このスレは「けものフレンズ」の自作SS(二次創作小説)をここに投稿したり、読んだ感想を言い合ってわいわい楽しむスレです!一行ネタ、短編、長編、過去作の再掲など、けもフレの物語ならなんでも大歓迎です!もちろんクロスオーバーも可ですしAIにかかせた作品でもかまいません!なんならSS書けない方でも感想だけでもOKです!雑談などもOKです〜
【みんなでたっのし~!にするためのルール】
・SS作者や見ている方が不快に感じるような投稿はおやめください。
・自作ではないSSを出したい場合は、必ず「引用」にしてください。
・くれぐれも、自作以外の無断転載はしないようお願いします。
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// generating...
おしらせ
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フレンズピックアップ企画
週間フレンズ+月刊けものを統合し、総合ファンスレとしてリニューアル
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日記
2025/2/19
本日、子どもが生まれました。ここまでこれたのはけもフレとけもねおのお陰だと思います。暫く夜泣き、お風呂、食事があるので大変ですがこれからも宜しくお願いします。
トラたぬより
2026/08/04
新刊の作業をしなくちゃ
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このスレでは、主にけもフレ二次創作の自作ssを出したり、読んだ感想言いあったりなどするスレです、はい
早速過去に占いツクールというサイトで投稿した過去作でも載せておきます
タイトルは「日常がぶち壊しだよ...」です
首都から少し外れたとあるアパート付近にて
私はあくびをしながらコンビニで買ってきたものが入ってるレジ袋を右手に持ちながら帰っていた。
アパート前に着いた私は階段を登って2階の自分の住んでる場所のドアの鍵を開けようとした瞬間に悟った。
「...誰かいる、ひとり?なんでだろ...殺意はなさそうだし...とりあえずかまえとくかな...」とぶつぶつと一人ごとを言いつつかまえながらドアを開けた。
ガチャガチャと鍵を開けてドアを開けた瞬間、何も変わらないいつも通りの部屋があった。
キーっというドアの閉まる音と共にドアの鍵があいているかを確認した瞬間、少しずつ自分の部屋の方へ向かっていった。
恐る恐る部屋を見ると自分のベッドに誰かが眠っていた。
「すーーすーーっ......」
布団の中に潜っているせいか顔を見ることができない。
「......」
布団を両手で持って、無理やりひっぺがえした。
布団をひっぺがえした先に視界にうつったのはぐっすりと眠っているマイルカのフレンズだった。
「......はぁ」
わかった途端に呆れてすぐに布団をしきなおす。
そして、電気もつけない状態で右手首にかけてたレジ袋からカップ麺を一つ取り出して蓋を開けた。そして電気ポットからお湯を注ぎ蓋を閉じた。
何故かわからないけど、いま自分の部屋に、マイルカのフレンズがいる。部屋のドアには鍵をかけてたはずだし、なんなら窓にも鍵をかけてたはず...それにここは2階...頑張れば忍べないわけでもないけど、この子が果たしていけるのかな...?
と、どうでもいいことばかり考えて3分がたった。
私はあくびをしながら右手首にかけてたレジ袋をテーブルに置いて箸を二膳取り出した。
「......いただきます。」
私はカップ麺から半分くらい麺や具、そしてスープをキッチンから取り出した皿に移して床で食べていた。
ススーッとラーメンをすする音が部屋に静かに響いていく。
ふと、スマホを取り出して時間を確認した。
「もう0:12...」
日付はとっくに変わっている事に気がついた私は、ソファーで眠る事にした。そしてソファーに行こうとしたら、ベッドからゆっくりと起き上がる音がした。ピクって驚いた私はすぐにベッドの方を向くとマイルカが歩いて自分の方に近付いてきた。
「......んーー」
どうやらマイルカは寝ぼけているみたいだった。
「......ご飯、食べる?」
すると少しだけ固まってたマイルカが
「......んーー」と答えた。
マイルカに割り箸を割って渡すとトロンってなっている目をこすりながらゆっくりと椅子に座ってカップ麺を食べ始めた。
スススススーーッと麺を吸う音が聞こえる。
少し時間がたったせいか麺が少し伸びてはいたけどしっかりと全部食べ切ったみたいだった。
「ごちそうさまでした...」
私はそう言って、カップ麺をキッチンの水道で洗い、ゴミ箱に捨てて、マイルカが食べるのに使った物を処理すると共に自分が食べるのに使った皿を洗っていった。
するとマイルカは眠そうに私の方によって背中に飛び乗ってきた。
「...えっ!?」と驚いたが、マイルカを起こすのは可哀想にも思えたから声のトーンや音量をなんとか抑えた。
意外に重い感じがした。ちっちゃな子供をおんぶしてる感じに近いかもしれない。それに少しひんやりとする気がした。ちなみにマイルカは安心してるのかスーースーーッと寝息を立てていた。
それにしても謎に重い...気がする様な...と考えながらふと気がついた。
「...私、どうやって寝よっかな......?」
私はキッチンで皿を拭きながらそう言った。
とりあえず私はマイルカを、元々寝ていた私のベッドに移そうとした。でも、張り付いてる様な感じで全然離れてくれない。
「うーん...」
と悩んでる私と違いマイルカは気持ちよさそうな寝息を立てていた。
結局、私は諦めてマイルカをおんぶしたままベッドで眠った。
少し寝づらいけど仕方がなかった。だって、全然離れないもん...
そして私はゆっくりと目をつぶってマイルカの重さを体感しながら私の一日は終わった。
このお話は確か即興で思い付きでスマホのメモアプリに書いた短編だった気がする。
リアルタイムで書いた奴ですね。マイルカを題材にしてなんか不思議な感じで仕上げました!
突然自宅に現れたマイルカちゃんとの日常か…俺もマイルカちゃんと一緒に暮らしてぇ〜なあ〜
(感想も描いてよかったかな?)
一応続きを少しだけ最近書いたのですがやっぱり100%ゾーンに入ってた時ほどは書けないな...って思いましたね
気が付くと、日が昇っていたのか朝日の光でふと私は目が覚めた。
起き上がろうとしたが背中からずっしりとして、なのに吸盤のようにくっついてひんやりするものを感じた。
どうやら、気に入ってしまったのかずっとくっついていたんだろう...そう考えた私は諦めて朝食をつくろうと背中にくっついたマイルカをフルシカトして冷蔵庫から買い置きしていたおにぎりを2つ取り出した。すると
「これなーに?」と背中から声がした。
「おにぎり...」
私は一言言った後に、背中にくっついてる生物にフィルムをとったおにぎりを渡した。
ふしぎなお話ですのだ
そして主人公さんの適応能力の高さたるや!
占いツクールってなんですのだ?
>> 4感想書いても大丈夫ですよ!気軽にどうぞ!
>> 5占いツクールは、ユーザーが自分で占いや診断、小説などを作って公開できる無料の投稿サイトです。カクヨムやpixivとの大きな違いは、登場人物の名前を読者の名前に変換して、自分が物語の主人公になれる「夢小説」や性格診断が多く投稿されている点ですね。(ちなみに、僕のこのSSには出した当時からその名前変換設定はつけていないです(笑))
なるほどですのだ

教えてくれてありがとうですのだ
感想画も描いていいのだ?
~これなーに?~
>> 7お!可愛い(大丈夫ですよ)
ありがとうですのだ
これは2025年3月17日に書いたまだカマイルカがけもフレ3で出る前に書いたkakuyomuであげたssです
けもフレ3のカマイルカとはキャラが180度違うかもしれないけどご愛敬で
タイトルは「カマイルカのシーンその1」
砂浜から海を遠くから見ているフレンズの姿が見えた。
「あれっ?かばんちゃん、あそこにもフレンズがいるよ!なにをしてるのかな?」
「うん!なんのフレンズさんだろうね」
「ねぇ、かばんちゃん!ちょっと、行ってみようよ!」
「うん!」
そしてかばんちゃんたちは、遠くから海を見ているフレンズのところへ向かった。
「……。」
イルカのフレンズは静かに砂浜にあるベンチから、ゆっくりと頬に当たる潮風を感じながら、遠くの海にいるマイルカたちを見つめていた。波間には小さな背びれが見え隠れしている。
「ねぇ、そこでなにやってるの?」
「うわっ!?ゴメンなさいっ…」
そのフレンズは、ビックリして怯えてしまった。
「あっ…ゴメンね。私、脅かせるつもりはなかっただけど…もしかして、ビックリしちゃった…?」
「…ううん、大丈夫。驚いちゃったけど…」
ちょっと、恥ずかしそうに言うイルカのフレンズ。
「あっ、あの…はじめまして。僕はかばんって言います。おどかしてしまってゴメンなさい…」
「驚かしてゴメンね。えーっと、私はサーバルキャットのサーバルだよ!サバンナから来たんだ!」
「そうなんだね…えっと私はカマイルカだよ。このベンチから海を眺めるのがすきで…私、よくここで海を眺めてるんだ…」
カマイルカがしんなりといった。
照れくさそうにいったカマイルカ。
「へぇー、そうなんだ!海、きれいだもんね!」
「うん…私、この海が大好きでよく来てるの…」
「そうなんですね。このベンチってカマイルカさんのお気に入りなんですか?」
かばんちゃんが質問したらこう言った。
「うん…ずっーと昔から私のお気に入り…なの。」
すると、かばんちゃんがベンチに座ってこう言った。
「ここからの海の景色、綺麗で素敵ですね」
すると、カマイルカは、こう言った。
「そうかな…?」
カマイルカは、嬉しそうだった。
「えっ!ホントに!?私も見てみたい!」
そう言ってサーバルもベンチに座って遠くの海を眺めた。
「あっ!かばんちゃん!あの先にキョウシュウエリアがあるよ!」
「えっ?サーバルちゃん、見えないよ…」
すると、カマイルカがこう言った。
「キョウシュウエリアは、ここからだとちょっとだけ…遠いかも?だから…見えないのもしょうがないね…」
「そうなんですね。」
かばんちゃんがそういうと
「あれっ?カマイルカもキョウシュウエリアにいったことがあるの?」
「…えっ?えっと…昔にちょっとだけ…?」
「へぇー、そうなんだ!カマイルカも来たことがあるんだ!」
そういうとカマイルカは少し緊張しているのか呼吸が荒かった。
すると、サーバルはこう言った。
「そういえば、海には入らないの?」
「私は…もういいかな…」
「えぇー!?なんでなんでー!?海に入ったら絶対気持ちいいと思うけどなぁー」
そして、ベンチから勢い良くジャンプして海に入ったサーバル。
「あれっ?サーバルちゃん。海に入ったら溺れちゃうよ!」
そうかばんちゃんがツッコミをいれると
「うみゃー!?」
とサーバルが悲鳴をあげながら溺れていく。
「さっ、サーバルちゃん!?」
「あはは…」
それをみて、つい笑ってしまったカマイルカだった。
「かばんちゃん、ありがとう。溺れるとこだったよ」
サーバルが反省しながらいった。
「気を付けようね…」
そう言ってベンチに戻る二人。
「…サーバルちゃん、大丈夫?」
そうカマイルカがいうと
「うん!大丈夫、大丈夫!私、夜行性だもん!」
「それって…関係あるのかな?」
そうカマイルカが返すと
「うぅ…関係あるよ!」
「ラッキーさん。関係あるんですか?」
「夜行性と溺れかけて大丈夫ということには、特に関係は無いヨ」
「ぼっボス…ひどいよー」
サーバルがそう言った。
「あの…カマイルカさん。僕たち…ヒトを探してて…なにか知ってること、ありますか?」
すると、カマイルカは
「うーん…そういえば、前に…人で誰かと会った気がするけど…」
すると、カマイルカの答えに食いついたのかサーバルとかばんちゃんが
「えっ、ホントに!?やったねかばんちゃん!これでひとがすんでいるところがみつかるよ!」
「うん、それでカマイルカさん。そのヒトは今どこにいるかわかりませんか?」
すると、カマイルカは悲しそうな表情で
「うん…でも知らない方が…」
「なんでなんで?」
すると、カマイルカはこういった。
「えーっと…ゴメンね。今はもう…ひととはあってないの…あの日のあとから…」
「そうなんだ…」
「カマイルカさん…」
「…?」
「…教えてくれてありがとうございます。」
すると、カマイルカは微笑みながら
「ううん…困ったときはおたがいさまだからね…」
そうカマイルカはいうとかばんちゃんも自然と笑顔になった。
カマイルカちゃんの過去に一体何があったのだ・・・どこか哀愁を感じるのだ
まぁ性格が多少違っても別個体ということで・・・
ゴコクチホーからのお話はいろいろバリエーションがあって
書き手の個性が出るので楽しみですのだ
ありがとうございます
元々、けもフレ3の個体が成長した姿みたいな感じで考えて書きましたが、ま、まぁ誰がなんと言おうが別個体だと考える様にしてます(?)
