課題1:ライフサイクルについての補足 エリクソンが提唱した発達段階論は 「ライフサイクル論」と言い、人間の生涯を8つの発達段階に分けて、 各段階における発達課題を示しています。エリクソンの理論は、フロイトの「心理性的発達理論」に心理社 会的な視点を加えたもので、「心理社会的発達理論」とも呼ばれています。 エリクソンは人間の生涯が8つのライフステージに分けられると提唱しています。
①乳児期 (0歳~1歳半) 基本的信頼 vs 不信
②幼児期前期(1歳半~3歳) 自律性 vs 恥・疑惑
③幼児期後期(3歳~6歳) 自発性 vs 罪悪感
④学童期(6歳~13歳) 勤勉性 vs 劣等感
⑤青年期(13歳~22歳) アイデンティティの確立vs 役割の混乱
⑥成人期(22歳~40歳) 親密性 vs 孤独
⑦壮年期(40歳~65歳) 生殖性 vs 停滞
⑧65歳~(65歳~) 自我の統合 vs 絕望
出典:https://39mag.benesse.ne.jp/kosodate/learning/content/gallery/?id=113347&img_id=b76bae99-19aa-46a0-8bc1-218e7af0ffb3.jpg
補足した理由としては、エリクソンのライフサイクルをどんなものか理解することで、生涯発達について理解が深まると考えたからだ。
課題2:多段階形成理論について紹介する。 第1段階、行為の定位的基礎をつくりだす段階であり、行為の目的についての必要な説明及び行為遂行のと きに何に定位し,どのように行為すべきかが示される。 第2段階,物質的または物質化された行為の段階であ り、学習者は外的な,物質的な,拡げられた形式で行為 を遂行する。行為の構成素である操作の1つ1つに外か らコントロールがなされる。 第3段階、外言における行為の段階であり,行為を外的・物質的な支えに依存しないでコトバを外に出す形式だけで行なう。ここでもまだ各操作ごとに外からコント ロールがなされる。 第4段階、自分にむけられた(自分のための) 外言の 段階であり,つぶやきの形式で行為を行なう。ここで は、各操作の結果,そして更に行為の一般的結果だけが コントロールされる。 第5段階.知的行為の段階であり,行為は最終的に形成され,内言形式で行なわれる。このような段階を経て,行為は内面されるとともに一般化され、短縮され、自動化される。
出典:新井邦二郎『知的行為の多段階形成理論』
5段階1~の発達段階を一つ一つ踏んでいることから、右肩上がりの発達段階論に該当する。 理由は、一つひとつの発達段階という階段を上っていくことが発達段階論に当てはまっているから、成人発達理論は右肩上がりの発達段階論に該当していると考える。
第7章 発達心理学の課題 課題1:「発達」「環境」に関する情報を補足する。 行動遺伝学の知能研究では、家系内の成員同士のさまざまな形質の類似度を相関係数で表し、個人差を形成する効果の大きさを遺伝と環境に分離して推定する。多数の遺伝子による相加的な効果を遺伝要因として、遺伝では説明できない効果のうち、生育時に共有された環境を共有環境要因、さらに共有環境でも説明できない効果、つまり生育時に共有されない独自の体験などを非共有環境要因として表現する。研究から、一般知能の個人差の50〜70%が遺伝要因の効果であることが明らかになっており、この値は性格などのパーソナルな形質より高い。また、知能の個人差に与える遺伝と環境の影響は、児童期で遺伝30%共有環境30%程度なのに対し、成人期までに遺伝の影響が50%を超え共有環境の影響は消失するなど、発達の過程で変化することも明らかになっている。
出典:繁桝算男(2022)「心理学概論」遠見書房.
この情報を補足したのは、教科書では敏感期など環境要因が与える影響に触れている部分が多く、遺伝要因がどういった影響を与えるかについてはあまり触れられていなかったためである。また、教科書で示されなかった遺伝と環境が発達に与える作用がどのように研究されたのかや、形質によって遺伝・環境からの影響度合いが異なること、発達段階によっても影響度合いが変わることを示すことでより発達への理解が深まると考えたためである。
課題2:共感性の発達についての学説を紹介する。 ホフマンは道徳性の発達を4つの段階で説明した。第1段階は全体的共感であり、〜1歳ごろに獲得される。この段階では泣く乳児を見て泣くといった原初的な共感(情動感染)が表れる。第2段階は自己中心的共感であり、1〜2歳ごろに獲得される。この段階では他者の変化に気づけるが、泣く他者を見て自分の好きなものを与えて慰めようとするといったように、自分中心でしか他者の状態を理解できない。第3段階は他者感情への共感であり、2,3〜4歳ごろに獲得される。この段階ではその場の状況や表情から他者感情を理解し、要求に合った援助ができるようになる。第4段階は他者の生活状況や人生への共感であり、児童期後期までに獲得される。この段階では他者の全般的な生活状況や人生を想像し、哀れみや労りを向けることができるようになる。 この学説は段階的に能力を獲得する過程を説明しており、右肩上がりの発達観に該当する学説である。
出典:中道圭人・小川翔大(2021)「教育職・心理職のための発達心理学」ナカニシヤ出版.
7章 発達心理学 ・課題1 私はライフタスクというキーワードを取り上げます。概要は理解できますが、具体的にどのような課題があるのか気になった為です。 調べた際、とあるサイトではライフタスクは大きく3種に分別されるとありました。 1つは仕事のタスク。職場や学校等で生活する上で必要ではありますが、永続はしない人間関係に関する課題。 2つ目は交友のタスク。永続はしますが、運命をともにしない友人等の人間関係に関する課題。 最後に愛のタスク。永続し、運命をともにする結婚相手や子供に対する人間関係の課題。 私は教科書を読んだ時点では、ライフタスクとは「テストで良い点を取る」「進学する」といった方向の課題だと思っていましたが、実際は人間関係に重きを置いた課題だったのだと理解することが出来ました。 参考サイト(http://rinnsyou.com/archives/369) ・課題2 私は、脳科学的発達観を取り上げた上で、「生涯発達における幼児期」という論文からでの考えを紹介したく思います。 この論文では、教科書と同じように生涯発達という観点に注目する事で、「発達という変化には、子ども から高齢者までのどの時期にも新しい能力の発現 もあれば衰退もある」と記している。 教科書ではこの後に、シナプスやニューロンを用いた説明がなされていましたが、この論文ではピアジェの発達段階論のように人間の一生を段階的に分けた上で、分けられた年代毎の精神状態や環境、人間関係によって能力の足し引きが行われていると説明されていました。 教科書の説明のシナプスの刈り込みの様な、思考回路の最適化の方向性とは異なりますが、同じ生涯発達に着目している点や「発達とは得ることだけでは無い」という考え方から、この論文の説も脳科学的発達論の1つだと考えます。 引用(https://www.jstage.jst.go.jp/article/shuko/40/0/40_47/_pdf/-char/en)
第7章 発達心理学の課題 課題1 シナプスの刈り込みについての補足情報 生後発達期の神経系において,出生直後にいったん過剰にシナプスが形成された後,環境や経験に依存して必要なシナプスは強められて残り,不要なシナプスは除去されることが知られている.この現象は「シナプス刈り込み」と呼ばれており,機能的でむだの少ない神経回路を作るための基本的過程であると考えられている. 出典 https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2016.880621/data/index.html
教科書には、シナプスの刈り込みを行うメリットについて、シナプスが繋がりすぎていることは、多様な処理が可能な一方、無駄も多く不正確で時間もかかることと予想される。この無駄を減らすことで、すばやく正確で精緻な処理が可能となるのだろう。と書かれている。シナプスの刈り込みを行うことで、すばやく正確で精緻な処理が可能になることはわかったが、必要なシナプスと不必要なシナプスはどのようにして決められるのかが疑問に思った。情報には、環境や経験に依存して必要なシナプスは強められて残り、不要なシナプスは除去されることが知られている。と書かれている。この情報はシナプスの刈り込みについての知識が増えることと、シナプスの数は8ヶ月で最大になった後、青年期に向けて徐々に減っていき、その後成人のレベルで生涯をすごす。という教科書の書き込みに対して、なぜ青年期に向けて徐々に減っていくのかという問いの答えとしても運用することができる。
>> 984 p.117にP.R.ハッテンロッカーは、胎児、乳児、児童、青年、老人と、ヒトが年齢を積み重ねていく中で、脳のニューロンの大きさとシナプスの数をそれぞれの脳を対象に検討した。と書かれているので、個人のデータではなく胎児一人、乳児一人、のように複数人からデータを採取したのではないかなと思います。
時間が空いてしまっているので、まだ解決されてないようでしたら参考にしてください。
第7章 発達心理学 課題1 臨界期について説明します。 臨界期とは、人間の脳が学習するのに適切な時期のことを指し、その時期を過ぎてしまうと学習が困難になってしまいます。主に臨界期は、言語(0歳〜9歳)・運動能力(0歳〜4歳)・絶対音感(0歳〜4歳)・数学的能力(1歳〜4歳)と言われています。 臨界期を補足した理由としては、臨界期についてより知ることで理解も深まります。また、教科書内で詳しく説明がなかった為です。
https://www.brainglish-intlschool.com/column/brainscience-uehonmachi-english-nurseryschool/#:~:text=臨界期とは、「人間,な時期」を指します。
課題2 自分は、愛着行動について説明します。 愛着行動とは、親の養育行動を誘うような行動(微笑む、泣く、しがみつく等)です。愛着行動は、発達の過程で変化していきます。 生後3カ月までは、親とそれ以外の人を区別せず、誰に対しても愛着行動をとります。それから徐々に人を選ぶようになり、6カ月から2歳ごろにかけて、特定の人に対する愛着がはっきりとしてきます。人見知りをしたり、親にしがみつく、後を追いかけるといった行動がみられるのも、この頃です。 2歳以降になると、「親が今そばにいなくても、いずれ戻ってくる」ということを理解できるようになるため、行動や感情が安定してきます。 これらは、右肩上がりの発達観に該当していると考えます。この右肩上がりには段階的に成長していくという意味でも捉えられる為、この愛着行動にも当てはまると思います。 https://yotsuyagakuin-tsushin.com/b_psychology-blog/development-theory/
課題1:シナプスの刈り込みについて 生後すぐにシナプスが過剰に形成され、その後に不要なシナプス結合は弱体化、やがて除去される現象のことをシナプス刈り込みと呼ぶ。 シナプス刈り込みは不要なものを除去するだけではなく、残るシナプス結合を強化する働きや、精神疾患を予防する働きがある。 シナプスの除去が不十分だった場合にも精神疾患(自閉スペクトラム症や統合失調症など)が起こる可能性がある。しかし、除去が過剰に行われてしまった場合でも精神疾患などのリスクがある。 また、シナプス刈り込みには前期過程と後期過程が存在している。 https://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20140808.pdf https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2016.880621/data/index.html ただ減るだけでなく結合が強化されているのだと言う点、精神疾患のリスクの軽減という点などから、なぜ増やしてから減らすのかという疑問により納得しやすなったのではないかと思った。 課題2: ハヴィガーストの発達理論 ハヴィガーストは人間の生涯を6段階(乳児期、早期児童期、中期児童期、青年期、早期成人期、中年期、老年期)に分け、それぞれの段階で達成するべき課題を提唱している。 また、ハヴィガーストは生きていくことや成長することは学習であるとしている。 https://core.ac.uk/download/35423367.pdf 課題を提唱していることや、生きていくことや成長することを学習といっているので、この理論は右肩上がりの発達段階論なのではないかと考えました。
>> 988 7章 発達心理学 再提出 課題1. ライフタスクについての補足情報です。 各段階における発達課題には前向きな発達だけではなく退行的、病理的方向も想定した心理社会的な危機があると考えられています。ここでの危機とは分かれ目、岐路という意味を含んでいます。例えば、青年期の課題は「アイデンティティ対アイデンティティの拡散」となっており、肯定的な面と否定的な面の両方が強調され、その危機を乗り越えていくことが課題とみなされています。
出典 藤原保監「最新 心理学辞典」2013 平凡社.
