第9章 社会心理学の課題 課題1:「活性化」「プライミング」について情報を追加する。 意味記憶のネットワークは概念同士の意味的関連性によって結びついていると仮定する意味記憶のモデルを連想ネットワークモデルと呼ぶ。連想ネットワークモデルでは、2つの概念(ノード)間に共通する特性が多いほど短いリンクで表現される。このモデルで、ある概念が想起・認識されるとその概念の活性化がリンクのつながった他の概念に広がることを活性化拡散と呼ぶ。一定水準の活性化を受けるとさらにその概念が処理を開始する。 プライミングのうち、間接プライミングは活性化拡散によって説明できる。 (間接プライミングについては>> 1234で説明されているため省略する。)
出典:日本心理学諸学会連合 心理学検定局編(2022)「心理学検定基本キーワード改訂版」実務教育出版
教科書ではプライミングがどのようなものなのかについては記載があったが、プロセスについては明らかになっていなかったため、理解を深める意味で情報を追加した。 余談だが、教科書で単語をプライムとしたプライミングが紹介されていたが、ゆっくり歩かせた後にテストを行うと高齢に関する単語の処理が促進されたという、行動をプライムとしたプライミングの例を目にしたことがあるが、出典が定かでないので記載できなかった。
課題2:高校3年の受験期のちょうど12月頃、自分のクラスでは女子に早くに受験を終えていた人が多く、昼休み等に騒がしくしていた。その結果、男子の中で「うちのクラスの女子は騒がしくて困る」という声がよく聞かれた。しかし実際は男子にも騒いでいる人がいたが、その事を指摘する男子はいなかった。この事例は内集団バイアス及び外集団均質性効果が見られる事例である。女子という外集団の望ましくない行動ばかりが目につき、男子も騒いでいたことを棚に上げていた点では内集団バイアスが見られ、騒いでいなかった女子もいたにも関わらず「女子は騒がしい」としていたことには外集団均質性効果が働いていると言える。
「第9章 社会心理学の課題」 ●課題1 内集団バイアスについての追加情報 人間は自らを価値あるものと認めたいという自己高揚動機を持っていると考えられることから、肯定的な社会的アイデンティティを保とうとする傾向、自分が属している集団を価値が高いものと捉える傾向があることが指摘されている。それでは、いかに自分が属している集団の価値を高めるのかというと、外集団より内集団の方が優位であることを確認することで自己評価を高めるのである。そして、内集団が優位であると確認することを、内集団バイアスと言う。このようにして、内集団には優位な価値付けがなされ、一方外集団に属する他者に対しては劣位な価値付けがなされることで、その他者に対する排除を正当化する偏見がもたらされると考えられるのである。
教科書では、「内集団の方が優れていると評価したり、外集団のメンバーの望ましくない行動はよく記憶しているが、内集団のメンバーにとって都合の悪いことは忘れてしまったりする」という傾向が内集団バイアスだと説明されている。しかし、その情報だけでは内集団バイアスがなぜ起こるのかがわからなかったため、内集団バイアスが起こる理由について補足した。この情報を追加することで、内集団バイアスとは、内集団が外集団よりも優れていることを確認し、自己評価を高めるために引き起こされるものだと理解できると考えた。
出典: https://www.jstage.jst.go.jp/article/shes/9/2/9_2_53/_pdf/-char/ja
第9章 社会心理学の課題 課題1 カテゴリカル色知覚の追加情報 言語獲得前の乳児と成人の脳機能の計測を行うことにより,カテゴリカル色知覚の脳内処理の発達過程を検討し,言語とカテゴリカル色知覚の関連性を調べた。言語獲得前の 5-7 ヶ月児を対象に,左右後側頭領域の脳血流反応を計測した結果,カテゴリ内の色変化と比べカテゴリ間の色変化を観測時に,成人と類似していることを確認した。左右後側頭領域にみられた反応と初期視覚野の応答とを比較するために,同じ刺激を観察時の後頭部の脳血流反応を計測した。その結果,カテゴリ内・間の色変化によらず,類似した脳血流反応がみられた。以上の結果から,乳児に色カテゴリが存在すること,色カテゴリの色変化に伴って生起する脳活動変化が後側頭領域と後頭領域の応答と異なることが示された。 追加理由 教科書内では乳児に右脳優位、成人には左脳優位とだけ記されていてどのようにカテゴリ色知覚と関わっているか分からなかったので実際に実験を行っている方の資料を引用させてもらった。リンク 課題2 学校で体育を教えている先生のイメージとして家でも毎日体を動かして、健康的な食生活を心掛けていると思いがちだが、実際家では、何もせず、食にも気を使わないという体育の先生を何人も見てきた。これはステレオタイプの事例である。先の事例の家でも毎日体を動かして、健康的な食生活を心掛けているという部分が、外的帰属であり、実際家では、何もせず、食にも気を使わないという点が、内的帰属であるから、この事例はステレオタイプの事例に他ならない。
課題1: 「どのような状況なのかがわかりにくい」とは、どこがわかりにくいのでしょうか。具体的でないということではないと思います。教科書の記述のほうがむしろ具体的です。この情報はむしろ、教科書の記述を具体例として含むような、一般的な記述になっていると思います。そうであれば、「わかりにくい」というよりは「一般的な記述となっており、教科書の例以外にも該当する事態を思い浮かべやすい」としたほうがよいのではないかと思います。 この記事ですが、あまり学術的ではありません。「参考文献」を挙げているのはよいのですが、どこまでが著者の言葉で、どこまでが論文の言葉なのかかがわからないからです。基本的に「要約系ブログ」とみなすべきであり、学術的信用性を疑った方がよいと思います。 課題2: よくステレオタイプの事例として挙げられることがある例です。問題は、あなたも言うように、血液型で分類された集団は社会的集団なのかというところです。また教科書が言っている、ステレオタイプは社会的集団にのみ該当する現象なのかという点も考えたほうがいいと思います。教科書に従えば、あなたの事例は「近しい」が「該当しない」ことになります。このへんを詰めて書いてくれると、ステレオタイプを深く考えるきっかけになったと思います。
6点差し上げます。
第9章 社会心理学の課題 課題1 「内集団バイアス」についての追加情報です。 集団を区別する基準が無意味なもので、相手と直接的な相互作用がなく、自分がそれによって利益を得る可能性がないような場合でも、自分と同じ集団のメンバーだと認識した人には内集団びいきを示しやすいことが明らかになっています。 出典 https://www.jumonji-u.ac.jp/sscs/ikeda/cognitive_bias/cate_s/s_08.html
教科書には「このようなバイアスは、初対面の人どうしで構成された集団で、互いのコミュニケーションなども制限されたような状況下でも起こる。」とありますが、それがどのような状況なのかがわかりにくいと感じたため、補足しました。「初対面の人どうし」と「コミュニケーションの制限」が表していることを理解しやすくなると考えました。
課題2 本人のいないところで知人の身勝手さについて愚痴を言っていた人が、「しかもその人、B型なんだよね」と言ったことがありました。これはステレオタイプの事例であると考えられます。なぜならステレオタイプとは特定の社会的集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造です。先の事例の「B型なんだよね」という部分が、血液型による性格診断から生じた「B型は自己中心的である」という偏見であり、実際に知人の身勝手さと血液型の関係には科学的根拠がないため、この事例はステレオタイプの実例といえます。ただし、血液型による分類は社会的集団とは言えませんが、日本では広く認知されているカテゴリーであるため、近しいものとして考えました。
