Cローテの分析(表2):
有効サンプル数265に基づく限り、レリック全体の出率は73.21%(=194/265)になります。公式情報曰く、Cローテでのレリック全体の出率は77.46%(=12.91%x6種類)ですから、数値的にも概ね一致していると言えるでしょう。
表2の様にCローテのカイ二乗統計量は14.018となります。これに対して、自由度11かつ有意水準5%の時のカイ二乗分布値は19.675ですから、明らかに統計量の方が小さいため、帰無仮説を棄却できません。このような統計量の値に対応した確率は約23.20%です。
ところがZ得点を見ると、Rifle Ammo MutationのZ得点が2.272ととても高いことがわかります。正規分布表によれば、このような得点に対応する確率は約1.16%のため、公式情報が正しければ偶然による偏り具合とは言い難いほどに出過ぎていることが伺えます。
こうした結果を鑑みると、今回の調査においては、Cローテのほとんどの品目は公式情報通りであるものの、Rifle Ammo Mutationの出率だけはより高く設定されていたと思われます。また、もしもこの考えが正しければ、その高い出率を補うために、他の品目の出率の幾つかが公式情報よりも若干低く設定されていたと予想されます。事実、統計的に有意ではないものの、Axi B2やE2の入手個数が少し低いことがわかります。
前回の調査結果との比較:
前回の調査結果と比較すると、内訳の偏りが大きく変化していることがわかります。
具体亭には、前回の調査結果では、BローテでSplit Chamberが出過ぎる、StretchとFlowがレア枠だったのに対し、今回の場合はそれらのModの出具合は公式情報と一致する範囲に落ち着いていました。Cローテでは、前回はレリックを除けば、概ね公式情報通りの出具合だったにも拘わらず、今回の場合ではRifle Ammo Mutationが出過ぎているという状態になりました。
lith s6 がびっくりするくらい出ないんだけどこれそんなに出ないんですか?
Lith S6は場所を間違えると出にくいです。防衛のダークセクター系では出にくいです。
Lith A2,N3,S4,S6.V4は出る場所としては同グループに属しますが、
ダークセクター防衛(上の表の金星Romulaから始まるグループ)だけは(S4,N3,S6)は(V4,A2)よりも出にくいです。逆にいえば(V4,A2)が出やすいです。先日vaultにしまわれたB1もダークセクターで出やすい方でした。
出やすさの違いは、すでに出ないB1込の確率ですが、Aローテーションで(S4,N3,S6)はそれぞれ3.16%、(V4,A2,B1)は9.48%で3倍違います。他の防衛やその他ミッションでこの差はないです。
S6が出やすいのは防衛では遺跡船のAが唯一10%、他通常防衛だと6.67%です。傍受のAは8.33%。発掘のBは7.14%。潜入のBは12.5%。潜入報酬で他に欲しいものが含まれてる場合は、潜入も悪くない気がします。
詳しく調べたければ、>> 465のリンク先の表をみてください。
改めてGoogle Spreadsheetsを使ってドロップに関する情報を募集します。調査対象はHieracon(冥王星DS採掘)とBerehynia/Xini(セドナ・エリス傍受)。回数稼ぎの都合上、BerehyniaとXiniはひとくくりにして計上します。募集期間は8月29日まで(Hydroid Primeのリリースまで)。片手間でもやれますので、興味がある人はぜひ参加してください。リンク
大まかな手順などの説明はリンク先の「はじめに」のシートに書いてありますが、質問があればコメントでどうぞ。
公式発表のドロップテーブルは実際のドロップと差異があるということでしょうか?リンク
公式情報と実際のドロップ具合との差異というよりも、今回の募集自体はドロップの現状確認が主な目的と考えてください。
実際、リンク先の情報は先のVault開門キャンペーン後の更新が止まっている(未だにAxi R1が残ってたりする)ため、現状を正しく反映しているのか疑問です。また更新がいつになるかも不明なままです。
理屈で考えれば、上のキャンペーン以前の状態に戻っているはずですが、実際の所はわかっていません。そこで今自分たちがどういう状況にあるのか調べてみようという判断です。勿論、結果次第では差異の有無がわかるかもしれません。
上のリンクの公式発表ドロップテーブル更新されてますよ。 あまりやる意味が無いような…
このタイミングでの公式情報の更新は意外でしたが、これにより調査の必要性はむしろ上がったと言えます。更新前では各報酬の出率やレリック全体での平均値を調べるくらいしかできませんでしたが、今なら枝主さんが示したような公式情報と実際の出具合の比較という、よりアグレッシブな調査ができるようになったからです。
勿論「公式情報があるのだから調査の意味はない」という意見はあるでしょう。しかし「与えられた情報を鵜呑みにせず、本当に正しいか少しでも調べてから判断すべき」という意見も一理あるだろうというのが自分の考えです。なので情報の募集はまだ行いますので、共感してくださる人がいれば是非参加してください。
↑↑公式フォーラムでも再三言われていますが、建設的な意見をするなら根拠を書きましょう。「ドロップテーブルが更新されている(事実)」→「自分はこう考えている(根拠・理由)」→「だからやらなくて良いのではないか(意見)」という流れが必要です。
葉2の方のコメントはおそらく、私が「募集の主な目的は現状確認」と言った事に対して、「更新され現状がわかったのだから、募集する意味はないのでは」という意味合いなのだと思います。そう捉えた上でのお返事が↑↑の自分のコメントになるわけですが。
今はあまりRelic集める理由がないので、Hydoroidさん来たら参加します
大丈夫ですよ。ページ管理の方、頑張ってください。一応、3回目の募集を9月下旬あたりにするつもりですので、ご都合が合えば参加してみてください。Hydroid Primeのリリース直後はhotfixのオンパレードでしょうから、ある程度落ち着いてからやりたいところ。その間にまた公式情報が更新されているといいんですけどね(苦笑)。
調査の開始日と終了日は重要とありますが、それならできる限り日ごとに小分けにして記入したほうがいいんですかね?
