



チェーンは自転車整備で最も難しい分野で相当危険が伴うので、これまで避けてきました。公開の掲示板なので真似されてけが人出ても困るので、しかし避けて通れない部品なので情報交換しましょう。*但し危険を誘発しそうなレスは削除するかもしれません。
僕のチェーン整備についての考え方
1.掃除に時間とお金をかけず、新品交換にお金をかける。
僕はチェーンの掃除はミシン油差してボロでふくだけです。
https://www.youtube.com/watch?v=UbJ8Ft-0o7c
チェーンをボロではさんで、グルグルクランクを回して、スルスルっと動けば終了。ひっかかればきれいにふく、それだけです。
いくらピカピカにしてもチェーンは延びたら終わり、延びたチェーンを使い続けると変速機に負担がかかり寿命が縮みます、変速調子狂ったと思ったらすぐ新品チェーンに交換。チェーンの寿命の話をすると、Aさんは1000kmといいBさんは1万kmという、どちらも正解です。簡単に言えば芸術的な変速で走れる寿命といえばAさんになり、10回変速して1回くらい他の段に飛んでもいいとか、ガチャガチャ変速しない時間が長くてもいいとかならBさんになります。なんでもいいなら切れるまで使い続けることは可能です。僕は芸術的変速にあわせた寿命で交換します。
では中身の話をしましょう。情報画像を4枚アップします。
1~3は出展元 サイクルベースあさひ
http://www.cb-asahi.co.jp/html/size-chain.html
4はこのブログです。
http://blog.livedoor.jp/lowrider_hide/archives/52102747.html
この表からいろいろなことがわかります。
厚歯と薄歯の違いとか、6,7,8,9,10,11速の幅、プレート厚み、スプロケットギア厚みetc。
11速チェーンのプレートがものすごく薄いのもわかります。
チェーンの整備は大きく分けると2つになります。
下手な人がいい加減にやっても問題が出にくいチェーン
8速以下のチェーン、厚歯シングル用チェーン
このクラスはまともなチェーンカッターでピンを正確に着脱する技術があるならピンの再利用が出来ます。
真剣に気合い入れてやらないと切れるチェーン
9,10,11速
このクラスはピンの再利用はできません、コネクティングピンが必要です。
そして垂直にぶれずにピンを押し込める技術と工具が必要です。
整備の注意点は垂直にピンをスライドさせることで、ねじって穴を広げない。特に抜くときに穴を広げてしまうので、抜くときに気合い入れましょう。
僕の実験と経験では切れやすい順番は10>9>11です。なぜか11速チェーンが一番完成度が高い整備が出来ます。10速は最悪、9速もあたり外れがあって最悪のものがあります。11速はまだ外れが少ない?。・・・つづく
うーむ。。。さん
私も初心者の頃はツールやデグリーサーなどを使ったチェーン洗浄をやったことありましたが、少し慣れて以来使うのを止めてしまいました。
今は通常はぼろきれで拭いて、オイルを差して、また拭く、慎重にするときにはもう一回繰り返す、徹底的にやるときにはチェーンを切って(私はミッシングリンク利用しているので面倒ではない)、密閉容器で灯油に浸けて撹拌、、その後灯油を抜いてオイルを差す。それで十分ですね。
それを越える手間を掛けるのはあまり意味なく、チェーン清掃の頻度を上げた方が楽で効果的だと思います。
なおオートバイのチェーンは中にオイル保持の仕組み(細かい溝など)があり、デグリーサなどを使うとそこに残ってしまいダメージがあるため使用禁忌のものがあるらしいですが、自転車チェーンはそういうものはないそうなので、きちんとデグリーサを抜けば大丈夫だそうで。
あとチェーンクリーナー、ブレーキクリーナーの類は基本的に界面活性剤は含まれず、軽く揮発性の高い油で脂溶性の汚れを洗い流すもので、使っても乾燥させれば問題ないと聞きました。とはいえ全部がそうだとは限らないので、利用する場合には界面活性剤や揮発しない悪そうな成分がないかを見た方が良いですが。
ついでに、チェーンを洗った灯油は古くなっても別に劣化するわけではないので、使い捨てのメッシュフィルター、あるいはキッチンペーパー、コーヒーフィルター、新聞紙などで濾過すれば捨てることなく何度でも使えます。で、フィルターとして使った紙はBBQの焚き付けなどに使えます。灯油自体も燃やすには問題ないですが、チェーンオイルやグリスのせいか?臭いが出ますので用途が限られます。