補足した理由 先生から情報を増やす意味についてのご指摘を受け、もう一度考えてみたところ、ライフタスクを詳しく紹介することにより、円環としての生涯発達を正しく認識することができると考えました。この補足の中で私が一番必要だと思った点は、「危機を乗り越えていくことが課題」であるという点です。その時期の危機を乗り越え、次の課題が生まれるという点を補足することで円環としての生涯発達としてわかりやすく説明でき、その点において貢献すると考えました。
課題2. 自己理解発達モデルについて紹介します。 自己理解発達モデルは、理解の対象となる自己を、身体的自己、行動的自己、社会的自己、心理的自己の4領域から捉えます。各領域の自己理解の発達は、それぞれに共通する4つの段階を経ます。具体的には、子供が領域ごとに自己としてのまとまりを規定しはじめ、周囲との比較から把握し、対人関係の中に新たな自己を取り入れ、最終的には自己の信念や方針として体系化するというものです。Damon,&Hart (1988)が考えたモデルであり、自己の様々な側面(自己定義・自己評価・自己の関心など)に及ぶ複数の質問項目をより具体的な形で子どもに投げかけるというインタビュー法によって,幼児期から青年期の自己の多面的理解の発達を探るものです。このモデルは、発達によって変化する自己理解を捉えるものであるため、このなかには発達によって失った自己理解、手に入れた自己理解があります。幼児期から青年期の自己理解の変化を捉えたこのモデルはこの点で脳科学的発達観に該当すると考えました。
出典 小野直人・若林上総 「知的障害特別支援学校児童生徒の自己理解を指導する際の優先度に関する教師の意識」 宮崎大学教育学部紀 101 65-75.
>> 1012 出典に挙げられていたものを自分なりに読んで見たのですが、紹介はすべて同じで、心理社会的発達理論とライフサイクル論は使い方も同じだという結論になりました。
心理社会的発達理論では、乳児期から老年期までのそれぞれの発達段階(ライフステージ)において、個々のパーソナリィティーが心理社会的に発達し、それぞれの段階に特徴が現れ、獲得すべき発達課題がある。(新川明子)
ライフサイクル論では、生涯を8つの段階に分けている。そのそれぞれの段階において、心理社会的危機、言い換えれば、その発達段階固有の葛藤が生じるとした。(小沢一仁)
上記の2つから、心理社会的発達理論とライフサイクル論は同じ使い方をするという結論になりました。
自分なりに解釈したものなので、参考程度に読んでみてください
課題1 発達段階論について補足します。 感覚運動期の特徴は永続性・表象機能の獲得、前操作期の特徴は象徴機能の獲得・直感的思考・自己中心性、具体的操作期の特徴は論理的思考・脱中心化・保存性、形式的操作期の特徴は抽象的思考・仮説的思考です。 ひとつひとつの発達段階という階段を上ることとは何か、4つの時期を設けられた上でその時期に身につける技能が説明されていないため、時期ごとにできることとできないことを各々の読者が同じように理解することは難しいと思いました。そのため、発達心理学に基づきつつ、年齢とともに人がステップアップしていると分かる情報を付け加えるべきだと思いました。
課題2 右肩上がりの発達観に関わると思った学説を紹介します。 1〜2歳児同士のやりとりを約1年間観察し、分析を行いました。結果、1歳前半には発声による主張が特徴的に見られたり、2歳後半にかけて情動や行動を制御した発話や交渉的表現など、よりスキルフルな自己主張が見られたりしました。 ピアジェの発達段階論では2〜7歳の時期を前操作期と設定していて、その特徴の1つに象徴機能の発達があります。象徴機能とは物事を他の物事や記号などで表すことであり、記号の代表例は言葉です。2歳後半の子供に言葉を用いた自己主張が見られるため、1歳前半の子供と比べて象徴機能が発達していると思います。このように、ピアジェの提唱した発達段階論に当てはまる学説なので、右肩上がりの発達観に関わると思います。
課題1 臨界期についての補足。臨界期とは神経可塑性が高い、つまり外界からの刺激や経験によって神経回路が再編成され記憶や学習の基盤となっている時期である。また、臨界期は脳の領域ごとにその時期が定まっている。一般的に,子供の脳は大人に比べて、可塑性が高いと言われている。たとえば,幼少期に英語を学習すれば比較的容易に習得できるが年齢に伴って可 塑性が低下するため、大人なってからではネイティブスピーカーと同程度の英語を身につけるのは困難である。 過去20年あまりの研究から脳の細胞外マトリクスが臨界期可塑性において重要な役割を果たすことが解明されつつある。細胞外マトリクスとは細胞の外側で形成される非細胞性の 構造であり,細胞の足場となり組織の形態形成に必須の役割を果たす。幼児期では精神回路が柔軟に変わるが、この細胞外マトリクスがシナプスの周りに形成され成体になると柔軟性が低下する。 出典:宮田真路「脳の柔軟性を決める分子機構」(2020)化学と生物.Vol. 58, No. 7, この情報を補足することで幼児期の臨界期から完全に学習が困難になるまでにかなりの時間があることがあることが明確になると思い補足しました。私はこの情報から細胞外マトリクスがシナプスの周りに形成され柔軟性が低下したとしても学習ができなくなったわけではないの臨界期が終わってからの全ての時期が鋭敏気なのではないかと考えた。 課題2(再投稿):ゲストアカウントで投稿してしまったため前回の投稿を削除することが困難です。このような形式で再投稿してしまい申し訳ありません。 ヴィゴツキ−の発達の最近接領域を紹介しようと思う。「ヴィゴツキ−(Vygotsky, L. S.)が提唱した「成熟と学習の相互依存的関係を表すモデルとして考えられ,問題解決場面において,子どもが独力で解決可能なレベル(= 現時点の発達水準)のほかに,大人や有能な仲間の援助のもとで可能となる,より高度なレベル(=潜在的な発達可能水準)を仮定し,この二つのレベルに囲まれた範囲を「最近接発達領域」とよび,教育が影響を与え得る部分はここにあると主張する。つまり教育の本質は子どもが成熟しつつある領域に働きかけるところにあり、したがって,教育的働きかけにより発達の可能水準が現時点の発達水準へと変わると同時に新たに発達可能水準が広がるという意味で教育は先導的な役割を果たすと考えたのである。」 出典:皆川直凡(2014)『子どもの最近接発達領域を考慮した教育事例の収集と分類』.鳴門教育大学学校教育研究紀要.第28巻. 自力で課題をこなすことができない領域から他者の支援があれば解決可能な領域になり自力で課題をこなすことができる段階にいたるこの発達理論はで段々と発達していく右肩上がりの発達観に該当すると思う。
課題1: 比較をしたのはよいと思いますが、このような対比は教科書でもなされていませんでしたか。それと、臨界期も敏感期も学習の成立時期について与えられた概念であることを確認してください。臨界期の永続性とは学習の成果が柊生残るという意味だし、非可逆性とは学習する以前には戻らないという意味です。 常体文(「である」)と敬体文(「です」「ます」)は混在させず、どちらかに統一してください。 課題2: ビアジェの学説について紹介していますか。ピアジェの学説は教科書で、発達段階論として紹介されていますよ。
3点差し上げます。
第7章 発達心理学 課題1 臨界期についての補足 臨界期とは、ある重要な変化や発達段階において、個人が特に敏感で影響を受けやすい時期を指す。臨界期における経験や学習は永続的で非可逆的ある。つまり、一生涯にわたって持続する可能性があるということである。永続的と非可逆的の違いとしては毎日野菜を食べる習慣を始めた場合これは永続的な変化です。それが続く限り影響は持続します。一方、非可逆的とは一度習慣として野菜を摂り始めた後、ある日野菜を食べないことに決めた場合、その日の習慣を変えることは非可逆的です。 このように、永続的な変化は一定期間以上続くことがあり、非可逆的な変化は一度発生すると元に戻りにくい性質を持っています。 これらのことを踏まえ敏感期と比較してみます。 敏感期とは発達の段階において特定の刺激や経験が特に効果的で、この期間内に得られると最も効果的な発達が期待されるが、過ぎても学習や変化が可能。影響は残りつつも、後の時期でも学習や変化が可能で、可塑性がある。 まとめると、臨界期は一度過ぎると影響が非常に制限され、非可逆的な変化が起こりやすい一方で、敏感期は一度過ぎても学習や変化が可能で、影響が残りつつも後の時期にも柔軟性があります。 補足理由は、臨界期はいかに大切な時期であるかが理解できればより教科書の内容を理解できやすくなると考えた。また他の人の投稿に敏感期と比較してみるととあったので書かせていただきました。 出典:https://bsd.neuroinf.jp/wiki/臨界期 課題2 認知発達理論について紹介します。 認知発達理論は子どもの知的発達が段階的に進むと考えられています。最初は感覚と運動による理解が主体で、次に言語の発達と記号的表現が加わり、さらに具体的な物事に対する論理的操作や最終的に抽象的で論理的な思考が展開されます。これらの段階は脳の発達と関係しており、新しい情報との作用を通じて脳が知識を構築し、進化していく様子が描かれています。なので、この理論は脳科学発達観において、知識獲得や思考の脳内基盤を理解する助けになります。 出典 ジャン・ピアジェ「知的発達の心理学」(The Psychology of Intelligence)
課題2: 学説を紹介をすることが課題2ではありませんよ。課題文で要請されていることを確認してください。
課題2: どうして該当すると思いますか。説明をしてください。
1点差し上げます。
課題1: 比較することで「何の」理解をすることができるのですか。 課題2: 何をもって、この理論が円環的であると主張しますか。説明をしてください。学説の内容を述べるだけでは説明にならないです。
2点差し上げます。
課題1: 三行目までの内容は教科書の内容と同じではないでしょうか。付加価値があるとすれば、音の聞き分けの情報ですが、これは理由として書くことではありません。新規情報(あなたの投稿なら「音の聞き分け」)を提示し、その情報が教科書理解にどう有用であるかを述べるのです。「これは、教科書のサルの実験と同じように、関連付けられていると思います」のところが理由なのかもしれませんが、日本語としてよくわからないです。「関連付けられている」とはどういうことですか。 典拠はなんでしょうか。 課題2: ピアジェ理論は教科書で「右肩上がりの発達観」として紹介されています。同じことを書いているのではないでしょうか。この課題が何を要請していたのかを確認してください。 最後の「右肩上がりの発達観」についての解説はよかったです。