もちろん日ごとに記入していただいても構いません。ただ、記録用紙一枚に収まる回数分のデータでしたら、記録例のようにまとめて出していただいても大丈夫ですよ。
わかりました。日当たりの試行回数が少ないところだけまとめて出そうと思います。
了解&確認しました。新しく記入された分は保護しましたので、修正点などあれば教えてください。ご協力に感謝です。他にも今日一日で何人かの方が情報提供してくださったみたいで、個人的にもすごく嬉しいですね。その方々にも感謝。
Dropテーブルの表を8/22版に更新しました。こっちページで公開してます。[アイテム]
Hydroid Primeのリリースが来たので、予定通りHieraconとBerehynia/Xiniのドロップ情報の募集を締め切ります。データは取ったけれど、まだ書き込んでいないという方がいれば、お手数ですがリンク先の「Hieracon情報提供」もしくは「Berehynia/Xini情報提供」のシートに9/2(土曜日)までに書き込みに来てください。
ひとまず報酬一覧表を最新版に差し替えました。
文字の折り返しとページの長さを圧縮するためフォントサイズを以前より下げてます。同じく精錬のところの表も縦横入れ替えてページ長を圧縮しました。その他項目は追々更新します。
更新乙です。ただ現行のレリックの中身の部分に関しては、文字フォントを以前のままじゃ入らないとか問題あったのかな?正直変更後のフォントは小さすぎてかなり見辛い。個人的には表内での折り返しは別に問題ないと思います。
>> 510
現行レリック表のフォントを戻してみました。しまわれた方は小さくしたままです。元のほうがいいですかね。
フォントの変更は標準12→11で1ポイント下げたのですが、理由は主に表内で折り返しが見苦しかったのと、表の長さを圧縮したかったからです。自分的には英数字なら11ポイントくらいは大丈夫かなと思ったのですが、元のほうがよければ戻します。
募集した実績調査の結果報告です。8/19-8/29の期間で募集した範囲では、Berehynia/Xiniについては残念ながらサンプル数不足により統計検定を行えず、結論はありません。一方、Hieraconについては複数の方々の協力により296回分のデータが集まりましたので、このデータ(実際の出具合)と開示されている公式情報を比較することができました。結論から言うと、B・Cローテ両方においてデータと公式情報は特定の品目の出率について一致していないことがわかりました。詳細は以下の折りたたみに。分析に用いたデータ・表などはリンク先にも記します(閲覧のみ可に変更済)。
検定方法・判断基準:
基本的にカイ二乗検定と残差分析を利用します(各検定の詳細は各々調べてください)。今回の調査ではどのローテ・各品目についてもサンプル数(n)x期待確率(p)>10を満たせているため、カイ二乗検定の使用条件・精度は問題ありません。帰無仮説を「データと公式情報は一致する」、対立仮説は「一致しない」に設定し、有意水準5%の片側検定を行います。
残差分析では、統計量として標準化残差を使い、この数値が1.96よりも大きい、もしくは-1.96よりも小さい品目があるか探します。ある品目の統計量が1.96よりも大きければ、その品目は「おかしいくらい出過ぎる」と判断し、逆に統計量が-1.96よりも下であった場合、その品目は逆に「おかしいくらい出なさ過ぎる、レア枠」と判断します。
各品目の期待確率は8/22に更新された公式情報の内容に基づきます(リンク)。
Bローテの分析(表):

まずレリック全体での平均出率から見てみましょう。有効サンプル数282(総試行回数296-欠損14)に基づいて調べると、平均出率は50.71%(=143/282)となりました。これに対して、公式情報ではBローテの出率平均は46.69%(6.67%x7種類)ですので、レリック全体の平均出率の面から見ると両者とも概ね一致していると言えます。
ところがカイ二乗検定にかけると、その内訳には大きな偏りがあることが伺えます。まず表1の様にBローテでのカイ二乗統計量は27.667となります。これに対して、自由度14(全品目数-1)かつ有意水準5%の時、カイ二乗分布の値は23.684に留まります。明らかに統計量の方が分布値よりも大きいため、今回得られた統計量は偶然得られたとは考えにくいほど大きな値であるという結論になり、有意水準5%で帰無仮説を棄却します。事実、エクセルを使うとこのような統計量の値が出る確率は約1.57%だとわかります。このことから、統計学的に偶然このようなデータを得たというよりも、そもそも公式情報の内容に誤りがあると考えられます。