おまけに、どうでもいい話。強引な方法として、水と古い灯油を混ぜて撹拌すれば、砂やゴミが水の下に落ちて、濾過せずとも分離出来る・・・ことを目論んで試したことがあります。一応目的は達しましたが、想定外のことが。。。灯油と水が想定以上に細かく混ざり合ってしまい、年単位で放置しても灯油が白いです。。。その灯油は燃えるし、洗浄に使ってもまぁ問題はありませんが、、、もうやらない。
サイレンス・スズカさん
https://amzn.to/3gHiFwV
なつかしい、コレ自分も持ってましたが、洗い終わった後の後片付けがめんどくさくて、一回しか使わないうちにお蔵入りしました。結構値段したのにもったいない。
で、自分は基本はチェーンをボロでからぶきして、注油。
汚れてきたなーと思ったら、近所のカインズホームで買った、198円のバカでっかいパーツクリーナで吹いちゃいます。
楽なんで。で、今のところ問題ないですねーー。
シマノ(SHIMANO) CN-HG601 11S 116L ICNHG60111116¥3,074
https://www.amazon.co.jp/dp/B017SOKT7O/
もちろん701でも901でもOK。11速の品質はとても高いです。
ただ整備による差は大きいのでチェーン接続切断をチェーンを傷つけずに完璧にやりましょう。
下手な整備すると変速に影響が出ます。気をつけて。
サエバダーツさん
こんにちは。
9速チェーン使用のため、CNHG93の新品開封時に、
ミシン油をかけ、ウエスでふき取り中に
金属加工で出たと思われる、ごく小さなバリが
ウエスにつきました。参考までに書き込ませていただきます。
kapa_さん
和泉チエンさんの記事で「チェーンの洗浄について(NG編)」というのがあって興味深かったのでリンク貼っておきます。
https://note.com/izumichain/n/nf08ab0b79973
私はミシン油で洗ってるので酸やアルカリ、水洗いとは無関係なのですが、洗浄剤の酸やアルカリで金属自体が脆くなるのは盲点でした。
(どこかのサイトで、中性洗剤を指定してるのは内部の油を落とし過ぎるからと指摘されていましたが、そもそもチェーン自体が脆くなるようです)
鶏 泰造さん
これも水素脆化?
興味深い情報をありがとうございます。
プロのレースなどでも、洗剤をつけてじゃぶじゃぶ洗っているのを見かけますが、私はあまりやる気になりません。最近は水置換性のオイルもありますから、そういうのを使えば問題ないのかも知れませんが、洗う場合は灯油です。
和泉のサイトに出ているような破損の仕方をしたことはありますが、酸やアルカリでは洗っていません。
錆が出ているので、メンテが悪かっただけかも(^^;。
チェーンは消耗品なので洗浄に金かけるなら新品交換した方がいいです。
ふくのはボロで布が引っかからない位になればOK
https://www.youtube.com/watch?v=UbJ8Ft-0o7c
油もドロドロしたのより、ミシン油、百均の自転車油はドロドロしてるの多いのでAZのミシン油お薦めです。
だいたい5000~1万kmで交換。1万km走るとスプロケも同時交換です。
和泉さんの言うことは、真っ当な話。
僕も昔からボロで拭いてミシン油差すだけです。それより汚れたらすぐ拭く、油はできるだけつけない、あとスプロケも拭く、これが大事です。
kapa_さん
9速 CN-HG53がじりじりと実売価格を上げて、とうとうCN-HG93を超えてしまいました。
11速のHG601よりも高くなった。
昨今急速に実売価格が上がってるように感じますが、CN-HG93や11速は殆ど変わらないようでこのあたりが日本製で為替の影響受けてないのかな?と思ってます。
品質悪くて価格高かったら海外製の意味ないじゃん。
新製品=価格上昇品質劣化 なので新製品情報には興味なく一切見なくなってしまいました。
そもそも今何の問題も無く使えてる部品を交換する必要もなく、シマノが強制的に廃盤=買い換えを強制してこないで最低10年位は同じ型番部品を売り続けてくれれば、何の問題もなく自転車乗れるのに、1~2年で次から次へ互換性のない新製品を出し続け、ユーザーが使えなくしてくるので、わざわざ予備を買いだめ最低10年分くらいは使えるように自己防衛しないとダメになっている。
シマノがSDGSの作る責任を守っていれば自転車ユーザーはこんなに苦労しなくてもいいのに、このシマノの使い捨て強制押し売り商法は自転車業界全体にとってもマイナスで新しく自転車始めようと思っても続けられないし、もう自転車いいわという人が続出してます。