第7章 問題2社会文化的発達観の学説を紹介します。 社会文化的発達観とは、教育は文化的な価値観に基づいており、社会文化的発達観では、学習環境や教育制度が個人の発達に与える影響が重要視され、人間の発達において、社会的な関わり、つまりコミュニケーションの重要性を強調する理論です。 「社会的相互行為への発達的アプローチ : 社会のなかで発達するロボットの可能性(<特集>社会的相互行為)」小嶋, 高田(2001) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsai/16/6/16_812/_article/-char/ja/
課題1: エリクソン理論を詳述することについては、これまでの投稿で何度かコメントしたので、それらを参照してください。 書き手が何者であるかわからないし、「参考文献」(「引用文献」でなく)をまとめましたという書き方になっているので、学術的信用性は疑うべき記事ではないとかと思います。 課題2: 三つの要因のどこが「生涯の獲得と喪失が混在した過程」に当たる部分ですか。それを明示しないといけないです。 典拠はなんでしょうか。
4点差し上げます。
課題1: 臨界期は別に言語獲得のみにあるものではありません。言語獲得に限定した情報を提供することは、「臨界期」という概念を理解するのにどう役立つのでしょうか。 商業サイトではないでしょうか。 課題2: 「1つひとつ(年齢)の発達段階がある」ことは、「右肩上がりの発達段階論に該当」する要件とはなりません。円環的発達観として例示されているエリクソンの理論でも、年代に相応したライフタスクがあるとしていますよ。
課題1: 「教科書では、臨界期という言葉の代わりに敏感期という言葉を使っているだけ」でしょうか。少なくとも二カ所(120ページ、122ページ)で言及があります。あなたは「時期が過ぎると、その感受性は消えてしまう」とか、「特定の能力や影響の受容性が徐々に衰退する」ことしか述べていませんが、教科書には「敏感期」でも学習が可能なことと、その言葉に込められた意義が書かれています。 この資料、学術的信憑性が担保できていますか。 課題2: 心理(個人)の発達に限定していなかったので、こういう記事も否定はできませんが、普通に考えれば社会の発達ではなく個人の発達を論じるところだと思います。なお「技術決定論」は、技術の影響の大きさと一方向性を指示した用語で、この記事を読んでも「右肩上がりの発達観」を思わせるものはないと思います。
課題2、右肩上がりの発達観 ローレンスコールバーグの道徳的発達理論が該当すると思います。 個人が異なる段階を順序立てて経験し、必要な知識、価値観を身につけ道徳判断が発達していくという理論。
課題1 ライフサイクルについての補足、エリクソンのライフサイクル論は生物としての発達課題を8段階に設定して、乳児期、幼児期、遊戯期、学童期、青年期、前成人期、成人期老年期に分けられている。教科書のライフサイクルの後に書かれているライフタスクとライフサイクル論の発達段階を比較することで理解をすることができる。 出典 https://psychologist.x0.com/terms/144.html#1
課題2 生涯発達についての学説、発達の幼児期の終わりまでに育ってほしい姿「10の姿」の説明がされており、健康な心と体、自立心、協調性、道徳性・規範意識の芽生え、社会生活との関り、思考力の芽生え、自然との関り・生命尊重、数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚、 言葉による伝え合いという発達目標が記されている。生涯発達がエリクソンのライフサイクル論では8段階に分けられているが、幼児期の中でもさらに発達の目標が10個設けられている。この学説は円環としての生涯発達に関連している。 出典 https://www.jstage.jst.go.jp/article/shuko/40/0/40_47/_pdf/-char/en
課題1: 知覚的狭窄化について補足する。 知覚的狭窄化とは、幼児期において広範囲に対する識別能力が発達し、その後特定の情報や刺激に焦点を絞るようになる現象を指します。幼児期には多様な刺激や情報に対して識別能力が高いのですが、成長するにつれてこの能力は特定の経験や文化に基づいたものに向かって狭窄化していく。 補足した理由は、例えば、赤ちゃんは幅広い言語の音を聞き分けられますが、成長するにつれて話される言語に限定された識別能力が強くなる。同様に、幼児期には多様な顔を識別できますが、特定の人種や文化によって特徴づけられた顔を識別する能力が強化される。これは、教科書のサルの実験と同じように、関連付けられていると思います。なので、知覚的狭窄化の理解と、教科書の理解を深めるために、補足しました。
課題2:認知発達理論について説明します 認知発達理論は、子供が成長する過程で知識を獲得し、認知能力が発達する過程を説明する理論です。主にジャン・ピアジェによって提唱されたこの理論では、子供の認知発達は段階的に進行し、特定の時期や年齢で特定の能力が発達するとされている。
認知発達理論は、「右肩上がりの発達観」に該当します。
「右肩上がりの発達観」とは、発達が段階的かつ一方向へ向かって進むという考え方を指します。認知発達理論では、子供が年齢や経験とともに段階的に認知能力を発達させるプロセスを示しています。つまり、段階を追うごとに、認知能力がより高度になり、より複雑な思考を可能にするという考え方です。
7章 発達心理学
課題1 エリクソンの発達段階についての追記です。 エリクソンは生涯発達には8つの発達段階がある。 第1段階の乳児期(0~1歳半)には信頼感が育まれ、希望(hope)の力を身に付けられる。第2段階の幼児前期(1歳半~3歳)には自律性が育つ時期で意志(will)の力を獲得する。第3段階の遊戯期(3~5歳)には自発性・積極性が育ちやすく、目的意識(porpose)という力を獲得していく。第4段階の学童期(5~12歳)には勤勉性を獲得、能力(conpetency)を理解する。第5段階の青年期(12~18歳)にはアイデンティティを獲得し、忠誠(fidelity)の力を獲得。第6段階の初期成人期(18~40歳)には親密性を育み、愛情(love)の力を得ることができる。第7段階の壮年期(40~65歳)には次世代育成能力を身に付け、世話(care)の能力を得られる。第8段階の老年期(65歳以上)には自己統合、賢さ(wisdom)を獲得する。 リンク
この情報を追加することで、どの段階でどのような力を得ることができるのかより理解することができる。 そして、人は大人になっても発達することを知ることができる。
課題2 バルテスの生涯発達理論について説明します。 バルテスは発達に対する影響要因について理論化し、生涯発達の理論を示した。発達に影響を及ぼす「遺伝定期要因」と「環境的要因」そしてその相互作用を3種類の要因に分けて生涯にわたってそれぞれの要因の影響力が変化することを示している。 1つ目の要因は年齢と関連している成長、成熟に関わる生物的要因とそれに関わる家庭や学校における環境的要因の相互作用によるもので『標準年齢的要因』と呼ばれており、標準的要因は、学童期には強く働いて、青年期にかけて小さくなっていき、その後老年期に向けて発達への影響力を強めていく。子供から青年期までの多くの発達研究はこの要因に着目しているといえる。 2つ目の要因はある世代、集団に共通する経済的状況、戦争、社会的変化などで『標準歴史的要因』と呼ばれている。標準歴史的要因は、特に青年期や成人期の初期の発達に大きい影響を持つと考えられている。 3つ目の要因は人生における個人的な出来事だ。例えば、転職・転居・自己・失業・離婚など多くの人に生じるわけではないが大きな影響を与えるライフイベントによる影響で『非標準的要因』と呼ばれている。非標準的要因は、年齢と共に影響が大きくなっていき、老年には最も大きな影響を持つ要因となる。 この3つの要因から生涯発達理論は生涯の獲得と喪失が混在した過程であり、円環としての発達観といえると考える。
1、臨界期についての補足情報 臨界期は、基本的に6歳未満の子供に存在している。教科書では、外国語は12歳の幼児でも学習するとあるが、外国語を除いて基本的に臨界期が存在する期間は、6歳未満の幼児である。 なぜ、これが教科書の理解に役立つと思ったのかというと、教科書では、外国語の臨界期が存在する期間が示されており、一般的には、12歳まで存在するのかなと思ったからである。 https://edu-biz.johnan.jp/education-info/brain-science/info20220112-7/
2、フロイトの発達段階理論について フロイトは、「口唇期」「肛門期」「男根期」「潜伏期」「性器期」の 5 段階を設け、各段階での身体的部位で得られる快感をどのように受け取るのが性格の中心的な元型を形成する重要な条件であると唱えた。これは、j.ピアジェの右肩上がりの発達段階論に該当している。ピアジェも年齢で、発達段階を示しているように、フロイトも年齢で進呈的部位で得れれる快感というと理論を唱えており、共に1つひとつ(年齢)の発達段階があると唱えているのが理由である。https://www.doho.ac.jp/images/pdf/opencampus/2020/lm0711-ishimaki2.pdf
7章 発達心理学 課題1 敏感期についての追加情報です。幼児期における、ある特定の事柄に対して、強い感受性が表れる、ある特定の時期を言います。特筆すべきことは、敏感期にある内は、その特定の事柄は、簡単に吸収されるが、時期が過ぎると、その感受性は消えてしまうことです。例えば、 幼児期において言語習得や視覚能力の発達には敏感期が存在する。言語獲得において、特定の音や言葉に対する敏感期があり、その期間中に適切な刺激が得られないと、後の言語学習が難しくなることがある。同様に、視覚能力の発達においても、特定の視覚刺激に対する敏感期が存在し、この期間中に視覚刺激が不足すると、視覚の発達に影響を与える可能性がある。言語や視覚などの具体的な発達領域に焦点を当てたり、異なる学習経験や環境刺激について考えることがある。敏感期が終わると、特定の能力や影響の受容性が徐々に衰退する。教科書では、臨界期という言葉の代わりに敏感期という言葉を使っているだけで、敏感期について深く書かれていないので情報を追加しました。追加することで、敏感期について、深く理解することができます。