残差分析で調べることで、具体的にどの品目の出率が公式情報と異なっているのかがわかります。例えば、Split Chamberの残差統計量は2.119ですから、公式情報からは考えられないほど出やすいと言えるでしょう。このことから、このModの実際に設定された入手確率は公式情報よりももっと高いと予想されます。他方、StretchとFlowの統計量はそれぞれ-2.031と-2.492となっており、公式情報と比べて非常に入手しづらいことがわかります。統計的に見ても、まずこの二つの出率はもっと低く設定されていると思われます。
Cローテの分析(表):

有効サンプル数293(296-欠損3)に基づく限り、レリック全体の出率は79.52%(=233/293)になります。公式情報曰く、Cローテでのレリック全体の出率は77.44%(=9.68%x8種類)ですから、数値的にも一致していると言ってよいでしょう。
しかし、Bローテ同様、カイ二乗検定にかけることでこちらでも内訳の偏りが見えてきます。表2の様にCローテのカイ二乗統計量は26.097となります。これに対して、自由度13かつ有意水準5%の時のカイ二乗分布値は22.362ですから、明らかに統計量の方が大きいことがわかります。このような統計量の値が出る確率は約1.65%ですので、偶然このような結果になったとは言い難く、有意水準5%で帰無仮説を棄却することになります。こうした統計的な根拠から、Cローテの方でも公式情報の内容に誤りあると言えるでしょう。
残差分析では、Axi H2の残差統計量が3.124となっていますから、公式情報からはあり得ないくらい出やすいことが伺えます。このことから、Axi H2の出率は公式情報よりも高く設定されていたと思われます。同時に、この品目一つの高い出率設定を補うために、他の品目の出率のいくつかが犠牲になっていたと予想されます。事実、統計的に有意ではないものの、Axi G1やO1、Rifle Ammo Mutationの出具合は非常に悪く、-1.96のボーダーラインに近い統計量の値を取っています。
結論:
上記より、今回の調査結果からHieraconのB・Cローテの実際の出具合は公式情報とは完全には一致していないことがわかりました。このことから、公式情報が全面的に正しいとは言い難いのではないでしょうか。
問題点:
当然ですが、今回の分析にもいくつか問題点はあります。例えば、検定の使い方や結果の解釈の仕方に誤りがある可能性は否定できません。
また特定の品目における出率の偏りが事実だとしても、一体何を基準にそのような偏りが作られているのか、その理由は不明です。
加えて、今回の調査結果はあくまで8/19-8/29の10日間の傾向であり、先のVault開門キャンペーン終了後の8月上旬からずっとこの状態だったかも不明です。もしかしたら、8/1-8/18の間は全く別の偏り具合になっていて、8月を通して平均すると公式情報通りになる、みたいな状態だったのかもしれません。
データ自体は上のリンク先に残しておくつもりなので、「自分ならもっとうまく分析できる!」という自信をお持ちの方は使ってみてください。
余談(超重要):
余談にはなりますが、情報提供してくださった参加者の方々に心から感謝を。今回のHieraconの296回分ものデータは自分一人ではどうやっても届かなかったでしょう。皆さんの協力があったからこそ、今回のような精度の高い分析ができました。このウィキコミュニティに参加していて本当に良かったと思いました。ありがとうございました。
Berehynia/Xiniの情報提供をしてくれた方も、結果は残念でしたが、機会があれば今後も参加してくださると大変うれしいです。Berehynia/XiniはHieraconと比較して、どのような偏りの有無・違いを見せてくれるのかを調べるために調査対象に加えた重要なものなので、次回あたりはこちらも調べたいところですね。
毎度長文の板汚しで失礼しました。
検証お疲れ様です。結局この検証結果をどう活かすのでしょうか?DEに差異を指摘するのか、それともデータとしてこのwiki内の情報に留めておくのか。Hieraconが稼ぎ場として変わることは無いと思うし、公式情報への不信感だけ抱かせて終わり、というのは勿体無いと思います。
個人的には皆さんの意見にお任せ!というスタンスなのですが(笑)、少なくとも今DEに差異を指摘しても実りは少ないだろうと思います。Vault行きになったレリックについて補償を求めたとしても、向こうも今更対応するのは難しいでしょうし、「現在の仕様は違う。古い情報について言われても」の一言でバッサリかと。
それよりも今回の検証結果を念頭に置きつつ、今でも似たような現象が確認できるか調べた上で指摘する方が、DE側を動かすにはより効果的でしょう。そういう意味でも「もう一度調べましょう」というのが自分の意見です。検証内容をwiki内に記事として残しておくかは、それこそ皆さんの意見にお任せします。
すごいなぁ、開始~今の報告まで本当にお疲れ様です。「特定の品目における出率の偏り」だけど、参加者が同じ分隊にいた場合が考えられそうだ。次やるとしたら参加者単位じゃなくて分隊単位で管理した方がいいかもねえ(潜入でソロ限とか・・・?)
