課題2 利用可能性ヒューリスティックと思われる事例を挙げます。 利用可能性ヒューリスティックとは、人に目立つことや思い出しやすいことは、実際よりも多く起こると錯覚し、そう判断してしまうことです。 あるプロ野球チームは、育成選手制度を利用し、他チームよりも多くの選手が所属しています。さらに、潤沢な資金で実力のある選手が他チームから移籍してくることがあります。そのため、ドラフト会議で評判や順位が高かった選手であろうと安易に1軍へ行くことができません。より激化したチーム内競争を勝ち抜いた選手が、一軍で活躍するチームです。しかし、評判が高かった選手が数年足らずで退団したり、移籍してきた実力のある選手が目立った活躍をすることで、「このチームは育成が苦手で選手を成長させられない」という評価を受けています。これは、メディアに評判の高かった選手が1軍で活躍せず退団することを大々的に報じられたり、移籍してきた実力のある選手の活躍を報道したりすることで、これからを期待された選手が活躍できていないことが当チームの目立つ情報になっているからだと考えられます。ですが、この現状はプロ野球なら当たり前な判断のもと行われています。そもそもプロ野球は競争に負ければ退団を余儀なくされる実力社会であり、どのチームであろうと評判の高かった選手や意外な選手に対しても戦力外通告をしています。このように、他チームと比べても戦力の整備判断に差異がないにも関わらず、メディアを通して世間に偏った情報の認識から来る評価を受けているため、利用可能性ヒューリスティックの事例だと思います。
課題1: 詳しく書く必要がないから書かれていないのではないか、と考えることも必要です。教科書は限られたスペースで、何を知ってもらいたいと思っているのでしょう。簡便だが間違いをはらんだこういう推論がある、ということなのではないでしょうか。大方の定義と事例が書かれていれば、それ以上は教科書のレベルを超えているのです。「情報は増やせばよいというわけではない」ということは、以前からお伝えしている通りです。 要約サイトですね。学術的信用性は疑ってください。 課題2: 「最近の報道によって視聴者が抱く認知」ということですね。はぶきすぎる表現というのはよくありません。この事例自体は、利用可能性ヒューリスティックの事例です。視聴者はよくこの推論をしてしまいます。少年犯罪の数は減少の一途なのに、目立つ事件を報道で耳にした視聴者が「少年が凶悪化した」などと推論します。よくあることです。気をつけたいものですね。
6点差し上げます。
課題2: 証拠となるデータがあるのだから、あながちステレオタイプとは言えないと思います。むしろ、一部だけを取り上げて全体を推し量る、「利用可能性ヒューリスティック」や「錯誤相関」の事例と言った方が適切ではないかと思います。
2点差し上げます。
課題1: 「東洋」と一括りにできないことを示してくれたことは重要だと思います。同種の投稿が既にありますので参考にしてください。 >> 1264 課題2: 「高校が強い」という事実から「プレーがうまい」という推論をするのはあながち間違いではないと思います。ただ、プレーが上手くない人が部員であるというだけで「うまい」と判断されているとすれば、それはステレオタイプかもしれません。ステレオタイプというより、むしろ錯誤相関かもしれないですね。
5点差し上げます。
課題2: 利用可能性ヒューリスティックは、実体験に基づいているかどうかとは直接関係ないと思います。一部の情報のみから全体を押し測る推論のことです。「知ったかぶり」や、あなたの言う「耳年増」の人がよくやる推論だと思います。 錯誤相関であることの根拠は、「滞在中の穏やかな時間と本来なら滞在していない時間のできごとを関連づけて考えていること」ではないと思います。印象に残る事例(この場合、一人の従業員だけの行動)が、その対象の常態(ホテルの従業員全体に見られる行動)であるかのように錯認するのが錯誤相関ではないでしょうか。 読点が少なく、非常に読みづらい文章になっています。
4点差し上げます。
課題1: 教科書の内容とさほど変わらないように見えます。「分布推定」というような難しい言葉を使っていない教科書の方がわかりやすいようにも思えるのですが。「カテゴリー分けをして画一的に見てしまう傾向についての記載がされているため「なんの」理解を促すことができる」のですか。日本語として完結していないと思います。 課題2: 「対応バイアスとは、ステレオタイプという現象」ではありません。また説明になっていない文章に見えます。何を説明しようとした文章ですか。
3点差し上げます。
課題1: 教科書には、人間の行動の多くが「自動的」であることが述べられていて、プライミングもその一つであることが文脈から伺えます。「自動的」、「無自覚」と言葉は違いますが、同じことを言おうとしたものです。心的回転の研究は、教科書の内容とどう関連するのでしょうか。 最初のURLは商業サイトです。学術的信用性は疑ってください。 課題2: 「このお母さんの行動の原因を外的なものでなく、彼女の「怒りっぽさ」という内的な属性に帰属した」という記述だとなおよかったと思います。全体的に省略が多く、書き方が口語(話し言葉、会話)的に見えます。報告書の書き方に習熟していってください。