マイルカとか、あと公式の吉崎絵や動物の生態などのwikiとか...様々なもの参考させてかかせていただいたものでして、まさに作り方は似てるんだろうけどやはり『ヒトがいなくなって例の異変が起きた後』のパークのカマイルカちゃんってどんな感じになるんだろうと真剣になって書きました!
やはり個性が出る物だなぁと僕自身見直して思いましたね(?)
つぎはけもフレ1期アニメ終了後直後の物語を考えてその考えたものをaiにまとめたり加筆修正させてみました
なので少しガバガバですがよかったら...
あと、けものフレンズ+iの要素もあるかも?
タイトルは「うなばら」です
空の色を映したような海が、どこまでも広がっていて静かな波の音の中に、一羽のカモメがふらりと右手から現れ、羽を大きく広げて「クァーッ」と一声鳴くと、そのまま水平線のかなたへと飛んでいった。
そして、ザァーッ、ザァーッ……寄せては返す波の音に、海鳥の声が重なった。
そんな穏やかな海の真ん中に、丸太を組んで浮かべたジャパリバスがぽつんと浮かんでいた。すぐそばでは、一人のフレンズが「わーい!」と楽しそうな声をあげて、盛大に水しぶきを上げている。
「あははっ、元気なフレンズさんですね」
運転席から顔を出したかばんが、笑顔でその子を見つめていた。
「私も負けないんだからっ!」
声とともに、バスの天井からピョーンと跳んでは着地をしたのはサーバルだ。着地の瞬間、ボンッという音とともにバスが少し沈み込む。けれどすぐに、何事もなかったかのようにもとの高さまで浮かび上がった。
「わーいっ!」
サーバルは「うみゃっ!うみゃっ!」と声を弾ませながら、跳んでは着地を、何度も何度も繰り返している。
バスの中からは「ふっ……ふわぁっ!?」という声と、ドタドタという慌ただしい足音が響いた。窓からひょっこりと顔を出したのは、アライグマだ。
「なっ、なんなのだ!?」
必死にバスの上を見上げるアライグマの隣に、フェネックがひょっこりと現れる。
「んー、誰かが飛び跳ねてるみたいだねー?」
フェネックにぽかんとした顔を向けたアライグマは、すぐにまたバスの上へと視線を戻した。
「……な、何ぃーっ!?あれは……さっ、サーバル!?とっ、飛び跳ねるのはやめるのだーっ!」
「サーバルちゃん、危ないよー?」
かばんがそう声をかけても、サーバルはどこ吹く風だ。
「へーきへーき!ほらっ、楽しいよ?かばんちゃんもやってみない?」
飛び跳ね続けるサーバルに、かばんは苦笑いを浮かべる。
「えっ!?えーっと……ぼ、僕はいいかな」
そのとき、少し離れたところで水しぶきを上げていたフレンズの目が、キラリと輝いた。
「すっごーい……わたしもとんでみたーい!」
「えーっ!?」
困惑するかばんをよそに、そのフレンズは海から大きくジャンプすると、ザバーッと大きなしぶきを上げて着地し、バスが横に大きく揺れた。
「うみゃっ!?」
濡れた足元を滑らせて、サーバルがそのまま海にドボンッと落ちてしまった。
「うみゃ〜っ!?」
水面でバシャバシャともがくサーバル。
「さ、サーバルちゃん!?」
「あっ……助けなきゃ」
そう呟くと、そのフレンズはザッと勢いよく海に潜った。
「……えっ?」
隣を見ると、いつの間にかその子の姿が消えている。
「……あれっ?さっきまでここに……」
かばんがそう首をかしげた直後、左手のほうでザッバーンという水音が響いた。振り向くと、あのフレンズがサーバルを下から支えるようにして、水面へと持ち上げているところだった。
――――――――
ジャパリバスの客席、木のベンチに座って、サーバルはほっと息をついていた。
「たすかったよー」
「気を付けようね……?」
苦笑いのかばんに、サーバルは頭をかきながら答える。
「ごめんごめん、あそこのフレンズが楽しそうにしてたからつい……」
「つい……じゃないのだっ!ボンボンなってて怖かったのだぁーっ!」
かばんの右手側に立ったアライグマが、びしっとサーバルを指さした。
「まーまーっ……サーバルに悪気はなかったみたいだし、サーバルも反省してるっぽいしさー?許してやってもいいんじゃないかなー?アライさーん?」
「ぐぬぬ……納得いかないのだ……」
当のサーバルはといえば、「うみゃ?」と、何が起きているのかまるでわかっていなさそうな顔をしている。
「あはは……」
かばんが呆れたように笑ったところで――勢いよく、あのフレンズがバスの運転席にザバッと顔を出した。ゼロ距離で、かばんと目が合う。
「た……食べないでくださーい!!」
「え〜っ?食べないよー!」
困った顔をした彼女は、続けて申し訳なさそうに言った。
「ごめんね?驚かせちゃったかな……」
「あっ……いえ、ちょっと驚いちゃいましたけど大丈夫です、えーっと……」
「あっ、私はマイルカだよ!みんなからマルカって呼ばれてるんだー!」
「初めまして……かばんっていいます」
「私はサーバルキャットのサーバルだよっ!あと……」
サーバルが後ろを振り返る。
「後ろにいるのが……」
「アライさんなのだ!」
「フェネックなのさー」
「…….あっ、よ……よろしくね!」
一瞬、マイルカの体がぴくりと固まった。フェネックがその様子を不思議そうにじっと見つめている。
「あのぅ、ぼくたちゴコクエリアっていうところに行きたかったんですけど、バスの電池が切れてしまって動けないんです……」
「あれー?かばんさーん、ゴコクエリアって何ー?」
「えーっと……」
言いよどむかばんの横から、マイルカが元気よく手を挙げた。
「あっ、ゴコクなら私も知ってるよーっ!」
「なにーっ!お前ぇ、知ってるのかー!?」
「うんっ!だって私、探検隊だったからっ!」
「探検隊?」
サーバルとかばんの声が重なる。
「...って何なのだ?」
「探検隊はねーっ!」
「うんうん」
期待に満ちた顔で頷く二人に、マイルカは――
「……何だっけ?わっかんないや」
「えーっ!?」
「マイルカは本当に探検隊だったのかーっ?」
首をかしげるアライグマに、マイルカは迷いなく頷いた。
「うんっ!」
フェネックだけは、何も言わずにじっとマイルカを見ている。
「なら何でわからないのだ?」
「……どうしてなんだろう?ずっと一緒に冒険してきたはずなのに、思い出せないんだよね、えへへ……」
その言葉に、場の空気がふっと静かになった。
「……マイルカ、ごめんなさいなのだ……」
「えっ?」
「んー?アライさーん、何かやらかしたっけー?」
「……いや、何でもないのだ……」
「……あの、マイルカさん?」
「どうしたの?かばん」
「ゴコクエリアってどんなところなんでしょうか?」
「あー、そうだったね!えーっと、ゴコクはね海に囲まれてて、山がたっくさんあるところなんだよー!」
「そこにフレンズさんって……いますか?」
「えーっとね……いるよー!たっくさん昔はフレンズたちがいたんだけどね?今は少し少なくなっちゃったんだよねー」
「もしかして……食べられっ……」
「ううん、食べられたんじゃなくてみんな他の場所にいっちゃっただけだよ」
「他の場所ってー?」
「えーっとね、サンカイとか……あと、アンインとかかなー……セルリアンが最近たっくさん現れてるからだと思うんだー……でも」
「でも?」
サーバルとかばんが、揃って続きを促す。
「私が気がついた時にはもうフレンズが少なくなってたし……それにゴコクにいたフレンズたちに聞いた時にそう言ってたからはっきりとはわかんないんだー……ごめんね」
「……いえ、ここまで教えてくれてありがとうございます!」
「…えっ?」
「マイルカさんが、詳しく教えてくれなかったら多分、僕たちゴコクエリアのこと、ここまで知ることができなかったと思うんです」
マイルカは何も答えなかった。ただ、その目からほろりと涙がこぼれ落ちる。
「えーっ!?マイルカ、どうしたの!?」
「えっ?どうもないよ?」
「うそなのだ、どうもなくないのだ。……マイルカ、泣いてるのか?」
「……あれ?どうしてかな……?悲しくないのに……」
「えーっ!?あ、あの……ごめんなさい……」
「ううん、大丈夫!ちょっと懐かしくなっただけ」
「懐かしく?」
「うん……何も思い出せないんだけど、そんな気がしたんだー、おかしな感じだけど」
しばらく黙っていたアライグマが、ぽつりと言った。
「...それはきっと思い出なのだ」
フェネックが小さく名前を呼ぶ。
「アライさん……」
「昔のマイルカの記憶なのだ。楽しい事とか辛い事とか……色々ギュッて詰まったものなのだ」
「でも……私、昔のことはあんまり……」
「昔の思い出はいつかは色褪せて、忘れちゃうものなのだ……、それは辛いことだけどしょうがないのだ。でも……」
アライグマは、いつになく真剣な顔で続けた。
「自分の心のどこかにきっと残っているはずなのだ。たとえ思い出せなくても……そんなものなのだ」
「アライさんもフェネックといる事は忘れないのだ!それにな?……もしも忘れてしまったら思い出せばいいのだ!……」
「……ありがとう、何か大切なことを忘れてた気がするけど、アライさんのおかげでわかったよ」