僕も今の状況だと自転車を人にお薦めできないです。
HG53がHG93より高いって「たちの悪いジョーク」としか思えない。
HG53なんて買ったら、すぐ寿命きて買い換えの繰り返し(シマノ使い捨て商法にはめられる)
そのうちHG93は廃盤にしてHG53だけが残るんじゃないかな??一番悪い製品だけが、いつまでも売り続けられるという、いつものパターン。
僕は9速は和泉製の7701使ってます。これ寿命長いのでHG53の3倍は持ちます。7701はなかなか買えないのがネックですが・・・。
venomoさん



食品グレードのエコなオイル 二硫化タングステンパウダー 注射器で一コマずつ滴下
最近、黒い微粒子配合のチェーンルブが売られてるのを見て、自作してみることにしました。
黒いナノ微粒子の正体は、グラフェンだったり、二硫化モリブデンだったり、二硫化タングステンだったりします。どれも似たようなもので大差ないわけですが今回は二硫化タングステン(WS2)を配合することにしました。
ベースオイル: 住鉱潤滑剤のアリビオフルード ISO VG32 :以前にトラノテで買った余り
https://www.torano-te.jp/p/s107-0120/
二硫化タングステンパウダー 0.5um(500ナノメートル):アリエクで購入
オイル100gに対して二硫化タングステン1g、すなわち100:1の配合比です。
オイル100mLで500円
二硫化タングステン1gで40円
コストは合計で540円でした。
混ぜ合わせたらボルテックスミキサーで1分間ほど攪拌しよく分散させ、注射器を使用してチェーンのローラーとインナープレートの隙間に滴下していきます。滴下量は送料約1mLです。注射器をオイラーとして使うと正確に挿せるのでいい仕事ができますね。チェーンメンテ一回あたりのコスト5.4円は安い!!
よくチェーンを揉み込んだのち、滲み出したオイルは不要なのでウェスで良く拭き取ります。
試してみた感じ気持ち抵抗が減って軽くなったような印象を受けます。ナノメートル微粒子って効くんですね。ローラーがシャーと軽く回ります。
同等性能の市販品はGOTALのチェーンルブは30mL 1500円で貧乏人には高すぎるので自作してみました。自作だと100mL 540円なので約十分の一で安上がり。
https://gotal.tokyo/4663-LUB.html ものはいいけど高すぎる。
自作の一番の醍醐味は食品グレードのオイルを使うことで環境汚染がゼロなこと。
アリビオフルードは食品との偶発的接触が許されるNSF H1グレードの合成油なので人が食べても害はないオイルです。
最近、エコに目覚めたので環境にも悪い鉱物油はもう使う気ありません。
kapa_さん
venomoさん
面白そうな実験されてますね。
競技されるとか、湯水のようにお金使えるとかでなければあまり高価なルブは必要ない気がしますね。
それよりも頻繁な注油と掃除。
高価なルブ使って頻度が落ちるなら本末転倒だろうと思います。
このあたり、ケミカルメーカーはデータ持っているのでしょうが宣伝に使わないのは知られたくない結果だったから?という気がします。
venomoさん
kapa_さん
私がケミカルメーカーの市販品に疑問を持つに至ったのは、zero friction cyclingさんのデータを見たのがきっかけです。
https://zerofrictioncycling.com.au/lubetesting/
このページの一覧表を見てもらうと、超大手のフィニッシュラインとかマックオフのみならずシマノ出荷時のチェーンオイル(Factory Greaseと書かれている)もオイルとしては劣悪で摩耗促進しやすい。自転車専用品って値段の割に性能的にはイマイチなんです。それなら自作がいいですよね。
自作するために潤滑油の論文をいろいろ見ましたが、結論としては以下の通り
摩耗の最大要因は砂等の硬い物質によるアブレイシブ摩耗(研磨剤で削られるような摩耗)
雨で油が流されると金属同士が直接接触して一気に摩耗が進む。
1ミクロン以下のテフロン粒子やグラフェン、二硫化モリブデン、有機モリブデン、二硫化タングステン、これらは特徴は違えどどれも摩擦係数低減に効果があり、摩耗量も減る
1, 2はkapa_さんが書いてくれた通り。