課題1 利用可能性ヒューリスティックについての補足情報です。可能性ヒューリスティックは、問題解決や意思決定の際に使用される、可能な解決策や選択肢の選択に関する一般的な原則やガイドラインのことを指します。これは、すべての可能な解決策や選択肢を詳細に考慮することが難しい場合に役立ちます。可能性ヒューリスティックは、時間やリソースを節約することを目的としており、経験や直感に基づいて選択されます。具体的な例としては、代表的な可能性ヒューリスティックとして以下が挙げられます。 1つ目は、代表的な例の法則:人々は一般的に、同じパターンや結果が頻繁に起こると認識し、それが代表的な変数や選択肢であると判断します。 2つ目は、利用可能性のバイアス:情報が容易に思い浮かびやすい場合、それを重要だと判断し、他の情報よりも高い重要性を与えます。 3つ目は、アンカリングと修正:最初の情報や数字(アンカー)を参考にし、それに基づいて修正を行います。 4つ目は、疑似相関:関連性がない要素やイベントの間に関連があると誤って判断する傾向があるという観点です。 これらの可能性ヒューリスティックは、一般的な問題解決や意思決定に役立ちますが、完全な解決策や最適な選択を保証するものではありません。 この情報を追加した理由は、教科書に詳しく書かれていなかったからです。 出典 https://liberal-arts-guide.com/availability-heuristic/ 課題2 利用可能性ヒューリスティックの実例として、「最近の報道による認知」というものが挙げられます。 最近の報道による認知は、情報や出来事が最近の報道で取り上げられた場合に、それが起こりやすいと認識する傾向を指します。例えば、テレビやインターネットのニュースで大きく報道される事件や事故を目撃した場合、同様の出来事が頻繁に発生していると錯覚しやすくなります。これは、報道の露出度が高いために、その情報が他の情報や出来事よりもより利用可能性が高く感じられるからです。 この現象は、新聞やテレビなどのメディアが出来事を報道する際に、より関心を引くようなエピソードや特定のトピックを選びがちであることによっても助長されます。例えば、交通事故の被害を受けた自動車メーカーの車種が報道されると、同じ自動車メーカーの他の車種に対しても懸念が広がります。 これが適切な実例である理由は、利用可能性ヒューリスティックは一般的に人々の判断や意思決定に影響を与えるため、私たちの周りでよく見られる心理的なバイアスの一つだからです。人々は情報の予測可能なパターンに頼って意思決定を行いがちであり、報道などのメディアの情報に左右されることが多いため、この実例はこのヒューリスティックを説明するのに適しています。
9章 課題2 サッカー観戦のあとに日本人サポーターがポイ捨てされたゴミを拾っている記事などがインタネット上であがる。 そして日本人を讃えるコメントが来る。「日本人は素晴らしい」「これは日本人にしかできない」など。しかし、これは人種によるステレオタイプだと思う。 なぜなら、日本人サポーターがゴミを拾っているが、日本人は素晴らしいと結ぶのはおかしい。その場にいた少数の人が行った行為である。 この記事を見た世界の人がこのコメントをしていることは日本人全体を評価していることになる。 もし、道端でゴミ拾いをしている人を見かけても日本人だからすごいとはならないだろうと思う。
第9章 社会心理学 自己観について補足する。 アジアの中で中国と日本でも個人差を測定する自己観尺度の因子構造や相互尾独立性の程度は大きく異なる。また、ベトナムについても比較がされている。 http://repo.nara-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/AN10403791-19980300-1003.pdf?file_id=2910 補足理由:教科書には西洋では相互独立的な自己観が、東洋では相互協調性的な自己観が優勢であると主張しているが、これは全体的にみれば確かにそうであるが、国ごとに見ていけばそうでない国もある。勘違いを防ぐためにこの情報を追加した
課題2 大学の部活動で出身校だけでうまいかや練習態度が判断されることがある。これはそこの高校の部活のイメージだけでその人の内面を見れるわけでない。罪などを犯しているわけでもないのに悪いことやその高校が強いだけなのにその人自身のプレーがうまいと判断してしまう。根拠もなくその人のプレーや性格を判断してしまうこの事例はステレオタイプの事例として適切だと言える。