http://www.marieanne.biz/method/method2.html#:~:text=敏感期とは、幼児,感受性は消えてしまう。
課題2 技術決定論とは、技術が社会や文化の進化を牽引し、向上させるという考え方であり、右肩上がりの発達観に関連している。この学説はマルクスに起源がある。技術決定論によると、新しい技術が導入されると、それが社会構造や人々の行動に大きな影響を与え、時には社会全体を変える力を持っていると考えられる。この理論は、技術が文化や社会を形成し、進化させる一因である。したがって、技術決定論は、「右肩上がりの発達観」に該当すると考えられる。 http://tanemura.la.coocan.jp/re3_index/2K/ki_technological_determinism_and_cultural_determinism.html
課題1: これはピアジェの学説ですね。それも一つの発達段階論ではありますが、ピアジェ学説を詳述することはこの教科書のレベルでは必要ないとされているようです。むしろ発達段階論とはどういう発達観なのかを理解してもらうことが、教科書の目的だと思います。 課題2: それで、これはどの発達観に該当するのですか。 この記事の学術的な信用性は保証できるのでしょうか。
課題1: エリクソンの理論を詳述することについては、先行するいくつかのコメントに記しておきましたので参照してください。 これは商業サイトではないでしょうか。 課題2: この学説が円環としての発達観に該当すると言える理由を明示してください。学説を紹介して、「ほらわかるでしょ」的な書き方は説明ではありません。紹介された情報のどこをどう解すればよいのかがわからないからです。 この記事も学術的信憑性を疑ってかかるべきだと思います。
1.発達段階論について補足します。 0~24ヶ月では対象物の永続性の理解や表像機能を獲得します。 2~7.8歳では象微機能が発達し物事を他に置き換えて表現するごっこ遊びのようなものをするようになります。 9~12歳では脱中心化が進み他者の視点を持つようになります。 12歳以降は命題に対して仮説を取り上げ真偽を検証するということが出来るようになります。
https://psychologist.x0.com/terms/143.html 補足した理由は段階別に何ができるようになるのかを詳しくする事で教科書の理解が深まると思ったからです。 2.生涯発達について説明します。 生涯発達とは単に子どもが大人になる過程だけではなく、おとなの時期における変化や老人期の衰退を中心とした変化をも発達という概念に含み込む。つまり、人の変化をよくなる方向だけで解析するのではなく、変わらないこと、衰えてゆくことの価値をも検討していこうとする事である。https://www.p.u-tokyo.ac.jp/lab/ichikawa/johoka/2003/group1/matome5.htm
課題1: 「臨界期」はもともと動物行動学から出てきた概念なので、動物にも当てはまります。教科書にはそのことが書いてないことは確かです。それはいいとして、この記事はそのことと関係あるかというと、別のことに言及しているように読めます。この記事によって、「臨界期」について何を言いたかったのでしょうか。 この記事では「臨界期」と書かれていますが、学習機会を逸してもそれ以降の学習経験によって回復が見られることから、「敏感期」と呼ぶ方が適切ではないかと思いました。これは、この記事に対する注文です。 課題2: ビアジェの発達論は「右肩上がりの発達観」として、教科書で紹介されています。この課題2がどういう課題であったかを、確認してください。
課題1: 一つの情報が提供されていますが、それが教科書理解にどうつながるのかがよくわかりません。 「正確で精緻な処理が可能だろうなとど、予測のような語尾だったため」ということを理由にするのであれば、「他にも起こる現象がないか調べ」るのは間違った選択ではないでしょうか。「正確で精緻な処理が可能かどうかを調べてみた」という選択であるべきかと思います。 課題2: 課題文で要求されていることと違うことに答えてしまっていませんか。
課題1: エリクソン理論について詳述することについては、すでに先行するコメントで記しておいたので参照してください。 課題2: 「段階を踏む」とはどういうことで、それがどうして「右肩上がりの発達観」であることを表しているのでしょうか。
課題1: これまでも述べましたが、ここまでの情報を教科書は必要と考えていないと思います。エリクソン理論自体はとても重要なので、知っておいてもよい情報ではあります。 課題2: ゲゼルの学説については二人目です。先行する投稿のコメントも参考にしてください。「右肩上がりの発達段階論」だとは思いますが、説明に工夫があるといいですね。「右肩上がりの発達段階論」の本質的な特徴とは何かを特定して、それがゲゼルの学説のこういうところに現れているという書き方をしたらよいのではないかと思いました。
5点差し上げます。
課題1: これらの情報が増えると、どうして「円環としての生涯発達の理解が深まる」のでしょうか。この情報のどこが鍵なのですか。 課題2: 「発達段階を一つ一つ踏んでいる」という表現は曖昧です。これが「右上がり」であることを説明する書き方の方がいいと思います。どういう発達観であるかという特定には成功していると思います。
課題1: 先行する投稿ですでに述べましたが、エリクソンの理論自体は非常に重要だと思います。しかしこの教科書のレベルでは、そこまで知っておく必要はないということなのですね。「理解が深まる」とのことですが、どう深まったのでしょうか。情報が増えたことはわかりました。 課題2: ユングの理論のどこが「円環的」ですか。 「このことから」という接続の仕方はあまり好ましくありません。そこまでに書かれたことのどこが、結論とつながるのかが曖昧になるからです。
出典 https://note.com/yoru_to_kiri/n/n7f5538a044ce
課題1 発達段階論についての補足情報です。 エリクソンが提唱している発達段階には8つの段階があります。8つの段階と子どもの成長に合わせて、教育や新たな課題をクリアしていくと脳がよりスムーズにアップデートされていくという考え方です。0歳から2歳の間は親に対して基本的信頼感を得る時期であったり、2歳から4歳の時期は、意識を得る時期のようにそれぞれに得られるものがあります。思春期というのもその1つで、13歳から19歳の間にくる時期のことで、私たちも中学、高校生の時期には、異性関係や友人関係、家族関係に悩まされる時期であったと、今になって理解できます。このような1つ1つの時期が長い人生の中で8つの段階で訪れるということです。よく子どもの成長に合わない教育を行ってしまうケースもあり、脳に負担のかかってしまう原因は、この8つの発達段階をよく理解していないからだと言えるだろう。 この情報を追加した理由は、教科書には、発達段階について、大まかに時期があり、この時期を理解することが重要だということしか書かれていなかったので、発達段階の本質を補足した方が理解が深まると考えたからです。 出典 https://coeteco.jp/articles/10725
課題2 私は、ユングのライフサイクル論について紹介します。ユングのライフサイクル論とは、人生を少年、成人前期、中年、老人の4つの時期に分けたものです。4つの時期にはそれぞれ転換期があり、転換期に入ると人生での新たな課題に直面し、クリアしていく時期がくる。ユングのライフサイクル論は円環としての発達感に該当すると考えました。
課題1: 「エリクソンとライフスタイル(「ライフサイクル」ですか?)の繋がり」とはなんでしょう。あなたの情報では、ライフサイクルに含まれるライフタスクが書かれていますが、それでどうして「エリクソンとライフスタイル(「ライフサイクル」?)の繋がり」がわかりやすくなるのかが見当つかないです。 課題2: 「ゲゼルの熟成優位説」とは、成熟か学習かいずれが発達にとって優位なのかという点を強調した言い方になります。そのあとの説明も、成熟が優位であることを示す事例です。段階論であるという点が学説名からも、説明からも抜けているのではないでしょうか。ゲゼルの学説の抜き出し方を工夫するとよかったと思いました。
課題1:ライフサイクルについての補足
エリクソンが提唱した発達段階論は 「ライフサイクル論」と言い、人間の生涯を8つの発達段階に分けて、 各段階における発達課題を示しています。エリクソンの理論は、フロイトの「心理性的発達理論」に心理社 会的な視点を加えたもので、「心理社会的発達理論」とも呼ばれています。
エリクソンは人間の生涯が8つのライフステージに分けられると提唱しています。
①乳児期 (0歳~1歳半) 基本的信頼 vs 不信
②幼児期前期(1歳半~3歳) 自律性 vs 恥・疑惑
③幼児期後期(3歳~6歳) 自発性 vs 罪悪感
④学童期(6歳~13歳) 勤勉性 vs 劣等感
⑤青年期(13歳~22歳) アイデンティティの確立vs 役割の混乱
⑥成人期(22歳~40歳) 親密性 vs 孤独
⑦壮年期(40歳~65歳) 生殖性 vs 停滞
⑧65歳~(65歳~) 自我の統合 vs 絕望
出典:https://39mag.benesse.ne.jp/kosodate/learning/content/gallery/?id=113347&img_id=b76bae99-19aa-46a0-8bc1-218e7af0ffb3.jpg
補足した理由としては、エリクソンのライフサイクルをどんなものか理解することで、生涯発達について理解が深まると考えたからだ。
課題2:多段階形成理論について紹介する。
第1段階、行為の定位的基礎をつくりだす段階であり、行為の目的についての必要な説明及び行為遂行のと きに何に定位し,どのように行為すべきかが示される。
第2段階,物質的または物質化された行為の段階であ り、学習者は外的な,物質的な,拡げられた形式で行為 を遂行する。行為の構成素である操作の1つ1つに外か らコントロールがなされる。
第3段階、外言における行為の段階であり,行為を外的・物質的な支えに依存しないでコトバを外に出す形式だけで行なう。ここでもまだ各操作ごとに外からコント ロールがなされる。
第4段階、自分にむけられた(自分のための) 外言の 段階であり,つぶやきの形式で行為を行なう。ここで は、各操作の結果,そして更に行為の一般的結果だけが コントロールされる。
