画面1枚目=1回戦 田中博己さんVS渡邉真絃くん 画面2枚目=1回戦 中村祐貴さんVS坂口謹一さん 画面3枚目=2回戦 田中博己さんVS坂口謹一さん
連覇を目指す大豪に挑んだ小学生ホープの 渡邉くん。厚い壁に跳ね返されましたが 翌週の松本支部月例大会では優勝しました 着実に力を付けている事は確かです
師弟対決は坂口さんに軍配。 小学生の頃から手塩にかけて育てた愛弟子が 今では長野安茂里支部の支部長になるまでに 成長してくれて感慨無量だったと思います
連覇に向けて最初の厳しい関所に臨んだ 田中さん。激しく難解な戦いだった ようですが、これを乗り気って準々決勝 進出を果たしました
画面1枚目=1回戦 高木雄哉くんVS赤木崇幸さん 画面2枚目=1回戦 丸山勝廣さんVS宮崎和仁さん 画面3枚目=2回戦 丸山勝廣さんVS高木雄哉くん
傳田くんに続いて高木くんも奮戦。赤木戦は かなり苦しい将棋だったようですが粘り強く 指して制勝。しかしここでベテラン強豪が 大きく立ちはだかります
飯山の雄にして現・信州王将の丸山さん 松本深志高のエース宮崎さんの粘りを 振り切り、長野県中学生名人の高木くんの 攻めを封じ切ったテクニックに脱帽しました
画面1枚目=トーナメント表 こと将棋に関しては泣く子も黙る28名の 強者たち。真に持って壮観な眺めです
画面2枚目=1回戦 藤巻阿富さんVS菊地康文さん
前年秋の信州王将戦ベスト4に続く頑張りを 見せた藤巻さん。須田博貴さんと並ぶ 軽井沢佐久支部期待のホープであります
その若手の勢いを力強く止めた 菊地さん流石でありました
画面3枚目=2回戦 菊地康文さんVS傳田寛人くん
そんな重鎮・菊地さんを倒したのが 小学生ながら県アマ棋王戦準優勝、更には 長野県小学生名人にもなった傳田くん。 この戦いを皮切りに、これ等の実績が断じて フロックで無い事を今後の戦いで 証明する事になります
⬆️戦いが終わればノーサイド。3位の選手も 交えて最後は仲良く記念撮影。表彰式と この記念撮影までが大会なのであります 皆様本当に良い表情をしていますね。
以上で2025長野県シニア名人戦の回顧を 終えたいと思います。選手と運営の皆様 大変お疲れ様でした。労いと感謝の念を 抱きながら完結いたします
最後まで、お付き合いくだされました 閲覧社の方々、有難うございました (完)
⬆️準優勝の表彰を受ける小山さん
惜しくも涙を飲みましたが2年連続準優勝は 素晴らしい成績でした。前年の名人戦でも 東信代表となって県大会に勇姿を見せた 小山さん。歳を重ねて、ますます意気軒昂で ございます
⬆️優勝の表彰を受ける川口さん
川口さんが長野県名人となったのは 平成18年。その時も今回と同じく 東信代表同士の決勝戦でした。違いは 相手と、相手が採用した戦法が居飛車穴熊で あった事ぐらいですが、川口さんが自分の スタイルを貫いて優勝いたしました あの時も、そして今回も。
右四間も得意としており二刀流四間飛車と いうかスイッチヒッター的な四間飛車党と 言うべきなのか分かりませんが独特な 棋風を駆使して東日本大会でも御活躍を 期待したいと思います
以下の手順は後日、信濃毎日新聞にて 掲載されますので、そちらを御覧下さい
連闘の疲れや優勝への重圧の中、激しい 戦いは終盤になって更に過酷さを増して きましまが、小山さんの罠を見抜いた 川口さんの王様が巧みな逃走を見せます
そればかりか何と、その王様が攻め駒に
これまた懸命の逃走を図った小山さんの 王様の退路に川口さんの王様が待ち伏せ 最後は自分の王様で相手の王様に必至を かけるという結末でケリをつけた 川口さん。ようやく掴んだ初優勝でした
⬆️先手の川口さんは78金型四間飛車 これこそが川口さんに長野県名人位を もたらした十八番戦法であります。
一方の小山さんも金銀4枚で、ガッチリと スクラムを組みます。手厚さが身上の 小山さんらしい頑強な布陣であります
小山さんが飛先の歩を交換した直後に 川口さんが先攻。共に自頭の頭となる 位置から火蓋が切られた戦いは 程無く中央に飛び火。意地と意地が ぶつかり合う激しい戦いとなりました
⬆️決勝戦 川口博司さんVS小山泰治さん
昨年も準決勝に2名が勝ち上がり 東信勢のシニア層の厚さ2年続けて 思い知らされました