課題2 1:利用可能ヒューリスティックは特にそんな経験したこともないのに関わらず聞きかかじりの経験だけで自分も経験したことのあるように話しをするという状況に近いと感じる。話題において人から聞いた印象に残っている思い出しやすい経験を自分が経験したこともないのに身近によくあること錯覚して会話に持ち出すことは利用可能ヒューリスティックの事例に他ならない。また余談だが耳年増という言葉があり、聞きかかじりの経験だけで自分も経験したことのあるように振舞うという意味の言葉がある。主に女性に使われる言葉だがこの言葉も対象が女性に絞られている時点で女性は知識が少ないなどのステレオタイプがその行動を目立たせた利用可能ヒューリスティックであると思う。 2:初めて訪れたホテルから部屋の整頓を終わらせ、チェックアウトしようとしていた時に母親が忘れ物に気が付き部屋にも戻るということがあった。しかし、部屋から戻ってきた母親はなぜか機嫌が悪く、聞けば清掃を始めていた清掃スタッフが分別したゴミを一か所にまとめていたのにも関わらずあえてごみの袋を開け見てこの部屋は汚いなどと悪態をついていたと話した。両親は不正に部屋を利用していないに悪態をつかれたことに腹を立て、あそこのホテルは従業員の態度が悪いのでもう行くことはないと結論を出していた。しかし私は滞在中態度がおかしいのかったのは最後の清掃スタッフ一人だけでありそれ以外のフロントスタッフやビュッフェスタッフは態様がよく、食事もおいしかったのでその結論は少々早すぎるのではないかと思った。これは滞在中の穏やかな時間と本来なら滞在していない時間のできごとを関連づけて考えていることからこの事例は錯誤相関の事例に他ならない。
課題1 外集団均質性効果についての補足、「外集団に対する分布推定ではその散らばりが過小評価され、典型性が過大評価される傾向を指す。つまり「我々」は様々な特性を持つ異なる存在であると認知されるのに対して、「彼(女)ら」は典型的特性を共有する者として一括して認知される傾向といえる。」という内容から、カテゴリー分けをして画一的に見てしまう傾向についての記載がされているため理解を促すことができる。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssp/12/2/12_KJ00003724722/_pdf 課題2 テレビで国籍についての差別を放送していた。これは対応バイアスの事例である。なぜなら対応バイアスとは、ステレオタイプという現象である。先の事例の差別という部分が、過去にあった戦争などの副産物であり、戦争などから生まれた偏見や恨みという点が、信念やイメージされたものであるから、この事例は対応バイアスの実例に他ならない。
1、プライングについて補足情報 これは、プライミング現象と呼ばれ、人が最初に見たものから刺激を受け、無自覚なまま行動を起こすことを示した心理効果の名称のことである。教科書のプライミングの説明では、事前の経験がその後の知覚や認知的判断に影響されることだとしているので、「無自覚」ということが書かれていなかったので補足した。 https://seminars.jp/media/453 また、下記のURLでは、3次元物体の心的回転とプライミング効果の実験を行なっており、回転にるプライミング効果の性質が述べられている。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/AandC/documents/past/2/kanamori.pdf
2、ある日、知らない子供がスーパーで、お菓子を食べたいと泣いていたが、そばにいた女性(お母さん?)が怒鳴りつけていた。僕はその光景を見て「怒りっぽいな」と思ったことがあった。これは、対応バイアスの事例である。なぜなら、対応バイアスは、行動をその人の性質と対応するものと思い込むということで、僕はその時に、「怒りっぽい」なと思ったからである。
とてもわかりやすくてやっと理解できた気がします。本当にありがとうございます!
課題1: なぜ教科書理解に有益であるかがよくわからない説明です。 要約サイトですね。 課題2: もう少し詳しく説明した方がいいと思いました。
課題1: 「ジェンダータイプについての理解が深まる」のでなく、キーワードである「ステレオタイプ」への理解が深まるようにしてください。「偏見」の説明はよいと思います。 課題2: 二つ前の投稿と同一の文章ですねぇ。「焼肉屋」が「ラーメン屋」に変わっているだけで。
課題1: 教科書の説明と、あなたの文章の内容、さほど違っていないように見えるのですが。 課題2: 「家の外では少し大雑把だった」という事実があるのなら、友達のあなたへの評価はステレオタイプではなく、事実に基づく評価だったのではと思います。
課題1: 「人は目立つことや思い出しやすいことは、実際よりもよく起こると錯覚してしまう」と教科書にあります。あなたの文章とあまり変わらなくないですか。 要約サイトですね。学術的信頼性は疑った方がいいです。 課題2: なぜこれが利用可能性ヒューリスティックの事例なのですか。課題1で調べたのだから、よく考えてみてください。
1.内集団バイアスについて補足します 自分がそれによって利益を得る可能性がないような場合でも、自分と同じ集団のメンバーだと認識した人には内集団びいきを示しやすいことが明らかになっています。
https://www.jumonji-u.ac.jp/sscs/ikeda/cognitive_bias/cate_s/s_08.html#:~:text=内集団バイアスin-group bias&text=このように、自分が,集団びいきと言います。 補足した理由は教科書に記載されてる内容以外にも情報を追加することで理解が深まると思ったからです。 2.自分を含めた友人は周りの人で特殊な考え方や周りと違う独特な雰囲気の人間を見るとAB型なのでは無いかと考えるのですがこれはステレオタイプであると思いました。「AB型は特殊な人が多い」という偏見が招いてると考えました。
