第7章 発達心理学の課題 課題1 知覚的狭窄化についての補足 川合伸幸(2007)「顔認識の熟達化に関する最近の研究の紹介」『認知科学』14 (2), 217-222.では、生後の乳児の知覚的狭窄化について、生後6ヶ月、9ヶ月、成人にヒトの顔とサルの顔のそれぞれ弁別をするという実験を行った。結果としては、6ヶ月児はヒトとサルの顔を識別することが出来たが、9ヶ月児、成人はヒトの顔のみしか識別することが出来なかった。 ここまでは教科書にも記載されているが、この論文によると、乳児は生後3ヶ月までに顔に関して典型例を形成し、そこから6ヶ月目にかけてヒトの顔に特化する。これは、顔を見る経験の少ない乳児の方が、ある程度経験した9ヶ月児と成人より細かな違いに気づくことが出来る。また、9ヶ月児と成人は経験を更にすることで、細かな違いに気付けなくなるとも言える。この実験から、知覚的狭窄化は、生後6ヶ月以降から始まるということが分かり、原理としては、数少ない経験から細部に着目することができる というものであると考えた。 この情報を追記した理由としては、教科書にはどうして知覚的狭窄が起きるのか、一体いつ頃から始まるのかが明確に分からなかったためです。
課題2 私は、異文化感受性発達モデルを紹介します。 このモデルは、異文化を理解し、違いを感じた際に防御・否定をすることなく、違いとの統合を目指すというものである。浅いレベルの文化的な違いから、より複雑な知覚とその結果、その結果よりもまた複雑な知覚とその文化的違いの経験を積むというものである。知覚を元に変わる環境に適応し、発達するということから、脳科学的発達観に該当すると考える。
山本志都(2014)「文化的差異の経験の認知-異文化感受性発達モデルに基づく日本的観点からの記述-」『多文化関係学』11(0),67-86. 参照
7章 発達心理学の課題 課題1 臨界期についての補足 臨界期とは、個体の一生の中である経験の効果がほかの時期に見られないほど大きく、「永続的」で「非可逆的」であるとされている。つまり、すでに生じてしまった構造的変化は元に戻せないということである。例を挙げるならば、鳥類の刷り込みがある。教科書説明の「一生涯変化しない」が永続的「学習が成立しない」を非可逆的(取り戻せない)と考えれば簡単になるのではないか。 補足した理由として、この時期を過ぎると発達が阻害されるという大切な時期と分かれば教科書を理解しやすくなると考えた。また、教科書にはないが他の資料には永続的と非可逆的という記載が多くあったため重要なキーワードになると考え補足した。
出典 杉田信夫,発達心理学辞典,1995, ミネルヴァ書房
課題2 社会的情報処理モデルを紹介する。これは、子供たちが示す社会的な行動は直面する問題に対して子供なりの解決の結果として現れた反応である。このモデルには手がかりの符号化・手がかりの表象(解釈)・目標の明確化・反応探索・反応決定・実行の円環するステップがある。あるステップでうまく反応できなかったり偏ったやり方で反応したりすると社会的行動が発揮できないという考え方をし、各段階ではこれまで獲得・貯蔵してきた知識や社会的スキーマを参照する。自分の行動が望ましいと考える効果をもたらさない場合は別の情報を取り入れる。うまくいけば次のための情報として組み込む。このように、情報処理を循環的に捉えていることから、この学説は円環としての発達観に当てはまると考えた。
第7章 発達心理学
質問
教科書p.117~118でニューロンの大きさとシナプスの数の増減について記載があり、「ニューロンは最大になった後生涯変わらないのに対し、シナプスは増えた後減る」というパターンはすべてに共通しているとあります。 ですが、p.118で提示されている図7.2の視覚野のニューロンの大きさは5歳がピークであり、11歳までに一度ニューロンが小さくなりその後一定になっているように見えます。 これは実験対象の違いなどから来るデータのずれであると認識すればよいか、何か要因があり一度ニューロンが小さくなる過程後、ニューロンの大きさが一定になるのか私だけでは判断できないので先生や受講者の皆さんにご意見伺いたいです。
課題1: メタ記憶(認知)は非認知的学力として注目されています。今後も注目を。 課題2: 記憶研究における「再生テスト」と響きが似ているので、区別してもらえればいいです。正式名称は多分ないでしょう。 課題3: 「プログラムが発見されないと模倣し得ない点」は限界ではありません。コンピュータアナロジーは「入力-情報処理-出力」という図式で人間を理解できると考えます。発見された点が移植できるならOKです。もしこれを限界とするのであれば、コンピュータは自律的に学習することができない、あるいは受動的な入力を前提としている点を指摘する方法はあります。
課題1: 全くその通りですが、情報も理由も類似したものが既に投稿されていました。 課題2: 事例に偏った書き方になっています。どのように書くべきかはこれまでの投稿で示しましたので、参照してください。
制限時刻を過ぎてしまいました。次回は余裕を持って投稿されますように。
課題2: 定義と事例を併記したのはよいのですが、定義のどの部分が事例のどの部分に対応しているかが明確になるように書いた方がいいです。
2点差し上げます。
課題1: この情報は教科書理解にどう貢献するのでしょうか。文章表現を改善させてください。「実験課題。」でなく「実験課題である。」とすべきだし、「学習をしてる」ではなく「学習をしている」とすべき。他にもあります。 課題2: どうしてこれがエピソード記憶と言えるのでしょうか。勘違いしているようにも見えます。 課題3: 感情がどうして科学的に解明できないと言えるのでしょうか。 「身体的にはいける」という表現の意味もわかりません。
4点差し上げます。
課題1: 確かに、意味記憶、エピソード記憶に関する教科書の説明は少なすぎると思います。 課題2: 定義と事例を併記したのはいいのですが、定義のどの部分が事例のどの部分に対応しているかを明確に示した方がよいと思います。 エピソード記憶には、出来事についての「感想」も含まれますが、これに限定されるものではありません。 課題3: 理解しにくい「抽象的な概念や微妙な感情のニュアンス」とはどんなものですか。「創造性や柔軟性」についても内容がよくわかりません。これらについて具体的に論じないと、紋切り型の発言になってしまいます。「コンピュータには感情がわからない、創造性や柔軟性がない」というような。かつて(かなり前)、ファジー理論という曖昧さを扱う考えをコンピュータに導入する議論がなされていました。
6点差し上げます。
課題1: 生理学的な反応時間と、教科書で述べられたはずの「反応時間」は意味(内容)が違います。心理学の反応時間が反映させようとしているのは、心的情報処理に費やされる時間です。そのなかには生理学的な反応時間も含まれますが、それを超えて費やされている部分が心的処理にかかる時間とみなされます。反応時間を測定するようになった理由は、心的処理というものが生理学的な反応以外にあるとしたら、生理学的な反応時間を超えた部分が出るだろう。そここそが心的処理の存在を示す部分だ、と考える歴史的経緯があります。 課題2: 事例に偏った書き方になっています。 課題3: それら全部プログラミングできる可能性を、これまでの投稿で記してきました。
>> 961 課題1:概ね指摘の通りだと思います。 課題2:さまざまな科目で行われた単語テスト全てが意味記憶に関連する経験にあたると考えたため、正式名称がわかりませんでした。単に単語テストと書いた方がわかりやすかったかもしれません。 課題3:問題文では「不適切な点、限界」を述べるよう求められていたと思います。元より試み自体を否定するつもりはなく、おっしゃるようにプログラムが発見されないと模倣し得ない点に限界があることを指摘したつもりです。
再度の返信、ありがとうございます。文章が難しくよくわからなかったところがあります。誤解していたら申し訳ないです。 課題1: 二次資料のせいなのか、私の質問に相応する解答ではありません。これは「社会的リハーサル」という現象で、フラッシュバルブ記憶ではないです。原理も違うと思います。 課題2: 確かにぎこちない説明でした。向上しようという意識が現れていてよいですけれども。 課題3: 「カテゴリー間の隙間となり心理を測る上で考慮できない箇所」とはどういうものですか。「主観」とか「解釈」がプログラミング困難である理由を聞きたいです。