課題1: その通りだと思います。西洋、東洋という比較はよくなされますが、実際にはそれほど単純なものではありません。またそのような分け方は、どうしてそういう自己観を所有しているのかという疑問に対して、何の説明も与えません。何もないところへ行って、「よーい、ドン」で暮らし始める開拓の経験が、相互独立的自己を生み出すのかもしれませんね。なお「国内にも地域によって自己観に違いがある」ですますと、「西洋・東洋」のようにラベルをつけただけとなります。この情報は教科書の欠点を指摘した点だけでも重要ですが、さらに自己観の形成因を探るヒントを与えてくれることも指摘するとよかったと思います。 課題2: そこだけ見ると、外集団均等性効果の事例の事例なんでけど、どうしてあなたが文系のもう一人に尋ねなかったのかを説明してほしかったです。この括り方によると、あなたとそのもう一人は「文系」という内集団ですね。内集団は外周団と違って均質性効果が生じないとしたら、もう一人の文系の「数学得意」という属性に従った行動をあなたがとってもよかったように思えます。もう一押しで、さらに面白い事例として紹介できましたね。
9点差し上げます。
課題1: 教科書では同仮説を支持する証拠、反証する証拠の両方が併記されていますが、記載の順序から同仮説が否定されているようにも読めますね。そして実際には、普遍性と言語相対性の落とし所を探ろうとした研究が積み重ねられているということですね。必要な指摘だと思います。 課題2: はい、よくわかる事例でした。
課題1: 「人は目立つことや思い出しやすいことは、実際よりもよく起こると錯覚してしまう」という部分は、説明ではないのですか。利用可能性ヒューリスティックから錯誤相関への説明の流れがわかりにくいのは確かです。ここを整理した方がよかったと思います。あなたの情報でも、両者の区別はわかりにくい。 常体文と敬体文を混合しないようにしてください。体言止めも禁止です。「判断をするという方略」ではなく「判断をするという方略である」と書くべき。 課題2: 店長が職場だけの情報に基づいていたとしたら、ですね。なお、異常事態が生じているのに正常な範囲だと思い込む、「正常性バイアス」というのがあります。
5点差し上げます。
課題1: 教科書のレベルを超えていると思います。この情報を追加すると、教科書の理解にどう貢献しますか。 課題2: 「怒りっぽい父が母を怒らせたんだろう」のように記述すると、父の行動を内的帰属している感じが出ます。「父が母に怒っていたという点がその人が置かれてる状況」ではなく、「母が父を怒らせるようなことを言った」が、外的要因になると思います。書き方で損をしている気がします。
4点差し上げます。
3点差し上げます。
課題1: 「虹の色」の事例が教科書に載っています。これでは十分ではないということですか。 課題2: すでに投稿された「バス車中での話し声」の事例と同様ですね。同コメントです。
課題1: 教科書が知ってほしいのは、例にあるような「間接プライミング」だけなのですね。直接プライミングについて詳しく知ることは、この教科書の方針に合っていないと思います。だから「異なる刺激同士の意味的結び付きによる影響のみをプライミングと捉えて」も、別に構わないのですよ。プライミングについて知ってほしいのでなく、こういう現象が(間接)プライミングで説明されているよということを知ってほしいだけだから。 課題2: 二つのバイアスが同時に関わっている事例ということですね。よくわかりました。
8点差し上げます。
課題1: エクマン自身の13という主張もあった気がします。基本感情の数がまちまちなのはどうしてか知りたいですね。 課題2: 「愛情」については投稿がすでにいくつかあったので参照してください。「愛の強さ」が「快」「覚醒」の程度と相関していたら、別次元でない可能性がありますね。
締め切り過ぎているのでコメントだけとなります。
課題1: 確率としては同じであっても、小集団の方が影響力が大きいということですか。 「集団成員性」は説明した方がいいと思います。 教科書には「集団の大きさと特定の行動の関係」は書かれていないと思います。「確率が同じ」とは集団の大きさに言及するものではなくないですか。 課題2: 適切な説明になっていると思います。
課題1: 帰属に関わる要因を細かく記述しだすとかなりの量になると思います。その中で「達成動機」について記す必要があると考えたのはどうしてですか。 課題2: バス車内での会話という同じ行動をしていても、内集団と外集団では評価が異なるということですね。はい、内集団バイアスの事例だと思います。
第9章 課題1 自己観についての補足 Kitayama,Ishii,Imada,Takemura,&Ramaswamy(2006)が、北米人の間で優勢な相互独立的文化は、辺境への自発的入植を一つの起源としている主張し、この仮説を検証する実験を行った。彼らは、相互協調的文化圏とみなされる日本国内に位置しつつも、北米と同様に自発的入植の歴史を持つ北海道に注目し、3つの実験を通じて、北海道人が北米人と同様に相互独立的であることを見出した。 出典:竹村幸裕(2008),「自己心理学6 社会心理学へのアプローチ」,p85~86,金子書房
教科書では、西洋と東洋で自己観に相互独立的と相互協調的で差があると述べられていたが、これは世界地方や国の間の比較であり、上記のように国内地域間の比較をすれば、同じ日本でも社会的背景の違いによって西洋と同じような相互独立的な自己観を持つ地域がある。このように、国内にも地域によって自己観に違いがあることを教科書では述べておらず、西洋全体が相互独立的、東洋全体は相互協調的な自己観が優勢であるという誤解が生まれるため、この情報を補足した。
課題2 高校の時、私も含めた文系2人と理系3人で勉強をしていて、数学についてわからないことがあった。メンバーの中では、文系の1人が1番数学が得意で、それを私も知ってはいたが、私は理系の3人に向けて、数学の質問をした。これは外集団均等性効果の事例である。なぜなら外集団均質性効果とは、自分が属する以外の集団に対して、同質性や典型的属性が強調されるという現象である。先の事例の、5人の中で数学が最も得意な文系の1人ではなく、理系の3人に向けて数学の質問したという部分は、私が「理系は文系よりも数学ができる」という画一的な見方をしたために、理系の人に優先して質問をしてしまった。これは、自分が属する以外の集団に対して、典型的属性を強調したという点で、外集団均等性効果の事例といえる。
9章 社会心理学 課題1 サピア=ウォーフ仮説についての補足です。 ロッシュの研究によってダニ族は色の名前は持たないものの典型色に基づく基本的な色のカテゴリーがあることが認識できた。これにより、ササピア=ウォーフ仮説(言語相対説)は否定されたように思われた。しかし、その結論が単純すぎたことを示した結果も多数報告された。例えば、文化人類学者のケイはメキシコの先住民の言語の一つであるタラウマラ語を母語とする人たちと、英語を母語とするアメリカ人が少し異なる色同士の類似性をどのように判断するかを調べた。私達のような「緑」と「青」を区別する言語話者にとっての「緑」と「青」の間にある色を基準にして、等距離にある二つの色票 を選び、基準とどちらがより似ているかをアメリカ人とタラウマラ族の人たちに判断してもらった。言語の影響が見られたのは、緑と青を区別しないタラウマラ族ではなく、緑と青を別の色として区別するアメリカ人だということがわかった。英語話者は、基準の色票を「緑」と判断すると、緑側にある色票を基準をはさんで等距離の、しかし「青」と判断される色票よりも基準により似ていると判断した。他方、緑と青を区別しないタラウマラ語話者はもともと基準から等距離にある二つの色票を基準と同等に似ていると判断した。つまりことばがカテゴリー知覚を作りモノの認識をことばのカテゴリーの方に引っ張る、あるいは歪ませてしまうということが実験から分かった。
出典:藤永保(2013)「最新 心理学辞典」平凡社.
