Chapter 9早々の「恥」についての一連は、なんだかまた最近の富野テキストの印象と重なって思える。富野由悠季がル・グインを参照しているような発言は覚えがないものの、同じような意識志向があるせいか、読んでいると時折、あたかも関係があるかのように感じる。SF一般のテーマについてはそれとして。
大体、ル・グインくらい有名な海外作家なら、日本の著名人は誰でも読んでいないとは思わない。宮崎駿などが言及するときは明言しているが、宮崎駿がル・グインの〝思想〟をなぞっているかというと、全然違うと思う。「他者を支配所有しないこと」のようなテーマは、宮崎作品には感じない。
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わたしはル・グインの再読はしよう、したいとは思っていたけど、去年始めた直接の理由は富野通読からの連想だったもの。実際、良い勘どころだとは思うけどね。まだ続く。
この訳語「偶発的に」は、もしかして「蓋然的に」probably ではないだろうか。
今から原書で読み直したら二度手間だよ。わたしは本作がそれほど愛読書というわけでも、というかル・グインの愛読者でもなかったのにさ。しかも作中で重要な台詞では全然ない。しかし言葉遣いの端々は気になるよな。覚えておくか……。
あんまり、右と左の「違うもの」をくっつけて、個人的な連想を繋げてモチベーションを造るのはやりすぎるまいとは、学生の頃でなくても今でもわたしは良心として保ってはいるけど、面白いポイントなんだよな。それが誰に伝わるかが問題だ。