3点差し上げます。
課題1: 「自分自身の学習戦略やスキルの向上はもちろん。問題解説や意思決定のプロセスも向上、これからの学習や臨床心理への応用に繋がる」という理由はなんですか。 課題2: 事例に偏った書き方になっています。また「手順の記憶」と「手続的記憶」が明確に区別されていないように思いました。これまでの投稿では、「折り紙」について同様の疑問が投げかけられています。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。 課題3: コンピュータが余計なことをするようにプログラミングすればいいのではありませんか。
課題1: 教科書のどこがわかりにくく、それをどのようにわかりやすく解説してくれているのでしょうか。 課題2: どうしてこれが意味記憶と言えるのか、説明がありません。「と思う」だけだと感想や印象になってしまいます。
課題1: 「忘却」については、これまでの投稿で言及されていましたが、忘却の機能(脳が半永久的に新しい記憶を手に入れることができるようになる)に触れてくれたのがよかったと思います。 課題2: 事例だけが書かれています。どうしてこれがエピソード記憶と言えるのですか。説明がありません。
課題1: 知識が増えてよかったと思います。あなたの財産になるでしょう。しかしこの課題は、教科書理解にどう貢献するかを述べるものであり、勉強の成果を記すところではないのですよ。 課題2: 事例としては適切だと思いますが、説明に曖昧さがあります。エピソード記憶が「時間や感覚に関連づけられた記憶」であるという定義と、事例のどの部分が対応するのかを明示した方がいいです。
課題1: 作業記憶に関しては、すでにより詳細な情報が何回か紹介されています。 課題2: 事例に偏った書き方になっています。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。 課題3: あなたの言う「心」とはなんですか。コンピュータアナロジーは心はプログラムだと言いますが、あなたは「心」について何も説明していないので、議論にはならないと思います。
課題1: エピソード記憶、意味記憶、手続的記憶は長期記憶に含まれていて、作業記憶は短期記憶の拡張概念です。もともと貯蔵庫として異なるので、手続的記憶と同一でないことはわかるとも思います。ただその内容から区別することが難しいところはありますね。 課題2: 事例に偏った書き方になっています。事例としては適切ですが。 課題3: 目の前の人に関する情報をインプットできるようにして、その情報によって行動に制限がかかるプログラミングをしておけばいいのでは。
課題1: 「記憶の歪み」とは何かを説明しておく必要があったと思います。部分的な記憶の組み合わせの失敗として理解できるように。「偽りの記憶」が教科書で説明されており、これを「記憶の歪み」と受け取るのであれば、「フォルスメモリー」は歪んだ記憶ということになり、結局教科書に載っていることと同じになるのでは。 課題2: 「エピソード記憶は、特定された時間、空間に関連付けられた出来事や体験の記憶です。したがって、『体育館で行った中学校の卒業式は、徹底した感染予防(保護者がいない、椅子が離れている)と時間短縮(証書授与の省略)をしていた』という記憶はエピソード記憶として残っていると考えられる」、ここの推論が曖昧です。「特定された時間、空間に関連付けられた出来事」とは事例のどの部分からわかるのですか。 課題3: 意図や感情はどうしてプログラミング不可能だと言えるのでしょうか。
7点差し上げます。
課題1: 「短期記憶では二種類のリハーサルが行なわれている」としか言っていないのに、なんで突然ワーキングメモリが登場するのですか。 課題2: 「計算の手順」はプログラミング可能ではないでしょうか。となると、これは宣言型記憶であることになり、手続的記憶にはならないのではないでしょうか。 課題3: コンピュータに画像情報と音声情報を統合して計算するプログラミングをしてやればいいのでは。
課題1: この情報、認知心理学とは関係ありません。トップダウン、ボトムアップという言葉は汎用性があるので、いろいろな文脈で用いられます。気をつけてください。 課題2: 「エピソード記憶とは1回きりの経験で獲得された記憶」という定義は曖昧です。一回性の記憶ではありますけれど。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。事例としては適切ですが。 課題3: 1についてはすでに投稿があり、コンピュータアナロジーを否定するものではないとコメントしました。2について、「倫理的な要素や道徳的な判断」がどうしてプログラミング困難なのかが書かれていないので、反論になりません。3について、「人間は進化続いているで」という表現が日本語になっていないのでこちらで意味を取ります。「進化」は種の誕生を意味する現象なので、「人間が進化する」という言い方は間違いです。人間が進化すると、別の種が誕生します。「人間が発達する」という意味に取りました。発達が学習と同義であれば、経験をデータの形で取り込めばよいのではないでしょうか。
5点差し上げます。
課題1: おっしゃる通り、感覚記憶はすべての感覚について存在します。ただ研究がなされているのが、視聴覚に限定されているため、教科書のような記述になっているのでしょう。 課題2: 事例に偏った書き方になっています。以前の投稿を参照してください。
課題1: 確かに、作業記憶に関する教科書の説明は曖昧で、乏しいです。ただ、作業記憶の情報はこれまで何度か提供されています。そういうときは、提供の意義でオリジナリティを出すといいと思います。 二番目の記事は商業サイトではないかと思います。 課題2: 「イベントの記憶」という言い方が曖昧で定義になっていないです。時間と場所を特定して思い出せる過去の出来事の記憶がエピソード記憶です。事例としては適切だと思います。
課題1: どうして「教科書で触れられるべき情報だと考えた」のですか。「メタ記憶」は確かに重要な概念であり、教科書の記述にもメタ記憶の働きととれるところがあります。「記憶を制御する働きをしている部分があるのに概念として紹介されていない」というような理由があるといいと思いました。 課題2: 「単語再生テスト」とは正式名称ですか。記憶研究には「再生テスト」というのがあって、これはエピソード記憶を測定するテストとされています。紛らわしい名称です。あなたのせいではありませんが。あなたが紹介してくれた「単語再生テスト」の内容からすると、これは意味記憶を測定していますね。 課題3: プログラムが発見されていないだけで、コンピュータに例えて人間を理解しようとする試みを否定するものではないと思います。
課題1: これば「刺激間間隔」ではなく「保持期間」です。「刺激間間隔」とは複数の刺激を一定の時間間隔で提示していく時の、その「一定の時間間隔」のことを言います。刺激は映像でなくても、文字でもいいです。つまり感覚は問わないということです。 課題2: 「概念に関する記憶」は意味記憶です。「当時の事実以外の情報」ってなんですか。結論に至るまでの書き方がよくありません。定義と事例を対応させる書き方を、以前推奨しました。最初の方の投稿を参照してください。
課題1: 教科書では長期記憶、短期記憶の保持期間には触れられていなかったですね。「長期」「短期」と時間を思わせる用語なのに、保持期間の説明がないのは確かに欠点だと思います。 いくつかの本をまとめた記事です。書き手がだれかわからず、要約が適切かもわかりません。 課題2: 「「昨日は、13時に黒のTシャツ、ジーパン、ダウンを着てアルバイトに行った」ということを、今思い出せる」とした方がよいとか思います。
課題2: 「自転車の乗り方や泳ぎ方などを覚える記憶」ではわからないです。「例はわかるけど、要するにどういう記憶のことなの」と尋ねられそうです。折り紙の折り方が意味記憶でなく、手続的記憶だと言える理由はなんでしょう。折り紙については、折り方を「知っている」と「折ることができる」まの境界が曖昧です。