4人で同じ分隊にいた場合最大で報告されるドロップが4倍になりますからねぇ…野良であっても熱心に調査に協力してらっしゃる方程、他の熱心な方と一緒になってしまうことも多くなりそうですし…難しそうですね
可能性はありますね。一応野良でやってもらうのなら「ワイン好き?」→「Tennoなら大吟醸」→答えた側がその分隊での結果を記録するといった合言葉・ルールでも作ろうか検討したのですが、参加者への負担が大きいのと参加者の数自体も少ないと予想してたので、メリットよりもデメリットの方が大きいと判断してました。分隊単位での管理は難しそうですが、今後参加者が増えていくようなら何か手を考えておくべきですね。
入手先一覧のGoogleスプレッドシート版を最新版に更新しました。[リンク]
今回より形式を大きく変更してます。問題点があればコメントをしてください。
公式に公表されたDrop Tableを元に生成(従来はゲーム内コーデックス)
日本語/英語対応
RotationとRateを記載
各惑星の地形とレベルを削除(横幅を取られるのと対応に手が掛かるため)
Relic出納表を削除(別シートで対応予定)
従来は1ファイルで過去の履歴をシート別に残していたが、今回より毎回新しいファイルで更新
hieraconで殲滅手段どころかCCもしない只の寄生は本当に邪魔だな。敵のスポーンも持ってくからポッドも全然でなくなるし。
報酬画面で抜けて抽選何度もするやつ、修正されてる?
亀裂実装直後にできないようになったはず
入手先一覧表と、しまわれたレリックを更新。これで今回のアップデート分は一応完了。
今回の変更の特徴
ドロップテーブルからわかったこと
今後の予定
入手先一覧表のバックアップページは別サイトに移管
ローテーションとドロップ率をwikiの表にまとめられるか検討
攻略記事の見直し
検証データをどこかにまとめる
バックアップページ移管完了
お疲れ様です。いつも助かっています。ちなみに検証データのまとめって、過去に自分がやった分も含まれちゃいますかね?
はい、ワインスキーさんのも含めて、過去コメント欄でやり取りされてるものです
>> 431や>> 446での元々の検定方法が我流過ぎたので、>> 512の様にカイ二乗検定・残差分析をやった場合の結果を各コメント先に追記・書き換えしておきました。検定方法の一貫性や調べやすさなどを踏まえるとこちらの方が今後、検証データとしてまとめやすいかと。
Hydroid Pリリース後のLith・Mesoレリックの出具合を調べてみました。結論から言うと、Lithレリックの出具合は公式情報通りでした。一方、Mesoレリックの出具合は概ね公式情報と一致するものの、Meso C3だけは偶然とは言い難い程出やすいという結果に。詳細は以下の折りたたみに。
調査対象:


Lithレリックについては水星Suisei(潜入)を220周、Mesoについては木星Io(防衛)を210周しました。調査期間は9月1日~20日になります。
検定方法・判断基準:
カイ二乗検定を適合度の検定として用いて、全体的な偏りの有無を確認します。帰無仮説を「実際の出具合と公式情報は一致する」、対立仮説を「一致しない」に設定し、有意水準5%での片側検定を行います。また、今回から残差分析に代わり、Z得点を用いて個々の品目レベルでの偏りを確認します。Z得点が1.96よりも大きければ「出過ぎる」、-1.96よりも小さければ「出なさすぎる、レア枠」と判断します。
各ミッションの各品目の期待確率は9月2日に更新された公式情報の内容に基づきます(リンク)。
Lith分析:
サンプル数220の範囲では、カイ二乗統計量は0.87となった一方、自由度7かつ有意水準5%の時のカイ二乗分布値は14.07。明らかに統計量の方が小さいため、帰無仮説は棄却できません。公式情報の通りになら、このような統計量に対応する確率はCHISQ.TEST関数を使うと約99.66%だとわかります。Z得点の方を見ても、±1.96を超えるような品目も見つかりません。全体・個々と二つのレベルで見ても、Lithに関する実際の出具合と公式情報は一致しているように思われます。
Meso分析:
サンプル数210の範囲では、レリック全体での平均出率は92.38%(=194/210)に対し、公式情報の通りなら90%ですので、数値的に見ても一致していると思われます。 更にカイ二乗統計量は12.762であるのに対して、自由度9かつ有意水準5%時のカイ二乗分布値は16.919ですので、統計量の方が分布値よりも小さいことがわかります。よって帰無仮説を棄却できませんでした。このような統計量に対応する確率は約17.37%になります。
