに即した迅速な改良が可能である。
一方、装甲車両や重装備(装甲戦闘車両型など)は軍から常時貸与されており、使用権は警護室にあるものの、点検や修理、予備補給といった維持管理は軍の責任下にある。これらの大型兵器は基本的に平時は使用せず、戦時や特別な状況でのみ運用される。軍とのこの制度的連携により、警護室は小火器から対戦車兵器までの自主運用力を保ちながら、重装備に関しては効率的かつ安全に運用できる体制を維持している。
この仕組みは、警護室が迅速かつ機動的に大統領の安全を守るための最適な兵器運用環境を確保していると同時に、国家の軍事資源の統制と重複防止にも寄与している。