The Jealous Wives of the Sea (Alaya Dawn Johnson)
また間が空いたが再開。
海面が上昇して破滅に瀕した近未来世界。人類は沿海と海中都市に逼塞して生き延び、社会を保つためにグロテスクな科学技術にも頼っている。海からの襲来する未知の脅威に晒され続けてもおり……具体的に書き込むとすぐに小説の内容に踏み入ってしまうな。
いま4まで。今日はまだ読み終えていないけど、この近未来の海の破滅的なSFのシチュエーションと人倫にもとるようなグロいイメージは日本SFの近頃の作品にも珍しくないように思え、とくにリーのトリビュートの気がしない。若い女性主人公の一人称。
あえてリー作品の連想を思うと、既訳でアンソロジー収録の短編「雨に打たれて」に近いような雰囲気を感じる。舞台設定や人間関係は全然違うが。そういえばこの世界の人々は「雨を恐れている」要素もあるな。この場合は海や水全般を恐れていると思うけど……それも書いてある。
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ストーリーの諧謔みはタイトルからも想像でき、「雨に」のような話ではない。わたしは昨年OVAの「青の6号」を見返していたのでそんな話を途中どこか期待していた。これはタニス・リーのトリビュート。