課題1: どこが記事の内容で、どこがあなたの言葉なのですか。「自己認識を高め、偏見を軽減」したり、「対話と理解が促進」し、「社会全体で偏見の減少に寄与する可能性」を探ることは、この教科書の役割ではないと思います。またこのことが教科書理解につながると言うのであれば、理由をつけた方がいいと思います。 二つ目の記事は商業サイトですね。 課題2: どこから入手した情報ですか。在学生のあなたが「学位を持っている」とは考えられません。「彼の専門知識やスキルも素晴らしい」のであれば、バイアスではなく正当な評価と言えるのではないでしょうか。
私は「ステレオタイプ」と「偏見」について補足します。 「ステレオタイプ」とは、集団やその構成メンバに対する過度に一般化された肯定的、及び、否定的認知のことを指します。男性が仕事、女性が家庭などといった男性と女性に対するステレオタイプは、「ジェンダー・ステレオタイプ」と呼ばれています。 「偏見」とはステレオタイプにおける、“否定的認知”の事を指します。 ステレオタイプを形成される一因に「錯誤相関」があります。錯誤相関とは、相関がないデータに相関があると思い込んだしまう現象で、めったに見られない(一般にネガティブな)行動と、ある少数グループを間違って関連付ける、関連を過大評価するといった形で見られます。 ステレオタイプ・偏見が変わっていく「変容過程」には下記の3つのモデルがあるとされます。 1.book keeping model(簿記モデル) 反ステレオタイプ情報によって少しずつステレオタイプが変容していく。 2.conversionmodel(転向モデル/回心モデル) 特定の反ステレオタイプ情報が劇的にステレオタイプを解消させる。 3.subtypingmodel(サブタイプ形成モデル) 既存のステレオタイプに一致しない情報を例外(サブタイプ)として、他のものと区別する過程を重視する。 出典https://zawazawa.jp/s/jump?to=https://psychologist.x0.com/terms/161.html#3&allowRedirect=1 ステレオタイプを補足した理由は、教科書では「特定の社会的集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造」としか情報がないためジェンダーステレオタイプの情報を補足したらジェンダータイプについての理解が深まると思いました。 偏見について補足した理由は、社会的心理学の説明が無いと思い補足しました。 課題2 友人とラーメンを食べに行こうとなった時、家から近いラーメン屋に行こうという話になった。その際に2つのラーメン店の候補が挙がった。1つはいわゆるチェーン店のラーメン屋、もう1つは友達が紹介したラーメン屋。どちらも行ったことがないラーメン屋。そこでSNSやTVで良く目にする一つ目のチェーン店のラーメン屋に行くことになった。この、「頻繁に目にする」「チェーン店という特徴的」とうことから利用可能性ヒューリスティックの事例に該当する。
課題1: 先の投稿で、「社会的アイデンティティ理論の前提があるのでは」とコメントしましたが、そのことを明示的に示してくれましたね。 課題2: この事例の提示の仕方は、「内集団バイアスは必ず間違っている」というメッセージを含むように読めます。しかし、本当はどうなのかはともかく、外集団と内集団とでは異なる見方がなされるというのが、内集団バイアスではないかと思います。また「その組織で活動する人間として協力していくべき」という主張は、この課題に関係ないので、なくていいと思います。最後に、課題1で内集団バイアスが社会的アイデンティティ理論に依拠していることを示してくれたのだから、課題2でも二つの集団の社会的アイデンティティに触れたらもっとよかったのではと思いました。
8点差し上げます。
課題1 内的帰属と外的帰属についての補足情報
内的帰属は、因果関係の原因の行為者の「内部の属性」に求めることで、外的帰属は、因果関係の原因を外的事象」の側に求めることである。 この2つは行動や評価の原因を事故や他人のどこに求めるかという概念に相当し、「統制の所在」とも呼ばれている。この原因帰属理論はRotter,J.B.(ロッタ―)が提唱し統制の所在に関する心理検査もあるそうです。心理学における統制は、学習における強化が基礎になっていること。 補足の理由 人の行動に属性があると考えたと書いてあるが実際どのような部分を求めているのかがわからず、そして提唱者は、どのような意図で提唱したかを記載すればより分かりやすく知れると考えたため。 リンク
課題2 自分が上げる実例として血液型のステレオタイプがある。 自分は「O型」なのだが友達と血液型の話をすると、おおざっぱだから当てはまってるやん!と言われることが多い。家の中では、ノートはきれいに書くし、細かいところまで掃除もするから、なぜ言われるんだろうととても疑問に思ったことがあった。でも家の外では少し大雑把だったところがあった。ステレオタイプには、多くの人に浸透している固定観念やイメージ、思い込み、概念、思考の型のことを言う。なので自分がその人に見せてしまっていたものが大雑把だった可能性があるため、ステレオタイプの事象と言えると思う
