かとかの記憶

リーンの翼 / 334

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上に続く文、『二人は、老いたのである。』から、強大なガダバの存在は二人に暴虐な支配者になることを忘れさせ、治世者にした……

  • 治めるためには、敵を作ればよいという簡単な論理をゴゾ・ドウは、実践せず、子に任せすぎたのである。(旧)
  • 治めるためには外敵を作ればよい、という簡単な論理をもって、子に任せすぎたのである。(新)

これは文意が逆転してみえる。わたしには、ここまでの文脈からなら旧版の方が正しいように思う。読み方では、ゴゾら親達は若いままの行動原理を老いるまで実践せずに治世者になってしまったが、暴力という「簡単な論理」は子らに引き続き実践するよう「任せた」。任せたところが子の世代は貧弱であった、という意味かな。

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    文意が逆になっても文脈上、意味が通じる(だいたいわかる)とはな……。言葉の面白さではある。著者は御自分の文章を長年をおいて読み取りかねる、「これは書き誤りだな」と判断しているらしいリライト箇所がいくつもある。読者としてはもともと合ってる気はするとか、さらに間違ってる気がする等の面白さもあった。