ところが個々の品目で調べると、Meso C3の値が2.530と非常に高いのがわかります。正規分布表によれば、このようなZ得点に対応する確率は約0.57%になりますから、公式情報通りにならば偶然による偏り具合とは言い難い程に出過ぎていることが伺えます。
これら2つの分析結果を合わせて考えると、今回の調査では、ほとんどの品目の出率に関しては公式情報通りではあるものの、C3の出率のみ本来よりも高めに設定されていたと思われます。また、もしその通りであるなら、その高い出率を補うために、他の品目の出率の幾つかが公式情報よりも若干低く設定されていたと予想されます。事実、統計的に有意ではないものの、(15 endoは良いとしても)Meso S6やV5の出具合は比較的悪かったのが見受けられます。
余談:
毎度のことですが、検定方法や結果の解釈などに問題がある可能性はあります。また「サンプル数が少ない」という指摘もあるかもしれません。ただ今回の場合、公式情報通りならSuiseiでは各品目についてnp=27.5、Ioではnp=21を満たす位の周回数は稼いでますので、その意味では前回のHieracon調査(np=11)よりも精度は高いと思います。また、あくまで今回の結果は調査期間中のSuiseiとIoについてですので、異なる時期・マップ・ミッションでは違う結果になる可能性もあります。
一応、以前の調査結果も踏まえると、少なくともSuiseiならLithレリック全種を満遍なく入手できると言えるかと。対して、Ioの場合は調査する度に内訳の偏りが(偶然とは言いづらい程に)変化しているので、もしかしたら防衛(又はエンドレスミッション全般)の場合、あるタイミングで元々変化するようになっているのかもしれません。
今回の調査結果を読んで、どう判断・利用するかは皆さん次第です。Meso C3を大量に入手して、トレードで別の欲しいレリックに交換する、というのもアリかもしれません。
毎度、長文の板汚しで失礼しました。
潜入220はすごいですね。20日だと日に11回ですか。自分は潜入は時間掛かる気がして積極的にいかないのですが、1回あたり時間はどれくらいですか。
また自分はIOはアップデート後それほど行ってないのですが確かにC3は多く出る印象です。追々カウントしてみます。エンドレス系はレア報酬連発の件もあり、何か意図しないシステム的な偏りがあるのかもしれませんね。
一日に10~12周程ですね。休日に20~30周して稼いでます。自分は機動力・範囲・効率重視のEquinoxで一周当たり約2~4分位。操作が忙しいけど、確定で入手できる安定感が良くて。Ioの方が半放置できるので楽ですけど(苦笑)
改めて、Google Spreadsheetsを用いたドロップに関する情報募集を行います。調査対象は前回と同じHieracon(冥王星DS採掘)とBerehynia/Xini(セドナ・エリス傍受)。回数稼ぎの都合上、BerehyniaとXiniはひとくくりにして計上します。募集期間は9月30日まで。片手間でもやれますので、興味がある人はぜひ参加してください(リンク)。
大まかな手順などの説明はリンク先の「はじめに」のシートに書いてありますが、今回から参加者同士の間でデータ記録の重複が起こらない様にするため、合言葉を用意しました(「PoEはなぜ来ない?」→「MAS」(マジAsh最低の英略)。原則的に、尋ねた側が記録を取ります)。質問などがあればコメントでどうぞ。
重大な修正のお知らせ。記録用紙および情報提供のシートにおける報酬品目が古い内容のままでしたので、最新のものに差し替えました。修正以前の記録用紙を使って記録を取られた方々には大変ご迷惑をおかけしますが、最新のものをダウンロード・プリントした上で改めて記録を取ってくださるようお願いします。
中間報告。折り返し地点まで来ましたが、参加者は自分を含めて現在2~3名、集まった試行回数はHieraconで141回分、Bere/Xiniで0回分になります。一応、Hieraconについては目標の最低ライン(133回)を達成できましたが、統計分析などの精度向上のために引き続き募集を行いますので、ご協力できる方はぜひご参加ください。
募集期限が来ましたので、予定通りHieraconとBerehynia/Xiniのドロップ情報の募集を締め切ります。データは取ったけれど、まだ書き込んでいないという方がいれば、お手数ですがリンク先の「Hieracon情報提供」もしくは「Berehynia/Xini情報提供」のシートに10/1(日曜日)中に書き込みに来てください。
え? FROSTどこで出るんですか?