第9章 社会心理学 課題1「利用可能性ヒューリスティック」について補足します。利用可能性ヒューリスティックは、 人間が意思決定を行うときに、よく見るものや印象に残りやすいものを基準に選択を行う思考方法のこと 意思決定を行うための思考方法の中で、自分自身の成功・失敗体験等の経験から「たいていの場合うまくいく」と思われるものを選ぶ思考方法のことを、「ヒューリスティック(heuristic)」といいます。 そして、ヒューリスティックの中でも、 頻繁に目にしたり耳にしたりする情報など、その人にとって思い出しやすい事柄を基準にした思考方法を「利用可能性ヒューリスティック(availability heuristic)」という。 https://liberal-arts-guide.com/availability-heuristic/ この情報を補足した理由は、教科書では、利用可能性ヒューリスティックについての意味、説明がなく、よくわからなかったです。利用可能性ヒューリスティックの意味、説明を補足することで、錯誤相関の例の意味について繋がると考えたからです。
課題2 友人と焼肉を食べに行こうとなった時、家から近い焼肉店に行こうという話になった。その際に2つの焼肉店の候補が挙がった。1つはいわゆるチェーン店の焼肉店、もう1つは家周辺の焼肉で検索し出てきた焼肉店。どちらも行ったことがない焼肉店。そこで雑誌やCMで良く目にする1つ目のチェーン店の焼肉屋に行くことになった。この、「頻繁に目にする」「チェーン店という特徴的」ということから利用可能性ヒューリスティックの事例に該当する。
課題1: 「バイアス」は、その意味は知っていてほしい単語です。 学術的信用性が担保されない書き方をしている記事です。 課題2: 「一部の人の印象を学校全体に対して向ける」のは、ステレオタイプではなく、むしろ確証バイアスとか利用可能性ヒューリスティックの事例と呼ぶべきではないかと思います。
課題1: ステレオタイプが社会集団に限定されるのかどうかは、既になされた投稿でも議論しました。確かに現象的には社会集団でなくても、同様の現象に見えます。紹介してくれた情報の中にその答えがあるのかと思いましたが、それは見当たらないようです。しかし、教科書内での一貫性を重視するならば、「個人差心理学」で「偏見」と呼んでいた血液型盲信もステレオタイプの一種と認めざるを得ないでしょう。 課題2: ステレオタイプだけでなく、外集団均質性効果という側面からの考察もなされていてよいと思います。
課題1: 「相互的な思い込みが必須」であるなら、教科書は不十分どころか、全面的に間違っていることになります。しかしこの研究は、「相互的な思い込みがある場合」という特殊な条件下ではこうなるということを言っているのではないでしょうか。特殊ケースを提示することにどういう意味があるかが知りたいです。 この出典の書き方は不十分です。必要な情報を漏らさないように。 課題2: はい、よろしいかと思います。
7点差し上げます。
課題1 錯誤相関についての追加情報です。 錯誤相関は、まれな現象が目立つ少数者に結びつけられやすい心理的な歪みです。錯覚は、実際には関連がない出来事に相関があると感じられるバイアスで、日常生活や社会の中で頻繁に影響を与えます。少数者や目立つ集団の一員が異なる行動を示すと、その集団全体に同様の傾向があると誤解されやすい。これが錯誤相関です。国家間の対立や宗教的な問題においても、同様の心理的歪みが影響を与えているとされています。錯誤相関は、相関があるかどうかに関係なく、一度認識されるとその行動に注目が集まり、これが強化される傾向があります。この錯覚はステレオタイプの形成にも影響し、他者や異なる集団に対する先入観が生まれることもあります。教科書にない情報を追加することで、人々は自己認識を高め、偏見を軽減する助けとなる。また、対話と理解が促進され、社会全体で偏見の減少に寄与する可能性がある。このような部分も理解することができれば、人間の悪い癖をわかることができ、教科書のりかいへと繋がると考える。 https://lab.kuas.ac.jp/~jinbungakkai/pdf/2021/p2021_01.pdf https://mitsucari.com/blog/illegal_correlation/
課題2 学校祭プロジェクトの新しい人が配属された。この人は同じ大学出身で、私と同じ専門分野の学位を持っていた。初対面の時、その人はとても友好的で協力的だった。彼の専門知識やスキルも素晴らしく、すぐにチーム全体で彼を信頼するようになった。しかし、これは内集団バイアスの事例である。なぜなら内集団バイアスは、同じグループやカテゴリに属する人々に対して肯定的な印象を持ち、そのグループに属さない人々に対しては否定的な印象を抱く傾向を指す現象だからだ。先の事例では、彼が私と同じ大学出身で専門分野も同じだったことから、私は自然と彼を好意的に評価してしまった。「同じ大学出身だから」ということで、信頼感が生まれ、彼のスキルや協力的な態度がより強調された。しかし、これは単に出身や専門分野が同じだからといって、他の優れた人材が存在しないというわけではない。この事例は内集団バイアスの実例だと考えます。