課題1: 「外部の出来事という部分を外部の刺激が持つ情報と置き換えることで」とのことですが、教科書にも「外部のアナログな情報を」と書いてあります。 ≒ のような記号を使用してはいけません。日本語で書くこと。 課題2: よいと思います。
「認知心理学」の採点対象となる投稿は締め切りました。「発達心理学」に取り組んでください。
第6章 認知心理学 課題1 「記憶」につての追加情報。 記憶の過程には、記銘、保持、想起、忘却があります。忘却は、「劣化」および「干渉」という2つの理由で生じます。 劣化とは、いったん記憶したことを後から使わないと、時間とともに薄れていくことを意味します。 干渉とは、類似の情報が記憶されているときに、それらにアクセスしづらくなることを意味します。忘却は重要な役割を果たしています。人間の記憶容量には限界があり、記憶が消えなければ新しいことが記憶できなくなってしまいます。
「忘却」がないと新しい記憶の保持や想起に繋がらないと思います。そのようなことを踏まえて、教科書には書かれていない「忘却」を含めた4つのプロセスで覚えるのが。記憶について理解するのにもっとも適切なのではないかと思い、追加しました。 https://www.sankyobo.co.jp/dickio.html#:~:text= 課題2 手続的記憶について。 私は3年前に野球部を引退してからまったく運動をしていませんが、野球を12年間やっていたので、久しぶりにバッティングセンターにいってもスイングを覚えたまま打つことができたので手続的記憶に関係していると思います。
第6章 認知心理学 課題2 私はエピソード記憶の経験を紹介する。エピソード記憶とは、思い出のことであり、自分が体験した出来事に関する記憶で、日時や場所、そのときの感情なども含めて記憶される。例えば、「昨日の夜、わたしは友達と電話をしながら、課題をした。でも課題が難しすぎて全然できなかったため、残念な気持ちになった。そのあとに他愛もない話をして盛り上がり、とても楽しかった。しかし、1時くらいになってしまったため、お互いにもう寝た方がいいということになり、まだまだ話したい気分だったが、おやすみと挨拶をして就寝した。」これが私の昨日の記憶であり、エピソード記憶である。
第6章 認知心理学 課題1.「鏡映像描写」についての情報 鏡映像描写とは知覚と運動の協働をみるための実験課題。 私たちは普段から見るもの(知覚)と行動(運動)の学習をしてる。しかし反転世界(鏡)左右が反対になってしまっていると通常通りの動きができない。左右反対の鏡像でどれだけ練習すれば対応を、できるようになるかこの知覚学習を過程を観察するのが鏡映像描写。
引用、https://mshc.sugiyama-u.ac.jp/tool/2012/03/post-6.html#:~:text=鏡映描写とは,なかなかうまく出来ません。
課題2.エピソード記憶について 私が高校生のころ走れば筋肉がつくと考えていましたが、ハムストリングが肉離れした時、病院に行ったところ、走ると筋肉がつくわけではなく、ご飯を食べて栄養摂取などしっかりしないと筋肉はつかないと言われ、それからはしっかり走る前にそのエピソードを思い出し、栄養摂取を大事にするようになった。
課題3.コンピュータアナロジーを人間の心や行動の理解に使用すると不適切な点では実際の人間ではないのに、人の心について、数学的に工学的に考えるとあったが、それは身体的にはいけるかもしれませんが、人間は感情という複雑なものがあり、科学的には証明できない。
第6章 認知心理学 課題1 「宣言的記憶」についての追加情報 宣言的記憶は、意味記憶とエピソード記憶の2つに分かれます。 意味記憶は、一般的で抽象的な知識、概念、言葉、および一般的な事実に関する宣言的記憶の一部です。例えば、歴史の出来事や数学の公式がこれに該当します。これは個人の経験に基づくものではなく、一般的な情報を取り扱います。 一方で、エピソード記憶は特定の時刻や場所での個々の出来事に関する宣言的記憶のタイプです。これには個人の生活でのある日の出来事、感動的な瞬間、旅行の経験などが含まれます。エピソード記憶は個人の経験に焦点を当て、特定の時空間コンテキストを持っています。 出典 https://nihongokyoiku-shiken.com/declarative-memory/
教科書では宣言的記憶について説明されていましたが、その中でも2つに分類される意味記憶とエピソード記憶について詳しく記載されていなかったため補足しました。補足情報により、宣言的記憶における意味記憶とエピソード記憶との違いついて理解することができると思いました。
課題2 エピソード記憶について エピソード記憶とは、特定の日時や場所、出来事に関する一度きりの経験についての個人的な感想です。 私は、高校2年生の時に部活動で全道大会に出場した経験があります。全道大会出場に向けてチームメイトと練習に取り組んだ結果だったため、試合の内容や相手のユニホームの色、試合に勝った結果や点差など今でも鮮明に覚えている記憶であることから、エピソード記憶と繋がると思います。
課題3 コンピュータアナロジーを用いて人間の心や行動を解釈しようとする際、感情や複雑な思考を0と1の単純な形式で把握することが難しく、人間の多様な経験を充分に再現するのは難しいです。具体的には、抽象的な概念や微妙な感情のニュアンスを理解するのが難しく、また、人間の創造性や柔軟性を完全に模倣することも難しいです。このため、人間の心や行動を完全に理解することは難しく、コンピュータアナロジーにはその限界が存在すると考えた。
課題1 反応時間について、高校の生物の授業で触れた記憶があり、改めて理解し直したいと思い調べた(この記憶は長期記憶で、反応時間を調べる問題をテストのために反復して演習したことによる記憶の定着と考えた)。 前提として、反射とは異なる。反射は刺激を、脳を介さず脊髄から運動を行う。今回扱う反応は、刺激を脊髄と脳を介して、考えることによって運動を行う。反応の流れは、筋肉(受容器)→感覚神経→脊髄→脳→脊髄→運動神経→筋肉(運動器)という流れであり、刺激を受容器が受容してから運動器が運動するまでを反応時間という。 教科書の簡潔な言い回しをより具体的に理解し直すことができた点と、私自身の記憶として反復時間についての記憶をさらに定着させることができる(ロフタスの説で言うと、思い出すことで再構成=高校で習った反応時間の知識を今回改めて理解し直した)点で、理解に貢献した。 https://youtu.be/tjjwQlwwkPk?si=VYSDudA-l2ONYUxx
課題2 エピソード記憶 カラオケで、もさを。さんの『ぎゅっと。』を歌うと、あれくんさんの『ばーか。』を思い出す。私は過去の恋愛の相手に歌を聴いてもらう機会が多くあり、相手は特にこの2曲が好きでよくリクエストしてくれた。このエピソードが私の中で2曲を結び付けて記憶しているといえる。
課題3 人間の心や行動の理解にコンピュータアナロジーを使用するには、インプットのためのデータが少ない、あるいは性質が違うと考えられる。なぜなら、人間の心はあまりにも複雑に要因が絡まっているからである。数十年十数年かけて得てきた経験、環境、感じるときの状況など、心を構成する要因が多くある。必ずしも特定のインプットが特定のアウトプットを一意に定められるわけではないことが、コンピュータアナロジーを使用することが不適切といえる理由である。また、人間の性格(考え方、感じ方)は遺伝にも影響される。その性格と異なったインプットとアウトプットを繋げてしまえば、再現されない。再現するためにはその人間の性格を理解するためのデータも必要であり、それもまた多くのデータが必要なのである。親のデータを集める?その親のデータも?やはり不可能である。
>> 932フィードバックに対する返信