序盤の進行は⬇️の通り
塩尻支部チームの成績
Aチーム=前述の通り準優勝。 塩尻支部唯一の成人トリオ。この3人が 最強と見てのトリオ編成。優勝は逃すも その判断に間違いナシであった
Bチーム(中沢拓也、大和竜聖、矢本永太) 高校生、中学生、小学生のトリオは 1勝4敗で予選5位。未勝利者ナシと 頑張った。大将の中沢さんが2勝。この内の 1勝は予選1位チームの大将からであった
Cチーム(丸山佳洋、黒岩泰、小松陸人) 2勝3敗で予選3位。ここも未勝利者ナシ 更にストレート負けもナシ。私(丸山)が 出来過ぎで小林暖希さんからの金星を含め 4勝1敗。皆の推挙で抜擢された小学生の 小松くんやベテランの黒岩さんも懸命の 頑張りを見せてくれた
Dチーム(西村正和、松井翔吾、田中颯) ベテラン西村さん&小中学生トリオ 0勝5敗であったが小学生の田中くんが 2勝を挙げる善戦ぶりを見せた。
Eチーム(松本仁志、藤井大志、曲田悠人) 松本さんが2人の小学生を率いて挑んだ トリオ。何と6チーム中、5チームが Aチームという鬼ブロックに編入されて しまい0勝5敗。しかし強い選手と 沢山指せる機会に恵まれ、更に教え上手の 松本さんの訓導が加わって2人の小学生に とっては有意義な日々になったと思う
優勝=長野支部C (仁科拓人、黒岩琳太、金子巧磨)
2位=塩尻支部A (赤木崇幸、清家保寛、手塚啓介)
3位=長野支部B (小林暖希、高木雄哉、傳田寛人) 3位=長野安茂里支部A (松下信夫、鈴木千尋、中沢正直)
因みに決勝戦のカードは⬇️の通り 大将戦=赤木VS仁科 副将戦=清家VS黒岩 三将戦=手塚VS金子
決勝戦は塩尻A対長野C 以上で速報を終わります
⬇️組み合わせ決まりました
以上で予告編を終わります
果たして今回の支部名人戦は どんな展開が待っているのか? それは半月後から振り返りたいと思います
⬆️整然とした開会式の後、いよいよ 戦いの幕が切って落とされました 参加人数56名の為、4人一組のリーグ戦が14組 2勝通過2敗失格方式で28名を選りすぐり 決勝トーナメントで覇を競います
数々の熱戦激戦が展開される中、予選通過を 果たした28名の選手たちと組み合わせは ⬇️の通り
⬆️皆で協力し合った会場設営 キレイに列を作って並んで下さり、更には 皆の邪魔にならないように申込用紙に 必要項目を書き込んで下された皆様には 主管の塩尻支部の一員として感謝の念が 尽きません。お陰で円滑に会場作りが 進みました事に深く感謝いたします
次回の④が完結編です
これで準決勝の戦いが終わりました 決勝は⬇️の通り東信対決に
⬆️(画面1枚目) 胡桃沢正雄さんVS川口博司さん
右玉VS風車的な四間飛車。両者共に 切り札を出し合った後、川口さんも 王飛接近型にした為、両陣営ともに 似たような陣型に。しかし川口さんが 飛車先を突破してから流れを掴んだようで 元名人の底力を見せた川口さんが 初の決勝進出を果たしました
(画面2枚目) 3位の表彰を受ける胡桃沢さん
2年連続準優勝以来11年振りの決勝進出を 狙った胡桃沢さん(因みに12年前の決勝は 安曇野ダービーに)中信勢としても優勝した 小林勇司さん以来6年振りの決勝進出と なる所でしたが残念ながら一歩及ばず
しかし対振り右玉を磨き続け10数年 今や赤木崇幸さんにも引けを取らない 右玉の名手かと思います 昨年秋の県選手権では自身より一回り若い 元・長野県竜王を倒した胡桃沢さん 年を重ねて益々意気軒高であります
⬆️(画面1枚目) 市川憲治さんVS小山泰治さん
予選では市川さんが勝ったのですが この準決勝では小山さんが雪辱 実力が拮抗しているので、どちらかが 連勝というわけにはいかないようです
北信代表相手に前回決勝の借りを返した 小山さん。2年連続の決勝進出であります
(画面2枚目) 3位の表彰を受ける市川さん
惜しい敗北を喫した市川さんですが 今年も選手として、また指導者として かなり注目される存在になるでしょう
令和5年~6年にかけて長野県の 小学生王者を3人輩出した長野支部。 特に令和6年は5月の小学生選手権を除く 高校生以下の長野県学生大会の男子部門の 全てを制覇するという離れ業を見せました
果たして本年(令和7年)は如何に?