恥ずかしい話、私は3の微粒子が摩耗を減らすとかいう話はオカルトだと思い込んでおり、最近まで眼中になかったです。(kinoさんがマイクロロンとかグラフェンとか試しておられるのは知っていたものの懐疑的でした。)しかし、改めて機械系論文を熟読したり、工業用ローラーチェーンメーカーの指示書を読むと、どう見ても効果はあるなと確信して、固体潤滑剤入りのオイル自作に至りました。
実際に二硫化タングステン入りのオイルを使うと体感では差は明らか。今までにない感じです。ガチャガチャ音が消えてすべすべになるという表現が近いでしょう。乗ってて楽しいです。ワットに直すと1Wも無いのかもしれないけど、チェーンの摩耗が減って長持ちするならすぐ元は取れると感じました。
アリエクでテフロン粒子も買ったので、別の自作配合レシピも試していく予定です。
おしゃべり塾にオイル持参して皆さんに使ってもらって感想聞こうかな。
昔、椿油を生産している農家さんに余り物を頂いてチェーンに塗ったら、スベスベで抵抗減った。でも値段がとんでもなく高価なので買ってまで使おうとは思わなかったです。
モリブデンは自動車オイルの添加剤として売られているのとグリスなども高回転、高耐久性で売られているので知ってて、耐熱塗料の研究してる友人が塗料にモリブデン添加すると耐熱性が格段に上がると言ってて、その塗料をマフラーに塗って実験したことがあります。確かに耐熱性はあがってました。なのでモリブデンはもしかしたら添加すれば化けるかもと予想します。
タングステンは白熱電球のフィラメントに使ったくらいしか知識はありません。
昔556を使いまくってる自転車の整備を頼まれたことがあり、あちこち錆びまくって悲惨になってました。チェーンもボロボロなってた。それで556は自転車に使ってはダメなんだと悟った。新しいオイル使う時は、そのダメージも考慮必要です。AZミシンオイルはダメージゼロ。椿油もサラサラなんだけど長期的に使うとダメージ?あるかもしれません(高すぎて使うことないですが)、料理用サラダ油塗って実験したことがあります。あれベタベタして汚れが付着し最悪でした。
オイルは汚れを粘着させるので、できるない方がいいです。
結局ボロで拭いてAZミシンオイル塗るのが僕の試行錯誤の結論でした、汚れの上にオイルを塗るのは最悪なので、まず掃除が大事。ただパーツクリーナーや灯油で洗ったりすると油全部流されてしまうので、表面のボロふき位がベストだと思います。
自作オイル、粘度とか汚れの付着はどうでしょう?あと556みたいに使うと錆びないかも(結果でるまで時間かかりますが・・)
またおしゃべり塾開催しますので見せて下さい。
マメ爺さん
venomoさん
潤滑油の自作、楽しそうですね。
結果がどうであれ、潤滑の理解が進み、今後も役に立つと思います。
一つ気になるのは、パウダーの扱いです。
微粉末を肺に吸い込むとかなり危険ですが、対策は十分行っていますか?
実物を見ていないので飛散のしやすさは分かりませんが、吸い込まないよう気をつけてください。
今後予定されている「テフロン粒子」は、更に飛散しそうな予感がします。
venomoさんは、「二硫化モリブデン」「二硫化タングステン」のように、名称を正しく記載しているので、良く理解されているうえで行っているとは思います。
なお、Kinoさんは、液体に分散させた「グラフェン」をSPINオイルに滴下していました。
これだと吸入の心配が無くて安心ですね。
余談ですが、アリビオフルードは合成油ですが、その原料は、原油由来だと思います。
エコ判定は、原料・加工・使用・廃棄、全ての段階を総合的に見て、環境負荷を考えるものだと思います。
原則原油の蒸留だけで得られる、ガソリン・灯油・軽油・・・、と比べると、化学的な工程が加わるので、製造時の環境負荷は小さくないかもしれませんね。
自作オイルの件で、今後気づきがあれば教えてください。
楽しみにしています。
融点155F(69℃) 湯煎(100℃のお湯)で融点以上に上げてパラフィンワックスで煮込む 190km時点での汚れ 190km時点での汚れ
マメ爺さん
私の使ってる白元アース不織布マスクは「0.1umの微粒子99パーセントカット」ですので幸い大丈夫です。購入した二硫化タングステンは0.5umなのと、こいつは比重が重めで舞わないのがいいです。
ただし、確かにテフロンは要注意ですね。私がアリエクで購入したのは20nm(0.02um)なので理論上マスクの目では防げません。テフロンは比重も軽く静電気を帯びると舞うことが予想されます。対策として、はんだごて用の手元吸気設備のある横で作業します!