補足した理由としては、教科書の内容からは色の認識が言語によらず普遍的であることを示すことにより、サピア=ウォーフ仮説を否定されたと記載されている。本来、色知覚に関する言語相対仮説の研究はその後も活発に行われているが、普遍性と言語相対性を単純には決定できないことが示されており言語と思考の関係の研究に想定し、双方の相互作用を探求する方向に進んでいる。教科書の文章では言語相対仮説は立証されないと誤解をうむため。
課題2 私のアルバイト先ではカラオケコーナーとゲームコーナーの二種類がある。私はカラオケコーナーを担当している。ある時、「カラオケコーナーの人が制服を誰かに無断で取られた」という話があった。制服の話は問題となり、調べられることになった。しかし、私を含めたカラオケコーナーの人達の中では「前に同じような事があってやめた人がゲームコーナーの人であったためゲームコーナーの人が取ったのでは」と話になっていた。結局カラオケコーナーの人で間違えて持ち帰ってしまっただけであったということがあった。これは、内集団バイアスの事例である。なぜなら内集団バイアスとは客観的に見れば優劣のない集団どうしであったとしても、内集団(自分が属する集団)のほうが優れていると評価したり、外集団(自分が属する以外の集団)のメンバーの望ましくない行動はよく記憶しているが、内集団のメンバーにとって都合の悪いことは忘れてしまったりする現象である。先の事例の誰が制服を取ってしまったのかが分かっていなかったのに外集団である人だと決めつけていたという部分が、内集団を疑わず外集団との優劣を勝手に付けており、結果が内集団の人によるものだったとしても問題として取り上げなかったという点が、内集団の都合の悪いことは大きく取り上げず忘れようとする行動が働いているため、この事例は内集団バイアス(内集団ひいき)の実例に他ならない。
F23093 さんへ 回答者へのお礼の中身が具体的で素晴らしいと思います。 回答者の投稿のきっかけとなる質問をしてくれて感謝します。疑問を持つことで、いろいろな人の理解を深めることができます。貢献してくれてありがとうございます。
課題1: それでこの情報が教科書理解にどう貢献すると思いますか。 課題2: 「不安」は教科書の図の中にありますが、これへの反論ということですね。「期待」についてはこれまでの投稿であった通りです。「焦り」は「覚醒・不快」象限ではないかと。「多く影響を受ける感情」ということは、複数の原因があるということですか。感情の原因は、これまでの投稿でも述べたように、感情そのものと独立に考えればよいのではないとかと思います。
2点差し上げます。
課題2: 教科書の図にある「弛緩」とは違うのですか。コントロール可能か、予測可能かによって、「弛緩」という感情の生起が影響されるという話ではないかと思います。感情の原因の話であり、感情そのものの話ではないように思えます。
課題1: 「それぞれ異なることを理解しました」では、あなたが得たことを語っているだけになります。この課題は「どういう点がどういう意味で教科書理解に貢献するか」ということを述べてもらうものなので、教科書が言うように「文化によって異なる」のみならず、「その人の道徳性の発達によって異なる」ことも述べるべきと言った方がいいですね。 課題2: 「対象との関係」「評価」が関係する話です。直近の投稿に結構ありました。そちらのコメントを参照してください。難しい問題です。
7点差し上げます。
課題2: 「葛藤」については、直前の投稿、直近の投稿に同じです。そちらを参考にしてください。「混在する感情」は感情を特徴付ける次元ではなく、複数の感情が交互に生起する状態を指していることだと思います。
課題1: 情報自体は有益ですが、情報源の学術的信頼性が担保できません。この書き方は商業サイト特有の、主張が適切な根拠(研究)にもどついているのかどうかわからない様式です。情報自体が興味深く、教科書の書き方の不備を修正するものだけに残念です。 課題2: 感情の原因は、感情自体とは独立です。考慮する必要はないと思います。「葛藤」というのは「快」と「不快」の間を行ったり来たりしている状態、その都度「快」だったり、「不快」だったりしているということではないでしょうか。直近の投稿に同様のものがありました。そちらも参考にしてください。
課題1: それで、どういうふうにこの情報は教科書理解に貢献していると思いますか。 課題2: なぜ「「快」「覚醒」で保ち続ける」必要があるのですか。恋愛関係にある人とのその時々の関係によって、その都度異なる感情が発生している、と考えればよいと思うのですが。
課題1: 私が対比させるなら、「特性論」と「類型論」とします。「個人差心理学」の章と関連づけられます。心理学の複数領域にまたがる考え方なのだなぁと思ってもらえると思います。あなたの対比のさせ方だと、教科書のレベルを超える心理学史的知識が背景にないとわかりにくいと思います。「神経心理学」と関係付けることは有益だと思いました。 課題2: 「葛藤」は二つの感情が交互に生じている状態と考えてはいけませんか。 シュロスバーグの円錐モデル、あったような気がします。それだと「葛藤」はどこに入るのですか。そもそも「葛藤」は二つの感情の混合でなく、一つの統一を持つ感情であることが理解したいと思いました。
課題1: 興味深い情報です。ただ、教科書の書き方は不正確ということを明記した方がいいですよ。それからこの情報源、商業サイトであり、書き方も学術的信頼性を担保するものとなっていません。 課題2: 「充足」とは「満足」のことではないのですか。図の中にありますよ。他者との比較であれば「優越感」と名づけるべきでは。「他者比較」を導入した投稿はこれまでにもありましたね。参考にしてください。
課題1: 「繰り返して接しているものに接すれば接するほど好む傾向がある」という解釈でなく、どういう解釈が正しいのかがわかるように書いてあるとよりよかったと思います。「最適水準を超えると逆に好意度は低下する」という部分ですよね、強調すべきは。 課題2: やはり「対象への評価」が入っています。それはよいのですが、導入した次元が「相対的評価」なのに、最後に「妬み」を「不快‐覚醒‐劣等感」としているのはどうしてですか。「相対的評価」の一方の極が「劣等感」ということですか。このへんの表現は正確にしないといけない。
課題1: ネガティビティバイアスの出方が、ポジティビティバイアスの有無によって変わるという研究でしょうか。興味深い研究ではありますが、教科書のレベルを超えているのではないかと思います。ネガティビティバイアスの発生を左右する要因まで言及すべきと考える理由はありますか。 課題2: 感情と評価は区別されるのかという疑問を持ちました。シュロスバーグは区別するでしょう。つまり評価は感情とは独立であると。尊敬すべき対象によって「驚き」が生じたと言うでしょうね。ここ直近の投稿で、「対象との関係」として扱ってきた問題ですが、ここにきて「感情」と「評価」の独立性として洗練された気がします。そうい機会を作ってくれる投稿でした。「尊敬」次元がどうして必要なのか、既存の二次元に還元されないということをもう少し論じてくれるとありがたかったです。
課題2: 「憧れ」は「期待」に似ていると思いました。「期待」はすでに挙げてもらっていますが、感情の原因が今のことか将来のことか、はたまた過去のことかと、感情の内容は関係ないのではないかと指摘しました。「関心」のような感情の対象を含むものを感情を特定する際に含めるべきかは、ここ直近の投稿にもあったようによくわかりません。いろいろ考察してくれてありかどうございます。