第5段階.知的行為の段階であり,行為は最終的に形成され,内言形式で行なわれる。このような段階を経て,行為は内面されるとともに一般化され、短縮され、自動化される。
出典:新井邦二郎『知的行為の多段階形成理論』
5段階1~の発達段階を一つ一つ踏んでいることから、右肩上がりの発達段階論に該当する。 理由は、一つひとつの発達段階という階段を上っていくことが発達段階論に当てはまっているから、成人発達理論は右肩上がりの発達段階論に該当していると考える。
第7章 発達心理学の課題
課題1:「発達」「環境」に関する情報を補足する。
行動遺伝学の知能研究では、家系内の成員同士のさまざまな形質の類似度を相関係数で表し、個人差を形成する効果の大きさを遺伝と環境に分離して推定する。多数の遺伝子による相加的な効果を遺伝要因として、遺伝では説明できない効果のうち、生育時に共有された環境を共有環境要因、さらに共有環境でも説明できない効果、つまり生育時に共有されない独自の体験などを非共有環境要因として表現する。研究から、一般知能の個人差の50〜70%が遺伝要因の効果であることが明らかになっており、この値は性格などのパーソナルな形質より高い。また、知能の個人差に与える遺伝と環境の影響は、児童期で遺伝30%共有環境30%程度なのに対し、成人期までに遺伝の影響が50%を超え共有環境の影響は消失するなど、発達の過程で変化することも明らかになっている。
出典:繁桝算男(2022)「心理学概論」遠見書房.
この情報を補足したのは、教科書では敏感期など環境要因が与える影響に触れている部分が多く、遺伝要因がどういった影響を与えるかについてはあまり触れられていなかったためである。また、教科書で示されなかった遺伝と環境が発達に与える作用がどのように研究されたのかや、形質によって遺伝・環境からの影響度合いが異なること、発達段階によっても影響度合いが変わることを示すことでより発達への理解が深まると考えたためである。
課題2:共感性の発達についての学説を紹介する。
ホフマンは道徳性の発達を4つの段階で説明した。第1段階は全体的共感であり、〜1歳ごろに獲得される。この段階では泣く乳児を見て泣くといった原初的な共感(情動感染)が表れる。第2段階は自己中心的共感であり、1〜2歳ごろに獲得される。この段階では他者の変化に気づけるが、泣く他者を見て自分の好きなものを与えて慰めようとするといったように、自分中心でしか他者の状態を理解できない。第3段階は他者感情への共感であり、2,3〜4歳ごろに獲得される。この段階ではその場の状況や表情から他者感情を理解し、要求に合った援助ができるようになる。第4段階は他者の生活状況や人生への共感であり、児童期後期までに獲得される。この段階では他者の全般的な生活状況や人生を想像し、哀れみや労りを向けることができるようになる。
この学説は段階的に能力を獲得する過程を説明しており、右肩上がりの発達観に該当する学説である。
出典:中道圭人・小川翔大(2021)「教育職・心理職のための発達心理学」ナカニシヤ出版.
7章 発達心理学
・課題1
私はライフタスクというキーワードを取り上げます。概要は理解できますが、具体的にどのような課題があるのか気になった為です。
調べた際、とあるサイトではライフタスクは大きく3種に分別されるとありました。
1つは仕事のタスク。職場や学校等で生活する上で必要ではありますが、永続はしない人間関係に関する課題。
2つ目は交友のタスク。永続はしますが、運命をともにしない友人等の人間関係に関する課題。
最後に愛のタスク。永続し、運命をともにする結婚相手や子供に対する人間関係の課題。
私は教科書を読んだ時点では、ライフタスクとは「テストで良い点を取る」「進学する」といった方向の課題だと思っていましたが、実際は人間関係に重きを置いた課題だったのだと理解することが出来ました。
参考サイト(http://rinnsyou.com/archives/369)
・課題2
私は、脳科学的発達観を取り上げた上で、「生涯発達における幼児期」という論文からでの考えを紹介したく思います。
この論文では、教科書と同じように生涯発達という観点に注目する事で、「発達という変化には、子ども から高齢者までのどの時期にも新しい能力の発現 もあれば衰退もある」と記している。
教科書ではこの後に、シナプスやニューロンを用いた説明がなされていましたが、この論文ではピアジェの発達段階論のように人間の一生を段階的に分けた上で、分けられた年代毎の精神状態や環境、人間関係によって能力の足し引きが行われていると説明されていました。
教科書の説明のシナプスの刈り込みの様な、思考回路の最適化の方向性とは異なりますが、同じ生涯発達に着目している点や「発達とは得ることだけでは無い」という考え方から、この論文の説も脳科学的発達論の1つだと考えます。
引用(https://www.jstage.jst.go.jp/article/shuko/40/0/40_47/_pdf/-char/en)
第7章 発達心理学の課題
課題1
シナプスの刈り込みについての補足情報
生後発達期の神経系において,出生直後にいったん過剰にシナプスが形成された後,環境や経験に依存して必要なシナプスは強められて残り,不要なシナプスは除去されることが知られている.この現象は「シナプス刈り込み」と呼ばれており,機能的でむだの少ない神経回路を作るための基本的過程であると考えられている.
出典 https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2016.880621/data/index.html
教科書には、シナプスの刈り込みを行うメリットについて、シナプスが繋がりすぎていることは、多様な処理が可能な一方、無駄も多く不正確で時間もかかることと予想される。この無駄を減らすことで、すばやく正確で精緻な処理が可能となるのだろう。と書かれている。シナプスの刈り込みを行うことで、すばやく正確で精緻な処理が可能になることはわかったが、必要なシナプスと不必要なシナプスはどのようにして決められるのかが疑問に思った。情報には、環境や経験に依存して必要なシナプスは強められて残り、不要なシナプスは除去されることが知られている。と書かれている。この情報はシナプスの刈り込みについての知識が増えることと、シナプスの数は8ヶ月で最大になった後、青年期に向けて徐々に減っていき、その後成人のレベルで生涯をすごす。という教科書の書き込みに対して、なぜ青年期に向けて徐々に減っていくのかという問いの答えとしても運用することができる。
>> 984
p.117にP.R.ハッテンロッカーは、胎児、乳児、児童、青年、老人と、ヒトが年齢を積み重ねていく中で、脳のニューロンの大きさとシナプスの数をそれぞれの脳を対象に検討した。と書かれているので、個人のデータではなく胎児一人、乳児一人、のように複数人からデータを採取したのではないかなと思います。
時間が空いてしまっているので、まだ解決されてないようでしたら参考にしてください。
第7章 発達心理学
課題1 臨界期について説明します。
臨界期とは、人間の脳が学習するのに適切な時期のことを指し、その時期を過ぎてしまうと学習が困難になってしまいます。主に臨界期は、言語(0歳〜9歳)・運動能力(0歳〜4歳)・絶対音感(0歳〜4歳)・数学的能力(1歳〜4歳)と言われています。
臨界期を補足した理由としては、臨界期についてより知ることで理解も深まります。また、教科書内で詳しく説明がなかった為です。
https://www.brainglish-intlschool.com/column/brainscience-uehonmachi-english-nurseryschool/#:~:text=臨界期とは、「人間,な時期」を指します。
課題2 自分は、愛着行動について説明します。
愛着行動とは、親の養育行動を誘うような行動(微笑む、泣く、しがみつく等)です。愛着行動は、発達の過程で変化していきます。 生後3カ月までは、親とそれ以外の人を区別せず、誰に対しても愛着行動をとります。それから徐々に人を選ぶようになり、6カ月から2歳ごろにかけて、特定の人に対する愛着がはっきりとしてきます。人見知りをしたり、親にしがみつく、後を追いかけるといった行動がみられるのも、この頃です。 2歳以降になると、「親が今そばにいなくても、いずれ戻ってくる」ということを理解できるようになるため、行動や感情が安定してきます。
これらは、右肩上がりの発達観に該当していると考えます。この右肩上がりには段階的に成長していくという意味でも捉えられる為、この愛着行動にも当てはまると思います。
https://yotsuyagakuin-tsushin.com/b_psychology-blog/development-theory/
課題1:シナプスの刈り込みについて
生後すぐにシナプスが過剰に形成され、その後に不要なシナプス結合は弱体化、やがて除去される現象のことをシナプス刈り込みと呼ぶ。
シナプス刈り込みは不要なものを除去するだけではなく、残るシナプス結合を強化する働きや、精神疾患を予防する働きがある。
シナプスの除去が不十分だった場合にも精神疾患(自閉スペクトラム症や統合失調症など)が起こる可能性がある。しかし、除去が過剰に行われてしまった場合でも精神疾患などのリスクがある。
また、シナプス刈り込みには前期過程と後期過程が存在している。
https://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20140808.pdf
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2016.880621/data/index.html
ただ減るだけでなく結合が強化されているのだと言う点、精神疾患のリスクの軽減という点などから、なぜ増やしてから減らすのかという疑問により納得しやすなったのではないかと思った。
課題2: ハヴィガーストの発達理論
ハヴィガーストは人間の生涯を6段階(乳児期、早期児童期、中期児童期、青年期、早期成人期、中年期、老年期)に分け、それぞれの段階で達成するべき課題を提唱している。
また、ハヴィガーストは生きていくことや成長することは学習であるとしている。
https://core.ac.uk/download/35423367.pdf
課題を提唱していることや、生きていくことや成長することを学習といっているので、この理論は右肩上がりの発達段階論なのではないかと考えました。
>> 988
7章 発達心理学 再提出
課題1.