環境負荷ですが、私は生物分解性だけしか見てませんでした。
https://www.juntsu.co.jp/tribology-doc/biodegradablelubricant.php
分解率を考慮すると植物油(大豆、コーン、オリーブ、椿)か合成油(PAO等、アリビオフルードもこれ)がいい。食品機械の潤滑に使えるのはこの辺りですね。極端な話、手に付着したまま洗わず口に入れてもいいレベルの健康に問題ない油です。製造工程は、、、分からんです。すみません。
ちなみに、エコ推進のためにもう一台のバイクでは、チェーンにパラフィンワックス(固体潤滑)使うのも試しています。
パラフィンは蝋燭そのもので6週間もあれば土に還るとか。合成油(PAO)よりこちらの方がいいのかもと迷ってます。
パラフィンワックスを湯煎して液状にして煮込んで、その後冷やすとカチカチの蝋燭状チェーンになり、それを完全に脱脂したドライブトレインに組み込んでます。こちら現在200kmほど走ったのですが、オイル不使用なのでチェーンリングもプーリーもスプロケットも全く油汚れなし。乾いた黒いカスが少量でてますがウェスでこすると簡単に除去可能。
比較
エコ度 パラフィンワックス>合成油(PAO)
滑らかさ、軽さ、静音性 合成油(PAO)+二硫化タングステン>パラフィンワックス
見た目の綺麗さ パラフィンワックス>>>合成油(PAO)+二硫化タングステン
雨天耐久性 試験中
チェーン摩耗 試験中
とりあえず暫定的にはこんな感じです。一長一短あります。
ちょい前まではミシンオイル派でしたが、メンテの手間がちょっと増えてでもエコで快適に走れるほうが満足度高いかなあと思って試してます。チェーンが摩耗せず長期間使えたら節約になって御の字です。Zero Friction Cyclingさんのデータの裏付けだと二硫化タングステン配合のパラフィンワックスが一番チェーン摩耗しにくいってのは言われてますが、あれは特殊で過酷な試験なので実際とは少し違います。日本の市街地・林道では何が適しているのか試します。
>微粉末を肺に吸い込むとかなり危険
化学物質の人体への影響を理解していないド素人は近づかない方が無難ですね。僕もド素人なのでテフロン粒子はこわいです。カーボン切断するのも石綿(アスベスト)触るくらいビビッテ、できるだけやりたくない。
石油は基本的に人体に有害なので、自転車にはなるべく使わないようにしています。
AZミシンオイルとAZウレアグリスは使っていますけど、これも成分よく知らないし人体への有害性について理解していないので、なるべく使わないようにしています。おかげで、ものすごく長持ち。ディスクブレーキに使われている油も正体不明でどれだけ人体へ有害なのか、よくわからない。油が地球環境と相容れないのは過去を振り返れば歴史が証明しているので油なしで自転車走れるなら、なし(キャリパー、Vブレーキ?)で走りたいです。整備も楽。
チェーンは消耗品で伸びれば新品交換するしかないので、高い油使う位なら新品チェーン買った方がいいと思います。身体を害することがないように化学的知識と人体への影響を考えて用心して実験してください。
>エコ判定は、原料・加工・使用・廃棄、全ての段階を総合的に見て、環境負荷を考えるものだと思います。
オイルや特殊化学物質は産業廃棄物になるので捨てる時も大変。
venomoさん



KMCデジタルチェーンチェッカーの測定原理 おなじチェーンを測定しても場所によって寸法は異なる(公差+摩耗量のバラツキ)
今まで雑にチェーンの伸びを測定してたのですがチェーンの伸びは変速や走りに影響がでかいなと感じるようになったので,ちょっと真面目に測定し始めました。
道具はKMCの出しているデジタルチェーンチェッカーというもの。
ボタン電池で動くチェーン専用のノギスです。
使い方は簡単でチェーンチェッカーを押し縮めてチェーンに挿入するだけ。
このチェーンチェッカーは3.5リンク相当の区間のローラーとローラーの内寸を測定してくれます。
詳細な寸法は添付の図面に記しますが,
・伸び0のとき理想的には94mm
・チェーンチェッカーは94mmの状態を「0」mmとして伸び量を表示してくれます。(チェーンチェッカー内部で勝手に94mmを差し引いてくれるイメージですね。)
・0.5%の伸びは0.47mm相当なのでこの伸び量が0.47mmに到達したら即交換(11速チェーンの場合)
図面描いてて思ったのですが動作原理さえ分かってしまえば,測定スキルある人からするとノギスでいいですね。
ポケットサイズで手軽に使える携帯性には満足しているので本品自体の出来には満足。今後もこまめに実測してログを残そうと思っています。
