関西最後の桜とも言われる奈良県曽爾村の屛風岩公苑へ山桜を見に行ってきました。
屏風岩公苑は高さ200m近い岩壁(屛風岩)の下に樹齢100年を超す山桜が300本ほど、標高800m近い地勢もあって桜の開花は例年平地より半月ぐらい遅くなります。
村の観光協会では毎日開花状況をカレンダーに記して発表していますが、今年は16日咲き始めたかと思うと19日にはほぼ満開、花吹雪狙いで21日に出かけるか迷いましたがまだ早いのではと1日延ばした22日、殆ど葉桜状態でした。
葉より花が優勢な木は僅か数本、それも葉が結構伸びて花と拮抗する感じでした。
駐車場を管理するシルバーさん達によれば、土・日が最高だった、今年の桜は全く予想がつかない開花と落花になったとのことでした。
青空に飛ぶ花吹雪、午後に太陽が回って暗くなった岩壁を飛ぶ花吹雪もイメージして出かけましたが、白い雲が広がり日の光も弱くなってきたため、11時前に引き上げました。
帰り道、針IC近くにある茶畑の一本桜を見るために立ち寄って見ました。
一昨年この木を知って撮影しましたが午前中で逆光に近いトップライト、無理やり暗部を持ち上げて何とか画に仕上げましたが、午後の光で撮影を!と途中で時間潰しをして・・・ところが完全な葉桜でした。
https://zawazawa.jp/tpzr2mlo9l92ww9m/topic/225/3
昨年は撮りに行けませんでしたが、屏風岩公苑の桜とほぼ同じころの開花だったと記憶していましたがどうも記憶違い??
名阪国道には乗らず柳生・笠置を通っての帰宅になりましたが、曽爾村から青蓮寺川に沿って下り名張・南山城経由の方が被写体に恵まれたのでは?と判断ミスに悔いが残ります。
何とか拾った収穫は・・・針ケ別所町の鯉のぼり、柳生の茶畑です。
花も散り終わった茶畑の桜