課題1 内集団バイアスについて 内集団バイアスとは、外集団との比較を行った時に、実際には優劣がない場合でも、内集団(自分が属する集団)のほうが優れていると評価することをいう。評価される事としては能力のほか、人格も挙げられる。 内集団バイアスは、社会的アイデンティティ理論の中で挙げられている傾向である。社会的アイデンティティ理論とは、国籍(「日本人」「アメリカ人」等)、学籍(大学、高校等)等、自分が所属する集団によって、自らが何者かを認識することをいう。
補足理由 内集団バイアスについて説明するのであれば、社会的アイデンティティ理論はその背景として存在するから、説明が必要だと考えたため。
課題2 内集団バイアス 同じ組織内で似たような考え方の集団があった(A集団、B集団とする)。この組織は、子ども(中学生)を支援する対人支援の組織で、子どもに勉強を教えたり、心理的な成長を促す組織である。A集団は元々教育系の知識を中心に学んできており、勉強を教えることを得意とする。B集団は元々心理系の知識を中心に学んできており、子どもの相談や心理的な成長を促すことを得意とする。あるとき、この二つの集団両方が「私たちのほうが子どもの成長に貢献できている」と自分たちの集団を評価したとする。 確かに、A集団は主に学習面で、B集団は主に対話面で、子どもたちの成長に貢献しているだろう。しかし両集団とも「学習面、心理的成長面、あるいはそれ以外の要素すべて」で子どもに貢献しているとはいえない。また、組織として見た場合、A集団、B集団のどちらもが、その組織で活動する人間として協力していくべきである。 これらのことから、どちらの集団も子どもに貢献できている面があるにもかかわらず、「自己の所属する集団が子どもに貢献できている」と自分たちの集団を高く評価しようとしていることから、この事例は内集団バイアスの実例といえる。
課題1 利用可能性ヒューリスティックの補足 ヒューリスティックとは、意思決定を行うための思考方法の中で、自分自身の成功・失敗体験談などの経験から「大抵の場合うまくいく」と思われるものを選ぶ思考方法のことをいう。ヒューリスティックの中でも、頻繁に目にしたり耳にしたりする情報など、その人にとって思い出しやすい事柄を基準にした思考方法を「利用可能性ヒューリスティック」とよぶ。 カーネマンは利用可能性ヒューリスティックは、「思い出しやすさ、入手しやすさ」に基づいた判断方法であると説明している。 補足理由 教科書にはヒューリスティックの説明がなく疑問に思ったため情報を追加した。また、利用可能性ヒューリスティックの判断方法の記載もあった方が、後にある相互相関の説明にも貢献すると考えたため追加した。
https://www.sprocket.bz/blog/20220901-heuristic.html
課題2 私は自己紹介で長女かつA型であることを言うと、「面倒見が良くてしっかりしてそうだもんね」と言われることが多々ある。しかし実際には妹の方がしっかりしており、私が妹に注意されることの方が多い。 ステレオタイプとは、多くの人に浸透している先入観や思いこみのことである。この事例でいえば、長女は面倒見が良くしっかりしているという箇所が先入観や思い込みに値する。したがって、この事例はステレオタイプの事例といえる。
コメント不要です。
課題2: はい、適切な事例だと思います。説明も丁寧ですね。
課題1: 教科書に挙げられている事例を、このメカニズムで説明しているともっとよかったと思います。 課題2: 実際にうるさくしていた女子がいるのだとしたら、この現象は「利用可能性ヒューリスティック」の事例では。
課題1: 内集団バイアスの発生メカニズムについて、教科書では「同化」「対比」で説明されていますが、これでは不足ということですか。自己高揚動機が社会的アイデンティティと結びついて内集団バイアスとなるという主張を展開してくれましたが、社会的アイデンティティ理論を前提にした議論となりますね。 課題2: なるほど。ジェンダーバイアスへの警鐘として、よく持ち出されている例ですね。
課題1対応バイアス、内集団バイアスついての補足 「バイアス」とは、偏見や偏り、先入観という意味です。対応バイアスは、先入観によりその人の印象を決めつけてしまうこと、内集団バイアスは、偏りによって仲間内をひいきすることです。(他にも、確証バイアス、正常性バイアスなどがあります。)バイアスが起きてしまう理由は、人間は1日に何度も「選択」を行うため、脳が疲れていきます。そのため、脳が直感的かつ無意識な「選択」をし、すばやい処理をするためだと考えられています。これを無くすのは、前提や直感を一度疑ったり、他者の意見を聞き入れることを常に意識することが必要です。https://corp.miidas.jp/assessment/5878/ ですがそれが不可能なため、バイアスがあるのだろうと私は思いました。 補足理由は、「バイアス」という言葉の意味を理解することで対応バイアス、内集団バイアスの理解を促進させられるのではないかと思ったからです。 課題2ステレオタイプについての実例 私の高校はうるさい人が多い、不真面目な人が多いから駄目な高校だといわれたことがある。ですが、実際にいた私はそんなことはないと感じた。不真面目な人がいたのは確かだが、まじめに勉強してい人もいたのを私は知っています。これは一部の人の印象を学校全体に対して向けているステレオタイプの実例だ。