課題1 2次資料ではあるが、「ネルソンは、フラッシュバルブ記憶が生成されるのは、ニュースに接した時のインパクトによるのではなく、そのニュースについてさまざまな機会にし、語り合うためであると説明している。そうした会話はしばしば、その事件を知ったとき自分はどこにいて、何をし、どのように感じたか、という説明を含んでおり、そうした想起が繰り返されることで、会話をとおして記憶は定着していく。」と記述があった。確かに、私も大震災の際などに同様の会話をした覚えがある。 また個人的に似た事例として、コミュニティーで共通の強烈な過去の話題は、確かに社会的な事件でなくとも、そのコミュニティー内で暫く話題され、時間が経ってもたまに話題に上がることが挙げられる。この事例がフラッシュバルブ記憶の原理と同様であると考えると非常に身近な現象と言える。 記銘-貯蔵-想起の関係性を注視しすぎ、想起は何度も起こり得、それにより定着が促進し得る事が頭から抜けていた。
出典 山下清美(2008)「自伝的記憶は共有できるか」『心理学評論』51(1)196-198. DOI(https://doi.org/10.24602/sjpr.51.1_196)
課題2 エピソード記憶、知覚的表象システムに関しては正しい理解が無かった上、端的かつ強引に述べ過ぎた。
課題3 完全に自分の論述力の問題だが、前半で伝えたかったのは、考慮すべき記憶情報の膨大さではない。 膨大な記憶の解釈を正しく行う為には、受け皿となるカテゴリーを増やすしかない。だがそれでもカテゴリー間の隙間となり心理を測る上で考慮できない箇所は必ず生まれる。そして認知心理学の処理段階に照らし合わせて考える場合、処理が起こる箇所が多すぎる。故に実際の心との差異が心の理解に利用するには不適切であると言えるほどに大きいのではないか、という主張を意図していた。 また後半はエラーが主軸ではない。コンピュータアナロジー的な方法を検査法として評価したとき、どれだけ妥当性の為に記憶を分類、評価しても、それは観察法の事象見本法的にただカテゴリー分けされた"データ"である。故に最終的に検査者の主観を通す"解釈"という段階が必要であり、心の理解、正しい解釈を目的とするならそれは内的妥当性が低く、不適切な可能性が高いのではないか、という論理展開を意図していた。
>> 924について、非常に冗長に記入し、多大な負担をかけてしまった事を申し訳なく思う。以降の回答では簡潔かつ自明な読みやすい回答の提出を心掛ける。また「目を向けることも推奨される」と述べておきながら、補足への先生のコメントについて勉強不足により共感できない為、課題1の1次資料と共に書籍を当たることとする。
6章認知心理学 課題1 宣言的記憶と非宣言的記憶(手続き記憶)についての追加情報。 宣言的記憶は意識的な努力と認識が必要で、一般的な知識や個人的な出来事を含み、大脳皮質や海馬などで処理され、意図的な思考や学習を通じて形成されます。 一方、非宣言的記憶は意識的な努力が少なく、自動的に獲得されます。手続き的記憶や感情記憶を含み、基底核や小脳などで処理され、反復的な経験や訓練により主に無意識に形成されます。 教科書の5行だけでは説明不足でここまで詳しくは記載されていなかったので補足させてもらいました。この2つを結びつけて学習することにより、自分自身の学習戦略やスキルの向上はもちろん。問題解説や意思決定のプロセスも向上、これからの学習や臨床心理への応用に繋がる。
出典: https://bsd.neuroinf.jp/wiki/陳述記憶・非陳述記憶#:~:text=陳述記憶とはイメージ,陳述できない記憶である。
課題2 私は手続的記憶に関しての経験を紹介します。 自炊を始めて間もない頃、初めてキーマカレー作ろうと思いました。レシピを見て1から調理工程やポイントを読み、レシピの材料を揃えて調理していました。 調理過程では手続的記憶がとても大きな役割を担いました。レシピに書かれた手順を覚えて実行することが求められ、材料の下準備の順序や調理時間も守らなければいけませんでした。 ここで手続的記憶が役に立ちました。レシピに書かれた順序と調理時間で丁度いいタイミングで材料の追加や火加減の調整などができました。結果、とても美味しく料理ができ、手続的記憶が成功に導いてくれたと感じました。その後、同じ手順を繰り返し行って手続的記憶が強化されました。
課題3 コンピュータアナロジーを使用して人間の心や行動を理解するには不適切な点、限界が存在する。まず、感情や情緒の複雑性が無視されることが挙げられる。コンピュータというものは論理的でプログラム可能な存在である。人間の感情や情緒の多様性、文脈に秘められた思いなどを人間のように柔軟に模倣することが難しいです。 また、創造性や直感といったら抽象的な概念もコンピュータには難しく、人間の心の奥深さを捉えることができない。 さらには、先ほども出した通り文脈の理解や文化の理解が不足しています。人間の行動や価値観は文化や環境に依存しており、これらを考慮せず心や行動を解釈することは難しい。道徳的な側面においても、コンピュータは抽象的な道徳観や道徳的な窮地を理解できず、適切な判断ができない状況が生じる。 従って、コンピュータアナロジーは人間の心や行動を理解するためには十分でなく、人間の複雑性や多様性を理解するためには他の方法が必要です。
課題2:私はギターを趣味としていますが何度も同じフレーズを引いていると頭ではなく指が次の覚えるべきコードを覚えているかのように動く感覚があります。本来想起すべきコードではなく曲を想起していても演奏できているのは手続き的記憶といえると思う。 課題3:私は人間の心や行動の理解にコンピュータアナロジーを使用することの不適切な点、限界とは人間が考えなくもよい余計な思考をする点にあると考える。なぜそう考えるのか冷蔵庫の中の探し物を例に出して説明してみようと思う。まず人間が考えなくもよい余計な思考をする点では他人が、例えば母親が管理し配置している冷蔵庫の中から「ポン酢を取り出してください」と言われたとして一通り探しても見つからないとする。ポン酢が見つからない理由として横に倒れていたり、蓋の色思っていた色とがちがっていたり、また先に述べた2つの理由が分かっていてもたくさんある調味料の中から1つ1つラベルを確認するのがめんどうだったという理由が人間にはあると思う。しかし、コンピューターがデジタルの冷蔵庫の中のポン酢を探すとき人間のようにほかの無駄な思考はせず始めから1つ1つラベルを確認する正確で確実な方法を選択するため人間は余計な思考をしているといえる。
6章 認知心理学
課題1:反応時間についての補足です。反応時間は複雑で多くの心的処理を要したと考えられますが、反応時間は刺激の入力から反応の出力までに起こる種々の処理過程を総体として反映する指標です。(出典: https://bsd.neuroinf.jp/wiki/反応時間)教科書にはAトリーズマンが報告した実験が載っていますがこちらのサイトはもう少しわかりやすく説明されているのではないかと考え補足しました。
課題2:意味記憶 私は韓国に友達がいるので韓国語を勉強していますがよく使われる新しい言葉(流行語)などは積極的に日常的に話す時や文面でも使うようにしました。自分の中で重要なことだと強調され、早く覚えられました。これは意味記憶に関係していると思いました。
第7章 発達心理学の課題
課題1
知覚的狭窄化についての補足
川合伸幸(2007)「顔認識の熟達化に関する最近の研究の紹介」『認知科学』14 (2), 217-222.では、生後の乳児の知覚的狭窄化について、生後6ヶ月、9ヶ月、成人にヒトの顔とサルの顔のそれぞれ弁別をするという実験を行った。結果としては、6ヶ月児はヒトとサルの顔を識別することが出来たが、9ヶ月児、成人はヒトの顔のみしか識別することが出来なかった。
ここまでは教科書にも記載されているが、この論文によると、乳児は生後3ヶ月までに顔に関して典型例を形成し、そこから6ヶ月目にかけてヒトの顔に特化する。これは、顔を見る経験の少ない乳児の方が、ある程度経験した9ヶ月児と成人より細かな違いに気づくことが出来る。また、9ヶ月児と成人は経験を更にすることで、細かな違いに気付けなくなるとも言える。この実験から、知覚的狭窄化は、生後6ヶ月以降から始まるということが分かり、原理としては、数少ない経験から細部に着目することができる というものであると考えた。
この情報を追記した理由としては、教科書にはどうして知覚的狭窄が起きるのか、一体いつ頃から始まるのかが明確に分からなかったためです。
課題2
私は、異文化感受性発達モデルを紹介します。