ライフタスクについての補足情報です。
各段階における発達課題には前向きな発達だけではなく退行的、病理的方向も想定した心理社会的な危機があると考えられています。ここでの危機とは分かれ目、岐路という意味を含んでいます。例えば、青年期の課題は「アイデンティティ対アイデンティティの拡散」となっており、肯定的な面と否定的な面の両方が強調され、その危機を乗り越えていくことが課題とみなされています。
出典
藤原保監「最新 心理学辞典」2013 平凡社.
補足した理由
先生から情報を増やす意味についてのご指摘を受け、もう一度考えてみたところ、ライフタスクを詳しく紹介することにより、円環としての生涯発達を正しく認識することができると考えました。この補足の中で私が一番必要だと思った点は、「危機を乗り越えていくことが課題」であるという点です。その時期の危機を乗り越え、次の課題が生まれるという点を補足することで円環としての生涯発達としてわかりやすく説明でき、その点において貢献すると考えました。
課題2.
自己理解発達モデルについて紹介します。
自己理解発達モデルは、理解の対象となる自己を、身体的自己、行動的自己、社会的自己、心理的自己の4領域から捉えます。各領域の自己理解の発達は、それぞれに共通する4つの段階を経ます。具体的には、子供が領域ごとに自己としてのまとまりを規定しはじめ、周囲との比較から把握し、対人関係の中に新たな自己を取り入れ、最終的には自己の信念や方針として体系化するというものです。Damon,&Hart (1988)が考えたモデルであり、自己の様々な側面(自己定義・自己評価・自己の関心など)に及ぶ複数の質問項目をより具体的な形で子どもに投げかけるというインタビュー法によって,幼児期から青年期の自己の多面的理解の発達を探るものです。このモデルは、発達によって変化する自己理解を捉えるものであるため、このなかには発達によって失った自己理解、手に入れた自己理解があります。幼児期から青年期の自己理解の変化を捉えたこのモデルはこの点で脳科学的発達観に該当すると考えました。
出典
小野直人・若林上総 「知的障害特別支援学校児童生徒の自己理解を指導する際の優先度に関する教師の意識」 宮崎大学教育学部紀 101 65-75.
>> 1012
出典に挙げられていたものを自分なりに読んで見たのですが、紹介はすべて同じで、心理社会的発達理論とライフサイクル論は使い方も同じだという結論になりました。
心理社会的発達理論では、乳児期から老年期までのそれぞれの発達段階(ライフステージ)において、個々のパーソナリィティーが心理社会的に発達し、それぞれの段階に特徴が現れ、獲得すべき発達課題がある。(新川明子)
ライフサイクル論では、生涯を8つの段階に分けている。そのそれぞれの段階において、心理社会的危機、言い換えれば、その発達段階固有の葛藤が生じるとした。(小沢一仁)
上記の2つから、心理社会的発達理論とライフサイクル論は同じ使い方をするという結論になりました。
自分なりに解釈したものなので、参考程度に読んでみてください
課題1
発達段階論について補足します。
感覚運動期の特徴は永続性・表象機能の獲得、前操作期の特徴は象徴機能の獲得・直感的思考・自己中心性、具体的操作期の特徴は論理的思考・脱中心化・保存性、形式的操作期の特徴は抽象的思考・仮説的思考です。
ひとつひとつの発達段階という階段を上ることとは何か、4つの時期を設けられた上でその時期に身につける技能が説明されていないため、時期ごとにできることとできないことを各々の読者が同じように理解することは難しいと思いました。そのため、発達心理学に基づきつつ、年齢とともに人がステップアップしていると分かる情報を付け加えるべきだと思いました。
課題2
右肩上がりの発達観に関わると思った学説を紹介します。
1〜2歳児同士のやりとりを約1年間観察し、分析を行いました。結果、1歳前半には発声による主張が特徴的に見られたり、2歳後半にかけて情動や行動を制御した発話や交渉的表現など、よりスキルフルな自己主張が見られたりしました。
ピアジェの発達段階論では2〜7歳の時期を前操作期と設定していて、その特徴の1つに象徴機能の発達があります。象徴機能とは物事を他の物事や記号などで表すことであり、記号の代表例は言葉です。2歳後半の子供に言葉を用いた自己主張が見られるため、1歳前半の子供と比べて象徴機能が発達していると思います。このように、ピアジェの提唱した発達段階論に当てはまる学説なので、右肩上がりの発達観に関わると思います。
課題1
臨界期についての補足。臨界期とは神経可塑性が高い、つまり外界からの刺激や経験によって神経回路が再編成され記憶や学習の基盤となっている時期である。また、臨界期は脳の領域ごとにその時期が定まっている。一般的に,子供の脳は大人に比べて、可塑性が高いと言われている。たとえば,幼少期に英語を学習すれば比較的容易に習得できるが年齢に伴って可 塑性が低下するため、大人なってからではネイティブスピーカーと同程度の英語を身につけるのは困難である。 過去20年あまりの研究から脳の細胞外マトリクスが臨界期可塑性において重要な役割を果たすことが解明されつつある。細胞外マトリクスとは細胞の外側で形成される非細胞性の 構造であり,細胞の足場となり組織の形態形成に必須の役割を果たす。幼児期では精神回路が柔軟に変わるが、この細胞外マトリクスがシナプスの周りに形成され成体になると柔軟性が低下する。
出典:宮田真路「脳の柔軟性を決める分子機構」(2020)化学と生物.Vol. 58, No. 7,
この情報を補足することで幼児期の臨界期から完全に学習が困難になるまでにかなりの時間があることがあることが明確になると思い補足しました。私はこの情報から細胞外マトリクスがシナプスの周りに形成され柔軟性が低下したとしても学習ができなくなったわけではないの臨界期が終わってからの全ての時期が鋭敏気なのではないかと考えた。
課題2(再投稿):ゲストアカウントで投稿してしまったため前回の投稿を削除することが困難です。このような形式で再投稿してしまい申し訳ありません。
ヴィゴツキ−の発達の最近接領域を紹介しようと思う。「ヴィゴツキ−(Vygotsky, L. S.)が提唱した「成熟と学習の相互依存的関係を表すモデルとして考えられ,問題解決場面において,子どもが独力で解決可能なレベル(= 現時点の発達水準)のほかに,大人や有能な仲間の援助のもとで可能となる,より高度なレベル(=潜在的な発達可能水準)を仮定し,この二つのレベルに囲まれた範囲を「最近接発達領域」とよび,教育が影響を与え得る部分はここにあると主張する。つまり教育の本質は子どもが成熟しつつある領域に働きかけるところにあり、したがって,教育的働きかけにより発達の可能水準が現時点の発達水準へと変わると同時に新たに発達可能水準が広がるという意味で教育は先導的な役割を果たすと考えたのである。」
出典:皆川直凡(2014)『子どもの最近接発達領域を考慮した教育事例の収集と分類』.鳴門教育大学学校教育研究紀要.第28巻.