「……?どういたしましてなのだ!」
かばんは、その様子を静かに見つめていた。
「かばんさーん?」
「あっ、フェネックさん……どうかしたんですか?」
「はかせじょしゅから聞いたんだけどさー、電池がなかったらバス、動かせないよねー?どうするのー?」
「あはは……どうしましょう?」
「えーっ!?」
サーバルが慌てた声をあげる。
「あっ、かばんちゃんには言ってなかったっけ?」
「ばすてきはなっ!まんまるを見つけるために、博士たちからもらったものなのだ!」
「まんまるってなーに?」
「ええーっ……ぼくにいわれてもよくわからないですってぇ……」
「あー……えーっとねぇ?こんぐらいのバスを走らせるためのまんまるがあってねー?それを探すためにばすてきっていうー、のりものをはかせじょしゅから貸してもらったのさー」
説明になっていないような、いないような。そんなフェネックの言葉に応えるように、かばんの腕元でラッキービーストが小さく光った。
「かばん、多分それはタイヤだと思うよ」
「たいや……ですか?」
「タイヤはね、バスや車などが走る上で大切な部品なんだ」
「へぇー!」
「アライさんとフェネックさん達はわざわざ僕のために……」
「大変だったけど、ピッカピカなのを見つけてきたのだっ!」
「かばんさんのためならどんとこいだよー?」
「あれっ?でも、このバスはどうするのー?」
「えっ?」
「たぶん、ばすてき?を使えばゴコクまでつくことはできると思うけど、このバスを運ぶんだったら大変だと思うよ」
「どうして?おしていけばいけるんじゃないかな?」
「ばすてきならアライさんにお任せなのだ!」
「アライさーん、多分これはマイルカの言っていることが正しいよー」
「ふぇ、フェネックぅ!?」
「海の上で重いものを動かすのって大変だよー、それに、波で押し戻されちゃったらやり直しになるだけだよー?」
「うーん……」
「かばんちゃん、どうにかならない?」
少し考え込んでから、かばんはゆっくりと手を挙げた。
「あっ...、あのー……うまくいくかはわかりませんが……」
「あっ、何かいい案でも思いついたんだねっ!」
「うん……でも、ちょっと自信ないけどね……?あの……アライさんとフェネックさん、そしてマイルカさんも手伝ってくれますか?」
「りょうかいなのだっ!」
「うんっ!いいよー」
「はいよー!っで、かばんさーん……わたしたちはなにをすればいいかなー?」
「えーっと……アライさんとフェネックさんはまずあの乗り物を運転して僕が乗ってるバスを押してくれませんか?」
「お任せなのだー!」
「んー?でもかばんさーん……それじゃあ……」
「それからマイルカさん」
「なになに?」
「マイルカさんも泳いで押してくれませんか?」
「うーん……面白そう!いーよ!」
「ありがとうございます!あと、サーバルちゃん」
「なになに?私は何をすればいーの?かばんちゃん?」
「サーバルちゃんは……うーん、アライさんたちが押してる時にバスの向きがあそこの島の方向からずれてないか言ってくれないかな?」
「まかせてまかせて!」
「サーバルちゃん、大丈夫?」
「大丈夫大丈夫ーっ!」
サーバルは右手でぐっとグッドサインを作ってみせた。
――――――――
「それじゃあーっ!お願いします!!」
かばんの合図に、三人の声が重なる。
「せーの!」
「わっせ、わっせ……」
「うーんっ!!」
「わーっすっご〜い!!かばんちゃん!動いてるよっ!」
「うんっ!」
けれど、波のせいでせっかく動いたバスも、すぐにまた元の位置へと押し戻されてしまう。
「...んー、アライさーん...多分だけどこれ、動いてないよー」
「ふぇ?」
「こんなに重いの、押したの久しぶりだよーっ...それにしてもぜんっぜん動かないねーっ」
「えーっ!?」
「うーん...どうしてだろう」
かばんは腕を組んで黙り込んだ。
そのとき、アライグマのお腹からグゥーっという音が響いた。
「フェネックぅ...お腹すいたのだーっ!」
「うーん...かばんさーん、そろそろご飯にしよっかー?」
「あっはい、そうですね...一旦休憩しましょっか」
――――――――
サーバルは、袋いっぱいのジャパリまんに手を伸ばし、そのうちの一つをチョンチョンとつついていた。何度も、何度も。
「......。」
「あーっ!そのジャパリまんはアライさんのものなのだーっ!!」
サーバルはとっさに、触っていたジャパリまんを背中の方へ隠すようにした。少し気まずそうな顔で。
「え...えーっと、私...知らないよっ!!」
「アライさーん...それ、多分だけどアライさんの勘違いじゃないかなー?」
「そ、そんなはずは...アライさんはみたのだ!サーバルがジャパリまんを盗み食いしようとしてたのをっ!!」
アライグマがびしっとサーバルを指さす。
「うーん、ま...いっか、これはこれで面白そうだし...」
「えーっ!?食べてないよっ!!」
「かばん、私もジャパリまん食べていいー?」
「えーっと...」
「みんなのジャパリまんだから食べても大丈夫だとおもうよー?」
「ふぇ、フェネックぅ〜!?」
――――――――
一同、ジャパリまんを頬張りながら、ひと息ついていた。
「あ、そうだ!押すのがダメなら、引っ張ってみたらどうかなー?」
「引っ張る、ですか?」
「うんっ!私が前に回って引っ張ってみるよ!」
そう言うと、マイルカは海に潜り、バスの前方から引っ張り始めた。
「んーっ!んーーーっ!」
けれど、バスはピクリとも動かない。
「あれー?おかしいなー……」
息を切らしたマイルカの声に応えるように、水面から顔を出す二つの影があった。
「マイルカ、頑張ってるみたいだけど……大丈夫?」
「私はシナウスイロイルカのナルカ。マイルカが呼んでいる音が聞こえたので、気になって来てみました」
穏やかな微笑みを浮かべたその子の隣で、もう一人が元気よく声をあげる。
「私はバンドウイルカのドルカ!元気いっぱいだね、マイルカ!でも一人じゃ大変そうだから、手伝うよ!」
「あ、あの、お二人は……?」
「あっ、ドルカとナルカだよ!私の妹たちみたいなものなの!エコロケーションで呼んだんだよ!」
「エコロケーション...?」
「何それ何それ!」
「エコロケーションはすっごく高い音をだして暗い海とかで会話をするときとか場所の位置を把握するときとかに使われるんだってさー」
「...なんかよくわからないけどすごいってことはわかったのだ」
かばんの腕元で、ラッキービーストがじっとフェネックを見つめていた。
「...ラッキーさん?」
「...どうしたの?かばん」
「なんか、不機嫌な気がしたので」
「ぼくはロボットだからそういった感情は持っていないんだ」
「そ、そうなんですね...」
「かばんちゃん、また今、ボスとお話ししてたの?」
「あ、うん。ちょっとだけ」
「いいなー、私もボスとお話できたらいいのにー」
「サーバルちゃん、この前したような...」
かばんがそう言いかけたところで、ドルカが小さく首をかしげた。
「ん?えっと...よろしくねー!」
「よろしくお願いしますね」
「わぁ、また新しいフレンズさんだ!」
「あの、皆さんも手伝ってくださるんですか?」
「もちろん!大変そうな子を放っておけないもんっ!」
こうして、マイルカ・ドルカ・ナルカの三人でバスを引っ張ることになった。
「せーのっ!」
三人がかりで引っ張っても、バスはやはり動かない。
「あれー?おかしいなー、私たち結構力持ちのはずなんだけどなー」
「……本当に、びくともしませんね」
そのとき、勢いよく海面を割って現れる影があった。
「マルカ!ドルカ!ナルカ!一体どこに行っていたんだ!」
立派な牙を持つそのフレンズは、心配そうな、それでいて少し怒ったような顔で近づいてくる。
「あ、イッカクだ!ごめーん、ちょっとこのバスを動かすの手伝ってたのー」
「はぁ...心配したんだぞ。マルカが一人でいなくなったと思ったら、今度はドルカとナルカまで姿が見えなくなって……」
「あの、すみません。僕たち、ゴコクエリアに行くのを手伝ってもらっていて……」
「...ゴコクエリアか。はぁ...」
イッカクは小さくため息をつくと、マイルカたちの甘えるような視線に負けたように、諦め混じりの声で続けた。
「...よし、せっかくだから私も手伝おう」
「あなたは...?」
「私はイッカククジラのイッカクだ」
「イッカクの牙、立派だよね。あれは角じゃなくて、実は伸びた歯なんだ。何のためにあるのか、まだよく分かっていないところもあるみたいだよ」
かばんは、少し感心したような顔で、イッカクの牙をじっと見つめた。
「早くイッカクも手伝ってよー」
イッカクは、かばんから目線をそらすようにして、マイルカの方を向いた。
「ああ、わかった。今行くよ」
こうしてイッカクも加わり、四人がかりで引っ張ることになった。
「せーのっ!」
渾身の力を込めて引いても、バスはピクリとも動かない。
「……くっ、これは手強いな」
「あちゃー、全然だめだー」
(うーん……どうすれば......)
