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20世紀の自転車と21世紀の自転車で大きく進化したものは4つあります。
この4つが発明されたおかげで自転車の安全が格段に上がり初心者でも乗れるようになりました。
1.完組ホイール
2.STIレバー
3.ホローテックBB
4.ア・ヘッド
特にもっとも大きな影響を与えたものが完組ホイールです。
昔は自転車競技をしたいならホイール組は絶対習得が必要でした。それはリムがすぐ壊れるからです。スポークもリムも弱く、最低スポーク数も24本が限界でした。実際には36本組にしても壊れるので28本組ホイールなどタイムトライアル以外危なくて使えたものではありませんでした。1回段差落ちるとリムがグシャッと曲がります。即ゴミ。次の日も練習したいなら、すぐにリム交換しないとダメです。予備ホイールを持っていても、すぐグシャッで終わり。そしてタイヤもチューブラーで弱く、サイドはすぐ避けてバーストする。
タイヤは年10本、リムは年5から6本捨てました。僕がホイール組をするためにホーザンの振り取り台を最初に買ったのは整備が趣味だったわけでも道楽でもなく、毎日練習を続けるためには絶対必要な工具だったからです。今の完組ホイールを使っている人たちには想像もできない世界で練習していました。
200km街道練習に行くのに2本スペアタイヤを持って行きます。それでも1日3本パンクしたりします。ルビノプロなんて2年間走っても一度もパンクしません。RS21のホイールは何のメンテもしないで1万km走れます。もしそういう世界で練習できていたなら、僕もホーザンの振り取り台は買っていなかったでしょう。
ホイールがグシャッとつぶれて落車なんてザラです。だから僕は部品なんて全然信用していません。特に軽量部品は絶対壊れます、完組ホイールはリムが壊れたり、振ったり、タイヤがパンクしたりという不安をなくしました。今のロードバイクはとても安全になりました。28本組のホイールなんて、すぐグシャッと壊れていましたから16本みたいな完組が出た時、こんなん大丈夫なんだろうかと思いました。でもこれが36本組競輪ホイールより遙かに頑丈で信頼できるものだったので時代は変わったと感動しました。
完組ホイールは革命といってもいいです。
手組ホイールで散々な苦労をしてきた僕なんかからすると今の時代に手組がいいと語る人たちの真意がわかりません。
STIも同じです。Wレバーはどう整備しても急坂の変速時に動きます。そして変速が遅い。身体のバランスが崩れている時に予想もしない変速が動くと落車の危険もあります。Wレバーで散々な目にあってきた僕なんかは今更使えるかぁーと思います。
ホローテックBBも革命といっていいです。BBはもっとも力がかかり壊れます。ベアリングが割れる、ここが信頼できないと、もがききることができません。自転車の要といってもいいです。すばらしい機構を発明したなあと思います。
完組、STI、ホローテック、この3つで21世紀の自転車は安全を手に入れました。
アヘッド機構も同じです。ハンドルやステムはもっとも力がかかり、ねじを思いっきり締める数少ない場所です、ここがホローテックBBのように頑丈で信頼性が高くなったことで、自転車の安全が格段に向上しました。しかも寿命が延びました。
21世紀に生きる僕たちが、このロードバイクの革命といっていいほどの進化したシステムを使わないのは、もったいないです。だから僕は完組、STI、ホローテック、ア・ヘッドを使います。僕が一番大事にしていることは
一度もこかさない、一度もケガしない、一度も事故しないことです。
そのためには安全で信頼性があり頑丈な自転車が必要です。
20世紀の自転車は危険で信頼性がなく弱いものでした。それらを整備や運転スキルや身体を鍛えることでカバーして折り合いをつけて走っていました。
今は身体を鍛えない初心者でも、整備ができなくても、ロードバイクで走ることができます。しかし僕たちが苦労して乗っていた20世紀の危険な自転車を忘れず、21世紀の自転車に生かし、もっと安全で身体への負担が少なく快適に乗れる道があると思います。
自転車はなめれば反撃してきます。常に真剣に初心を忘れずベストを尽くす、それが大事です。慢心が一番危険。
ペダルは僕は競輪ペダルが一番慣れてて足をベルトでガチガチに縛らないと落ち着いて走れないので、未だにSPDは使いづらいです。小学生から足縛って走ってるので、まあいっかとトークリップ&ストラップ使ってます。
最後に21世紀に部品は格段によくなりましたが、粗悪メーカーが出現し、島野も利益至上主義で劣悪部品を売っています。だから、部品の性能を見分けるスキルをアップし、いいものを選んでいかないと逆に危険がいっぱいの時代でもあります。
20世紀の頂点はカンパレコード、サンツァーシュパーブだったけど、21世紀の最初の頂点は4500ティアグラ、6800アルテグラ、次はどんな名品が出てくるのだろうと期待します。
皆様も澄んだ眼で、いいもの見分けて買ってね。