このモデルは、異文化を理解し、違いを感じた際に防御・否定をすることなく、違いとの統合を目指すというものである。浅いレベルの文化的な違いから、より複雑な知覚とその結果、その結果よりもまた複雑な知覚とその文化的違いの経験を積むというものである。知覚を元に変わる環境に適応し、発達するということから、脳科学的発達観に該当すると考える。
山本志都(2014)「文化的差異の経験の認知-異文化感受性発達モデルに基づく日本的観点からの記述-」『多文化関係学』11(0),67-86. 参照
7章 発達心理学の課題
課題1
臨界期についての補足
臨界期とは、個体の一生の中である経験の効果がほかの時期に見られないほど大きく、「永続的」で「非可逆的」であるとされている。つまり、すでに生じてしまった構造的変化は元に戻せないということである。例を挙げるならば、鳥類の刷り込みがある。教科書説明の「一生涯変化しない」が永続的「学習が成立しない」を非可逆的(取り戻せない)と考えれば簡単になるのではないか。
補足した理由として、この時期を過ぎると発達が阻害されるという大切な時期と分かれば教科書を理解しやすくなると考えた。また、教科書にはないが他の資料には永続的と非可逆的という記載が多くあったため重要なキーワードになると考え補足した。
出典 杉田信夫,発達心理学辞典,1995, ミネルヴァ書房
課題2
社会的情報処理モデルを紹介する。これは、子供たちが示す社会的な行動は直面する問題に対して子供なりの解決の結果として現れた反応である。このモデルには手がかりの符号化・手がかりの表象(解釈)・目標の明確化・反応探索・反応決定・実行の円環するステップがある。あるステップでうまく反応できなかったり偏ったやり方で反応したりすると社会的行動が発揮できないという考え方をし、各段階ではこれまで獲得・貯蔵してきた知識や社会的スキーマを参照する。自分の行動が望ましいと考える効果をもたらさない場合は別の情報を取り入れる。うまくいけば次のための情報として組み込む。このように、情報処理を循環的に捉えていることから、この学説は円環としての発達観に当てはまると考えた。
第7章 発達心理学
質問
教科書p.117~118でニューロンの大きさとシナプスの数の増減について記載があり、「ニューロンは最大になった後生涯変わらないのに対し、シナプスは増えた後減る」というパターンはすべてに共通しているとあります。
ですが、p.118で提示されている図7.2の視覚野のニューロンの大きさは5歳がピークであり、11歳までに一度ニューロンが小さくなりその後一定になっているように見えます。
これは実験対象の違いなどから来るデータのずれであると認識すればよいか、何か要因があり一度ニューロンが小さくなる過程後、ニューロンの大きさが一定になるのか私だけでは判断できないので先生や受講者の皆さんにご意見伺いたいです。
課題1: メタ記憶(認知)は非認知的学力として注目されています。今後も注目を。
課題2: 記憶研究における「再生テスト」と響きが似ているので、区別してもらえればいいです。正式名称は多分ないでしょう。
課題3: 「プログラムが発見されないと模倣し得ない点」は限界ではありません。コンピュータアナロジーは「入力-情報処理-出力」という図式で人間を理解できると考えます。発見された点が移植できるならOKです。もしこれを限界とするのであれば、コンピュータは自律的に学習することができない、あるいは受動的な入力を前提としている点を指摘する方法はあります。
課題1: 全くその通りですが、情報も理由も類似したものが既に投稿されていました。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。どのように書くべきかはこれまでの投稿で示しましたので、参照してください。
制限時刻を過ぎてしまいました。次回は余裕を持って投稿されますように。
課題2: 定義と事例を併記したのはよいのですが、定義のどの部分が事例のどの部分に対応しているかが明確になるように書いた方がいいです。
2点差し上げます。
課題1: この情報は教科書理解にどう貢献するのでしょうか。文章表現を改善させてください。「実験課題。」でなく「実験課題である。」とすべきだし、「学習をしてる」ではなく「学習をしている」とすべき。他にもあります。
課題2: どうしてこれがエピソード記憶と言えるのでしょうか。勘違いしているようにも見えます。
課題3: 感情がどうして科学的に解明できないと言えるのでしょうか。
「身体的にはいける」という表現の意味もわかりません。
4点差し上げます。
課題1: 確かに、意味記憶、エピソード記憶に関する教科書の説明は少なすぎると思います。
課題2: 定義と事例を併記したのはいいのですが、定義のどの部分が事例のどの部分に対応しているかを明確に示した方がよいと思います。
エピソード記憶には、出来事についての「感想」も含まれますが、これに限定されるものではありません。
課題3: 理解しにくい「抽象的な概念や微妙な感情のニュアンス」とはどんなものですか。「創造性や柔軟性」についても内容がよくわかりません。これらについて具体的に論じないと、紋切り型の発言になってしまいます。「コンピュータには感情がわからない、創造性や柔軟性がない」というような。かつて(かなり前)、ファジー理論という曖昧さを扱う考えをコンピュータに導入する議論がなされていました。
6点差し上げます。
課題1: 生理学的な反応時間と、教科書で述べられたはずの「反応時間」は意味(内容)が違います。心理学の反応時間が反映させようとしているのは、心的情報処理に費やされる時間です。そのなかには生理学的な反応時間も含まれますが、それを超えて費やされている部分が心的処理にかかる時間とみなされます。反応時間を測定するようになった理由は、心的処理というものが生理学的な反応以外にあるとしたら、生理学的な反応時間を超えた部分が出るだろう。そここそが心的処理の存在を示す部分だ、と考える歴史的経緯があります。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。
課題3: それら全部プログラミングできる可能性を、これまでの投稿で記してきました。
6点差し上げます。
>> 961
課題1:概ね指摘の通りだと思います。
課題2:さまざまな科目で行われた単語テスト全てが意味記憶に関連する経験にあたると考えたため、正式名称がわかりませんでした。単に単語テストと書いた方がわかりやすかったかもしれません。
課題3:問題文では「不適切な点、限界」を述べるよう求められていたと思います。元より試み自体を否定するつもりはなく、おっしゃるようにプログラムが発見されないと模倣し得ない点に限界があることを指摘したつもりです。
再度の返信、ありがとうございます。文章が難しくよくわからなかったところがあります。誤解していたら申し訳ないです。
課題1: 二次資料のせいなのか、私の質問に相応する解答ではありません。これは「社会的リハーサル」という現象で、フラッシュバルブ記憶ではないです。原理も違うと思います。
課題2: 確かにぎこちない説明でした。向上しようという意識が現れていてよいですけれども。
課題3: 「カテゴリー間の隙間となり心理を測る上で考慮できない箇所」とはどういうものですか。「主観」とか「解釈」がプログラミング困難である理由を聞きたいです。
3点差し上げます。
課題1: 「自分自身の学習戦略やスキルの向上はもちろん。問題解説や意思決定のプロセスも向上、これからの学習や臨床心理への応用に繋がる」という理由はなんですか。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。また「手順の記憶」と「手続的記憶」が明確に区別されていないように思いました。これまでの投稿では、「折り紙」について同様の疑問が投げかけられています。
4点差し上げます。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。
課題3: コンピュータが余計なことをするようにプログラミングすればいいのではありませんか。
4点差し上げます。
課題1: 教科書のどこがわかりにくく、それをどのようにわかりやすく解説してくれているのでしょうか。
課題2: どうしてこれが意味記憶と言えるのか、説明がありません。「と思う」だけだと感想や印象になってしまいます。
3点差し上げます。