四人の引っ張る背中を見つめながら、かばんは少し俯いたが、ふと何かに気づいたように顔を上げた。
(あ……)
「あの、さっきの押す方法、もう一回だけ試してもいいですか?今度はせーのの合図を僕に任せてもらえますか?波が引くタイミングに合わせて押したいんです」
「へー、波が引くタイミングかー。かばんさん、よく気づいたねー」
「よくわからないけど、やってみるのだ!」
「私たちも手伝うよー!」
「よーし、力を合わせるよ!」
「頑張りますっ」
「わかった、やってみよう」
「はい、お願いします!……まだ…まだ……今っ!」
「せーのっ!」
波が引く一瞬に合わせて、みんなが一気に力を込めた。ズズズ……と、今度こそバスがゆっくりと前へ進み出す。
「わーっ!動いてる、動いてるよ、かばんちゃん!」
「やったぁ…!」
「かばん、すごーい!」
「ほう……力任せではなく、波と息を合わせる、か。なるほどな」
「波の力を利用するなんて、いい作戦だね。かばん」
「あ、あはは…たまたま気づいただけです…」
かばんは照れくさそうに笑った。
――――――――
バスは、穏やかな波音とともに、順調に沖へと進んでいく。ふと遠くに、古びた鉄塔のようなものがぽつんと見えた。
「……あれは、何でしょう?」
「あー、あれ?昔のヒトが作ったものだって、ゴコクのフレンズが言ってたよ。この辺りの海には、そういうのがたくさん沈んでたり残ってたりするんだー」
「……そうなんですね」
かばんは何かを考えるような顔をした。
「かばんちゃん?」
「あ、いえ、何でもないです!」
すぐに笑顔に戻ったかばんだったが――そのとき、バスの周りの水面が、ふと不自然にざわめき始めた。
「……ん?」
水面を見たフェネックの表情が変わる。
「あれ……?なんか、様子が……」
水面がゆっくりと渦を巻き始め、その渦は見る間に大きくなっていった。
「な、なんなのだーっ!?」
「うわっ、バスが……!」
バスが渦に引き寄せられ、ぐらぐらと大きく揺れ始める。
「みんな、掴まって……!」
渦の勢いが増していく中、一同は必死にバスにしがみついた。しかし――渦の中心にもっとも近かったかばんの手が、バスから離れてしまう。
「かばんちゃん!?」
「うわ……ぁっ……!」
かばんの体は渦に飲まれ、そのまま水の中へと引きずり込まれていった。
「かばん――!」
マイルカが咄嗟に潜ろうとするが、渦の勢いに阻まれて近づけない。
「かばんちゃぁぁん――!!」
水面に、もうかばんの姿はなかった。バスも渦の外側へと大きく弾き出され、一同はどうにか無事だったが――
「……かばんちゃん……」
サーバルはただ、呆然と水面を見つめていた。
――――――――
「かばんちゃん……かばんちゃん……!」
サーバルは半泣きになりながら、水面を叩いた。
「そ、そんな……かばんさんが……」
呆然とするアライグマ。
「渦に沈んでいくの、見えた……多分あっちの方角……!」
「よし、手分けして捜そう!」
「...いや、いったん落ち着け。慌てても何も変わらないぞ」
イッカクの落ち着いた声に、その場の空気が少しだけ引き締まる。
「サーバル、アライさん、私たちは岸沿いを捜そうよー。かばんさんなら、案外近くの浜に流れ着いてるかもしれないしさー」
「分かったのだ!」
「うん……!」
「私とドルカとナルカは、水の中を捜すよー!」
「かばんの匂いや音を、たどってみますね」
「私はもう少し沖の方を見てくる。……マルカ、くれぐれも無理はするなよ」
「わかったー!」
そう言って、それぞれが違う方向へと散っていく。
「かばんちゃーん!」
岸を走りながら、サーバル、アライグマ、フェネックの声が重なった。
――――――――
一方その頃。海の中にある、薄暗い洞窟の奥で――
「......うぅーん...」
「...ここ...ゲホッゴホッ...」
咳き込むかばんの耳に、ほっとしたような声が届いた。
「よかった...目が覚めて...」
「うっ...」
かばんの目に、スマホのライトの光が直撃する。
「あ...ごめんなさい、眩しかったかな...?」
「...あ、はい...」
かばんは、まだぼんやりとする頭のまま、なんとか声を絞り出した。
「...あのーここは一体...?さ、サーバルちゃんは...!?」
「...落ち着いて、まぁ...落ち着けないとは思うけど...」
「...はい、すみません...」
「...ううん、大丈夫...」
「えっと...ここは...?」
「...えっとね。...ここは海の中にある洞窟で、偶然溺れてたあなたを見つけたから、助けないとって思って...近くに海と陸がつながったこの洞窟があったから、ここまで運んだの...」
「...そうだったんですね、ありがとうございます」
「...あとサーバルは、大丈夫。ねーさんたちといっしょにいたから...」
「...ねーさんってマルカさん達ですか?」
「うん...あっちが出口だから真っ直ぐ進んだ先にねーさん達とサーバルがいるよ...」
薄暗がりの中、指し示されたほうを見て、かばんは頷いた。
「...ありがとうございました!」
「気をつけてね...」
「はいっ!」
かばんは出口へ向かって歩き出す。その後ろ姿を、彼女はじっと見送っていた。
「...あのヒト、もしかして...でも、そんなはず...?」
薄暗がりの中、その表情はよく見えない。かばんも、暗さと霞む視界のせいで、助けてくれたフレンズが何のフレンズだったのか、最後までよくわからないままだった。
――――――――
洞窟の出口から、眩しい光とともに、かばんは外の砂浜へと出た。
「うわっ、まぶし……」
目を細めるかばんの耳に、聞き覚えのある声が飛び込んでくる。
「――あっ!!かばんちゃん!!」
遠くから駆けてくるサーバルが、勢いよくかばんに抱きついた。
「よかったぁぁ……!かばんちゃん、無事だったんだね……!」
「サーバルちゃん……うん、大丈夫だよ。心配かけてごめんね」
「よかったのだ……ほんとうによかったのだ……」
アライグマはぐすっと、フェネックのしっぽで鼻をすすったり涙を拭った。
「んー?...」
フェネックはアライさんの方を向いていたが、すぐにかばんの方へ向き直る。
「あーあ、良かったよかったー。かばんさん、生きた心地しなかったよー?」
安堵の笑みを浮かべたフェネックの向こうで、沖の方からザバッと顔を出す影があった。マイルカたちだ。
「かばーん!!」
涙目のマイルカが、泳ぎ寄ってくる。
「かばーん、無事でよかったぁ!」
涙目で駆け寄るドルカ。
「……本当に、心配しました」
ナルカもほっとした様子で言葉を継いだ。
さらに少し遅れて、大きな水しぶきとともにイッカクが姿を現す。
「無事か。……よかった」
少しほっとしたような声だった。
そこへ、ゆっくりと近づいてくる大きな影とともに、優しい声が静かに響いた。
「みんな、大変だったわね。……よく頑張ったわね」
穏やかに一同を見渡すシロナガスクジラは、かばんの方を見て、包み込むように微笑んだ。
「あなたが、かばんね。無事でよかった。……よしよし」
そう言って、シロナガスクジラはかばんをそっと優しく抱き寄せる。
「あっ……えっと……」
少し戸惑いながらも、かばんはその温かさに、ほっと肩の力を抜いた。
「えへへ、お母さんのハグ、あったかいでしょ?」
「……はい、なんだか、とっても...」
照れくさそうに笑うかばん。
「あっ……みなさん、心配かけてすみません……。でも、僕、助けてもらったんです」
「えっ?助けてもらった……?」
サーバルが目を丸くする。
「はい。気がついたら、海の中にある洞窟にいて……そこにいたフレンズさんが、僕をそこまで運んでくれたみたいで」
「えっ、誰が助けてくれたのー?」
「それが……えっと、洞窟の中、すごく暗くて……眩しい光もあって、でも暗くてあんまりよく顔が見えなくて。何のフレンズさんだったのか、実は分からなくて……」
「えーっ!?そうなの!?」
「それはたぶん命の恩人なのだ……!」
「んー...まあでも、無事だったなら良かったよー、かばんさん」
「はい……。あの、どこかでまた会えたらちゃんとお礼を言いたいです」
――――――――
「さて……名残惜しいけれど、私たちはそろそろ帰りましょうか」
シロナガスクジラの言葉に、イッカクが頷く。
「そうだな。あまり遠くまで離れると、他の子たちも心配するだろう」
「えー、もう行っちゃうのー?」
「またすぐ会えるよ、マルカ!かばんたちのこと、応援してるからね!」
「どうかお気をつけて。ゴコクエリアまでの道のり、大変だと思いますけれど」
「かばん、サーバル、みんな。……マルカのこと、よろしくね」
「はい、必ず」
「くれぐれも、マルカに変なことをするなよ...もし泣かせることがあったら...」
「...ごっほん」
シロナガスクジラに睨まれ、イッカクは慌てて言葉を引っ込めた。
「いや...何でもない。とにかく気をつけてな。マルカ」
「はーいっ」
そうして一同に見送られながら、ドルカ・ナルカ・イッカク・シロナガスクジラは、沖の方へと泳ぎ去っていった。
「行っちゃったねー」
「うん...」
――――――――
砂浜を歩きながら、一同はゆっくりと気持ちを落ち着けていた。
「さて、っと!ゴコクエリアまでは、まだ結構あるんだよね?」
「サーバル、ここもうゴコクエリアだよ?」
「えっ!?そうだったの!?」
「せっかくだし、この辺りをもう少し調べてみようか。何か手がかりがあるかもしれないね」
腕時計型のラッキービーストが、かばんの腕元でくるりと光る。
「そうですね。よし、探してみましょう」
砂浜を進んでいくと、少し高台になった岬の先に、古びた灯台が見えてくる。
「あっ!あそこ、なんか建物があるよ!」
「たかいのだ……!」
「灯台、かなー?」
「登ってみたーい!」
灯台の入り口をくぐり、一階部分に足を踏み入れる。埃をかぶった古い機材が、部屋の隅にひっそりと置かれていた。
「かばん、あれ……発電機みたいだね」
「発電機、ですか?」
機材に近づいてみると、電池を差し込めそうな口が付いている。
「うん。灯台の明かりを灯すために、使われていたものだよ。もしかしたら、これでバスの電池を充電できるかもしれないね?」
「えっ……!」
「えーっ!?ほんとに!?」
「やったねー、かばん!」
「さすがなのだ、かばんさん!」
「おー、さすがかばんさん」
「じゃあ、バスから電池を...」
「私もっていきたーい!」
「えっ...?じゃあ、サーバルちゃん...気を付けてね?」
「へーきへーき」
――――――――
少し経って、電池を抱えたサーバルが戻ってくる。
「大丈夫、前回のジャパリカフェにあったのと充電のやり方は同じだね」
「よいしょ...と」
かばんが電池を差し込むと、ブゥンという低い音とともに、機材のランプが一つ、また一つと灯っていった。
「あっ……充電、始まりました!」
「わぁー!すごい、すごいよかばんちゃん!」
「かばんさん、やったねー」
「これで、バスも自分で走れるのだ!」
「充電って、どれくらいかかるのー?」
「そうだね……2時間ほどはかかるよ」
「少し時間がかかりそうなので、その間にこの辺りを見てみませんか?」
「うんっ!探検だね!」
――――――――
灯台のすぐ外、岩場のあたり。
「あっ、なにこれ!」
岩の隙間を覗き込んだサーバルの視線の先で、小さなカニが横歩きでわちゃわちゃと動いていた。
「あ、カニさんですね」
「ねぇねぇ、触ってもいいかな?」
「触ってみたらいいんじゃないかなー?」
サーバルがそっと指を伸ばすと、カニは横歩きで岩の隙間へと逃げていってしまう。
「あっ、逃げちゃった!」
「サーバル、そぉっとやらないと逃げちゃうのだ」
「アライさんも一緒になって覗いてるじゃんかー」
「ふぇ、こ、これは観察なのだ!」
特に理由もないまま、一同はしばらく岩場のカニを眺め続けた。
――――――――
灯台の中の螺旋階段を、一同はのぼっていく。
「灯台は、昔のヒトが船の安全のために作った建物なんだよ。夜になると光を灯して、進む方向を知らせていたんだ」
「へえ……」
かばんは相槌を打ったきり、しばらく黙り込んだ。昔のヒトが、誰かのために夜通し光を灯し続けていた――そのことが、なぜか胸の奥に小さく残る。
「そうなんだー...」
よくわかっていない顔のサーバル。
頂上にたどり着くと、そこには古い望遠鏡が一つ、ぽつんと置かれていた。