自力で課題をこなすことができない領域から他者の支援があれば解決可能な領域になり自力で課題をこなすことができる段階にいたるこの発達理論はで段々と発達していく右肩上がりの発達観に該当すると思う。
課題1: 比較をしたのはよいと思いますが、このような対比は教科書でもなされていませんでしたか。それと、臨界期も敏感期も学習の成立時期について与えられた概念であることを確認してください。臨界期の永続性とは学習の成果が柊生残るという意味だし、非可逆性とは学習する以前には戻らないという意味です。
常体文(「である」)と敬体文(「です」「ます」)は混在させず、どちらかに統一してください。
課題2: ビアジェの学説について紹介していますか。ピアジェの学説は教科書で、発達段階論として紹介されていますよ。
3点差し上げます。
第7章 発達心理学
課題1 臨界期についての補足
臨界期とは、ある重要な変化や発達段階において、個人が特に敏感で影響を受けやすい時期を指す。臨界期における経験や学習は永続的で非可逆的ある。つまり、一生涯にわたって持続する可能性があるということである。永続的と非可逆的の違いとしては毎日野菜を食べる習慣を始めた場合これは永続的な変化です。それが続く限り影響は持続します。一方、非可逆的とは一度習慣として野菜を摂り始めた後、ある日野菜を食べないことに決めた場合、その日の習慣を変えることは非可逆的です。
このように、永続的な変化は一定期間以上続くことがあり、非可逆的な変化は一度発生すると元に戻りにくい性質を持っています。
これらのことを踏まえ敏感期と比較してみます。
敏感期とは発達の段階において特定の刺激や経験が特に効果的で、この期間内に得られると最も効果的な発達が期待されるが、過ぎても学習や変化が可能。影響は残りつつも、後の時期でも学習や変化が可能で、可塑性がある。
まとめると、臨界期は一度過ぎると影響が非常に制限され、非可逆的な変化が起こりやすい一方で、敏感期は一度過ぎても学習や変化が可能で、影響が残りつつも後の時期にも柔軟性があります。
補足理由は、臨界期はいかに大切な時期であるかが理解できればより教科書の内容を理解できやすくなると考えた。また他の人の投稿に敏感期と比較してみるととあったので書かせていただきました。
出典:https://bsd.neuroinf.jp/wiki/臨界期
課題2
認知発達理論について紹介します。
認知発達理論は子どもの知的発達が段階的に進むと考えられています。最初は感覚と運動による理解が主体で、次に言語の発達と記号的表現が加わり、さらに具体的な物事に対する論理的操作や最終的に抽象的で論理的な思考が展開されます。これらの段階は脳の発達と関係しており、新しい情報との作用を通じて脳が知識を構築し、進化していく様子が描かれています。なので、この理論は脳科学発達観において、知識獲得や思考の脳内基盤を理解する助けになります。
出典
ジャン・ピアジェ「知的発達の心理学」(The Psychology of Intelligence)
課題2: 学説を紹介をすることが課題2ではありませんよ。課題文で要請されていることを確認してください。
課題2: どうして該当すると思いますか。説明をしてください。
1点差し上げます。
課題1: 比較することで「何の」理解をすることができるのですか。
課題2: 何をもって、この理論が円環的であると主張しますか。説明をしてください。学説の内容を述べるだけでは説明にならないです。
2点差し上げます。
課題1: 三行目までの内容は教科書の内容と同じではないでしょうか。付加価値があるとすれば、音の聞き分けの情報ですが、これは理由として書くことではありません。新規情報(あなたの投稿なら「音の聞き分け」)を提示し、その情報が教科書理解にどう有用であるかを述べるのです。「これは、教科書のサルの実験と同じように、関連付けられていると思います」のところが理由なのかもしれませんが、日本語としてよくわからないです。「関連付けられている」とはどういうことですか。
典拠はなんでしょうか。
課題2: ピアジェ理論は教科書で「右肩上がりの発達観」として紹介されています。同じことを書いているのではないでしょうか。この課題が何を要請していたのかを確認してください。
最後の「右肩上がりの発達観」についての解説はよかったです。
3点差し上げます。
第7章
問題2社会文化的発達観の学説を紹介します。
社会文化的発達観とは、教育は文化的な価値観に基づいており、社会文化的発達観では、学習環境や教育制度が個人の発達に与える影響が重要視され、人間の発達において、社会的な関わり、つまりコミュニケーションの重要性を強調する理論です。
「社会的相互行為への発達的アプローチ : 社会のなかで発達するロボットの可能性(<特集>社会的相互行為)」小嶋, 高田(2001)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsai/16/6/16_812/_article/-char/ja/
課題1: エリクソン理論を詳述することについては、これまでの投稿で何度かコメントしたので、それらを参照してください。
書き手が何者であるかわからないし、「参考文献」(「引用文献」でなく)をまとめましたという書き方になっているので、学術的信用性は疑うべき記事ではないとかと思います。
課題2: 三つの要因のどこが「生涯の獲得と喪失が混在した過程」に当たる部分ですか。それを明示しないといけないです。
典拠はなんでしょうか。
4点差し上げます。
課題1: 臨界期は別に言語獲得のみにあるものではありません。言語獲得に限定した情報を提供することは、「臨界期」という概念を理解するのにどう役立つのでしょうか。
商業サイトではないでしょうか。
課題2: 「1つひとつ(年齢)の発達段階がある」ことは、「右肩上がりの発達段階論に該当」する要件とはなりません。円環的発達観として例示されているエリクソンの理論でも、年代に相応したライフタスクがあるとしていますよ。
3点差し上げます。
課題1: 「教科書では、臨界期という言葉の代わりに敏感期という言葉を使っているだけ」でしょうか。少なくとも二カ所(120ページ、122ページ)で言及があります。あなたは「時期が過ぎると、その感受性は消えてしまう」とか、「特定の能力や影響の受容性が徐々に衰退する」ことしか述べていませんが、教科書には「敏感期」でも学習が可能なことと、その言葉に込められた意義が書かれています。
この資料、学術的信憑性が担保できていますか。
課題2: 心理(個人)の発達に限定していなかったので、こういう記事も否定はできませんが、普通に考えれば社会の発達ではなく個人の発達を論じるところだと思います。なお「技術決定論」は、技術の影響の大きさと一方向性を指示した用語で、この記事を読んでも「右肩上がりの発達観」を思わせるものはないと思います。
3点差し上げます。
課題2、右肩上がりの発達観
ローレンスコールバーグの道徳的発達理論が該当すると思います。
個人が異なる段階を順序立てて経験し、必要な知識、価値観を身につけ道徳判断が発達していくという理論。
課題1
ライフサイクルについての補足、エリクソンのライフサイクル論は生物としての発達課題を8段階に設定して、乳児期、幼児期、遊戯期、学童期、青年期、前成人期、成人期老年期に分けられている。教科書のライフサイクルの後に書かれているライフタスクとライフサイクル論の発達段階を比較することで理解をすることができる。
出典
https://psychologist.x0.com/terms/144.html#1
課題2
生涯発達についての学説、発達の幼児期の終わりまでに育ってほしい姿「10の姿」の説明がされており、健康な心と体、自立心、協調性、道徳性・規範意識の芽生え、社会生活との関り、思考力の芽生え、自然との関り・生命尊重、数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚、 言葉による伝え合いという発達目標が記されている。生涯発達がエリクソンのライフサイクル論では8段階に分けられているが、幼児期の中でもさらに発達の目標が10個設けられている。この学説は円環としての生涯発達に関連している。
出典
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shuko/40/0/40_47/_pdf/-char/en
課題1: 知覚的狭窄化について補足する。
知覚的狭窄化とは、幼児期において広範囲に対する識別能力が発達し、その後特定の情報や刺激に焦点を絞るようになる現象を指します。幼児期には多様な刺激や情報に対して識別能力が高いのですが、成長するにつれてこの能力は特定の経験や文化に基づいたものに向かって狭窄化していく。
補足した理由は、例えば、赤ちゃんは幅広い言語の音を聞き分けられますが、成長するにつれて話される言語に限定された識別能力が強くなる。同様に、幼児期には多様な顔を識別できますが、特定の人種や文化によって特徴づけられた顔を識別する能力が強化される。これは、教科書のサルの実験と同じように、関連付けられていると思います。なので、知覚的狭窄化の理解と、教科書の理解を深めるために、補足しました。
課題2:認知発達理論について説明します
認知発達理論は、子供が成長する過程で知識を獲得し、認知能力が発達する過程を説明する理論です。主にジャン・ピアジェによって提唱されたこの理論では、子供の認知発達は段階的に進行し、特定の時期や年齢で特定の能力が発達するとされている。
認知発達理論は、「右肩上がりの発達観」に該当します。
「右肩上がりの発達観」とは、発達が段階的かつ一方向へ向かって進むという考え方を指します。認知発達理論では、子供が年齢や経験とともに段階的に認知能力を発達させるプロセスを示しています。つまり、段階を追うごとに、認知能力がより高度になり、より複雑な思考を可能にするという考え方です。
7章 発達心理学
課題1
エリクソンの発達段階についての追記です。
エリクソンは生涯発達には8つの発達段階がある。
第1段階の乳児期(0~1歳半)には信頼感が育まれ、希望(hope)の力を身に付けられる。第2段階の幼児前期(1歳半~3歳)には自律性が育つ時期で意志(will)の力を獲得する。第3段階の遊戯期(3~5歳)には自発性・積極性が育ちやすく、目的意識(porpose)という力を獲得していく。第4段階の学童期(5~12歳)には勤勉性を獲得、能力(conpetency)を理解する。第5段階の青年期(12~18歳)にはアイデンティティを獲得し、忠誠(fidelity)の力を獲得。第6段階の初期成人期(18~40歳)には親密性を育み、愛情(love)の力を得ることができる。第7段階の壮年期(40~65歳)には次世代育成能力を身に付け、世話(care)の能力を得られる。第8段階の老年期(65歳以上)には自己統合、賢さ(wisdom)を獲得する。
リンク
この情報を追加することで、どの段階でどのような力を得ることができるのかより理解することができる。
そして、人は大人になっても発達することを知ることができる。
課題2
バルテスの生涯発達理論について説明します。
バルテスは発達に対する影響要因について理論化し、生涯発達の理論を示した。発達に影響を及ぼす「遺伝定期要因」と「環境的要因」そしてその相互作用を3種類の要因に分けて生涯にわたってそれぞれの要因の影響力が変化することを示している。
1つ目の要因は年齢と関連している成長、成熟に関わる生物的要因とそれに関わる家庭や学校における環境的要因の相互作用によるもので『標準年齢的要因』と呼ばれており、標準的要因は、学童期には強く働いて、青年期にかけて小さくなっていき、その後老年期に向けて発達への影響力を強めていく。子供から青年期までの多くの発達研究はこの要因に着目しているといえる。