課題1: 「忘却」については、これまでの投稿で言及されていましたが、忘却の機能(脳が半永久的に新しい記憶を手に入れることができるようになる)に触れてくれたのがよかったと思います。
課題2: 事例だけが書かれています。どうしてこれがエピソード記憶と言えるのですか。説明がありません。
4点差し上げます。
課題1: 知識が増えてよかったと思います。あなたの財産になるでしょう。しかしこの課題は、教科書理解にどう貢献するかを述べるものであり、勉強の成果を記すところではないのですよ。
課題2: 事例としては適切だと思いますが、説明に曖昧さがあります。エピソード記憶が「時間や感覚に関連づけられた記憶」であるという定義と、事例のどの部分が対応するのかを明示した方がいいです。
4点差し上げます。
課題1: 作業記憶に関しては、すでにより詳細な情報が何回か紹介されています。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。
3点差し上げます。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。
課題3: あなたの言う「心」とはなんですか。コンピュータアナロジーは心はプログラムだと言いますが、あなたは「心」について何も説明していないので、議論にはならないと思います。
3点差し上げます。
課題1: エピソード記憶、意味記憶、手続的記憶は長期記憶に含まれていて、作業記憶は短期記憶の拡張概念です。もともと貯蔵庫として異なるので、手続的記憶と同一でないことはわかるとも思います。ただその内容から区別することが難しいところはありますね。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。事例としては適切ですが。
課題3: 目の前の人に関する情報をインプットできるようにして、その情報によって行動に制限がかかるプログラミングをしておけばいいのでは。
6点差し上げます。
課題1: 「記憶の歪み」とは何かを説明しておく必要があったと思います。部分的な記憶の組み合わせの失敗として理解できるように。「偽りの記憶」が教科書で説明されており、これを「記憶の歪み」と受け取るのであれば、「フォルスメモリー」は歪んだ記憶ということになり、結局教科書に載っていることと同じになるのでは。
課題2: 「エピソード記憶は、特定された時間、空間に関連付けられた出来事や体験の記憶です。したがって、『体育館で行った中学校の卒業式は、徹底した感染予防(保護者がいない、椅子が離れている)と時間短縮(証書授与の省略)をしていた』という記憶はエピソード記憶として残っていると考えられる」、ここの推論が曖昧です。「特定された時間、空間に関連付けられた出来事」とは事例のどの部分からわかるのですか。
課題3: 意図や感情はどうしてプログラミング不可能だと言えるのでしょうか。
7点差し上げます。
課題1: 「短期記憶では二種類のリハーサルが行なわれている」としか言っていないのに、なんで突然ワーキングメモリが登場するのですか。
課題2: 「計算の手順」はプログラミング可能ではないでしょうか。となると、これは宣言型記憶であることになり、手続的記憶にはならないのではないでしょうか。
課題3: コンピュータに画像情報と音声情報を統合して計算するプログラミングをしてやればいいのでは。
2点差し上げます。
課題1: この情報、認知心理学とは関係ありません。トップダウン、ボトムアップという言葉は汎用性があるので、いろいろな文脈で用いられます。気をつけてください。
課題2: 「エピソード記憶とは1回きりの経験で獲得された記憶」という定義は曖昧です。一回性の記憶ではありますけれど。
2点差し上げます。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。事例としては適切ですが。
課題3: 1についてはすでに投稿があり、コンピュータアナロジーを否定するものではないとコメントしました。2について、「倫理的な要素や道徳的な判断」がどうしてプログラミング困難なのかが書かれていないので、反論になりません。3について、「人間は進化続いているで」という表現が日本語になっていないのでこちらで意味を取ります。「進化」は種の誕生を意味する現象なので、「人間が進化する」という言い方は間違いです。人間が進化すると、別の種が誕生します。「人間が発達する」という意味に取りました。発達が学習と同義であれば、経験をデータの形で取り込めばよいのではないでしょうか。
5点差し上げます。
課題1: おっしゃる通り、感覚記憶はすべての感覚について存在します。ただ研究がなされているのが、視聴覚に限定されているため、教科書のような記述になっているのでしょう。
課題2: 事例に偏った書き方になっています。以前の投稿を参照してください。
4点差し上げます。
課題1: 確かに、作業記憶に関する教科書の説明は曖昧で、乏しいです。ただ、作業記憶の情報はこれまで何度か提供されています。そういうときは、提供の意義でオリジナリティを出すといいと思います。
二番目の記事は商業サイトではないかと思います。
課題2: 「イベントの記憶」という言い方が曖昧で定義になっていないです。時間と場所を特定して思い出せる過去の出来事の記憶がエピソード記憶です。事例としては適切だと思います。
5点差し上げます。
課題1: どうして「教科書で触れられるべき情報だと考えた」のですか。「メタ記憶」は確かに重要な概念であり、教科書の記述にもメタ記憶の働きととれるところがあります。「記憶を制御する働きをしている部分があるのに概念として紹介されていない」というような理由があるといいと思いました。
課題2: 「単語再生テスト」とは正式名称ですか。記憶研究には「再生テスト」というのがあって、これはエピソード記憶を測定するテストとされています。紛らわしい名称です。あなたのせいではありませんが。あなたが紹介してくれた「単語再生テスト」の内容からすると、これは意味記憶を測定していますね。
課題3: プログラムが発見されていないだけで、コンピュータに例えて人間を理解しようとする試みを否定するものではないと思います。
6点差し上げます。
課題1: これば「刺激間間隔」ではなく「保持期間」です。「刺激間間隔」とは複数の刺激を一定の時間間隔で提示していく時の、その「一定の時間間隔」のことを言います。刺激は映像でなくても、文字でもいいです。つまり感覚は問わないということです。
課題2: 「概念に関する記憶」は意味記憶です。「当時の事実以外の情報」ってなんですか。結論に至るまでの書き方がよくありません。定義と事例を対応させる書き方を、以前推奨しました。最初の方の投稿を参照してください。
3点差し上げます。
課題1: 教科書では長期記憶、短期記憶の保持期間には触れられていなかったですね。「長期」「短期」と時間を思わせる用語なのに、保持期間の説明がないのは確かに欠点だと思います。
いくつかの本をまとめた記事です。書き手がだれかわからず、要約が適切かもわかりません。
課題2: 「「昨日は、13時に黒のTシャツ、ジーパン、ダウンを着てアルバイトに行った」ということを、今思い出せる」とした方がよいとか思います。
4点差し上げます。
課題2: 「自転車の乗り方や泳ぎ方などを覚える記憶」ではわからないです。「例はわかるけど、要するにどういう記憶のことなの」と尋ねられそうです。折り紙の折り方が意味記憶でなく、手続的記憶だと言える理由はなんでしょう。折り紙については、折り方を「知っている」と「折ることができる」まの境界が曖昧です。
2点差し上げます。
課題1: 「外部の出来事という部分を外部の刺激が持つ情報と置き換えることで」とのことですが、教科書にも「外部のアナログな情報を」と書いてあります。
≒ のような記号を使用してはいけません。日本語で書くこと。
課題2: よいと思います。
5点差し上げます。
「認知心理学」の採点対象となる投稿は締め切りました。「発達心理学」に取り組んでください。
第6章 認知心理学
課題1 「記憶」につての追加情報。