どこにも見当たらないんですが。
今はVAULTに収納でレリックの新規入手は不可能ですよ
FrostPはTwitchPrimeというサービスとの連携で入手が今の入手方法です。ちなみに日本では未対応なので考えない方が精神衛生上いいかと
おま国ってことですか… それ以外に入手方法はないんですか?
いつかPrimeVault開放で来るのを待つしかないかと。今のペースだと早くて来年の7月でしょうかね…
パーツ持ってる人から買う事も可能だしそれなりに取引もあるが価格は当然高い。
TwitchPrimeは今年中に日本展開されるよ。 11月~12月には入手できるようになるはずだからそれまで待つか、トレードで入手するしかない。
実績調査の結果報告です。Berehynia/Xiniについてはサンプル数不足により統計検定を行えず、結論はありません。一方、Hieraconについては2~4名の協力により268回分のデータが集まりました。結論から言うと、Bローテの出具合は公式情報通りでした。一方、Cローテでは殆どの品目については公式情報と一致するものの、一部の品目については不一致であると言える結果に。詳細は以下の折りたたみに。分析に用いたデータ・表などはリンク先に(閲覧のみ可に変更済)。
検定方法・判断基準:
前回の実績調査のと同じ内容なので省略。調査期間は9月21日~30日になります。
Bローテの分析(表1):

まずレリック全体での平均出率から見ると、有効サンプル数266(総試行回数268-欠損2)の範囲では、平均出率は44.74%(=119/266)となりました。一方、公式情報ではBローテの出率平均は42.84%(7.14%x6種類)ですので、レリック全体での出率面から見ると概ね一致していると思われます。
全体的な偏り具合を見ると、表1のようにカイ二乗統計量は8.846になります。一方、自由度13(全品目数-1)かつ有意水準5%の時のカイ二乗分布の値は22.362となり、明らかに統計量の方が分布値よりも小さいため、帰無仮説(実際の出具合と公式情報は一致する)を棄却できません。エクセルのCHISQ.TEST関数によると、このような統計量の値に対応する確率は約78.45%になります。更にZ得点を見ても、±1.96を超えるような品目は見つかりませんでした。このように全体・個々のレベルから見ても、Bローテの出具合は公式情報と一致していると思われます。
Cローテの分析(表2):

有効サンプル数265に基づく限り、レリック全体の出率は73.21%(=194/265)になります。公式情報曰く、Cローテでのレリック全体の出率は77.46%(=12.91%x6種類)ですから、数値的にも概ね一致していると言えるでしょう。
表2の様にCローテのカイ二乗統計量は14.018となります。これに対して、自由度11かつ有意水準5%の時のカイ二乗分布値は19.675ですから、明らかに統計量の方が小さいため、帰無仮説を棄却できません。このような統計量の値に対応した確率は約23.20%です。
ところがZ得点を見ると、Rifle Ammo MutationのZ得点が2.272ととても高いことがわかります。正規分布表によれば、このような得点に対応する確率は約1.16%のため、公式情報が正しければ偶然による偏り具合とは言い難いほどに出過ぎていることが伺えます。
こうした結果を鑑みると、今回の調査においては、Cローテのほとんどの品目は公式情報通りであるものの、Rifle Ammo Mutationの出率だけはより高く設定されていたと思われます。また、もしもこの考えが正しければ、その高い出率を補うために、他の品目の出率の幾つかが公式情報よりも若干低く設定されていたと予想されます。事実、統計的に有意ではないものの、Axi B2やE2の入手個数が少し低いことがわかります。
前回の調査結果との比較:
前回の調査結果と比較すると、内訳の偏りが大きく変化していることがわかります。
具体亭には、前回の調査結果では、BローテでSplit Chamberが出過ぎる、StretchとFlowがレア枠だったのに対し、今回の場合はそれらのModの出具合は公式情報と一致する範囲に落ち着いていました。Cローテでは、前回はレリックを除けば、概ね公式情報通りの出具合だったにも拘わらず、今回の場合ではRifle Ammo Mutationが出過ぎているという状態になりました。
ある都市伝説の検証:
以前コメントで寄せられた仮説を検証したいと思います。簡単に言うと、PrimeAccessの売り上げ目的のために、最新のレリックの出率は低く、前回追加されたものは並み(公式情報通り)、前々回の古いものは高く設定しているという考えです。昔のコメントを見てみると、かなり前から似たような考えがちらほらと見受けられ、それなりに信じられているようです。