2つ目の要因はある世代、集団に共通する経済的状況、戦争、社会的変化などで『標準歴史的要因』と呼ばれている。標準歴史的要因は、特に青年期や成人期の初期の発達に大きい影響を持つと考えられている。
3つ目の要因は人生における個人的な出来事だ。例えば、転職・転居・自己・失業・離婚など多くの人に生じるわけではないが大きな影響を与えるライフイベントによる影響で『非標準的要因』と呼ばれている。非標準的要因は、年齢と共に影響が大きくなっていき、老年には最も大きな影響を持つ要因となる。
この3つの要因から生涯発達理論は生涯の獲得と喪失が混在した過程であり、円環としての発達観といえると考える。
1、臨界期についての補足情報
臨界期は、基本的に6歳未満の子供に存在している。教科書では、外国語は12歳の幼児でも学習するとあるが、外国語を除いて基本的に臨界期が存在する期間は、6歳未満の幼児である。
なぜ、これが教科書の理解に役立つと思ったのかというと、教科書では、外国語の臨界期が存在する期間が示されており、一般的には、12歳まで存在するのかなと思ったからである。
https://edu-biz.johnan.jp/education-info/brain-science/info20220112-7/
2、フロイトの発達段階理論について
フロイトは、「口唇期」「肛門期」「男根期」「潜伏期」「性器期」の 5 段階を設け、各段階での身体的部位で得られる快感をどのように受け取るのが性格の中心的な元型を形成する重要な条件であると唱えた。これは、j.ピアジェの右肩上がりの発達段階論に該当している。ピアジェも年齢で、発達段階を示しているように、フロイトも年齢で進呈的部位で得れれる快感というと理論を唱えており、共に1つひとつ(年齢)の発達段階があると唱えているのが理由である。https://www.doho.ac.jp/images/pdf/opencampus/2020/lm0711-ishimaki2.pdf
7章 発達心理学
課題1
敏感期についての追加情報です。幼児期における、ある特定の事柄に対して、強い感受性が表れる、ある特定の時期を言います。特筆すべきことは、敏感期にある内は、その特定の事柄は、簡単に吸収されるが、時期が過ぎると、その感受性は消えてしまうことです。例えば、
幼児期において言語習得や視覚能力の発達には敏感期が存在する。言語獲得において、特定の音や言葉に対する敏感期があり、その期間中に適切な刺激が得られないと、後の言語学習が難しくなることがある。同様に、視覚能力の発達においても、特定の視覚刺激に対する敏感期が存在し、この期間中に視覚刺激が不足すると、視覚の発達に影響を与える可能性がある。言語や視覚などの具体的な発達領域に焦点を当てたり、異なる学習経験や環境刺激について考えることがある。敏感期が終わると、特定の能力や影響の受容性が徐々に衰退する。教科書では、臨界期という言葉の代わりに敏感期という言葉を使っているだけで、敏感期について深く書かれていないので情報を追加しました。追加することで、敏感期について、深く理解することができます。
http://www.marieanne.biz/method/method2.html#:~:text=敏感期とは、幼児,感受性は消えてしまう。
課題2
技術決定論とは、技術が社会や文化の進化を牽引し、向上させるという考え方であり、右肩上がりの発達観に関連している。この学説はマルクスに起源がある。技術決定論によると、新しい技術が導入されると、それが社会構造や人々の行動に大きな影響を与え、時には社会全体を変える力を持っていると考えられる。この理論は、技術が文化や社会を形成し、進化させる一因である。したがって、技術決定論は、「右肩上がりの発達観」に該当すると考えられる。
http://tanemura.la.coocan.jp/re3_index/2K/ki_technological_determinism_and_cultural_determinism.html
課題1: これはピアジェの学説ですね。それも一つの発達段階論ではありますが、ピアジェ学説を詳述することはこの教科書のレベルでは必要ないとされているようです。むしろ発達段階論とはどういう発達観なのかを理解してもらうことが、教科書の目的だと思います。
課題2: それで、これはどの発達観に該当するのですか。
この記事の学術的な信用性は保証できるのでしょうか。
3点差し上げます。
課題1: エリクソンの理論を詳述することについては、先行するいくつかのコメントに記しておきましたので参照してください。
これは商業サイトではないでしょうか。
課題2: この学説が円環としての発達観に該当すると言える理由を明示してください。学説を紹介して、「ほらわかるでしょ」的な書き方は説明ではありません。紹介された情報のどこをどう解すればよいのかがわからないからです。
この記事も学術的信憑性を疑ってかかるべきだと思います。
3点差し上げます。
1.発達段階論について補足します。
0~24ヶ月では対象物の永続性の理解や表像機能を獲得します。
2~7.8歳では象微機能が発達し物事を他に置き換えて表現するごっこ遊びのようなものをするようになります。
9~12歳では脱中心化が進み他者の視点を持つようになります。
12歳以降は命題に対して仮説を取り上げ真偽を検証するということが出来るようになります。
https://psychologist.x0.com/terms/143.html
補足した理由は段階別に何ができるようになるのかを詳しくする事で教科書の理解が深まると思ったからです。
2.生涯発達について説明します。
生涯発達とは単に子どもが大人になる過程だけではなく、おとなの時期における変化や老人期の衰退を中心とした変化をも発達という概念に含み込む。つまり、人の変化をよくなる方向だけで解析するのではなく、変わらないこと、衰えてゆくことの価値をも検討していこうとする事である。https://www.p.u-tokyo.ac.jp/lab/ichikawa/johoka/2003/group1/matome5.htm
課題1: 「臨界期」はもともと動物行動学から出てきた概念なので、動物にも当てはまります。教科書にはそのことが書いてないことは確かです。それはいいとして、この記事はそのことと関係あるかというと、別のことに言及しているように読めます。この記事によって、「臨界期」について何を言いたかったのでしょうか。
この記事では「臨界期」と書かれていますが、学習機会を逸してもそれ以降の学習経験によって回復が見られることから、「敏感期」と呼ぶ方が適切ではないかと思いました。これは、この記事に対する注文です。
課題2: ビアジェの発達論は「右肩上がりの発達観」として、教科書で紹介されています。この課題2がどういう課題であったかを、確認してください。
3点差し上げます。
3点差し上げます。
課題1: 一つの情報が提供されていますが、それが教科書理解にどうつながるのかがよくわかりません。
「正確で精緻な処理が可能だろうなとど、予測のような語尾だったため」ということを理由にするのであれば、「他にも起こる現象がないか調べ」るのは間違った選択ではないでしょうか。「正確で精緻な処理が可能かどうかを調べてみた」という選択であるべきかと思います。
課題2: 課題文で要求されていることと違うことに答えてしまっていませんか。
3点差し上げます。
課題1: エリクソン理論について詳述することについては、すでに先行するコメントで記しておいたので参照してください。
課題2: 「段階を踏む」とはどういうことで、それがどうして「右肩上がりの発達観」であることを表しているのでしょうか。
4点差し上げます。
課題1: これまでも述べましたが、ここまでの情報を教科書は必要と考えていないと思います。エリクソン理論自体はとても重要なので、知っておいてもよい情報ではあります。
課題2: ゲゼルの学説については二人目です。先行する投稿のコメントも参考にしてください。「右肩上がりの発達段階論」だとは思いますが、説明に工夫があるといいですね。「右肩上がりの発達段階論」の本質的な特徴とは何かを特定して、それがゲゼルの学説のこういうところに現れているという書き方をしたらよいのではないかと思いました。
5点差し上げます。
課題1: これらの情報が増えると、どうして「円環としての生涯発達の理解が深まる」のでしょうか。この情報のどこが鍵なのですか。
課題2: 「発達段階を一つ一つ踏んでいる」という表現は曖昧です。これが「右上がり」であることを説明する書き方の方がいいと思います。どういう発達観であるかという特定には成功していると思います。
5点差し上げます。
課題1: 先行する投稿ですでに述べましたが、エリクソンの理論自体は非常に重要だと思います。しかしこの教科書のレベルでは、そこまで知っておく必要はないということなのですね。「理解が深まる」とのことですが、どう深まったのでしょうか。情報が増えたことはわかりました。
課題2: ユングの理論のどこが「円環的」ですか。
「このことから」という接続の仕方はあまり好ましくありません。そこまでに書かれたことのどこが、結論とつながるのかが曖昧になるからです。
4点差し上げます。
出典
https://note.com/yoru_to_kiri/n/n7f5538a044ce
課題1
発達段階論についての補足情報です。
エリクソンが提唱している発達段階には8つの段階があります。8つの段階と子どもの成長に合わせて、教育や新たな課題をクリアしていくと脳がよりスムーズにアップデートされていくという考え方です。0歳から2歳の間は親に対して基本的信頼感を得る時期であったり、2歳から4歳の時期は、意識を得る時期のようにそれぞれに得られるものがあります。思春期というのもその1つで、13歳から19歳の間にくる時期のことで、私たちも中学、高校生の時期には、異性関係や友人関係、家族関係に悩まされる時期であったと、今になって理解できます。このような1つ1つの時期が長い人生の中で8つの段階で訪れるということです。よく子どもの成長に合わない教育を行ってしまうケースもあり、脳に負担のかかってしまう原因は、この8つの発達段階をよく理解していないからだと言えるだろう。
この情報を追加した理由は、教科書には、発達段階について、大まかに時期があり、この時期を理解することが重要だということしか書かれていなかったので、発達段階の本質を補足した方が理解が深まると考えたからです。
出典
https://coeteco.jp/articles/10725
課題2
私は、ユングのライフサイクル論について紹介します。ユングのライフサイクル論とは、人生を少年、成人前期、中年、老人の4つの時期に分けたものです。4つの時期にはそれぞれ転換期があり、転換期に入ると人生での新たな課題に直面し、クリアしていく時期がくる。ユングのライフサイクル論は円環としての発達感に該当すると考えました。
課題1: 「エリクソンとライフスタイル(「ライフサイクル」ですか?)の繋がり」とはなんでしょう。あなたの情報では、ライフサイクルに含まれるライフタスクが書かれていますが、それでどうして「エリクソンとライフスタイル(「ライフサイクル」?)の繋がり」がわかりやすくなるのかが見当つかないです。
課題2: 「ゲゼルの熟成優位説」とは、成熟か学習かいずれが発達にとって優位なのかという点を強調した言い方になります。そのあとの説明も、成熟が優位であることを示す事例です。段階論であるという点が学説名からも、説明からも抜けているのではないでしょうか。ゲゼルの学説の抜き出し方を工夫するとよかったと思いました。
4点差し上げます。