課題1: ここまで詳しい情報が教科書で優先されるべきかを考えないといけません。教科書でおさえてほしいのは、成長によって優位半球が変わるということです。言語が関与する左半球が優位となること、すなわちカテゴリカル知覚が言語を媒介とするようになるということです。 課題2: 「体育教師」と聞いて私が抱くステレオタイプはあなたと違いますが、そこは人それぞれでいいのでしょう。 この「内的帰属」「外的帰属」という用語の使い方、正しいですか。それから、この二種類の帰属はステレオタイプであることを主張するときの、何か根拠になるのでしょうか。
●課題2 私は、友人にこのような問題を出されたことがある。車がある男性とその男性の息子をひいたという交通事故があった。父親はその場で亡くなり、息子は病院に運ばれた。そして、病院の外科医は「私はこの子を手術することはできない」と泣き崩れた。それはなぜなのかという問題だ。答えは、病院の外科医はその息子の母親であるからだった。この問題は、「外科医は男性である」というステレオタイプを持っている人には、正解することが難しいと思った。なぜなら、外科医は男性であると思い込んでいる人は、その外科医が女性である息子の母親だと想像することができないと考えたからだ。ステレオタイプとは、特定の社会集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造のことである。したがって、この事例は職業や性別などのカテゴリーに基づく印象による、ステレオタイプを持っていないかを確認されたものである。
9章 社会心理学 課題1「ステレオタイプ」「偏見」について補足する。 補足 教科書ではステレオタイプの対象が社会的集団に限定されている。 だが、5章個人差心理学の「血液型盲信」事例などから、社会的繋がりが無くとも、血液型・身体的特徴・職種など「特定の属性を有する人々、個人」もステレオタイプが働く対象であるといえる。(例えば、ある個人の「身長が高い」という特徴から、「スポーツが得意」であると推察することは珍しくないだろう。これは同じく「身長が高い」という特徴を持つ人々が実際にスポーツ分野で活躍した実例によって「身長が高い」という特徴を持つ人々には「スポーツが得意」という特性があるとする傾向が生まれたと説明できる。ちなみにこの事例は同化である。) また、ステレオタイプには肯定的、及び否定的認知が含まれ、そのうち否定的認知の事を「偏見」と呼ぶ。
ステレオタイプの対象について補足した理由は、「社会的集団」以外にもステレオタイプが働き得る対象があるという事を掲載しなければ、そもそも教科書内で矛盾が生まれてしまうと考えたからである。また、偏見については社会心理学的な意味説明が無ければ、言葉通りの偏った見識という意味で理解されてしまうと考え、補足した。
出典:(https://psychologist.x0.com/terms/161.html#3)
課題2「ステレオタイプ」の実例を挙げる。 いとこ家族の弟(以降"B"と記述)に会った際に、血液型の話題になり、私は「自分の家族が全員A型である」事を伝えた。するとBは「自分の家族には自分の含めB型が多い」事を述べた上で、「自分(B)の家族と比べて(私の家族は)皆真面目だもんな」と発言した。この発言は、B家族と私の家族での性格傾向を、A型の人数差によって解釈したものだと考えられる。この考えはB自身の持つ「A型には真面目が多い」という知識が基であると推察できるが、教科書5章にもある通り、血液型による性格分類に科学的根拠はない。 ステレオタイプは、課題1で示したように「特定の属性を有する人々、個人」や社会的集団に関して働く過度に一般化された肯定、及び否定的認知である。よって、A型という属性を持つ集団とその属性傾向の少ない集団と比べて、根拠も無く真面目という特徴を持つ者が多いと評価したこの事例は、ステレオタイプの実例として適切だと言える。 余談 だがこの事例で、Bは自身の属する集団(内集団)と私が属する集団(外集団)を比べて、「皆真面目」と画一的に外周団の評価を行ってもいる。これは外周団均質性効果といって差し支えないだろう。 本事例でステレオタイプと外周団均質性効果が併発した理由として、「集団に対する比較的な評価」であったことが挙げられる。これは教科書中に登場する必ずしも正確でない推論や解釈の特徴の多くが起こりえる状況だと言えるだろう。このように、状況によっては必ずしも正確でない推論や解釈が、複数同時に評価に影響を与え得る事には留意すべきだ。
9章 社会心理学 課題1 対応バイアスについての追加情報 以下、対応バイアスの説明に関して、内的属性を重視して評価してしまう人を「観察者」観察者に観察される側の人を「行為者」とする。 行為者自身は、状況に拘束されたうえで、自分の属性とは全く関係ない行動をとり、観察者はそのことを知っていることを行為者は了解していたにもかかわらず、行為者は、観察者は状況の拘束力を十分に割り引かず、行動と自分の属性を対応付けるだろうと推測してしまう。つまり行為者は、観察者の対応バイアスを現実よりも過大視する傾向があることが分かった。 追加した理由として、教科書通りの説明では、対応バイアスの全貌は、観察者による一方的なものであると読める。しかし、それは誤りである。行為者は自身の行動を過大視されていると思い込み、観察者は、行為者の行動は行為者自身の属性と対応していると思い込む。