実際の出具合と比較してみます。上記の2つの表を見てみると、最新のレリック(Neo H1, S7, S8, Axi N4, N5, V6)の出率は特に絞られている様子はありません。前回追加されたレリック(Axi O1)の出率は並みですが、前々回のもの(Axi E2)は一応、公式情報通り(むしろ若干出にくい位?)という結果でした。
表を見る限り、PrimeAccess売り上げのために出率を操作してはいないように思われます。
問題点・合言葉の効果・余談:
検定方法や結果の解釈の仕方に誤りが有り得るのはいつも通りです。サンプル数については、前回と比べると少なめですが、全ての品目についてnp>5以上の基準を満たせているので、最低限の検定精度はあると思われます。
また、今回用意した合言葉(「PoEはなぜ来ない?」→「MAS」)ですが、自分の場合、他の参加者の方々と一緒になることは全くありませんでした(MASという返事をもらう事はなかった)。他の方々も同じようであったならば、やはり参加者の人数自体が低いためか、同じ分隊になることが滅多にないと言えるでしょう。そうであれば、前回の調査の際も似たような状況だったと予想され、従って前回の調査結果が参加者間での記録重複に起因するものではないという根拠になると思われます。
その他の問題としては、今回の調査でも特定の品目における出率の偏りが見受けられましたが、相変わらず何が理由かは不明な点が残ります。少なくともPrimeAccessの売り上げのために出率を変化させている、ということではなさそうです。
今回の調査結果を読んで、どう判断するかは皆さん次第です。Hieraconの代わりにBerehyniaやXiniに通っても良いでしょうし、思い切ってDEに尋ねてみるのもアリでしょう。データや表自体は上のリンク先に残しておくつもりなので、興味のある方はご利用ください。
今後、多数のリクエストでもない限り、自分が実績調査をするのはこれで最後にしたいと思います。最後に情報提供してくださった参加者の方々に心から感謝を。
毎度長文の板汚しで失礼しました。
LITHのH1がなかなか出ない。どこか出やすい場所とか有りますか?
公式のドロップテーブルを信用するならH1が他のLithレリックより出現確率が低い場所は存在しないみたいよ(確保の場合はそもそも出ないけど)。単純に木主の運じゃないかな
運か。B2,H1,T1の出が極端に悪いんだよね。まぁ頑張って回して来ます。
一応lith稼ぎとしては遺跡船の防衛が挙げられるので、他のものも稼ぎがてら回すと良いと思う。募集すれば人もくるし。
H1が顕著に出やすいミッションは正直わかりません。ただ公式情報によれば、初級潜入ならH1の出率は12.5%で他のミッションと比べても一番高いため、一周5分ほどで回せるなら個人的にはおススメです。それでもH1を10個揃えるのに80周前後は必要になる計算なので、最終的には周回数がものを言うのですが。
B2やT1も満遍なく欲しいのなら、少なくとも水星のSuiseiなら集められるかと(根拠は>> 529を参照)。
先週始めたばかりのニュービーテンノなんですが、インベントリの中にASHpやNYXpが手に入るレリックがあります。どこでドロップしたのかわからないんですがしまわれたはずのレリックを手に入れる手段があるんでしょうか?
ゲーム内のCodexを調べてみたけれど、しまわれたレリックは全てVaultedのステータスのままだった。なので本来なら、そうしたレリックは新規入手はできないはず(木主さんが具体的にどのレリックを指しているのか不明だけど)。 記憶違いとかでなければ、トレード、PoEのアップデートで出来たバグ、もしくはTwitchの動画視聴関連でのプレゼント(これもバグ?)としての入手くらいしか思いつかない。
ログイン報酬のレリックはしまわれたレリックも含めた全レリックから出る可能性があった気がする
枝主だけど、ログイン報酬は盲点だった。ありがとう。今まで気にしてなかったけれど、あの報酬は未だに何の品目がどのくらいの確率で手に入るのか不明なままなのね。
レリックのログイン報酬は、2017/4/13アップデート20.2.0で現在ドロップしないのは出なくなりました。シンジケート交換も同じくでなかったはずです。
22.8.2だけど、デイリートリビュートで既にvault入りしているはずの(Ash Prime bpが報酬にある)Lith S3が出たよ
記事に反映しました
アップデート22.11.0に「Fixed Daily Tribute potentially giving a vaulted Relic.」とありました。単に漏れていただけの模様…?