気分一致効果は、気分と思い出すことの内容が一致するという話、状態依存記憶は体験時と想起時の気分が一致した方がよく思い出せるということ。「彼女とのデートでホラー映画を見た」という体験(ポジティブ気分を生起される体験)を考えてみましょう。ポジティブ気分の時は、ホラー映画が恐怖を引き起こす内容であったとしても、「彼女とデートしたこと」を思い出す。これが状態依存記憶。ネガティブ気分の時は彼女とのデートよりも、ホラー映画のほうを思い出してしまう。これが気分一致効果。こんな例でどうですか。
課題1: 教科書は「どうしたらポジティブになれるのか」という読者は想定していないのですよ。生活上有益な情報で、これを読んでくれた受講生はハッピーかもしれませんが、教科書理解に貢献する情報かというと。 この方が何者かはわからないのですが、この記事の書き方は学術的信頼性が担保されない書き方です。 課題2: 「ニュートラル(快でも不快でもない、覚醒でも睡眠でもない)」ときの感情が「冷静」ではないでしょうか。「快、不快、覚醒、睡眠のどれにも当てはまらない」というあなたの考察と一致します。 「他者の視点」という次元を導入する理由がよくわかりません。何によって「冷静」になったかという話をしているだけに見えるのですが。
丁寧な解説ありがとうございます。 「覚醒-睡眠」の「覚醒」はarousal の訳ではなかったかと思いました。また「覚醒」は「興奮」と、「睡眠」は「弛緩」と言われていることもあったように思います。「興奮」はよいのですが、「睡眠」より「弛緩」のほうがわかりやすいと思います。別に寝ているわけではないから。
課題1: 感情ネットワークという理論による考察だと思います。教科書は「感情のもつ役割」を述べるものだったので、理論の話は不要としたのかもしれないです。 これは個人プログではないかと思います。 課題2: 「無力感」は「睡眠」、「自信欠如」は「不快」と同様に考えられないですか。そうすると「劣等感」は「悲しみ」「疲れ」と同じになります。「劣等感を感じ、悲しみ、疲れている」と言えるとしたら、既存の二次元でいいように思いますが、いかがですか。
課題1: 「ポジティブな気分のとき」「ネガティブな気分のとき」というのがどういう時か、教科書ではわからないということでしょうか。 学術的信用性が疑われる個人プログですね。 課題2: 「意義」や「成長」というような、対象との関係によって感情は異なるという見解ですね。この見解が妥当なのか、結論が出せません。「充実-空虚」と「幸福-不満」とどう違うのか、それは感情の問題なのかを考えてみるとわかるかもしれないと思いました。考えてみてください。
課題1: この情報が教科書になかったとしても、それを考慮すべき理由は何ですか。 課題2: 「幸福」は教科書の図にありますが、それへの反論ということになりますね。「4次元の世界が理由となっている」とはどういうことでしょうか。その「4次元」とは?
課題2: 「対象との距離」次元が必要ということは、「感情は対象との関係で区別される」という主張でもあると思います。感情を「その人の中で生じるもの」と考えると、その外部の対象まで考慮すべきという主張は感情の定義を逸脱します。ある対象に関係していて「上機嫌・幸福」でいけないのかという反論が考えられると思います。このへんは私にもわからないので、考え続けてくれると嬉しいです。
課題1: その情報がどういう貢献を教科書理解にするのかを述べてください。教科書で触れられていなかった情報であることはわかります。 これはどういうサイトですか。 課題2: 「好奇心を覚醒‐睡眠、快‐不快の次元で考えると探求心に当たる」とはどういう意味ですか。「好奇心」は感情なのですか、次元なのですか。
3点差しあげます。
課題1: 「教科書では感情が先か快不快などの次元か先か曖昧だった」とのことですが、シュロスバーグの研究は「感情の次元の研究」と書かれてあり、両者は「どちらが先」というような関係ではないと思うのですが。感情が二つの次元によって特徴づけられるということです。個人差心理学の章で出てきた「5因子モデル」と同じ考え方です。性格が先か、因子が先かとは考えませんでしたよね。 課題2: 「二次元だけでは評価できない感情なのではないかと考えた」、その理由が知りたいです。その後の記述からすると、「他者からの認識」という次元が必要だからということのようです。それがないとどういう不便があるでしょう。たとえば、「この感情と区別できなくなってしまう」のような書き方をしてくれるとわかりやすかったと思います。
第9章 社会心理学の課題
課題1:利用可能性ヒューリスティックについて補足します。ヒューリスティックとは必ず正解にたどり着かないにしてもたいていの場合は正解が得られ簡単に利用可能な近道として使える一つの手段である。ヒューリスティックにはいくつか種類があるがここでは省略します。その中で利用可能性ヒューリスティックとはある事象の生起頻度について判断するときに、その事象に関する記憶に蓄えられた情報量に基づいて判断をするという方略。情報量が多いほど、その事象が生起しやすいと判断される。この方略を用いると、記憶の中でも情報を利用しやすい事象(たとえば、飛行機事故など、大きく報道されがちな出来事)については実際よりも多く起こると判断されたり、反対に,比較的情報を利用しにくい事象(たとえば、糖尿病など、あまり報道されない死因など)については実際よりも起こりにくいと判断されたりする。 Susan Nolen-Hoeksema「ヒルガードの心理学」2015 株式会社金剛出版 補足した理由 「利用可能ヒューリスティックに基づいて」と教科書に書かれているが説明がなくどのようなものに基づいて錯誤相関がおこるのか説明する必要があると考えたからです。 課題2 僕のバイト先でインフルエンザが二人出たときに店長がインフルエンザが流行る時期になったといいました。これは、利用可能性ヒューリスティックの事例である。利用可能性ヒューリスティックとはある事象の生起頻度について判断するときに、その事象に関する記憶に蓄えられた情報量に基づいて判断をすることです。先の事例で店長がインフルエンザが流行る時期になったという部分で実際はまだはやり始めていなくたまたま職場で二人インフルエンザが出ただけでした。自分の記憶に蓄えられた情報でで判断しているので利用可能性ヒューリスティックの事例といえる。
課題1: あなたが提供してくれた情報のうち、どの説明が教科書理解に有益ですか。またこの記事は、その用途にはあまり適していないように思えます。 課題2: 「この感情」とはどういう感情ですか。書いてない気がします。
2点差しあげます。
第9章 社会心理学の課題
課題1:「活性化」「プライミング」について情報を追加する。
意味記憶のネットワークは概念同士の意味的関連性によって結びついていると仮定する意味記憶のモデルを連想ネットワークモデルと呼ぶ。連想ネットワークモデルでは、2つの概念(ノード)間に共通する特性が多いほど短いリンクで表現される。このモデルで、ある概念が想起・認識されるとその概念の活性化がリンクのつながった他の概念に広がることを活性化拡散と呼ぶ。一定水準の活性化を受けるとさらにその概念が処理を開始する。
プライミングのうち、間接プライミングは活性化拡散によって説明できる。
(間接プライミングについては>> 1234で説明されているため省略する。)
出典:日本心理学諸学会連合 心理学検定局編(2022)「心理学検定基本キーワード改訂版」実務教育出版
教科書ではプライミングがどのようなものなのかについては記載があったが、プロセスについては明らかになっていなかったため、理解を深める意味で情報を追加した。