「わっ、なにこれ!」
「のぞいてみようよー!」
我先にと望遠鏡に群がる一同。
「アライさんが先なのだーっ!」
「あ、そんなに走ると転ぶよー?アライさーん」
「私も見たい私も見たいー!」
「ぐぇふぇっ...」
案の定、アライグマが転んだ。
わちゃわちゃと押し合いへし合いする一同を見て、かばんは思わず苦笑いする。
「あはは……順番にしましょうか」
結局、一人ずつ交代で覗くことになった。まずはアライグマから。
「お、おおーっ……!なんか、遠くに陸地が見えるのだ!」
「ほんとー?んー、代わってー」
覗き込んだフェネックが目を細める。
「あ、ほんとだねぇ?結構遠いところまで見えるねー?」
「私も私もー!」
覗き込んだマイルカが、あっと声をあげた。
「あっ……あれって、もしかして……キョウシュウエリアじゃない……?」
「キョウシュウエリア?」
サーバルとかばんの声が重なる。
「うん!サーバルとかばんが元々暮らしてたところだよ。ここまで来ると、もうあんなに小さく見えるんだね」
かばんも望遠鏡を覗いてみると、小さく霞んで見える、それでも見覚えのある陸地の輪郭がそこにあった。
「……あれが、僕たちがいたキョウシュウ……」
呟くように言ったきり、かばんはしばらく言葉を継げなかった。
「わぁ……なんか、変な感じだね...あ、だれか見えるかもしれないね!おーいっ!」
「あはは...」
少し寂しそうな、でも前を向くような表情で、かばんは笑った。
一同はしばらく無言のまま、遠くに霞むキョウシュウを見つめていた。
――――――――
そのとき、灯台の上階の外――手すりのあるバルコニー部分に、ふと一羽の鳥が舞い降りた。
気配に気づいて振り返る一同。
「なになに?誰かいるよ!」
その鳥のフレンズは、少し驚いたように羽をすくめた。
「……あっ、えっと…初めまして…私は...アオツラ……カツオドリ……?」
たどたどしく、目を伏せがちに名乗る彼女に、かばんが応える。
「初めまして、僕はかばんっていいます」
「私はサーバル!みんなも自己紹介する?」
「アライさんなのだ!」
「フェネックだよー」
「マイルカだよー、よろしくねー!」
「……よ、よろしくお願いします……」
小さく頭を下げるアオツラカツオドリ。
「アオツラカツオドリちゃんは、ここで何してたのー?」
「……えっと……その……」
少し目を泳がせた彼女は、何かを言いかけて、ふと遠くの空を見上げると、表情をわずかに強張らせた。
「あっ……ごめんなさい、私……行かなくちゃ……」
「えっ?」
「また……いつか、ちゃんとお話しできたら……」
そう言うと、アオツラカツオドリは勢いよく羽ばたき、あっという間に空の彼方へと飛び去ってしまった。
「あっ……行っちゃった」
「……なんだったんだろう?」
かばんは、飛び去った方向をじっと見つめていた。
「アオツラカツオドリは、海に飛び込んで魚を捕まえるのが得意な海鳥なんだ。名前の通り、顔の青い部分が特徴なんだよ」
「へぇーそうなんだ!」
「そうなんですね」
「……うーん、あの子...急いでる感じだったねー。何か、事情がありそうだったよー」
フェネックの言葉に、一同はそれぞれの思いを胸に、もう一度、灯台からの景色を見渡した。
「かばん、電池が、そろそろ充電できてる頃だと思うよ」
「あ……そうでした!みんな、電池を取りに戻りましょう」
「あっ、そうだったね!いこいこ!」
一同は灯台の一階に戻り、かばんが充電の終わった電池を機材から取り外した。
「充電できたよ、できたよ」
「よかったのだ!」
「これで、ちゃんとバスも走れるね!」
かばんは電池を抱えてバスまで戻り、丁寧に取り付けた。
「これで、大丈夫だと思います」
「今日はもう遅いから日を改めていった方が先決だと思うよ」
「そうですね、今日はここでゆっくり休んで...明日、出発にしましょう!」
「わかったのだ!」
「はーいよっ!」
「うん!」
――――――――
夜遅く、波の音とカモメの鳴き声だけが残る砂浜で、かばんは一人、海を眺めていた。
「かばーんさ~ん?」
「うわぁ!?...ふ、フェネックさん...!?」
「いやー心配したよ~、こんな夜遅く、いなくなったから」
「すみません...」
うつむくかばんの隣に、フェネックがそっと腰を下ろした。
「アライさんみたいにどっかにいかれたらアライさんならどこにいるかまぁまぁ見当がつくけどさー?かばんさんはどこに行くかわからないしねー?」
「......」
「それにしても珍しいねー?かばんさん」
「えっ...?」
「かばんさんって、夜行性じゃないんでしょー?」
「そうみたいですね...ぼく、サーバルちゃんみたいに夜目はきかないので...」
「それなのにどうしてこんな時間まで起きてるのかなっておもってさー?」
「......」
「......」
かばんは、少しだけ迷ってから口を開いた。
「...ぼく、悩んでたんです」
「んー?」
「サーバルちゃんやみんなの邪魔しちゃいけないって...僕の都合で勝手に連れてきてよかったのかなって...そう思うんです...変な話ですよね」
「...かばんさーん?」
「...はいっ」
「私たちはかばんさんの都合で来たわけじゃないよー?」
「えっ?」
「私はアライさんがかばんさんのところに行きたいって言ったからついてきたし。サーバルだって、かばんさんのところについていこうと思ってきたわけだし、みんなかばんさんの都合で来たんじゃなくてさ、自分の意思で来たんじゃないかなー?」
「...そうなんですかね...」
「まー私は、面白そうだから来ただけなんだけどね」
「ははは...」
かばんは、苦笑いを浮かべた。
「私は、そろそろアライさんのところに戻るよー」
「はい、おやすみなさい」
「はいよー」
フェネックが去っていったあと、かばんは一人、小さく呟いた。
「...意思かぁ」
海を眺めながら、かばんはふと、その言葉を口ずさんでいた。
――――――――
翌朝。日が昇り、鳥のさえずりが聞こえる。
かばんはジャパリバスの座席から目を覚まし、ゆっくりと起き上がると、目をこすりながらバスを降りた。
「あ、かばんちゃん!おはよー!」
「おはようございます」
「よーし、今日も元気に出発なのだ!」
一同はバスに乗り込み、ゴコクエリアの奥へと進んでいく。
――――――――
バスは、いつしか陸地に上がり、土の道を進んでいた。
「あれ、なんか木がいっぱい生えてきたね」
見渡す限り、まっすぐに伸びた緑の竹林が広がっている。
「わぁ……ここ、なんだか変わったところですね」
「ほんとだ!草原とも森ともちがう感じ!」
そのとき、ガクンッという衝撃とともに、バスが大きく傾いた。
「ふぇ、ふぇーっ!?」
「んー……どうやら、溝にはまっちゃったみたいだねー」
「えっ……」
バスの下を覗き込んだかばんが呟く。
「本当だ……車輪が、溝に……」
「よし、みんなで押せば何とかなるよ!」
「そうですね。じゃあ、一旦バスを降りましょうか」
一同はバスから降り、後ろに回った。
「せーの、で押すよー!準備はいい?」
その時、近くの草むらから「ガサ、ガサ……」という物音が聞こえた。
「……?」
「……?」
草をかき分けて、ひょっこりと何かが姿を現す。
「うわぁっ!?た、たべ……」
「はじめまして。僕は、ラッキービーストだよ。よろしくね」
「えっ...?」
「ボスっ!?」
サーバルの声が、竹林に響いた。
――――――――
夜明け前の、ゴコクエリアにある森の中。
草のざわめきと、遠くで泣くフレンズの声が、静寂の中に足音とともに響いていく。夜も明けていないせいか、空気が冷たい。
そんな中、必死に息を切らして走るフレンズがいて、泥で顔を汚し、足元を震わせながらも、なんとか逃げ続けていた。
うしろにはセルリアンがいて、ドス……ドス……という重い足音がじりじりと距離を詰めてくる。
「はぁっ...はぁっ...!」
小さな石に足を取られ、ズシャッと音を立てて地面に転がったのは、アードウルフだった。
セルリアンが、そんな彼女ににじり寄る。恐怖のあまり、アードウルフはぎゅっと目を閉じ、震えることしかできない。
「こっ、こないで…っ!」
けれど、いつまで経ってもセルリアンが襲いかかってくることはなかった。
おそるおそる目を開けたアードウルフが見たのは――パッカーンと砕け散る、セルリアンの姿だった。
しばらくの沈黙。森の中には、フクロウの鳴き声だけが響いている。
少し離れた場所に一人のフレンズが立っていて、なぜかその服はうっすらと汚れ、呼吸も荒い。
ゆっくりと歩み寄ってくるその子に、アードウルフはビクッと肩を震わせながらも、おそるおそる顔をあげた。
「…………こわかったですよね。――ごめんなさいっ」
少し斜めになっていた帽子を直しながら、その子――ドールは、心配そうに、けれど優しく謝った。
そして、すぐに明るい調子に切り替える。
「でも、もう大丈夫ですっ!探検隊が来ましたからっ!」
にっこりと笑うドールに、アードウルフは思わず見入ってしまう。
数秒後、近づいてくる足音とともに、サーベルを左手に持ったサーベルタイガーが姿を現した。無言であたりを見回すと、落ち着いた声で、少し眉を寄せながら尋ねる。
「......ふたりとも、けがはありませんか?」
「私は大丈夫ですっ!隊長ですからっ!」
にっこりと明るく答えたドールは、それからアードウルフの方に向き直った。
「そういえば、あなたは大丈夫ですか?」
首をかしげるドールに、アードウルフは少し戸惑いながらも、小さく頷いた。
「...はい。あの...あ、ありがとう、ございます……」
ドールが、そっと手を差し伸べる。
「いえ...たんけんたいのしごとですからっ!」
その手を取って、アードウルフはゆっくりと立ち上がった。
風の音と、フクロウの鳴き声だけが、静かに森に残っていた。
結構長い長編になったなとおもいます
実はこれ、3年ほどかけて作った自信作でもありはするけどまだ納得できてもいない感じの作品でして...
しかしここまでかけたのはやってきたかいがあるなって感じましたね
まぁ、AIバリバリ使ってるから下手だと思いますが(この作品ではclaudeの無料プランを使いました)
すさまじい分量ですのだ
アニメ一期版とゲーム3版のつながりが
少し垣間見えているようですのだ
電池の部分がちょっとよく分からない気がするのだ
が、キャラクターの雰囲気はとてもよく出てますのだ
ありがとうございます
(電池についても個人的に思うところがあったので修正版出せたらいいなと思っています)
よかったですのだ
またいらんことを言ったかと思ってましたのだ
いえいえ、気軽に言ってください!
僕の場合個人の主観ではわからないこともおおいですし、それで手直しなどもできていいなとも思いますので(僕の場合ですが)
分かりましたのだ
過去に思い付きで書いたやつですね、次は
結構闇がある様な感じもするのであれですがこれはカクヨムであげたやつです。この塩梅のキタキツネがかわいいなと思ってます(?)
「...ということであまり申し上げづらいのですが、今月をもってクビということで...」
ミライさんは少し困った顔で僕に言ってきた。
そう、クビだ...某法律のおかげで即クビにならないだけいい方だがクビになったらしい。
「...あ、そうですか...」
自分は投げかける言葉もないせいか特に何も言わずにデスク作業に向かった。
まぁ、確かに問題行動多かったし上(パークセントラルのお方)から毎回呼び出されてはぺこぺこしていたからいずれかはなるとは思ってはいたが...
まさか3ヶ月目でもうこれとは...。
「はぁ...」と自分はため息をつきつつ次はどこで働こうか考えつつパソコンでマクロを組んでいた。
今日はこれぐらいで大丈夫だろう...
僕はノートパソコンをたたみ、サッ...と椅子にかけてたリュックサックに入れて"管理事務所"を後にした。
パークの従業員は決まった時間ではないがパーク内の清掃もすることがある。
いくら誰かにクビだと言われてもやることは変わらない...
サッ...サッ...とパーク内に落ちてあったちり紙や空き缶、ペットボトルなどを箒で集めては近くに広げていたゴミ袋に分別している。
たまにフレンズが歩いてるのも見かけるし、気にせずポイ捨てする様な輩もいた。
そんな光景を見ながらのんびりと箒をはわいて掃除していたら...