⬆️熱気を帯びた4強の対決
画面1枚目=1回戦
田中博己さんVS渡邉真絃くん
画面2枚目=1回戦
中村祐貴さんVS坂口謹一さん
画面3枚目=2回戦
田中博己さんVS坂口謹一さん
連覇を目指す大豪に挑んだ小学生ホープの
渡邉くん。厚い壁に跳ね返されましたが
翌週の松本支部月例大会では優勝しました
着実に力を付けている事は確かです
師弟対決は坂口さんに軍配。
小学生の頃から手塩にかけて育てた愛弟子が
今では長野安茂里支部の支部長になるまでに
成長してくれて感慨無量だったと思います
連覇に向けて最初の厳しい関所に臨んだ
田中さん。激しく難解な戦いだった
ようですが、これを乗り気って準々決勝
進出を果たしました
画面1枚目=1回戦
高木雄哉くんVS赤木崇幸さん
画面2枚目=1回戦
丸山勝廣さんVS宮崎和仁さん
画面3枚目=2回戦
丸山勝廣さんVS高木雄哉くん
傳田くんに続いて高木くんも奮戦。赤木戦は
かなり苦しい将棋だったようですが粘り強く
指して制勝。しかしここでベテラン強豪が
大きく立ちはだかります
飯山の雄にして現・信州王将の丸山さん
松本深志高のエース宮崎さんの粘りを
振り切り、長野県中学生名人の高木くんの
攻めを封じ切ったテクニックに脱帽しました
画面1枚目=トーナメント表
こと将棋に関しては泣く子も黙る28名の
強者たち。真に持って壮観な眺めです
画面2枚目=1回戦
藤巻阿富さんVS菊地康文さん
前年秋の信州王将戦ベスト4に続く頑張りを
見せた藤巻さん。須田博貴さんと並ぶ
軽井沢佐久支部期待のホープであります
その若手の勢いを力強く止めた
菊地さん流石でありました
画面3枚目=2回戦
菊地康文さんVS傳田寛人くん
そんな重鎮・菊地さんを倒したのが
小学生ながら県アマ棋王戦準優勝、更には
長野県小学生名人にもなった傳田くん。
この戦いを皮切りに、これ等の実績が断じて
フロックで無い事を今後の戦いで
証明する事になります
⬆️戦いが終わればノーサイド。3位の選手も
交えて最後は仲良く記念撮影。表彰式と
この記念撮影までが大会なのであります
皆様本当に良い表情をしていますね。
以上で2025長野県シニア名人戦の回顧を
終えたいと思います。選手と運営の皆様
大変お疲れ様でした。労いと感謝の念を
抱きながら完結いたします
最後まで、お付き合いくだされました
閲覧社の方々、有難うございました
(完)
⬆️準優勝の表彰を受ける小山さん
惜しくも涙を飲みましたが2年連続準優勝は
素晴らしい成績でした。前年の名人戦でも
東信代表となって県大会に勇姿を見せた
小山さん。歳を重ねて、ますます意気軒昂で
ございます
⬆️優勝の表彰を受ける川口さん
川口さんが長野県名人となったのは
平成18年。その時も今回と同じく
東信代表同士の決勝戦でした。違いは
相手と、相手が採用した戦法が居飛車穴熊で
あった事ぐらいですが、川口さんが自分の
スタイルを貫いて優勝いたしました
あの時も、そして今回も。
右四間も得意としており二刀流四間飛車と
いうかスイッチヒッター的な四間飛車党と
言うべきなのか分かりませんが独特な
棋風を駆使して東日本大会でも御活躍を
期待したいと思います
以下の手順は後日、信濃毎日新聞にて
掲載されますので、そちらを御覧下さい
連闘の疲れや優勝への重圧の中、激しい
戦いは終盤になって更に過酷さを増して
きましまが、小山さんの罠を見抜いた
川口さんの王様が巧みな逃走を見せます
そればかりか何と、その王様が攻め駒に
これまた懸命の逃走を図った小山さんの
王様の退路に川口さんの王様が待ち伏せ
最後は自分の王様で相手の王様に必至を
かけるという結末でケリをつけた
川口さん。ようやく掴んだ初優勝でした
⬆️先手の川口さんは78金型四間飛車
これこそが川口さんに長野県名人位を
もたらした十八番戦法であります。
一方の小山さんも金銀4枚で、ガッチリと
スクラムを組みます。手厚さが身上の
小山さんらしい頑強な布陣であります
小山さんが飛先の歩を交換した直後に
川口さんが先攻。共に自頭の頭となる
位置から火蓋が切られた戦いは
程無く中央に飛び火。意地と意地が
ぶつかり合う激しい戦いとなりました
⬆️決勝戦
川口博司さんVS小山泰治さん
昨年も準決勝に2名が勝ち上がり
東信勢のシニア層の厚さ2年続けて