余談だが、教科書で単語をプライムとしたプライミングが紹介されていたが、ゆっくり歩かせた後にテストを行うと高齢に関する単語の処理が促進されたという、行動をプライムとしたプライミングの例を目にしたことがあるが、出典が定かでないので記載できなかった。
課題2:高校3年の受験期のちょうど12月頃、自分のクラスでは女子に早くに受験を終えていた人が多く、昼休み等に騒がしくしていた。その結果、男子の中で「うちのクラスの女子は騒がしくて困る」という声がよく聞かれた。しかし実際は男子にも騒いでいる人がいたが、その事を指摘する男子はいなかった。この事例は内集団バイアス及び外集団均質性効果が見られる事例である。女子という外集団の望ましくない行動ばかりが目につき、男子も騒いでいたことを棚に上げていた点では内集団バイアスが見られ、騒いでいなかった女子もいたにも関わらず「女子は騒がしい」としていたことには外集団均質性効果が働いていると言える。
「第9章 社会心理学の課題」
●課題1
内集団バイアスについての追加情報
人間は自らを価値あるものと認めたいという自己高揚動機を持っていると考えられることから、肯定的な社会的アイデンティティを保とうとする傾向、自分が属している集団を価値が高いものと捉える傾向があることが指摘されている。それでは、いかに自分が属している集団の価値を高めるのかというと、外集団より内集団の方が優位であることを確認することで自己評価を高めるのである。そして、内集団が優位であると確認することを、内集団バイアスと言う。このようにして、内集団には優位な価値付けがなされ、一方外集団に属する他者に対しては劣位な価値付けがなされることで、その他者に対する排除を正当化する偏見がもたらされると考えられるのである。
教科書では、「内集団の方が優れていると評価したり、外集団のメンバーの望ましくない行動はよく記憶しているが、内集団のメンバーにとって都合の悪いことは忘れてしまったりする」という傾向が内集団バイアスだと説明されている。しかし、その情報だけでは内集団バイアスがなぜ起こるのかがわからなかったため、内集団バイアスが起こる理由について補足した。この情報を追加することで、内集団バイアスとは、内集団が外集団よりも優れていることを確認し、自己評価を高めるために引き起こされるものだと理解できると考えた。
出典: https://www.jstage.jst.go.jp/article/shes/9/2/9_2_53/_pdf/-char/ja
第9章 社会心理学の課題
課題1 カテゴリカル色知覚の追加情報
言語獲得前の乳児と成人の脳機能の計測を行うことにより,カテゴリカル色知覚の脳内処理の発達過程を検討し,言語とカテゴリカル色知覚の関連性を調べた。言語獲得前の 5-7 ヶ月児を対象に,左右後側頭領域の脳血流反応を計測した結果,カテゴリ内の色変化と比べカテゴリ間の色変化を観測時に,成人と類似していることを確認した。左右後側頭領域にみられた反応と初期視覚野の応答とを比較するために,同じ刺激を観察時の後頭部の脳血流反応を計測した。その結果,カテゴリ内・間の色変化によらず,類似した脳血流反応がみられた。以上の結果から,乳児に色カテゴリが存在すること,色カテゴリの色変化に伴って生起する脳活動変化が後側頭領域と後頭領域の応答と異なることが示された。
追加理由 教科書内では乳児に右脳優位、成人には左脳優位とだけ記されていてどのようにカテゴリ色知覚と関わっているか分からなかったので実際に実験を行っている方の資料を引用させてもらった。リンク
課題2
学校で体育を教えている先生のイメージとして家でも毎日体を動かして、健康的な食生活を心掛けていると思いがちだが、実際家では、何もせず、食にも気を使わないという体育の先生を何人も見てきた。これはステレオタイプの事例である。先の事例の家でも毎日体を動かして、健康的な食生活を心掛けているという部分が、外的帰属であり、実際家では、何もせず、食にも気を使わないという点が、内的帰属であるから、この事例はステレオタイプの事例に他ならない。
課題1: 「どのような状況なのかがわかりにくい」とは、どこがわかりにくいのでしょうか。具体的でないということではないと思います。教科書の記述のほうがむしろ具体的です。この情報はむしろ、教科書の記述を具体例として含むような、一般的な記述になっていると思います。そうであれば、「わかりにくい」というよりは「一般的な記述となっており、教科書の例以外にも該当する事態を思い浮かべやすい」としたほうがよいのではないかと思います。
この記事ですが、あまり学術的ではありません。「参考文献」を挙げているのはよいのですが、どこまでが著者の言葉で、どこまでが論文の言葉なのかかがわからないからです。基本的に「要約系ブログ」とみなすべきであり、学術的信用性を疑った方がよいと思います。
課題2: よくステレオタイプの事例として挙げられることがある例です。問題は、あなたも言うように、血液型で分類された集団は社会的集団なのかというところです。また教科書が言っている、ステレオタイプは社会的集団にのみ該当する現象なのかという点も考えたほうがいいと思います。教科書に従えば、あなたの事例は「近しい」が「該当しない」ことになります。このへんを詰めて書いてくれると、ステレオタイプを深く考えるきっかけになったと思います。
6点差し上げます。
第9章 社会心理学の課題
課題1 「内集団バイアス」についての追加情報です。
集団を区別する基準が無意味なもので、相手と直接的な相互作用がなく、自分がそれによって利益を得る可能性がないような場合でも、自分と同じ集団のメンバーだと認識した人には内集団びいきを示しやすいことが明らかになっています。
出典 https://www.jumonji-u.ac.jp/sscs/ikeda/cognitive_bias/cate_s/s_08.html
教科書には「このようなバイアスは、初対面の人どうしで構成された集団で、互いのコミュニケーションなども制限されたような状況下でも起こる。」とありますが、それがどのような状況なのかがわかりにくいと感じたため、補足しました。「初対面の人どうし」と「コミュニケーションの制限」が表していることを理解しやすくなると考えました。
課題2 本人のいないところで知人の身勝手さについて愚痴を言っていた人が、「しかもその人、B型なんだよね」と言ったことがありました。これはステレオタイプの事例であると考えられます。なぜならステレオタイプとは特定の社会的集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造です。先の事例の「B型なんだよね」という部分が、血液型による性格診断から生じた「B型は自己中心的である」という偏見であり、実際に知人の身勝手さと血液型の関係には科学的根拠がないため、この事例はステレオタイプの実例といえます。ただし、血液型による分類は社会的集団とは言えませんが、日本では広く認知されているカテゴリーであるため、近しいものとして考えました。
課題1: その通りだと思います。西洋、東洋という比較はよくなされますが、実際にはそれほど単純なものではありません。またそのような分け方は、どうしてそういう自己観を所有しているのかという疑問に対して、何の説明も与えません。何もないところへ行って、「よーい、ドン」で暮らし始める開拓の経験が、相互独立的自己を生み出すのかもしれませんね。なお「国内にも地域によって自己観に違いがある」ですますと、「西洋・東洋」のようにラベルをつけただけとなります。この情報は教科書の欠点を指摘した点だけでも重要ですが、さらに自己観の形成因を探るヒントを与えてくれることも指摘するとよかったと思います。