実測の写真は600km走行自転でのCN-HG901です。0.103mmなので0.47mm(交換目安)の20%程度。今年の冬は毎回雨や雪に振られて泥まみれになってますが果たしてどれくらい持ってくれるのか楽しみです。
手持ちのチェーンをノギスで計測しました。




新品
HG601 94.0mm 11速
7701 94.0mm 9速
HG53 94.15mm 9速
中古
HG40 93.8mm 8速(マイパラス702についてたもの)
HG601 94.8mm 11速(走行1万km)
8速チェーンが中古10年雨ざらしにもかかわらず94mm以下だったのは謎ですが・・・。
他は順当な感じです。94.8mmのHG601は変速不調は起こってません、でも走行距離考えると、そろそろ交換かなあと思っていたので数値みても交換時期ですね。
今後チェーンの伸び見るのに使わせて頂きます。情報ありがとうございました。
guru-dbさん 歯飛びとディレーラ調整について
KMCのミッシングリンクを逆方向につけると歯飛びするというweb情報にしたがい、正しい方向に付け替えて見たので報告します。
1)ミシングリンクの方向変更結果
方向を変えても歯飛びは少しは改善されたようですがWEBでいうほどではありません。ミッシングリンクリンクだけが原因ではないようです。
2)そこで、ディレイラーの調整をゼロから勉強も兼ねてやり直していました。
かなり微調整したので結構スムーズにはいるようになったのですが、やはりたまにカックンとなることがあります。これはやむを得ないものなんでしょうか。それとも完全に解消できるものでしょうか。考えられる原因はなんでしょうか。
3)1枚ずつのシフトはた問題なくできるのです。しかし、イン側に3枚一気にシフトする場合シフトレバーを押している間は3枚目にシフトしているのですが、シフトレバーをレバーをはなすと1枚外に戻ってしまいます。何が原因でしょうか。
4)自分で気になる点は、一度チェーンは落ちさせているのでチェーンは自体に問題なくがあるのかもしれないことです。一応調べて見ましたが問題なさそうに見えますが判断はできません。新品に変えてみようと思うのですが、変えるとすればどのチェーンがいいでしょうか。
初歩的な問題かもしれませんがアドバイスいただければ幸いです。
>完全に解消できるものでしょうか。
できます。
>考えられる原因はなんでしょうか。
整備スキルが低いことです。自転車整備の中でもっとも難易度が高く整備スキルの差が出るのがチェーンの接続切断です。昔はチェーンの接続切断なんて誰がやっても差が出ないような初歩整備だったのですけど変速が高度になり10速11速で少しのミスでも致命的な故障に発展する超難関整備になりました。
まずミッシングリンクやシマノのチェーンカッターを使っているようなレベルでは最初から限界が見えています。そんな甘いものではありません。
guru-dbさんの場合、長さを間違っているのではないかなと思います。長さはとても重要で自転車屋で完成車で売られているものの大半は長さを間違っています。実走して変速しながら最適な長さを見つけていきますが、一発で決まることは50%位で3回くらいは試行錯誤で変えることが多いです。
あと部品の組み合わせも最近のはパッケージ化されていて混ぜると極端に性能悪化を招きます。FSAのチェーンホイールなどは性能そのものが低く、最初からあきらめてください。シマノで統一しても相性があり、このデュラとこのティアグラは無理とかいろいろあります。同じ型番で統一すれば無難ですが、それでも実際にやってみないとわかりません。
ひとつだけスプロケはティアグラや105とアルテでは価格以上の差が出ます。
まあティアグラといっても歯飛びするみたいなレベルにはなりませんけど、芸術的な変速を目指すならアルテがいいです。
チェーンは105もデュラも性能は同じです。穴のあいていない昔の5600チェーンが丈夫で汚れにくくていいです。チェーンは部品性能差より整備スキルの差が大きく出ます。
シマノのチェーンカッターとアンプルピン使ってるレベルでは変速すればいいくらいのレベルしか行けないでしょうね。
チェーンクリーナーにお金使うなら、精度の高いチェーンカッターを買った方がよっぽどチェーンがスムーズに動きます(注・パークツールは精度低いのでやめた方がいいです)
汚れなんてボロで拭けばいいし、油は百均のミシン油で十分。そんなものにお金を使うより、精度の高いチェーンカッターにお金を使い、整備スキルをあげ、伸びたら早めに交換しましょう。
