パラディスについても。
「バルセロナのエウラリア」の伝説を踏まえている。観光地のビーチを舞台にThe Stainと対決する現代の聖女譚。当地ネタと、英語とスペイン語由来の俗語、スラング等が頻出するがネット検索すればすぐにわかるので今現在そんなにハードルがない。
パラディス等に触れているようにこれは不条理か、マジック・リアリズム的か…というと、この語り口はリーでもあるが、そういえばあたかもガルシア・マルケスのような連想もしていた。最近その作品集を読み返していたし。ちょっと面白いのは、わたしは昨年からの経緯でリーのファンタジーと日本の和田薫音楽を混ぜて聴いていたけど、本作では文中の言及からまるっきり伊福部昭が鳴り響いているようなシュールな奇観でもある。これは「平和の祈り」かな。
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