記憶の過程には、記銘、保持、想起、忘却があります。忘却は、「劣化」および「干渉」という2つの理由で生じます。 劣化とは、いったん記憶したことを後から使わないと、時間とともに薄れていくことを意味します。 干渉とは、類似の情報が記憶されているときに、それらにアクセスしづらくなることを意味します。忘却は重要な役割を果たしています。人間の記憶容量には限界があり、記憶が消えなければ新しいことが記憶できなくなってしまいます。
「忘却」がないと新しい記憶の保持や想起に繋がらないと思います。そのようなことを踏まえて、教科書には書かれていない「忘却」を含めた4つのプロセスで覚えるのが。記憶について理解するのにもっとも適切なのではないかと思い、追加しました。
https://www.sankyobo.co.jp/dickio.html#:~:text=
課題2
手続的記憶について。
私は3年前に野球部を引退してからまったく運動をしていませんが、野球を12年間やっていたので、久しぶりにバッティングセンターにいってもスイングを覚えたまま打つことができたので手続的記憶に関係していると思います。
第6章 認知心理学
課題2
私はエピソード記憶の経験を紹介する。エピソード記憶とは、思い出のことであり、自分が体験した出来事に関する記憶で、日時や場所、そのときの感情なども含めて記憶される。例えば、「昨日の夜、わたしは友達と電話をしながら、課題をした。でも課題が難しすぎて全然できなかったため、残念な気持ちになった。そのあとに他愛もない話をして盛り上がり、とても楽しかった。しかし、1時くらいになってしまったため、お互いにもう寝た方がいいということになり、まだまだ話したい気分だったが、おやすみと挨拶をして就寝した。」これが私の昨日の記憶であり、エピソード記憶である。
第6章 認知心理学
課題1.「鏡映像描写」についての情報
鏡映像描写とは知覚と運動の協働をみるための実験課題。
私たちは普段から見るもの(知覚)と行動(運動)の学習をしてる。しかし反転世界(鏡)左右が反対になってしまっていると通常通りの動きができない。左右反対の鏡像でどれだけ練習すれば対応を、できるようになるかこの知覚学習を過程を観察するのが鏡映像描写。
引用、https://mshc.sugiyama-u.ac.jp/tool/2012/03/post-6.html#:~:text=鏡映描写とは,なかなかうまく出来ません。
課題2.エピソード記憶について
私が高校生のころ走れば筋肉がつくと考えていましたが、ハムストリングが肉離れした時、病院に行ったところ、走ると筋肉がつくわけではなく、ご飯を食べて栄養摂取などしっかりしないと筋肉はつかないと言われ、それからはしっかり走る前にそのエピソードを思い出し、栄養摂取を大事にするようになった。
課題3.コンピュータアナロジーを人間の心や行動の理解に使用すると不適切な点では実際の人間ではないのに、人の心について、数学的に工学的に考えるとあったが、それは身体的にはいけるかもしれませんが、人間は感情という複雑なものがあり、科学的には証明できない。
第6章 認知心理学
課題1 「宣言的記憶」についての追加情報
宣言的記憶は、意味記憶とエピソード記憶の2つに分かれます。
意味記憶は、一般的で抽象的な知識、概念、言葉、および一般的な事実に関する宣言的記憶の一部です。例えば、歴史の出来事や数学の公式がこれに該当します。これは個人の経験に基づくものではなく、一般的な情報を取り扱います。
一方で、エピソード記憶は特定の時刻や場所での個々の出来事に関する宣言的記憶のタイプです。これには個人の生活でのある日の出来事、感動的な瞬間、旅行の経験などが含まれます。エピソード記憶は個人の経験に焦点を当て、特定の時空間コンテキストを持っています。
出典 https://nihongokyoiku-shiken.com/declarative-memory/
教科書では宣言的記憶について説明されていましたが、その中でも2つに分類される意味記憶とエピソード記憶について詳しく記載されていなかったため補足しました。補足情報により、宣言的記憶における意味記憶とエピソード記憶との違いついて理解することができると思いました。
課題2
エピソード記憶について
エピソード記憶とは、特定の日時や場所、出来事に関する一度きりの経験についての個人的な感想です。
私は、高校2年生の時に部活動で全道大会に出場した経験があります。全道大会出場に向けてチームメイトと練習に取り組んだ結果だったため、試合の内容や相手のユニホームの色、試合に勝った結果や点差など今でも鮮明に覚えている記憶であることから、エピソード記憶と繋がると思います。
課題3
コンピュータアナロジーを用いて人間の心や行動を解釈しようとする際、感情や複雑な思考を0と1の単純な形式で把握することが難しく、人間の多様な経験を充分に再現するのは難しいです。具体的には、抽象的な概念や微妙な感情のニュアンスを理解するのが難しく、また、人間の創造性や柔軟性を完全に模倣することも難しいです。このため、人間の心や行動を完全に理解することは難しく、コンピュータアナロジーにはその限界が存在すると考えた。
課題1
反応時間について、高校の生物の授業で触れた記憶があり、改めて理解し直したいと思い調べた(この記憶は長期記憶で、反応時間を調べる問題をテストのために反復して演習したことによる記憶の定着と考えた)。
前提として、反射とは異なる。反射は刺激を、脳を介さず脊髄から運動を行う。今回扱う反応は、刺激を脊髄と脳を介して、考えることによって運動を行う。反応の流れは、筋肉(受容器)→感覚神経→脊髄→脳→脊髄→運動神経→筋肉(運動器)という流れであり、刺激を受容器が受容してから運動器が運動するまでを反応時間という。
教科書の簡潔な言い回しをより具体的に理解し直すことができた点と、私自身の記憶として反復時間についての記憶をさらに定着させることができる(ロフタスの説で言うと、思い出すことで再構成=高校で習った反応時間の知識を今回改めて理解し直した)点で、理解に貢献した。
https://youtu.be/tjjwQlwwkPk?si=VYSDudA-l2ONYUxx
課題2
エピソード記憶
カラオケで、もさを。さんの『ぎゅっと。』を歌うと、あれくんさんの『ばーか。』を思い出す。私は過去の恋愛の相手に歌を聴いてもらう機会が多くあり、相手は特にこの2曲が好きでよくリクエストしてくれた。このエピソードが私の中で2曲を結び付けて記憶しているといえる。
課題3
人間の心や行動の理解にコンピュータアナロジーを使用するには、インプットのためのデータが少ない、あるいは性質が違うと考えられる。なぜなら、人間の心はあまりにも複雑に要因が絡まっているからである。数十年十数年かけて得てきた経験、環境、感じるときの状況など、心を構成する要因が多くある。必ずしも特定のインプットが特定のアウトプットを一意に定められるわけではないことが、コンピュータアナロジーを使用することが不適切といえる理由である。また、人間の性格(考え方、感じ方)は遺伝にも影響される。その性格と異なったインプットとアウトプットを繋げてしまえば、再現されない。再現するためにはその人間の性格を理解するためのデータも必要であり、それもまた多くのデータが必要なのである。親のデータを集める?その親のデータも?やはり不可能である。
>> 932フィードバックに対する返信
課題1 2次資料ではあるが、「ネルソンは、フラッシュバルブ記憶が生成されるのは、ニュースに接した時のインパクトによるのではなく、そのニュースについてさまざまな機会にし、語り合うためであると説明している。そうした会話はしばしば、その事件を知ったとき自分はどこにいて、何をし、どのように感じたか、という説明を含んでおり、そうした想起が繰り返されることで、会話をとおして記憶は定着していく。」と記述があった。確かに、私も大震災の際などに同様の会話をした覚えがある。
また個人的に似た事例として、コミュニティーで共通の強烈な過去の話題は、確かに社会的な事件でなくとも、そのコミュニティー内で暫く話題され、時間が経ってもたまに話題に上がることが挙げられる。この事例がフラッシュバルブ記憶の原理と同様であると考えると非常に身近な現象と言える。
記銘-貯蔵-想起の関係性を注視しすぎ、想起は何度も起こり得、それにより定着が促進し得る事が頭から抜けていた。
出典 山下清美(2008)「自伝的記憶は共有できるか」『心理学評論』51(1)196-198.