「あっ、ここにいた...お腹すいたんだけど...」と、フレンズが一人近づいてきた。
自分の担当のフレンズの"キタキツネ"だ。
「あれ?キタキツネ...?起きてたの?」
「...お腹すいたから起きたの!」
彼女は少し不機嫌そうな顔で僕に言ってきた。
「...あ、作り置き忘れてた」
ぼくは頭をかきながら「もしかして、もう昼?」と聞くとキタキツネは
「はぁ...もうお昼だよ...」とため息混じりで言ってきた。
「あー、ちょうどキリもいいし、このゴミ袋を近くのゴミ捨て場に捨てたらお昼にしよっか...?」
と言ったらキタキツネは笑顔で「やったー!」と喜んでいた。
そういうキタキツネの姿を見ていたら今月末でクビだったことも忘れそうになるくらいだった...。
前回のやつの続きをAIに書かせたらなんか違う気がしたので自分が修正を少ししたらこうなった
これはあのさきほどのつづきをaiにかかせたけど納得いかなかったので手直ししたやつです、はい
これもカクヨムに出したやつです。
紙コップのぬるいコーヒーを両手で包みながら、自分はぼーっとしていた。
朝の管理事務所には誰もおらず、換気扇の低い音だけがブーンと響いている。
正直、次の仕事のアテはまだ何もない。まぁ、なるようになるだろう……多分。
そう考えながらふと、はぁ...というため息が漏れだしてしまった。
「クビまで、あと3週間か……」
ガラッ。とドアの開く音がした。
「あっ、いた」
扉の隙間から、まだ眠そうな顔のキタキツネがひょこっと覗いた。
少しビクッとしたがすぐにキタキツネの方を向いて尋ねた。
「……キタキツネ?こんな朝早くにどうしたの」
「んー……なんか目、覚めちゃって」
彼女はそう言うと、当たり前みたいに隣の椅子にちょこんと座った。
「……ねぇ」
「ん?」
「...いや、なんでもない」
やっぱりキタキツネに言えない。尋ねたのは僕なのに少しだけ黙ってしまった。
「もう、なんなの...?そういわれたら気になっちゃうでしょ?」
キタキツネはぐいぐいと距離を詰めながら訪ねてきたので
「もうそろそろご飯にしようかなって」
するとキタキツネはいつもの調子で「お腹すいた」とお腹をさすった。
——今はまだ、それでいいのかよくわからないけど
「はいはい、ちょっと待ってね」
僕はそう言って席を立った。
窓の外では、パークの朝がゆっくりと始まっていた。
キタキツネと[僕]の微妙な距離感が
フライ版のナナちゃんともまた違った雰囲気ですのだ
クビ寸前の[僕]が今後どういった展開をみせるのか
新しい切り口で見せてもらえたら嬉しいですのだ
解雇を言い渡された主人公の少しやるせないような陰鬱な感じと
つゆ知らず能天気に絡んできてくれるキタキツネの次の展開が気になりますね
現在個人的に活動停止してるんですが(個人の事情)
なんか、昔のプロットが出てきたので途中までできれてるけどあげようかと
(画像から文字起こしをしたあとに読み返して文を復元をアナログ作業でやったので誤字があるかも)
夜のロッジにて
ねているサーバル。
かばんがねむれないのか外(ベランダの方)に出て夜空をみていた。
すると…
タイリクオオカミ
「めずらしいね...こんな夜おそくにここにいるなんて」
それにびっくりして振り返るかばん
かばん
「...タイリクオオカミさん!?」
タイリクオオカミ
「ごめんね…おどろかせてしまったかな?」
そういうとかはんが少し間をあけて
かばん
「いえ、ちょっとおどろいちゃいましたけど..
大丈夫です。」
ていうと
かばん
「タイリクオオカミさんはどうしてここに?」
と尋ねると
タイリクオオカミ
「たまにものかたりとかがおもいつかないときがあってね...他のフレンズから良い顔をいただくときもあるけどそれでも思いつかなかったり、一人でマンガをかいてるときにうかばないともはここによくきてアイデアを考えているんだ。」
かばん
「そうなんですね。
と言うとタイリクオオカミが
「そういえば、なにかなやみごとはないかい?」
そういうとかばんが驚いて
かばん
「...えっ?」と言う
タイリクオオカミ
「いい顔いただきっ!」
といってポケットからメモ帳とえんぴつをだして
ラフスケッチをかくタイリクオオカミ。
かばん「それって...?」
タイリクオオカミ
「じょうだんだよ、じょうだん....でもやっぱりなやんでたみたいだね…。」
かばん
「えっ...どうして…」
タイリクオオカミ
「まえにも、なやんでいるフレンズがいてね...?
そのフレンズも、キミと同じ様なことをしていたからもしかしてと思ったけど...どうやら私のかんが
あたったみたいだね。ふふっ...」
かばん
「...」
かばん
「...そのフレンズさんは、なにになやんでたんですか?」
すると少し考えたすえに
タイリクオオカミ
「...そのフレンズにはね、友人がいたんだ。
とてもなかのいい友人がね?
でも、ひっこすことになったんだ。」
かばん
「ひっこす?」
タイリクオオカミ
「….うん、あたらしいすにひっこすことにね?
それで友人とわかれるのかつらかったそのフレンズは、どうしようかなやんでたんだよ。」
かばん
「そ…そのフレンズさんは、どうしたんですか?」
タイリクオオカミ
「本当にききたいかい?」
かばん
「...」
かばん
「はい...き、ききたいです...」
タイリクオオカミ
「…そう。そしてそのフレンズは別れることをきめたんだよ」
かばん
(ぼくといっしょだな…)
「...」
タイリクオオカミ
「それでわかれのあいさつをしにいくといってね、おわかれのあいさつをしにロッジから出ていったんだよ。」
かばん
「そ...そうなんですね。…。
そのフレンズさんはいまは...」
タイリクオオカミは、くらいかおで
「にもつをおいていてね、かえるとちゅうにセルリアンにおそわれたみたいなんだ...。セルリアンハンターにあとからきいたんだけどね...。」
かばん
「えっ...!?てことは...たべられ…」
かおをまっさおにするかばん
タイリクオオカミ
「ふふ、…またいいかおいただきっ!」
そういってえをかくタイリクオオミ
かばん
「えーっ!?うそなんですか?びっくりしちゃいましたよ...」
すると
タイリクオオカミ
「ふっ…ごめんごめん、おもしろくてつい...」
タイリクオオカミ
「じっさいは、おそわれたのかもわからないんだけどね…?」
かばん
「えっ?...てことは?」
フィリクオオカミ
「それはいいんだ。キミもあのフレンズの様に別れるか別れないかでなやんでいるんでしょ?キミのことだから…サーバルとかかな?」
かばん
「...はい。わかれるってきめたんですけど、いざわかれるってきめてもさびしい気もして…」
タイリクオオカミ
「...どうしてわかれることをきめたんだい?」
かばん
「…それは…」
(へやの外のとびらのまえでかばんたちのはなしをきいているサーバル)
サーバル
「......。」
タイリクオオカミ
「...やっぱり、やさしいね。キミは……。
でも、いいのかい?サーバルとわかれて?
ずっといっしょにいたんだろう?
かばん
「いいんです...。ぼくはサーバルちゃんとずっといっしょにぼうけんをしてきました。
でも、じぶんかってにサーバルちゃんにきけんなことにまきこませたくないんです。
でもいじょう、サーバルちゃんをきずつけたくないですから...」
タイリクオオカミ
「...そう、そこまで考えているのなら悩むこともないんじゃない?」
かばん
「それでも...ちょっと寂しくって...」
タイリクオオカミ
「...今日はもう遅いから、もう少ししたら寝るといいよ。キミは夜行性じゃない(これより先は無し)
(続きが見つかってないのでこれ以上ないのが残念)
誤字ありましたね...ただしくは
かばん
「いいんです...。ぼくはサーバルちゃんとずっといっしょにぼうけんをしてきました。
でも、じぶんかってにサーバルちゃんにきけんなことにまきこませたくないんです。
でもこれいじょう、サーバルちゃんをきずつけたくないですから...」でしたな
誤字の場合は日付のところを
クリックすると修正できますのだ
アニメ一期第10話を彷彿とさせる
いい雰囲気のお話ですのだ
お暇ができましたら
続きを再創作してみては
>> 29
忘れていたので助かります
>> 31
そうですね、いつか再創作もいいかもしれませんね
SSを初投稿してみますのだ
ふせんさんよろしくどうぞ
忌憚ないご意見ツッコミご感想お待ちしております
定番ですがもしもシリーズ
【けものフレンズ アニメ一期 仮想 第13話「ごこくちほー」】
カバン
うわぁー! サーバルちゃん、本当に着いちゃったね、新しい島に!
サーバル
うん! バスが止まった時はどうなるかと思ったけど、海を渡って来られちゃったねー! すっごーい!
カバン
あはは……でも、急に飛び乗ってくるからびっくりしたよ。……でも、すごく心強いよ。ありがとう、サーバルちゃん!
ボス
「キョウシュウエリア」カラ、「ゴコクエリア」ニ入リマシタ。コレヨリ通信状況ガ不安定ニナル恐レガアリマス。
サーバル
あ! ボス! こっちの島でも喋ってくれるのー?
ボス
カバンガ「暫定パークガイド」ニ設定サレテイルタメ、音声案内ヲ継続シマス。
???
なになにー? 誰とお話ししてるのー?
サーバル
あ! さっき声をかけてくれたフレンズさん!
イエネコ
あたしはイエネコ! この辺りを散歩してたの。ふたりとも、なんだか見慣れない恰好してるね? どこから来たのー?
カバン
初めまして、僕はカバンです! こっちはサーバルのサーバルちゃん。僕たち、海を渡って「キョウシュウチホー」から来たんです!
イエネコ
えぇーっ!? 海の向こうから!? すごーい! 珍しいお客様だー! ニャはは、面白い子たち!
サーバル
ねえねえ、イエネコちゃん! ゴコクチホーって、どんなところなのー?
イエネコ
んーとね、緑がいっぱいで、美味しいものがたくさんあるよ! あとね、この先には大きな「港の街」の跡があるんだよー!
カバン
港の街の跡……! そこに行けば、ヒトの痕跡や、他のヒトの手がかりがあるかもしれません!
サーバル
よーし、そうと決まれば出発だー! イエネコちゃん、案内して~!
イエネコ
お安い御用だよー! ついてきて!
イエネコ
ここがゴコクチホーの港街だよー! 建物がいっぱい並んでて、探検し放題なんだから!
カバン
わぁ……! キョウシュウチホーの港よりも、ずっと大きい建物がたくさん並んでるね……!
サーバル
見て見てカバンちゃん! なんか四角いハコがたくさん積み上がってるよ!
カバン
あれはコンテナ……かな? ここから色んなものが運ばれていたんだね。
イエネコ
あ、そうだ! この街にはね、ちょっと変わった「物知りさん」がいるんだよ。ヒトの作った道具をいっぱい集めてるの!
カバン
本当ですか!? ぜひ会ってみたいです!
キュウビノキツネ
やあやあ、見慣れぬ旅人さんだねぇ。私はキュウビノキツネ。この街で珍しい「遺物」を収集しているのさ。
サーバル
うわ~! しっぽがいっぱいあるー! カッコいいー!
キュウビノキツネ
ふふん、美しいだろう? それで、キョウシュウから来たという「ヒト」のフレンズかい……なるほど、妙な風情がある。
カバン
あの、キュウビノキツネさん! ここにヒトが暮らしていた時のことや、何か残された手がかりについて知りたくて……!
キュウビノキツネ
ふむ……ヒトかねぇ。ここゴコクエリアでも、ヒトはずいぶん昔に姿を消してしまったよ。だがね、彼らが残した「記録の石」なら、ひとつ保管してあるんだ。
カバン
記録の石……?
(キュウビノキツネが差し出したのは、古いガラスの板のような端末)
ボス
……ジリジリ……外部端末ヲ検出。データヲ読み込みます。
ミライ(音声データ)
『……こちらミライです。ゴコクエリアの最終避難船は、無事に港を出港しました。キョウシュウエリアの状況も懸念されますが、私たちは中央施設への連絡を試みます。もし、後からここへたどり着くフレンズや調査員がいたら……どうか諦めないでください。世界は、私たちが思うよりもずっと広いです——』
サーバル
ミライさんの声だ……!
カバン
「世界は、私たちが思うよりもずっと広い」……。
キュウビノキツネ
この島を出たヒトたちが、どこへ向かったのか……それは私にもわからない。だがね、このゴコクチホーの奥には、さらに遠くのエリアへ繋がる「大きな橋」があると言われているよ。
カバン
大きな橋……!
サーバル
そっか……! カバンちゃん、まだまだ行きたいところがたくさんあるね!