課題2: そこだけ見ると、外集団均等性効果の事例の事例なんでけど、どうしてあなたが文系のもう一人に尋ねなかったのかを説明してほしかったです。この括り方によると、あなたとそのもう一人は「文系」という内集団ですね。内集団は外周団と違って均質性効果が生じないとしたら、もう一人の文系の「数学得意」という属性に従った行動をあなたがとってもよかったように思えます。もう一押しで、さらに面白い事例として紹介できましたね。
9点差し上げます。
課題1: 教科書では同仮説を支持する証拠、反証する証拠の両方が併記されていますが、記載の順序から同仮説が否定されているようにも読めますね。そして実際には、普遍性と言語相対性の落とし所を探ろうとした研究が積み重ねられているということですね。必要な指摘だと思います。
課題2: はい、よくわかる事例でした。
9点差し上げます。
課題1: 「人は目立つことや思い出しやすいことは、実際よりもよく起こると錯覚してしまう」という部分は、説明ではないのですか。利用可能性ヒューリスティックから錯誤相関への説明の流れがわかりにくいのは確かです。ここを整理した方がよかったと思います。あなたの情報でも、両者の区別はわかりにくい。
常体文と敬体文を混合しないようにしてください。体言止めも禁止です。「判断をするという方略」ではなく「判断をするという方略である」と書くべき。
課題2: 店長が職場だけの情報に基づいていたとしたら、ですね。なお、異常事態が生じているのに正常な範囲だと思い込む、「正常性バイアス」というのがあります。
5点差し上げます。
課題1: 教科書のレベルを超えていると思います。この情報を追加すると、教科書の理解にどう貢献しますか。
課題2: 「怒りっぽい父が母を怒らせたんだろう」のように記述すると、父の行動を内的帰属している感じが出ます。「父が母に怒っていたという点がその人が置かれてる状況」ではなく、「母が父を怒らせるようなことを言った」が、外的要因になると思います。書き方で損をしている気がします。
4点差し上げます。
3点差し上げます。
課題1: 「虹の色」の事例が教科書に載っています。これでは十分ではないということですか。
課題2: すでに投稿された「バス車中での話し声」の事例と同様ですね。同コメントです。
6点差し上げます。
課題1: 教科書が知ってほしいのは、例にあるような「間接プライミング」だけなのですね。直接プライミングについて詳しく知ることは、この教科書の方針に合っていないと思います。だから「異なる刺激同士の意味的結び付きによる影響のみをプライミングと捉えて」も、別に構わないのですよ。プライミングについて知ってほしいのでなく、こういう現象が(間接)プライミングで説明されているよということを知ってほしいだけだから。
課題2: 二つのバイアスが同時に関わっている事例ということですね。よくわかりました。
8点差し上げます。
課題1: エクマン自身の13という主張もあった気がします。基本感情の数がまちまちなのはどうしてか知りたいですね。
課題2: 「愛情」については投稿がすでにいくつかあったので参照してください。「愛の強さ」が「快」「覚醒」の程度と相関していたら、別次元でない可能性がありますね。
締め切り過ぎているのでコメントだけとなります。
課題1: 確率としては同じであっても、小集団の方が影響力が大きいということですか。
「集団成員性」は説明した方がいいと思います。
教科書には「集団の大きさと特定の行動の関係」は書かれていないと思います。「確率が同じ」とは集団の大きさに言及するものではなくないですか。
課題2: 適切な説明になっていると思います。
6点差し上げます。
課題1: 帰属に関わる要因を細かく記述しだすとかなりの量になると思います。その中で「達成動機」について記す必要があると考えたのはどうしてですか。
課題2: バス車内での会話という同じ行動をしていても、内集団と外集団では評価が異なるということですね。はい、内集団バイアスの事例だと思います。
6点差し上げます。
第9章
課題1 自己観についての補足
Kitayama,Ishii,Imada,Takemura,&Ramaswamy(2006)が、北米人の間で優勢な相互独立的文化は、辺境への自発的入植を一つの起源としている主張し、この仮説を検証する実験を行った。彼らは、相互協調的文化圏とみなされる日本国内に位置しつつも、北米と同様に自発的入植の歴史を持つ北海道に注目し、3つの実験を通じて、北海道人が北米人と同様に相互独立的であることを見出した。
出典:竹村幸裕(2008),「自己心理学6 社会心理学へのアプローチ」,p85~86,金子書房
教科書では、西洋と東洋で自己観に相互独立的と相互協調的で差があると述べられていたが、これは世界地方や国の間の比較であり、上記のように国内地域間の比較をすれば、同じ日本でも社会的背景の違いによって西洋と同じような相互独立的な自己観を持つ地域がある。このように、国内にも地域によって自己観に違いがあることを教科書では述べておらず、西洋全体が相互独立的、東洋全体は相互協調的な自己観が優勢であるという誤解が生まれるため、この情報を補足した。
課題2
高校の時、私も含めた文系2人と理系3人で勉強をしていて、数学についてわからないことがあった。メンバーの中では、文系の1人が1番数学が得意で、それを私も知ってはいたが、私は理系の3人に向けて、数学の質問をした。これは外集団均等性効果の事例である。なぜなら外集団均質性効果とは、自分が属する以外の集団に対して、同質性や典型的属性が強調されるという現象である。先の事例の、5人の中で数学が最も得意な文系の1人ではなく、理系の3人に向けて数学の質問したという部分は、私が「理系は文系よりも数学ができる」という画一的な見方をしたために、理系の人に優先して質問をしてしまった。これは、自分が属する以外の集団に対して、典型的属性を強調したという点で、外集団均等性効果の事例といえる。
9章 社会心理学
課題1
サピア=ウォーフ仮説についての補足です。
ロッシュの研究によってダニ族は色の名前は持たないものの典型色に基づく基本的な色のカテゴリーがあることが認識できた。これにより、ササピア=ウォーフ仮説(言語相対説)は否定されたように思われた。しかし、その結論が単純すぎたことを示した結果も多数報告された。例えば、文化人類学者のケイはメキシコの先住民の言語の一つであるタラウマラ語を母語とする人たちと、英語を母語とするアメリカ人が少し異なる色同士の類似性をどのように判断するかを調べた。私達のような「緑」と「青」を区別する言語話者にとっての「緑」と「青」の間にある色を基準にして、等距離にある二つの色票
を選び、基準とどちらがより似ているかをアメリカ人とタラウマラ族の人たちに判断してもらった。言語の影響が見られたのは、緑と青を区別しないタラウマラ族ではなく、緑と青を別の色として区別するアメリカ人だということがわかった。英語話者は、基準の色票を「緑」と判断すると、緑側にある色票を基準をはさんで等距離の、しかし「青」と判断される色票よりも基準により似ていると判断した。他方、緑と青を区別しないタラウマラ語話者はもともと基準から等距離にある二つの色票を基準と同等に似ていると判断した。つまりことばがカテゴリー知覚を作りモノの認識をことばのカテゴリーの方に引っ張る、あるいは歪ませてしまうということが実験から分かった。
出典:藤永保(2013)「最新 心理学辞典」平凡社.