DOI(https://doi.org/10.24602/sjpr.51.1_196)
課題2 エピソード記憶、知覚的表象システムに関しては正しい理解が無かった上、端的かつ強引に述べ過ぎた。
課題3 完全に自分の論述力の問題だが、前半で伝えたかったのは、考慮すべき記憶情報の膨大さではない。
膨大な記憶の解釈を正しく行う為には、受け皿となるカテゴリーを増やすしかない。だがそれでもカテゴリー間の隙間となり心理を測る上で考慮できない箇所は必ず生まれる。そして認知心理学の処理段階に照らし合わせて考える場合、処理が起こる箇所が多すぎる。故に実際の心との差異が心の理解に利用するには不適切であると言えるほどに大きいのではないか、という主張を意図していた。
また後半はエラーが主軸ではない。コンピュータアナロジー的な方法を検査法として評価したとき、どれだけ妥当性の為に記憶を分類、評価しても、それは観察法の事象見本法的にただカテゴリー分けされた"データ"である。故に最終的に検査者の主観を通す"解釈"という段階が必要であり、心の理解、正しい解釈を目的とするならそれは内的妥当性が低く、不適切な可能性が高いのではないか、という論理展開を意図していた。
>> 924について、非常に冗長に記入し、多大な負担をかけてしまった事を申し訳なく思う。以降の回答では簡潔かつ自明な読みやすい回答の提出を心掛ける。また「目を向けることも推奨される」と述べておきながら、補足への先生のコメントについて勉強不足により共感できない為、課題1の1次資料と共に書籍を当たることとする。
6章認知心理学
課題1
宣言的記憶と非宣言的記憶(手続き記憶)についての追加情報。
宣言的記憶は意識的な努力と認識が必要で、一般的な知識や個人的な出来事を含み、大脳皮質や海馬などで処理され、意図的な思考や学習を通じて形成されます。
一方、非宣言的記憶は意識的な努力が少なく、自動的に獲得されます。手続き的記憶や感情記憶を含み、基底核や小脳などで処理され、反復的な経験や訓練により主に無意識に形成されます。
教科書の5行だけでは説明不足でここまで詳しくは記載されていなかったので補足させてもらいました。この2つを結びつけて学習することにより、自分自身の学習戦略やスキルの向上はもちろん。問題解説や意思決定のプロセスも向上、これからの学習や臨床心理への応用に繋がる。
出典: https://bsd.neuroinf.jp/wiki/陳述記憶・非陳述記憶#:~:text=陳述記憶とはイメージ,陳述できない記憶である。
課題2
私は手続的記憶に関しての経験を紹介します。
自炊を始めて間もない頃、初めてキーマカレー作ろうと思いました。レシピを見て1から調理工程やポイントを読み、レシピの材料を揃えて調理していました。
調理過程では手続的記憶がとても大きな役割を担いました。レシピに書かれた手順を覚えて実行することが求められ、材料の下準備の順序や調理時間も守らなければいけませんでした。
ここで手続的記憶が役に立ちました。レシピに書かれた順序と調理時間で丁度いいタイミングで材料の追加や火加減の調整などができました。結果、とても美味しく料理ができ、手続的記憶が成功に導いてくれたと感じました。その後、同じ手順を繰り返し行って手続的記憶が強化されました。
課題3
コンピュータアナロジーを使用して人間の心や行動を理解するには不適切な点、限界が存在する。まず、感情や情緒の複雑性が無視されることが挙げられる。コンピュータというものは論理的でプログラム可能な存在である。人間の感情や情緒の多様性、文脈に秘められた思いなどを人間のように柔軟に模倣することが難しいです。 また、創造性や直感といったら抽象的な概念もコンピュータには難しく、人間の心の奥深さを捉えることができない。
さらには、先ほども出した通り文脈の理解や文化の理解が不足しています。人間の行動や価値観は文化や環境に依存しており、これらを考慮せず心や行動を解釈することは難しい。道徳的な側面においても、コンピュータは抽象的な道徳観や道徳的な窮地を理解できず、適切な判断ができない状況が生じる。
従って、コンピュータアナロジーは人間の心や行動を理解するためには十分でなく、人間の複雑性や多様性を理解するためには他の方法が必要です。
課題2:私はギターを趣味としていますが何度も同じフレーズを引いていると頭ではなく指が次の覚えるべきコードを覚えているかのように動く感覚があります。本来想起すべきコードではなく曲を想起していても演奏できているのは手続き的記憶といえると思う。
課題3:私は人間の心や行動の理解にコンピュータアナロジーを使用することの不適切な点、限界とは人間が考えなくもよい余計な思考をする点にあると考える。なぜそう考えるのか冷蔵庫の中の探し物を例に出して説明してみようと思う。まず人間が考えなくもよい余計な思考をする点では他人が、例えば母親が管理し配置している冷蔵庫の中から「ポン酢を取り出してください」と言われたとして一通り探しても見つからないとする。ポン酢が見つからない理由として横に倒れていたり、蓋の色思っていた色とがちがっていたり、また先に述べた2つの理由が分かっていてもたくさんある調味料の中から1つ1つラベルを確認するのがめんどうだったという理由が人間にはあると思う。しかし、コンピューターがデジタルの冷蔵庫の中のポン酢を探すとき人間のようにほかの無駄な思考はせず始めから1つ1つラベルを確認する正確で確実な方法を選択するため人間は余計な思考をしているといえる。
6章 認知心理学
課題1:反応時間についての補足です。反応時間は複雑で多くの心的処理を要したと考えられますが、反応時間は刺激の入力から反応の出力までに起こる種々の処理過程を総体として反映する指標です。(出典: https://bsd.neuroinf.jp/wiki/反応時間)教科書にはAトリーズマンが報告した実験が載っていますがこちらのサイトはもう少しわかりやすく説明されているのではないかと考え補足しました。
課題2:意味記憶
私は韓国に友達がいるので韓国語を勉強していますがよく使われる新しい言葉(流行語)などは積極的に日常的に話す時や文面でも使うようにしました。自分の中で重要なことだと強調され、早く覚えられました。これは意味記憶に関係していると思いました。