思い知らされました
序盤の進行は⬇️の通り
塩尻支部チームの成績
Aチーム=前述の通り準優勝。
塩尻支部唯一の成人トリオ。この3人が
最強と見てのトリオ編成。優勝は逃すも
その判断に間違いナシであった
Bチーム(中沢拓也、大和竜聖、矢本永太)
高校生、中学生、小学生のトリオは
1勝4敗で予選5位。未勝利者ナシと
頑張った。大将の中沢さんが2勝。この内の
1勝は予選1位チームの大将からであった
Cチーム(丸山佳洋、黒岩泰、小松陸人)
2勝3敗で予選3位。ここも未勝利者ナシ
更にストレート負けもナシ。私(丸山)が
出来過ぎで小林暖希さんからの金星を含め
4勝1敗。皆の推挙で抜擢された小学生の
小松くんやベテランの黒岩さんも懸命の
頑張りを見せてくれた
Dチーム(西村正和、松井翔吾、田中颯)
ベテラン西村さん&小中学生トリオ
0勝5敗であったが小学生の田中くんが
2勝を挙げる善戦ぶりを見せた。
Eチーム(松本仁志、藤井大志、曲田悠人)
松本さんが2人の小学生を率いて挑んだ
トリオ。何と6チーム中、5チームが
Aチームという鬼ブロックに編入されて
しまい0勝5敗。しかし強い選手と
沢山指せる機会に恵まれ、更に教え上手の
松本さんの訓導が加わって2人の小学生に
とっては有意義な日々になったと思う
優勝=長野支部C
(仁科拓人、黒岩琳太、金子巧磨)
2位=塩尻支部A
(赤木崇幸、清家保寛、手塚啓介)
3位=長野支部B
(小林暖希、高木雄哉、傳田寛人)
3位=長野安茂里支部A
(松下信夫、鈴木千尋、中沢正直)
因みに決勝戦のカードは⬇️の通り
大将戦=赤木VS仁科
副将戦=清家VS黒岩
三将戦=手塚VS金子
決勝戦は塩尻A対長野C
以上で速報を終わります
⬇️組み合わせ決まりました
以上で予告編を終わります
果たして今回の支部名人戦は
どんな展開が待っているのか?
それは半月後から振り返りたいと思います
⬆️整然とした開会式の後、いよいよ
戦いの幕が切って落とされました
参加人数56名の為、4人一組のリーグ戦が14組
2勝通過2敗失格方式で28名を選りすぐり
決勝トーナメントで覇を競います
数々の熱戦激戦が展開される中、予選通過を
果たした28名の選手たちと組み合わせは
⬇️の通り
⬆️皆で協力し合った会場設営
キレイに列を作って並んで下さり、更には
皆の邪魔にならないように申込用紙に
必要項目を書き込んで下された皆様には
主管の塩尻支部の一員として感謝の念が
尽きません。お陰で円滑に会場作りが
進みました事に深く感謝いたします
次回の④が完結編です
これで準決勝の戦いが終わりました
決勝は⬇️の通り東信対決に
⬆️(画面1枚目)
胡桃沢正雄さんVS川口博司さん
右玉VS風車的な四間飛車。両者共に
切り札を出し合った後、川口さんも
王飛接近型にした為、両陣営ともに
似たような陣型に。しかし川口さんが
飛車先を突破してから流れを掴んだようで
元名人の底力を見せた川口さんが
初の決勝進出を果たしました
(画面2枚目)
3位の表彰を受ける胡桃沢さん
2年連続準優勝以来11年振りの決勝進出を
狙った胡桃沢さん(因みに12年前の決勝は
安曇野ダービーに)中信勢としても優勝した
小林勇司さん以来6年振りの決勝進出と
なる所でしたが残念ながら一歩及ばず
しかし対振り右玉を磨き続け10数年
今や赤木崇幸さんにも引けを取らない
右玉の名手かと思います
昨年秋の県選手権では自身より一回り若い
元・長野県竜王を倒した胡桃沢さん
年を重ねて益々意気軒高であります
⬆️(画面1枚目)
市川憲治さんVS小山泰治さん
予選では市川さんが勝ったのですが
この準決勝では小山さんが雪辱
実力が拮抗しているので、どちらかが
連勝というわけにはいかないようです
北信代表相手に前回決勝の借りを返した
小山さん。2年連続の決勝進出であります
(画面2枚目)
3位の表彰を受ける市川さん
惜しい敗北を喫した市川さんですが
今年も選手として、また指導者として
かなり注目される存在になるでしょう
令和5年~6年にかけて長野県の
小学生王者を3人輩出した長野支部。
特に令和6年は5月の小学生選手権を除く
高校生以下の長野県学生大会の男子部門の
全てを制覇するという離れ業を見せました
果たして本年(令和7年)は如何に?
⬆️熱気を帯びた4強の対決