この直前にもある "Boiling-oil, vats of venom," のような言葉遊びというか、呪詛めいた韻を訳せないことはわかる。それも、短い文ならダジャレのような訳語を作ってもいいと思うけど、原文がそのつもりでもないのにかえって諧謔っぽさか、可笑しさを押してしまうとは思うので、あえて音韻まで訳さないでいいという判断は翻訳の際にあると思う。
井辻先生は翻訳以外に「ファンタジー作品の魔法の使い方の歴史」をテーマに研究されているから、こういう場合どうかと逐一訊ねてみたい気がする。それはまだ井辻著書を近年のものまで追えていないけど、本の案内の目次だけは予習していたりして、……何かありそうだ。
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