お勧めチェーン
CN-HG50 6/7/8s HG・UG対応
CN-HG73 9s HG専用←HG53より少し長持ち
CN-5600 10s HG専用
チェーンの整備方法は僕のやり方はスキルの低い人が真似すると、切れて大ケガする可能性があり危険なので公開できません、僕自身でも一番気合いを入れて真剣勝負でやる整備です。一瞬のミスが命取りになります。guru-dbさん、まず長さを最適化してミッシングリンクのような邪魔なものを取り、きちんと整備してください。
*フレームのセンターが狂っていて歯飛びすることもあるけど、これは一番考えたくないことですね、買うときにフレームのセンターチェックはきっちりやりましょう。
ちょっと話を飛躍させてしまったので元に戻します。
歯飛びだけなら、変速ワイヤー調整で治ると思います。手でアジャスターボルトを回して張ったりゆるめたりして飛ばない位置にしてください。乗って走りながら根気よく調整すれば治ります。
guru-dbさん
ディープ・ インパクトさん回答ありがとうございます。
>まずミッシングリンクやシマノのチェーンカッターを使っているようなレベルでは最初から限界が見えています。そんな甘いものではありません。
了解しました。ミッシングリンクは納車時から付いていたので自分でも驚きました。
>FSAのチェーンホイールなどは性能そのものが低く、最初からあきらめてください。
クロスでチェーン擦り音がしていてトリム操作でとるのも嫌なのでFDもやり直しました。
シマノの説明書どおりだと改悪になってしまったので、FDの高さ、角度、振り幅、ワイヤのテンション変えて試した結果、擦りもなく気持ちよくシフトできる位置を発見しました。
>長さを間違っているのではないかなと思います。
>実走して変速しながら最適な長さを見つけていきますが、一発で決まることは50%位で3回くらいは試行錯誤で変えることが多いです。
>まず長さを最適化してミッシングリンクのような邪魔なものを取り、きちんと整備してください。
ほとんどの場合ショックもなくシフトアップ・ダウンできるようにまでなったのですが、時々あるタイミングでカックンとチェーンのショックがあるのが気になるのです。(これを歯飛びといっていいか不明です。)じっくりチェーンとスプロケットの周りを観察していると、あるコマに来ると隣の板のどこかに触れてチクッという音がしてチェーンが少し浮きます。
1)その部分を入念に調べてみようと思います。
2)ミッシングリンクは外してみます。これて1コマ短くなります。
3)チェーンの長さを変えて試してみます。
アンプルピンはシマノがNGだとするとどこ製がいいでしょうか。
よろしくお願いします。
>シマノの説明書どおりだと改悪になってしまった
よくあります。
>コマに来ると隣の板のどこかに触れてチクッという音がしてチェーンが少し浮きます。
○ギアに傷はないですか?
傷があれば削ってなめらかにしましょう。
○チェーンが硬くなってませんか?
そのコマのチェーンをもんで柔らかくしましょう。
>アンプルピンはシマノがNGだとするとどこ製がいいでしょうか。
ピンは使いません。
うーむ。。。さん
guru-dbさん
ミッシングリンクに方向性があるというのは嘘、間違いです。
どっち向きに装着しても一緒です。問題ありません。
KMC本社に確認済みの情報です。
そもそも製品パッケージにもWebに公開しているマニュアルにも書いていないのに、どこから出た噂なのかなあと。ググってみたところ結構この件に関する誤情報がありますね。
多分適切に装着せず渋い状態で歯飛びしたのを、逆に付けてみたら渋さが取れて、間違った方向に付けていたと勘違いするパターンなのかなと思います。
私は何万キロも使い続けてますが、新品で方向が問題になったことも違いに気付いたこともありません。
ただ使い込んでくると摩耗したり変形しててきて対称性が失われる場合もありますので、それまでと違う方向で装着すると異なった挙動を示す可能性はあります。ピンが表に出る形に変形したこともあり、その場合には変速性に問題が出ました。ただそれは製品の仕様として方向性があるということとは別問題です。
まあ世の中に転がっている情報はその程度のモノだという見本にでもしてください。
誤報を載せているblogの主は、その程度の整備スキルだと判断するいい情報になります。変速のフィーリングが違うとかならあり得ると思いますが、なんだよ、歯飛びって。そんな整備で乗っちゃまずいだろ。
えらそうなこと書いても、ディープさんには「ミッシングリンクで満足する程度のくせに」と言われそう・・・。ごもっとも!
