かとかの記憶

五代ゆう ノート / 13

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katka_yg 2026/09/26 (土) 14:49:10 修正 >> 10

これは……どうも魔法・魔術よりも、カードバトルが主題の、ゲームの世界観設定として書き始められているような印象の小説だな。カードバトルものは全くわたしの趣味じゃないが、ゲームのコンセプト小説みたいなものが嫌いかというと、鈴木銀一郎の『ドラゴンライダー』などとくに気に入ってここでも紹介していることもある。

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  • 14

    『この世の始まりに、まずカードがあった』みたいな神話が問答無用にあり、物語の中でもここぞという見せ場にはカードバトルで白黒を決める、デュエルしろよというノリがしたくて書き始めているにちがいない。

  • 15

    カードでなくて、言葉・物語を武器にする戦い、語りで語り倒す魔術合戦では、わたしは『カレワラ』のワイナミョイネンをお手本にすべきものだと思ってて、それも何度かいってる。カレワラのそれは、根本には民族主義というのがあって、民族と切り離した純娯楽のための現代ファンタジーノベルに「物語を武器に戦う魔術」がその真似事以外になるのかというと、ならないとも思ってる。

    今から小説を読むというのにそこまで先に言うことか。女の子の服装と化粧の話が興味でも面白いと思うけど。

  • 16

    ライトノベルの場合、結末は最初からわかってる。どういう過程だろうと、どうせそれなりに主人公が勝って終わるのに、途中の冒険をいくら語られても「どうせ勝つけどな」という読者の予見が壁になって、心の葛藤を語り切らない。

    それで「死闘」には絶対にならないのにこれは真剣勝負ですという一応の約束で読者も暇つぶしにするんだ。それではもう飽き足らないとなったら作家も読者もそのジュニア向けジャンルから抜けていくんだろう。