本文に反映しました
完全なニュービーではなく以前少しやってたりしませんか。Voidキーを持っていたならレリックシステム導入時にレリックに変換されてます。そのころはまだASHやNYXが報酬にありました。
新規の人でも mesoV2 とかがログイン報酬ででることがあるみたいね
始めたばかり(地、金、水終わった辺り)だけど弓好きだからPARIS PRIME作ろうと頑張ってたけどグリップ、ストリングはLITHレリックじゃ出ないのね……まだまだ先は長そうだ(遠い目)
木星を攻略し終えた頃には、そのグリップやストリングを含んだMesoレリックが稼げるようになるから頑張れ。・・・課金? トレード? シラナイ。
IOで10wave周回を32週(Rotation A 64)回やったけど Meso N4が2個、Meso S5が2個、Meso S6は0個だった… 何故か15回もENDOが出る悲しみ(ヽ´ω`)
ひとまず新しいRelicテーブルです。逆引きもあります。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1B-cVNA7FyiwOLDUO9Mg2MbVtNXtPLrnKwFmE4ZFCP7g/edit?usp=sharing
確率順にソートするの忘れてたので修正しました。wikiのほうはこれから手を付けます。
NWT
入手先一覧のGoogleシートの方を最新版に差し替えました。URLの変更はありません。
前回からやり方を変更しており、何をどうやったかちょっとあやふやな感じです。おかしなところがあればコメントしてください。もしかしてシータス依頼分ここにはないかもしれません。
レリックと報酬一覧表を更新。今回から新アイテム名も赤字にしましたが、リンクが外れてしまうので要検討。色とリンクを両立させる手はあるのですが、手が掛かるので色付きはやめて太字や斜体の強調表現に変更するかもしれません。また、しまわれたレリックについても今回から新たにしまわれた物は赤色にしてます。
NWT! 表が見やすくて良いですね。太字や斜体も良いと思いますが、例えば新アイテム名の前に「*」のような印を置くというのはどうでしょうか。
ワインスキーさんの案を採用します。文字全部赤くするのはちょっと目立ちすぎかなとも思ってたので、ちょうどいいかもしれません。それに頭に付けるだけなら正規表現わからない人でも単純置換で簡単にできるので良いです。
印は *、●、♦の3つを候補に考え実際に表で示してますが、どれがよさそうでしょうか。
*は控えめな感じ、●と♦は強めです。●はブラウザ環境によっては大きさが違って見える人がいます。たぶんWindowsだと小さく見えて、スマフォは普通の文字と同じくらいの大きさに見えると思います。
言い出しっぺとしては、その候補の中なら菱形が程よく目立って良いかと思います。
♦で統一しまた。
しまわれたの編集してくださった方、ありがとうございます。
ミッション別一覧表は週末くらいに手をつけます。
攻略記事の更新もずいぶん先延ばしにしてますが、できれば年末くらいに。ただ新規ページネタができると、基本そっち優先にしてます。
こっちの更新は来週まで延期します
wikiの方のミッション別一覧表を更新しました。
シータス報酬分については追って掲載。
シータス依頼の情報を追加
シータス分はスペースに余裕があるので確率も記載してますが、個別でみると他のミッションに比べて高確率です。出る種類が限定的ですが目当てのやつがあるなら狙い目です。
追跡のローテCは都市伝説(実装されてないん)じゃないの?
アップデート時にしまわれたレリックについてはわかるのですが、"次にしまわれるレリック"が分かりません。追加された順でしまわれる等の法則はあるのでしょうか?
レリックが追加された順というよりも「中身の報酬品が実装された順」と考えられています。実装順で考えると、次のVault行きはVaubanP、AkstilettoP、FragorPの3品と予想されるので、これらのパーツを含む全てのレリックがしまわれるでしょう。そのため現状最新のレリックであるMeso H1やNeo V6なども次回で入手不可になるかと。
「次にしまわれるレリック」に関しても色を着けるなどしておくのはどうでしょう?
正確じゃない情報まで書く必要はないかと
Lith/Mesoレリック集めはケレス傍受(Cinxia)がEmberとDiriga&Vulklokを持ってマップ中心辺りの障害物の上で突っ立って待つだけで良いので楽でした。記事中にある水星Odinとドロップテーブルを共有しているのか(?)ローテーションA/Bでレリックが出る確率はそう高くないようではありますが
オロキンセルを集めつつやるならケレス傍受も良いと思う。ちなみに公式情報や有志作成の表を見るとわかるけれど、水星OdinやケレスCinxiaは同じTier扱いで報酬テーブルも共通だよ。記事の内容はどれも公式情報が公開される前のものなので、今のとは若干違うかもしれない(それでも結構正確な数値を出してるのが凄いけれど)。
同じところをずっと周回してると、入ってきてはすぐに変える同じIdの人とかたまにいるけど、味方のレリック厳選でもしてるのかね
その人にとって周回効率が悪かったのかもしれない。逆に効率が良過ぎて自分が敵を倒したりできないから嫌なのかもしれない。募集かけて分隊組んでないから後者の可能性が高い。