かとかの記憶

The Dispossessed 所有せざる人々 / 14

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katka_yg 2026/02/18 (水) 19:14:31 修正

Chapter 9早々の「恥」についての一連は、なんだかまた最近の富野テキストの印象と重なって思える。富野由悠季がル・グインを参照しているような発言は覚えがないものの、同じような意識志向があるせいか、読んでいると時折、あたかも関係があるかのように感じる。SF一般のテーマについてはそれとして。

大体、ル・グインくらい有名な海外作家なら、日本の著名人は誰でも読んでいないとは思わない。宮崎駿などが言及するときは明言しているが、宮崎駿がル・グインの〝思想〟をなぞっているかというと、全然違うと思う。「他者を支配所有しないこと」のようなテーマは、宮崎作品には感じない。

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  • 15
    katka_yg 2026/02/18 (水) 19:17:42 修正 >> 14

    わたしはル・グインの再読はしよう、したいとは思っていたけど、去年始めた直接の理由は富野通読からの連想だったもの。実際、良い勘どころだとは思うけどね。まだ続く。

  • 16
    katka_yg 2026/02/18 (水) 19:34:48 修正 >> 14

    「アンシブルとは?」
    「リュウミアーが即時伝達装置のことをそう呼んでいるんですがね。彼がいうには、時間物理学者――いうまでもなくあなたのことです――が、時間慣性方程式を立ててくれさえすれば、工学者――つまり、彼――は、そいつを製作し、テストし、その結果、理論の妥当性を偶発的に立証することができるだろうというのです、それも何カ月とか何週間の間にね」

    この訳語「偶発的に」は、もしかして「蓋然的に」probably ではないだろうか。

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    今から原書で読み直したら二度手間だよ。わたしは本作がそれほど愛読書というわけでも、というかル・グインの愛読者でもなかったのにさ。しかも作中で重要な台詞では全然ない。しかし言葉遣いの端々は気になるよな。覚えておくか……。

  • 18

    あんまり、右と左の「違うもの」をくっつけて、個人的な連想を繋げてモチベーションを造るのはやりすぎるまいとは、学生の頃でなくても今でもわたしは良心として保ってはいるけど、面白いポイントなんだよな。それが誰に伝わるかが問題だ。