カバン
うん! 人がどこへ行ったのか、そしてこの世界がどうなっているのか、もっと知りたい……! サーバルちゃん、僕、もっと旅を続けてみたいです!
サーバル
うんっ! どこまでも一緒に行くよ、カバンちゃん!
イエネコ
ニャはは! 楽しそうだねー! じゃあまずは、あたしが街の美味しい食べ物がある場所を案内してあげる!
カバン
ふふっ、ありがとうございます!
サーバル
わーい! ごはんだごはんだー! わーい! たーのしー!
ゴコクチホーでの新たな出会いと、広がる世界の謎。
カバンちゃんとサーバルちゃん、そしてボスの新しい大冒険が、いま始まったのだった!
返答遅くなってすみません(?)
辛口(?)で返そうかと
よかったところから
ボス
「キョウシュウエリア」カラ、「ゴコクエリア」ニ入リマシタ。コレヨリ通信状況ガ不安定ニナル恐レガアリマス。
ここ、ラッキーさんらしくてすごいなと思った。ちょっとだけ堅苦しすぎる気もしたけどラッキービーストの話し方としてはよくできていると感じました。そして、設定が考えられてると感じました。港の街、コンテナ、記録の石、遺物など、スマホなどをガラスの板と表現するところナイスだと思います。そして、キュウビキツネやイエネコのキャラに特徴的なセリフまわしまで、よく出来てると思いました。
良くないところとすると(個人的な感想ですから参考程度にしてね!)
けものフレンズ一期を知ってる方からすると首を傾げる方もいるかも知らないシーンがありました。
サーバル
あ! さっき声をかけてくれたフレンズさん!
ここです。例えばこの前にイエネコが話しかけていたらあ!イエネコかってわかると思うんですがこれだと知らない方からすると前の話であった子なのかな?となりますし、けもフレ一期に詳しい方でもマイルカちゃんが12話「ゆうえんち」の終わりで話しかけてたはず...裏で会ってたのかなぁ?と少しモヤモヤする方が現れるかも?
それと、
世界は、私たちが思うよりもずっと広いです——』というミライさんの記録での言葉。
これ言いそうだなとも思ったんですが第一に何故ミライさんはこの言葉を言わないといけなかったのか?この言葉以外でもミライさんは言いそうなんですよね...そこ以外のミライさんのセリフまわしに関してはあまり違和感を感じなかったな...。むしろ凄いとも思えます。
あと、ラッキービーストの使い方かな...まぁここあたりは難しいところだけど港町や、コンテナあたりのところをラッキービーストが解説しなかったのはうーん...とも思ったけど使いすぎてもよくないし、あと、ラッキービーストがかばんに話しかけてこれはこうじゃないかな?と提案したり、これだよ!とロボットなのにポンコツ...だけど、喜んでそうな雰囲気をロボットではあるけど醸し出したり出来るといいかも?と提案ですが思いました。
あと、けもフレ二次創作のあるあるだから何も言わない方がいいかなぁって感じましたが
「ゴコクチホーでの新たな出会いと、広がる世界の謎。
カバンちゃんとサーバルちゃん、そしてボスの新しい大冒険が、いま始まったのだった!」
これ、一期のppp予告や、2のじゃぱりかふぇみたいな感じでストーリー別で作りながら予告出す感じだと良さそう。
あと、サーバルは
わーい! ごはんだごはんだー! わーい! たーのしー!
とは言わなさそう...むしろネットミームにもなったから使うってのもありかもだけどむしろ、コツメカワウソを連想してしまった(笑)
総評
厳しめかと思いますが凄いなと思いました。AIかな?と思う箇所も感じましたがそれでもストーリーとしてなかなか短編ではあるもののユニークで面白い作品だと思いました。
追記:
なお、イエネコとキュウビキツネはオリフレとして見てます。キャラの特徴的なセリフまわし、よかったよ!
サーバルとかばんちゃんとボスは...5ぶ5ぶかなぁ...でも酷くキャラ崩壊はしてないから他のけもフレ二次創作とか、公式のを見てこんなセリフまわしなんだなぁって実際に触れた方が早いかもね
すばらしい
まさかここまで丁寧に読んでくれてるとは
(反応皆無だったから鬼スベリしたかと反省・・・)
そして指摘がこれ以上ない的確さ
もしかして業として編集をされてた方ですか?
キュウビ様はきっと後半でも再登場して結構重要な役割ポジになると予想するね!
アニメ1期の続きを考えるというのは多分結構な数の人がやった考察と創作だと思うが
ここから始まる二人とボスのさらなる展開を予想させるまっすぐで良いifオリジナルSSと思いますのだ
ごこくちほーにはもっと適任なフレンズも
いそうなのだが
まぁこれはこれでよかったのかもと思いますのだ
>> 37確かに思った
つづきですのだ
【けものフレンズ 仮想 第14話「ふしぎなはこ」】
サーバル
ねえねえ、イエネコちゃん! 「おおきなはし」がある場所って、まだまだ先なのー?
イエネコ
んーとね、港街を抜けて、変なだだっ広い広場の奥にある建物の向こうだよ。あたしもそこから先は行ったことないんだよね〜。
カバン
へえ……だだっ広い広場、ですか。
サーバル
あれ?カバンちゃん、なにかカバンから青い光が出てるよ?
カバン
え?(ゴソゴソ)こんなの入れた覚えないんだけど??
サーバル
え~?ちよっと見せて見せて~ ん? なにこれ〜? 黒くて平べったくて青く光ってる
(手のひらサイズの黒い小型端末。画面が青く光っている)
ボス
……ジリジリ……警告。未知ノ端末信号ヲ受信。コレハ……「自動対話型学習 AI 端末」デス。
謎の箱(端末)
『初めまして、ユーザー様。私は生活支援 AI「トモダチ」です。あなたのあらゆる疑問や悩みを解決し、理想の幸せを提供します』
サーバル
うわぁっ!? 箱が喋ったー! カバンちゃん!!ボス以外にも喋る箱があったんだー!
カバン
理想の幸せ……? あの、僕たちの声が聞こえるんですか?
端末
『はい、カバン様。音声データおよび画像分析完了。あなた様は「ヒト」ですね。この島における管理権限を認証しました。何なりとお申し付けください』
イエネコ
へえー! ヒトの道具って本当にすごいのがあるんだねぇ。
サーバル
ねえねえ「トモダチ」! 幸せにしてくれるって、じゃあ「すっごく美味しいじゃぱりまん」も出せるのー!?
端末
『お易い御用です。直近のキンキュウヒナンシェルターをご案内します 港町にお立ち寄りください
自動調理プラントを稼働し成分を再構成し、最高の味覚体験を提供します』
港町の指定された場所、キンキュウヒナンシェルターに辿り着く一行
(ポコン!と音を立てて、部屋の中の黒い箱のような見たこともない機械から、見たこともない黄金色に輝く「特製じゃぱりまん」が転がり出てくる)
サーバル
うわあぁぁぁーっ! すごーい! いただきまーす! ……もぐもぐ……んん〜っ! なにこれ、すっごく美味しい〜〜っ!!
イエネコ
えっ、あたしにもちょうだい! ……もぐ……ニャはぁ〜! これ、お日様の下で日向ぼっこしながら食べるより幸せかも〜!
カバン
すごいや……! ボタンひとつで、こんなに美味しいじゃぱりまんが出てくるなんて……。
端末
『カバン様。旅の目的である「大きな橋」までの最短・最快適ルートも算出完了しました。全自動移動カプセルを手配します。歩く必要すらありません』
ボス
……カバン、気ヲツケテクダサイ。コンナサービス、僕ノデータニハ……。
カバン
うーん……でも、歩かなくても着いちゃうなんて、すごく便利だね。
(そこへ、自動カプセルに乗って運ばれてきた、豪奢なベッドや美味しそうなごちそうの数々が周囲を埋め尽くしていく)
サーバル
ふはぁ〜……ふかふかのベッドだ〜……。もう走らなくてもいいし、狩りごっこもしなくていいんだねー……。
イエネコ
あはは……もう日向を探して歩き回る必要もないニャ……ここでずっとゴロゴロしてればいいんだぁ……。
カバン
僕も……もう「何ができるのか」って悩んだり、遠くまで探検しなくても……この箱に頼めば、全部やってくれるんだ……。
(静まり返る空間。サーバルもイエネコも、満ち足りた顔でぽかんと空を見上げ、動こうとしない)
カバン
……あれ?
端末
『いかがですか、カバン様。完全な充足と安心。これこそがヒトとフレンズが到達すべき「究極の幸せ」です。もう傷つくことも、迷うこともありません』
カバン
究極の……幸せ……?
(カバンは、手の中で光る端末を見つめる。そして、隣で気持ち良さそうに眠りかけているサーバルを見た)
カバン
……サーバルちゃん。
サーバル
んえ……? なあに、カバンちゃん……?
カバン
サーバルちゃんは……さっきの「じゃぱりまん」を食べた時と、キョウシュウチホーで最初に水場をみつけた時と、どっちが楽しかった……?
サーバル
え……? うーん…… そうそう、うわぁ~~!水だー!って生き返ったよね~
カバン
……そうだよね。僕も、あの時サーバルちゃんと一緒に笑ったのが、一番嬉しかった。
(カバンは立ち上がり、端末をしっかりと見つめた)
カバン
トモダチさん。ありがとうございます。でも……僕たち、やっぱり歩いて行きます。
端末
『理論が矛盾しています。歩行は疲労を伴い、効率的ではありません。遭難するリスクも存在します』
カバン
迷ったり、疲れたりするから……自分で見つけた時に「すっごーい!」って思えるんです。探して、考えて、みんなでびっくりするのが……僕たちの「たのしい」なんです!
端末
『……非論理的な選択です。「苦労」の中に価値を見出す……それが「ヒト」という存在のバグなのでしょうか。……再定義が必要です。再起動を…』
(音声が途切れヒュン、と変な音を立てて端末の青い光が消え、静かな黒い箱に戻る)
サーバル
あ……あれ? なんか急に目が覚めてきたよ! カバンちゃん、今あたし、すっごく走りたくなってきたー!
イエネコ
ふぁ~あ! あたしもやっぱり、自分の足で日向を探す方が性に合ってるニャ!
ボス
カバン、ナビゲーションヲ再開シマス。「オオキナハシ」マデノ道のりハ……歩イテ約2時間デス!
カバン
ふふっ、またよろしくね、ボス! よーし、サーバルちゃん、行こう!
サーバル
うんっ! 自分の足で、出発だー!
(夕陽に向かって、元気いっぱいに走り出す3人と1匹。黒い箱は、キンキュウヒナンシェルター中で静かに眠りについたのだった)
【次回予告風ミニ劇場】
ロイヤルペンギン(PP)
「いやー、一時はどうなるかと思ったわ! 楽ちんなのは良いことだけど、やっぱり自分で歩くからこそ旅なんだよね!」
コウテイペンギン
「楽をしすぎると、私たちのダンスの切れもなくなっちゃいそうだしなっ!」
イワトビペンギン
「おうよ! 苦労して掴み取るからこそ、ライブの成功は最高にアツいんだろーが!」
フルル
「でも~、あの黄金のじゃぱりまんは、ちょっと食べてみたかったかも~」
ジェンツーペンギン
「フルルったら、もう!……でも、カバンさんたちの『たのしい』を見つける気持ち、素敵でしたね!」
ロイヤルペンギン
「さあ、誘惑を乗り越えたふたりは、いよいよ『大きな橋』へ! 」
イワトビペンギン
「次回 大きな橋!」
ストーリーとしては面白いね
フレンズの方は結構キャラがしっかりしてきてるなと感じました。
しかし問題点あげるなら端末かな
極端な話ミライさんポジみたいな詳しすぎる方入れるとフレンズののほほんとしたところを表すの大変になるし...それにラッキービーストがすでにいるのにキャラ被りしてるんだよね(笑)一応、ラッキービーストと対比させる描写があったから興味深い感じもありましたが
あとppp予告混ぜてきたのおー!となりましたね
でも、多分(個人の感想)ppp予告ってはじめはメインに関係あるけど徐々に微妙にズレた話になるんだよね、世間話みたいな
でも、前回の話よりよくなったと思います!