補足した理由としては、教科書の内容からは色の認識が言語によらず普遍的であることを示すことにより、サピア=ウォーフ仮説を否定されたと記載されている。本来、色知覚に関する言語相対仮説の研究はその後も活発に行われているが、普遍性と言語相対性を単純には決定できないことが示されており言語と思考の関係の研究に想定し、双方の相互作用を探求する方向に進んでいる。教科書の文章では言語相対仮説は立証されないと誤解をうむため。
課題2
私のアルバイト先ではカラオケコーナーとゲームコーナーの二種類がある。私はカラオケコーナーを担当している。ある時、「カラオケコーナーの人が制服を誰かに無断で取られた」という話があった。制服の話は問題となり、調べられることになった。しかし、私を含めたカラオケコーナーの人達の中では「前に同じような事があってやめた人がゲームコーナーの人であったためゲームコーナーの人が取ったのでは」と話になっていた。結局カラオケコーナーの人で間違えて持ち帰ってしまっただけであったということがあった。これは、内集団バイアスの事例である。なぜなら内集団バイアスとは客観的に見れば優劣のない集団どうしであったとしても、内集団(自分が属する集団)のほうが優れていると評価したり、外集団(自分が属する以外の集団)のメンバーの望ましくない行動はよく記憶しているが、内集団のメンバーにとって都合の悪いことは忘れてしまったりする現象である。先の事例の誰が制服を取ってしまったのかが分かっていなかったのに外集団である人だと決めつけていたという部分が、内集団を疑わず外集団との優劣を勝手に付けており、結果が内集団の人によるものだったとしても問題として取り上げなかったという点が、内集団の都合の悪いことは大きく取り上げず忘れようとする行動が働いているため、この事例は内集団バイアス(内集団ひいき)の実例に他ならない。
F23093 さんへ
回答者へのお礼の中身が具体的で素晴らしいと思います。
回答者の投稿のきっかけとなる質問をしてくれて感謝します。疑問を持つことで、いろいろな人の理解を深めることができます。貢献してくれてありがとうございます。
4点差し上げます。
課題1: それでこの情報が教科書理解にどう貢献すると思いますか。
課題2: 「不安」は教科書の図の中にありますが、これへの反論ということですね。「期待」についてはこれまでの投稿であった通りです。「焦り」は「覚醒・不快」象限ではないかと。「多く影響を受ける感情」ということは、複数の原因があるということですか。感情の原因は、これまでの投稿でも述べたように、感情そのものと独立に考えればよいのではないとかと思います。
2点差し上げます。
課題2: 教科書の図にある「弛緩」とは違うのですか。コントロール可能か、予測可能かによって、「弛緩」という感情の生起が影響されるという話ではないかと思います。感情の原因の話であり、感情そのものの話ではないように思えます。
2点差し上げます。
課題1: 「それぞれ異なることを理解しました」では、あなたが得たことを語っているだけになります。この課題は「どういう点がどういう意味で教科書理解に貢献するか」ということを述べてもらうものなので、教科書が言うように「文化によって異なる」のみならず、「その人の道徳性の発達によって異なる」ことも述べるべきと言った方がいいですね。
課題2: 「対象との関係」「評価」が関係する話です。直近の投稿に結構ありました。そちらのコメントを参照してください。難しい問題です。
7点差し上げます。
課題2: 「葛藤」については、直前の投稿、直近の投稿に同じです。そちらを参考にしてください。「混在する感情」は感情を特徴付ける次元ではなく、複数の感情が交互に生起する状態を指していることだと思います。
2点差し上げます。
課題1: 情報自体は有益ですが、情報源の学術的信頼性が担保できません。この書き方は商業サイト特有の、主張が適切な根拠(研究)にもどついているのかどうかわからない様式です。情報自体が興味深く、教科書の書き方の不備を修正するものだけに残念です。
課題2: 感情の原因は、感情自体とは独立です。考慮する必要はないと思います。「葛藤」というのは「快」と「不快」の間を行ったり来たりしている状態、その都度「快」だったり、「不快」だったりしているということではないでしょうか。直近の投稿に同様のものがありました。そちらも参考にしてください。
3点差し上げます。
課題1: それで、どういうふうにこの情報は教科書理解に貢献していると思いますか。
課題2: なぜ「「快」「覚醒」で保ち続ける」必要があるのですか。恋愛関係にある人とのその時々の関係によって、その都度異なる感情が発生している、と考えればよいと思うのですが。
3点差し上げます。
課題1: 私が対比させるなら、「特性論」と「類型論」とします。「個人差心理学」の章と関連づけられます。心理学の複数領域にまたがる考え方なのだなぁと思ってもらえると思います。あなたの対比のさせ方だと、教科書のレベルを超える心理学史的知識が背景にないとわかりにくいと思います。「神経心理学」と関係付けることは有益だと思いました。
課題2: 「葛藤」は二つの感情が交互に生じている状態と考えてはいけませんか。
シュロスバーグの円錐モデル、あったような気がします。それだと「葛藤」はどこに入るのですか。そもそも「葛藤」は二つの感情の混合でなく、一つの統一を持つ感情であることが理解したいと思いました。
6点差し上げます。
課題1: 興味深い情報です。ただ、教科書の書き方は不正確ということを明記した方がいいですよ。それからこの情報源、商業サイトであり、書き方も学術的信頼性を担保するものとなっていません。
課題2: 「充足」とは「満足」のことではないのですか。図の中にありますよ。他者との比較であれば「優越感」と名づけるべきでは。「他者比較」を導入した投稿はこれまでにもありましたね。参考にしてください。
5点差し上げます。
課題1: 「繰り返して接しているものに接すれば接するほど好む傾向がある」という解釈でなく、どういう解釈が正しいのかがわかるように書いてあるとよりよかったと思います。「最適水準を超えると逆に好意度は低下する」という部分ですよね、強調すべきは。
課題2: やはり「対象への評価」が入っています。それはよいのですが、導入した次元が「相対的評価」なのに、最後に「妬み」を「不快‐覚醒‐劣等感」としているのはどうしてですか。「相対的評価」の一方の極が「劣等感」ということですか。このへんの表現は正確にしないといけない。
4点差し上げます。
課題1: ネガティビティバイアスの出方が、ポジティビティバイアスの有無によって変わるという研究でしょうか。興味深い研究ではありますが、教科書のレベルを超えているのではないかと思います。ネガティビティバイアスの発生を左右する要因まで言及すべきと考える理由はありますか。
課題2: 感情と評価は区別されるのかという疑問を持ちました。シュロスバーグは区別するでしょう。つまり評価は感情とは独立であると。尊敬すべき対象によって「驚き」が生じたと言うでしょうね。ここ直近の投稿で、「対象との関係」として扱ってきた問題ですが、ここにきて「感情」と「評価」の独立性として洗練された気がします。そうい機会を作ってくれる投稿でした。「尊敬」次元がどうして必要なのか、既存の二次元に還元されないということをもう少し論じてくれるとありがたかったです。
