自転車道場

自転車修理に挑戦 / 44

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ディープインパクト 2026/06/21 (日) 01:20:14 修正

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やってしもたー
 と朝からメールが来た。
「昨日、後輪のパンク修理と折れたスポーク交換したんやけど
今朝、タイヤの装着がおかしかったみたいで・・・フレームからやられてるから、これはもうあかんよね」
 と絶望的な声と写真が添付。
 これか「大丈夫 治してあげるから自転車持ってき」と返事。

ディレーラーハンガーの修復
  夜中に持って来るというので0時まで待ったけど来なかったので寝た。早朝4時半に見に行くと玄関に置いてあった。若い子の夜中は3時??一眠りして8時から作業開始。
 玄関から家に運んだだけで手が真っ黒になった。なんじゃこれぇ、チェーン油差しすぎ、ギアもフレームも油でコテコテ。油を使う人はスキルが低い、油は弊害の方が多い。こんなん触ったら汚れるから、まず油を拭ききることから開始。何か愛のない自転車やなあ、汚れもひどいけど整備も無茶苦茶。後輪スポーク折れて交換7本、全部スポークの通し方間違ってる。こんな整備してたら折れて当然。まず後輪の全ばらしと組み直し。交換用新品スポークも置いてあったけど、長さが全然違う。現在のスポークを定規で実測して同じ長さを買えと指示したのに、なんで5mmも長いの買うの。実測値259mm、購入は264mm。5mm位関係ないと思ってるのかな、自転車整備なめすぎ。1mm違っても組めないのに5mmも違うと切断するしかないやん。直径で10mm変わるから、この長さだと絶対無理。切断してネジ切り直して作るしかない。32本も作るの面倒くさ~い。ネジ切りは時間かかるし疲れる。

 まさか5mmも長いスポーク買うとは・・・予想できなかった。自転車整備やってはいけない人間に任せてしまった(反省)1mmくらいどうでもいいと思う人は絶対自転車整備はしないでください。危なすぎる。

 スポーク作成に予想以上に時間をとられ、ホイール組みまで2時間かかってしまう。中国製前後セット6000円のホイールはスポークだけ鉄でゴミ、しかしハブとリムは高品質、特にカセットは昔のシマノ並に静音、リムは昭和のウカイリムに似ていて腰折れなく継ぎ目も浮き無く素晴らしい品質。星のスポーク14番を新規購入して組み直したので一流の美しい車輪になった。これで2度とスポーク折れることはないやろ。センターのとれた振りのない車輪が完成したので準備は整った。
次はいよいよディレーラーハンガーの修正。

 ディレーラーハンガーの修復は完璧にセンターがとれた後輪を基準にして、後輪リムと平行になるようにハンガーをねじ曲げていく作業。最初に今回はあまりにも曲げがひどいので調整できるように、でかいモンキレンチである程度曲げを戻すところから、ここまで曲がるとネジも変形しているのでタップも切り直す。
 ディレーラーハンガー修正工具を固定し、リムと工具の隙間を計測。今回は正常値が65mm、80mmを超える所や40mmの所もある、30度づつ位で65mmになるように曲げていく。行きすぎるとダメなので少しづつ慎重に曲げていく。誤差は1mm以内。10カ所位曲げてそろえていくと、どこを計測しても65mmになってくる。つまりハンガーとリムが平行になったということで完成。
 これ結構神経使う微妙な力加減が必要な作業。やりすぎるとポキッと折っちゃうので、折れないように金属と対話しながら65mmに戻していく。(補足)新車でディレーラーハンガーの平行が出ているのは僕の経験では2割以下。新車購入後、すぐ平行修正します。スプロケやチェーンが偏摩耗する前にしないと、平行にすると逆に変速おかしくなったりします。ディレーラーハンガー触るのはスプロケ&チェーンなどの新品交換時がベスト。
 今回まさかのスポーク5mm長いトラブルでドット疲れましたが無事、ハンガーも元に戻り。芸術的な変速蘇りました。他にも初歩的整備ミスが何個かあり(見つけてしまった)。明日とりに来るけど「おまえは自転車触らない方がいい、自転車整備なめすぎ!」と叱る。でも、どれだけ大変な作業やったかは全然わからんやろな・・。叱っても意味ないか。明日は夜中の3時に来るのはやめてくれぇ。

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