あ、
う>なんだよ、歯飛びって。そんな整備で乗っちゃまずいだろ。
っていうのは、「ミッシングリンクには方向性があって逆に付けると歯飛びするんだよ」ってドヤ顔でブログとかに書いている人たちに対して言っています。
guru-dbさん
ちょっとインフルエンザ疑惑で外出禁止状態でしたがやっと復活できそうです。
熱は出ず鼻水と咳だけだったの最終判決は無罪でした。
うーむ。。。さん貴重な情報ありがとうございます。
>ミッシングリンクに方向性があるというのは嘘、間違いです。
>どっち向きに装着しても一緒です。問題ありません。
>KMC本社に確認済みの情報です。
やはり、そうですか。方向を逆にしても大した改善がなかったし変わらないという記事もあったしで、眉唾ですね。しかし、きちっとした分析をしているサイトも見つけました。
http://blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/4f68cfb634215577ea2b183dd2d072ea
ミッシングリンクの順方向と逆方向の接続に関して仮想実験をベースに、
なかなか細かく理にかなった分析をしてあり素人ブログとは違う気がしました。
途中、順方向と逆方向の写真が入れ替わっていて混乱しましたが、落ち着いて読めば理解できます。
僕の解釈ではポイントは以下の3つです。
1)通常のチェーンの1リックとは違い非対称の異物が与える影響
2)ピンの突起部分が与える影響
3)ミッシングリンクがはずれる可能性
1)2)究極を目指すなら別ですが実用上害があるようなら市販されていないしょう。
問題は3)です。少し出っ張ったピンが何かに引っかかり外れる方向に力がかかる可能性です。RDを通過するときはチェーンに歯が刺さっている状態であり、FDのガイドプレートと接触するときは宙ぶらりんの状態ですが引っ張り力が強いのでどちらも外れることはなさそう。死角があるとすれば、ペダルを止めたり逆回させテンションが緩んだ瞬間ではないでしょうか。
このように納得したうえで考えるに、僕の自転車の現象はディープ・ インパクトさんの指摘通りチェーンの問題のようです。

チェーンの長さをチェックしたところ、アウタ・トップでプーリーが縦に並ばないので1コマ短くしてみました。今日、自分の体と自転車の調整をしながら100kmほど走って来ようと思います。
ヘラーマンさん
今頃、走られているころでしょうか?チェーンの長さは最適ではないかもしれませんけど、この長さならそこまで影響するとは思えないですね。それで、とりあえず最初に戻りますけど以下の状態は解決されましたか?
>3)1枚ずつのシフトはた問題なくできるのです。しかし、イン側に3枚一気にシフトする場合シフトレバーを押している間は3枚目にシフトしているのですが、シフトレバーをレバーをはなすと1枚外に戻ってしまいます。何が原因でしょうか。
CAAD10-105なので、STIはST-5700ですよね?
このSTIは2段飛ばしまでしかできない仕様なので、3段目に入ることがそもそもおかしいのではないですかね?調整不足とワイヤーが緩んでいるのが原因だと思います。このあたりも、すでに直っていたらどこを調整して直ったかを書き込んでくださると次の方のためになります。それともマニュアルに書いてなくても5700で3段飛ばしできるのですかね?
私の使っている6600Gとか、5600とか7800などは1、2、3段飛ばしも自由にできるんですけど、7900世代になってできなくなったと聞いています。
それとミッシングリンクは外されました?
私は、KMCの2倍~の耐久性と言われるVippermanのコネックスリンクの方を使っていますが、10sだと利点がほとんどないので必要ないと思いました。トルクかけない走り方でもCN-5600が2500km程度で伸びたので、寿命までに灯油で洗う暇もなかったです。
9速は5000km以上使っても0.75%も伸びないのですけどね~