4点差し上げます。
課題2: 「憧れ」は「期待」に似ていると思いました。「期待」はすでに挙げてもらっていますが、感情の原因が今のことか将来のことか、はたまた過去のことかと、感情の内容は関係ないのではないかと指摘しました。「関心」のような感情の対象を含むものを感情を特定する際に含めるべきかは、ここ直近の投稿にもあったようによくわかりません。いろいろ考察してくれてありかどうございます。
3点差し上げます。
気分一致効果は、気分と思い出すことの内容が一致するという話、状態依存記憶は体験時と想起時の気分が一致した方がよく思い出せるということ。「彼女とのデートでホラー映画を見た」という体験(ポジティブ気分を生起される体験)を考えてみましょう。ポジティブ気分の時は、ホラー映画が恐怖を引き起こす内容であったとしても、「彼女とデートしたこと」を思い出す。これが状態依存記憶。ネガティブ気分の時は彼女とのデートよりも、ホラー映画のほうを思い出してしまう。これが気分一致効果。こんな例でどうですか。
3点差し上げます。
課題1: 教科書は「どうしたらポジティブになれるのか」という読者は想定していないのですよ。生活上有益な情報で、これを読んでくれた受講生はハッピーかもしれませんが、教科書理解に貢献する情報かというと。
この方が何者かはわからないのですが、この記事の書き方は学術的信頼性が担保されない書き方です。
課題2: 「ニュートラル(快でも不快でもない、覚醒でも睡眠でもない)」ときの感情が「冷静」ではないでしょうか。「快、不快、覚醒、睡眠のどれにも当てはまらない」というあなたの考察と一致します。
「他者の視点」という次元を導入する理由がよくわかりません。何によって「冷静」になったかという話をしているだけに見えるのですが。
3点差し上げます。
丁寧な解説ありがとうございます。
「覚醒-睡眠」の「覚醒」はarousal の訳ではなかったかと思いました。また「覚醒」は「興奮」と、「睡眠」は「弛緩」と言われていることもあったように思います。「興奮」はよいのですが、「睡眠」より「弛緩」のほうがわかりやすいと思います。別に寝ているわけではないから。
8点差し上げます。
課題1: 感情ネットワークという理論による考察だと思います。教科書は「感情のもつ役割」を述べるものだったので、理論の話は不要としたのかもしれないです。
これは個人プログではないかと思います。
課題2: 「無力感」は「睡眠」、「自信欠如」は「不快」と同様に考えられないですか。そうすると「劣等感」は「悲しみ」「疲れ」と同じになります。「劣等感を感じ、悲しみ、疲れている」と言えるとしたら、既存の二次元でいいように思いますが、いかがですか。
4点差し上げます。
課題1: 「ポジティブな気分のとき」「ネガティブな気分のとき」というのがどういう時か、教科書ではわからないということでしょうか。
学術的信用性が疑われる個人プログですね。
課題2: 「意義」や「成長」というような、対象との関係によって感情は異なるという見解ですね。この見解が妥当なのか、結論が出せません。「充実-空虚」と「幸福-不満」とどう違うのか、それは感情の問題なのかを考えてみるとわかるかもしれないと思いました。考えてみてください。
4点差し上げます。
課題1: この情報が教科書になかったとしても、それを考慮すべき理由は何ですか。
課題2: 「幸福」は教科書の図にありますが、それへの反論ということになりますね。「4次元の世界が理由となっている」とはどういうことでしょうか。その「4次元」とは?
2点差し上げます。
課題2: 「対象との距離」次元が必要ということは、「感情は対象との関係で区別される」という主張でもあると思います。感情を「その人の中で生じるもの」と考えると、その外部の対象まで考慮すべきという主張は感情の定義を逸脱します。ある対象に関係していて「上機嫌・幸福」でいけないのかという反論が考えられると思います。このへんは私にもわからないので、考え続けてくれると嬉しいです。
4点差し上げます。
課題1: その情報がどういう貢献を教科書理解にするのかを述べてください。教科書で触れられていなかった情報であることはわかります。
これはどういうサイトですか。
課題2: 「好奇心を覚醒‐睡眠、快‐不快の次元で考えると探求心に当たる」とはどういう意味ですか。「好奇心」は感情なのですか、次元なのですか。
3点差しあげます。
課題1: 「教科書では感情が先か快不快などの次元か先か曖昧だった」とのことですが、シュロスバーグの研究は「感情の次元の研究」と書かれてあり、両者は「どちらが先」というような関係ではないと思うのですが。感情が二つの次元によって特徴づけられるということです。個人差心理学の章で出てきた「5因子モデル」と同じ考え方です。性格が先か、因子が先かとは考えませんでしたよね。
課題2: 「二次元だけでは評価できない感情なのではないかと考えた」、その理由が知りたいです。その後の記述からすると、「他者からの認識」という次元が必要だからということのようです。それがないとどういう不便があるでしょう。たとえば、「この感情と区別できなくなってしまう」のような書き方をしてくれるとわかりやすかったと思います。
3点差し上げます。
第9章 社会心理学の課題
課題1:利用可能性ヒューリスティックについて補足します。ヒューリスティックとは必ず正解にたどり着かないにしてもたいていの場合は正解が得られ簡単に利用可能な近道として使える一つの手段である。ヒューリスティックにはいくつか種類があるがここでは省略します。その中で利用可能性ヒューリスティックとはある事象の生起頻度について判断するときに、その事象に関する記憶に蓄えられた情報量に基づいて判断をするという方略。情報量が多いほど、その事象が生起しやすいと判断される。この方略を用いると、記憶の中でも情報を利用しやすい事象(たとえば、飛行機事故など、大きく報道されがちな出来事)については実際よりも多く起こると判断されたり、反対に,比較的情報を利用しにくい事象(たとえば、糖尿病など、あまり報道されない死因など)については実際よりも起こりにくいと判断されたりする。
Susan Nolen-Hoeksema「ヒルガードの心理学」2015 株式会社金剛出版
補足した理由
「利用可能ヒューリスティックに基づいて」と教科書に書かれているが説明がなくどのようなものに基づいて錯誤相関がおこるのか説明する必要があると考えたからです。
課題2
僕のバイト先でインフルエンザが二人出たときに店長がインフルエンザが流行る時期になったといいました。これは、利用可能性ヒューリスティックの事例である。利用可能性ヒューリスティックとはある事象の生起頻度について判断するときに、その事象に関する記憶に蓄えられた情報量に基づいて判断をすることです。先の事例で店長がインフルエンザが流行る時期になったという部分で実際はまだはやり始めていなくたまたま職場で二人インフルエンザが出ただけでした。自分の記憶に蓄えられた情報でで判断しているので利用可能性ヒューリスティックの事例といえる。
課題1: あなたが提供してくれた情報のうち、どの説明が教科書理解に有益ですか。またこの記事は、その用途にはあまり適していないように思えます。
課題2: 「この感情」とはどういう感情ですか。書いてない気がします。
2点差しあげます。