パイロット出身で今は新型モビルスーツ開発に携わっているケネスは、新型モビルスーツのことを『俺の女』という含みでペーネロペーの名前つけたんだろうな、という気分が想像される。それはケネスの結婚歴にバツが付いているから、(独身漂流中)という若干自嘲的なフシもあるのかもしれない。
新部隊をキルケーと名付けたときも、やはりキルケーはオデュセウスの愛人であって、ケネスにとって『オデュセウス=俺』意識なのは、ギギが俺と寝てくれれば真実キルケー部隊になる、という台詞に残ってる。にもかかわらず、同部隊内にケネス以外にオデュセウスが別にいては台無しじゃないのか。その下世話な趣味はわかられなくてガンダム付けたらしいのか……。
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女おとこのレーン
ペーネロペーのパイロットのレーン・エイムは、きっとそんな含んだ意味合いはわかってなく、自分の愛機が「女の名前」だというこだわりもなくてメカ操縦に専心しているつもりなのだろうけど、傍から見るとケネスの稚児、愛童という目線で見えなくもないのでやっぱり未熟な若者だ。
『閃光のハサウェイ』の作中にケネスとレーンの怪しい関係はない。ところで、『ガイア・ギア』のウル・ウリアンはレーンと共通点を幾つか挙げられるキャラクターで、ウルとレーンが文中で同じ表現を使って描かれたりすることがある。ウルの上官であるダーゴル大佐はウルに湿度のある目を向けていて、ケネスの態度によってはレーンが同じような危機感を覚えはじめる展開は、考えられなくもなかった。
そこまで行かないぶんレーンのキャラは掘り下げずにあっさりして終わる、ともいうか。上官と部下の嗜虐/被虐(SM)の関係はその後、タシロとファラにつづく。