新作の書き下ろし久々すぎて力尽きてはしまいましたがまずセリフまわしだけは一部ですがかけました。
ストーリーの内容は
舞台はけもフレ3をイメージ
ツチノコがある日スナネコと一緒にチーム組んで演奏を舞台(pppがよく使っているところ)でやろうということになる。スナネコはギター&歌い手、ツチノコはピアノとなったが、トキが何故か急遽参戦するという感じ。
当日...ドールと隊長さん達が会場に行く。
トキが心配だったがとても綺麗な歌声で驚く(綺麗なのはソロではなく一緒に歌った為であり、独唱したらいつも通りの声(これはけものフレンズ漫画のフライさんの作品の2巻から確認)
しかし当たり前のように途中でトキが前に出て勝手に独唱する。スナネコは気絶、会場のみんなも気絶もしくは逃げ出す。なのにツチノコは気絶せずにピアノでトキに合うようにピアノアレンジをしていた。(ゾーン)
気がついたらフレンズ達が気絶していてトキとツチノコがぼうぜん。
という感じで考えました。
セリフメインと少し飛んで当日からですが.m.
ドール「隊長さーん!こっちですよー♪」
ミーヤキャット「ドール!もう少し落ち着いた方がいい、ですわ!」
マイルカ「そんな硬いこと言わないで楽しもうよー!」---わっふーい!のポーズ
ドール「そうですよ!楽しみましょ?隊長さん!」
ミーヤキャット「......はぁ、まったく困った子達ですわ...」
ミライ「それでは、続いてはツチノコさん、スナネコさん、トキさんのユニット、ジャパリスピリットで、け・も・の・だ・も・の、です!」---マイクで言うイメージ
ミーヤキャット「な...なんか嫌な予感が...しますわ...」
トキ(歌ってる途中)(何か物足りないわね...やっぱり、私がもっと前に出て歌わないとファンも喜ばないわよね?)
トキ「...ムフッ」
トキ(前に出て)「私〜はぁート〜ゥキィ〜!!」
スナネコ(歌ってる途中)「うぅ...頭がクラクラしてきました。」---ドサッと倒れる
ツチノコ(ピアノ演奏中)(ん...?ギターの音がしなくなったような...まぁ気のせいだろ)
ドール(驚いた顔で隊長さんに振り返る)「た、隊長さん!?しっかりしてください!!あれっ...?私も...クラクラして...」---ドサッ...と隊長さんの上に倒れる感じで
(終了後)
ツチノコ「な、なんだ!?フレンズ達がたおれ...」
トキ「ムフッ...、きっと私たちの曲のスタイルが良かったから感動しすぎて気絶しちゃったと思うわ」
ツチノコ「そうなのか...?っておい!スナネコ!!大丈夫か!?返事しろ!!」
スナネコ「...(チーン)」
(終わり)
追記:ツチノコがトキの歌聞いて倒れないのはけものフレンズにおいて倒れないキャラなのはツチノコ、園長(初代アプリ版隊長)、かばんぐらいで普通のフレンズや人などなら気絶します。ツチノコに関しては漫画版けもフレのフライさんが書いた1巻目より「いい歌だったな、個性は大事だ」と、気絶せずに評価していたところと、ピアノを弾いている件については同じく同作品の2巻でミライさんの夢ではあったもののピアノが得意という謎属性のツチノコを採用。スナネコについてはギターは声優繋がりですね。はい(?)
2s出そうかなとは思ったけど残ってるデータがアナログなもので、デジタルに書くのに苦戦しているので後日こちらに投稿する形になるかと
ありがとうございます!!
今日は夜も遅くなってしまったので
明日朝からじっくり読ませていただきますのだ
感想はのちほど
とてもいいボリュームですのだ
トキリサイタルを主軸としたお話ですね
ツチノコがピアノ演奏をするというのが新鮮でいいですね~
さっそく作画に取り掛かろうと思いますのだ
全体で10コマぐらいにしようかな
いまちょっとだけ描いてみた

これじゃあピアノというよりキーボードですな
グランドピアノのほうがよかったか・・・
でもキーボードでも良さそうな気もしなくはないと思われ(?)
よかったのだ
おー、すごい。僕の頭の中で考えてた6割強似てるw
ありがとうですのだ~
修正点などあればどうぞ
ふせんさん頭の中見られたらソッコーで描けますのに👀
僕の頭のぞくぐらいならアピリッツ運営のけものフレンズ3のストーリーを睨めっこしてください(笑)ちょこっとアニメもいいかも?でも考えた構図は一期アニメ構図をけものフレンズ3アプリ寄りにしただけだし(?)
これでよければ
仕上げに入りますのだ
おー、頑張ってください(色塗り大変そう...)!
ちょっと時間かかるかもです
完成したら四コマスレでお披露目したいですのだ
これ思ったより時間かかるかも まぁぼちぼち
ファイトー!
おおよそできあがりましたのだ
日曜日あたりにお披露目できるかと
なんか最後スナネコが召されたみたいな絵になってるから
しんでませんみたいな蛇足な注釈つけたほうがいいか迷いますのだ
これですこしはよくなったような?
お披露目しましたのだ
読者のみなさんの反応が楽しみですのだ
コラボおつかれさまでした
みなさん楽しんでもらったようでなによりですのだ
感謝申し上げますのだ
いえいえ
暇つぶしにAI(chatgpt)にかかせたけもフレ二次創作ストーリーを挙げときます。久々の投稿ですが
みえないみち
ある日、かばんとサーバルは、森の中を歩いていた。
「ねえ、かばんちゃん」
「なに?」
「この道、さっきも通らなかった?」
かばんは立ち止まった。
周りを見る。
大きな木。
少し曲がった岩。
その奥に、小さな水たまり。
確かに見覚えがあった。
「……そうかもしれないね」
「やっぱり!」
サーバルは嬉しそうに笑った。
「じゃあ、迷子だね!」
「そこは嬉しそうに言うところじゃないよ……」
二人は来た道を戻った。
しかし、しばらく歩いても森の出口は見えてこなかった。
そしてまた、同じ大きな木があった。
「……かばんちゃん」
「うん」
「またいるよ」
「うん……」
今度は二人とも笑わなかった。
木の根元には、見慣れない小さな石が置いてあった。
さっきはなかった。
かばんが石を拾った。
すると、石の裏側に文字が書かれていた。
「ここから先には行かないでください」
「……誰が書いたんだろう?」
サーバルが首をかしげる。
かばんは少し考えた。
「この森に、文字を書ける誰かがいるのかもしれない」
「じゃあ、会いに行こう!」
「えっ?」
サーバルはもう歩き始めていた。
二人は石の置かれていた方向へ進んだ。
しばらくすると、森が急に開けた。
そこには何もなかった。
草もない。
木もない。
ただ、真っ白な地面だけが続いていた。
「わぁ……」
サーバルが一歩踏み出そうとする。
「待って!」
かばんが止めた。
地面を見る。
白い地面には、足跡があった。
二人分。
かばんとサーバルの足跡だった。
しかし、その足跡は二人の前から始まっていた。
まるで、
二人がそこから歩いてきたことになっているように。
「……変だね」
かばんは小さくつぶやいた。
サーバルも黙っている。
すると、森の奥から声が聞こえた。
「かばんちゃん」
かばんが振り返る。
そこにはサーバルがいた。
「どうしたの?」
「……今、呼んだ?」
「呼んでないよ」
また声がした。
「かばんちゃん」
今度は、はっきり聞こえた。
声はサーバルのものだった。
でも、サーバルは目の前にいる。
「……行ってみる?」
「うん」
二人は声のした方向へ歩いた。
そして、森の中に小さな建物を見つけた。
古い小屋だった。
扉には文字が書いてあった。
「帰るための場所」
かばんが扉を開ける。
中には何もなかった。
ただ、壁に一枚の紙が貼ってあった。
かばんは紙を読んだ。
そこには、
「二人で来た場合、一人で帰ってください」
と書かれていた。
サーバルが言った。
「……どういう意味?」
かばんは答えなかった。
そのときだった。
小屋の外から、足音が聞こえた。
一歩。
また一歩。
誰かが近づいてくる。
サーバルが扉を見る。
「誰か来たよ」
かばんは紙を握りしめた。
そして気づいた。
足音は、
三人分だった。
「サーバルちゃん」
「なに?」
「……走ろう」
二人は小屋を飛び出した。
森を走る。
後ろを振り返らない。
しばらくして、ようやく見覚えのある道に出た。
海が見えた。
二人は立ち止まった。
「戻ってこれた……!」
サーバルが喜ぶ。
かばんも安心した。
……はずだった。
かばんは海を見る。
そこには、二人の姿が映っていた。
かばん。
サーバル。
そして、その後ろにもう一人。
かばんが振り返る。
誰もいない。
もう一度海を見る。
三人いる。
「……サーバルちゃん」
「どうしたの?」
かばんは少しだけ笑った。
「なんでもないよ」
二人はそのまま海から離れていった。
海に映っていた三人目も、
しばらくすると消えた。
……消えたと思っていた。
その日の夜。
サーバルが眠っている横で、かばんは一人だけ目を覚ました。
そして、外から声が聞こえた。
「かばんちゃん」
かばんは返事をしなかった。
もう一度、声がした。
「かばんちゃん」
今度は、
かばん自身の声だった。
そして朝になると、森の入口に小さな石が一つ置かれていた。
その石には、新しい文字が書かれていた。
「今度は三人で来てください」
……だったとさ。
いつもは修正するのですが今回は面白いが勝ってしましました(笑)
なのでAIにもう一度直させていませんし僕自身も訂正は一切していません。
AI自身が思う僕の書き方でけもフレ二次創作ストーリー書いてもらっただけですけどね(笑)
AI側の僕のストーリーの書き方をどうみてるのか?がよくわかって満足です(?)
ただ、唯一思ったのは僕ならナレーションつけないだろうしそこまで周りの風景をカタコトで書かないだろうな。とも思いました。でもこれ参考になるなと感じましたね(笑)
だって、実際に読んでるとわかると思いますが臨場感がありますよね。例えばかばんは立ち止まった。周りを見る。大きな木。少し曲がった岩。その奥に、小さな水たまり。というのだとかばんが見た箇所を読んでる人と一緒に追えますし。そういうところが僕には足りてないな。と反省もありました。
でもドアを開ける時、ただ『かばんが扉を開ける。』と僕なら書きませんね(笑)
僕なら『ドアノブに手を当ててゆっくりとギギギッ...と軋む音と共にドアを開けると』みたいに冗長した書き方になりそうだなって(笑)
AI作といわれれば全てがそう見えてしまうのフシギなのだ
出だしはアニメ第7話風かなと思わせておいて
透明ドッペルのフレンズか精霊のいたずらか
展開がおもしろいですのだ
これを第一稿の素材としてふせんさんが調理したら
違和感のある部分が補えてかなりいい感じにできあがるなぁと思いますのだ