という、一方的ではなく相互的な思い込みが生じていることが理解でき、この点について教科書の説明が不十分なため追加した。 出典 行為者はなぜ観察者の対応バイアスを過大視するのか(2002)工藤恵理子 課題2 私はコンビニにいた時に、とても速いスピードで車を駐車場に入れ、かなり乱雑な駐車をしている男性を見かけた。私はその行動を見て、その男性を「乱暴なドライバー」「乱暴な人」という評価をし、そのような性格のためにその行動をした。と結論付け、その男性の行動を説明した。しかし、その男性がコンビニに駆け足で入ってくると、そのままの足取りでトイレに向かっていった。そして、その男性がレジで会計しているところを見たが、そこでは乱暴な属性は感じられない紳士的な対応をしていた。そこで私は、乱暴な行動(乱雑な駐車)に対応する属性を持っていたわけではなく、単に早くトイレに行きたかったため、乱雑な駐車をしただけであると気が付いた。これは対応バイアスの事例である。 なぜなら対応バイアスは、他者の行動を説明するにあたり、その行動に対する内的属性を過度に重視し、状況要因を十分に考慮しないという現象である。先の事例の、そのような性格のためにその行動をした。つまり、乱暴な性格をしているために乱雑な駐車をした。という部分が、男性の内的属性を重視して見ており、その男性の状況要因である、トイレに早く行きたかったということを十分に考慮していなかったという点が、対応バイアスの定義に該当するため、この事例は対応バイアスの事例に他ならないと考えた。 追記 もし、降りてきた人が女性だった場合、乱暴な性格をしているとすぐに結論づけられるだろうか。乱暴な性格をしている人による乱雑な運転は、ニュースなどでは男性のほうが比較的目立っている。「乱暴な運転をしている男性」は、乱暴な性格をしているだろう。というステレオタイプ的な側面もあったため、すぐに乱暴な性格であると結論付けてしまったのかもしれない。
9章 社会心理学の課題 課題2 アルバイト先で若手社員が仕事を辞め転職する話が挙がった。そこで年配の方が「この程度で辞めてしまうなんて最近の若者は~」ということを陰で言っていた。これは、外集団均質性効果に基づいた発言の事例である。外集団均質性効果とは自分が属する以外の集団に対して、同質性や典型的属性が強調されるものである。つまり、この年配の方は外集団にあたる若者と内集団にあたる同世代とを比較し若者は辞めやすいと画一的に捉えて発言したと考えられる。よって、自分が属する以外の集団の同質性が強調されているという点で外集団均質性効果の事例といえる。また、この発言には年配の方の持つステレオタイプの影響が出ていると考えられる。ステレオタイプとは、特定の社会集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造のことである。例えば、「会社員は生涯一社」というものがこの事例では考えられる。
課題2
利用可能性ヒューリスティックと思われる事例を挙げます。
利用可能性ヒューリスティックとは、人に目立つことや思い出しやすいことは、実際よりも多く起こると錯覚し、そう判断してしまうことです。
あるプロ野球チームは、育成選手制度を利用し、他チームよりも多くの選手が所属しています。さらに、潤沢な資金で実力のある選手が他チームから移籍してくることがあります。そのため、ドラフト会議で評判や順位が高かった選手であろうと安易に1軍へ行くことができません。より激化したチーム内競争を勝ち抜いた選手が、一軍で活躍するチームです。しかし、評判が高かった選手が数年足らずで退団したり、移籍してきた実力のある選手が目立った活躍をすることで、「このチームは育成が苦手で選手を成長させられない」という評価を受けています。これは、メディアに評判の高かった選手が1軍で活躍せず退団することを大々的に報じられたり、移籍してきた実力のある選手の活躍を報道したりすることで、これからを期待された選手が活躍できていないことが当チームの目立つ情報になっているからだと考えられます。ですが、この現状はプロ野球なら当たり前な判断のもと行われています。そもそもプロ野球は競争に負ければ退団を余儀なくされる実力社会であり、どのチームであろうと評判の高かった選手や意外な選手に対しても戦力外通告をしています。このように、他チームと比べても戦力の整備判断に差異がないにも関わらず、メディアを通して世間に偏った情報の認識から来る評価を受けているため、利用可能性ヒューリスティックの事例だと思います。
課題1: 詳しく書く必要がないから書かれていないのではないか、と考えることも必要です。教科書は限られたスペースで、何を知ってもらいたいと思っているのでしょう。簡便だが間違いをはらんだこういう推論がある、ということなのではないでしょうか。大方の定義と事例が書かれていれば、それ以上は教科書のレベルを超えているのです。「情報は増やせばよいというわけではない」ということは、以前からお伝えしている通りです。
要約サイトですね。学術的信用性は疑ってください。
課題2: 「最近の報道によって視聴者が抱く認知」ということですね。はぶきすぎる表現というのはよくありません。この事例自体は、利用可能性ヒューリスティックの事例です。視聴者はよくこの推論をしてしまいます。少年犯罪の数は減少の一途なのに、目立つ事件を報道で耳にした視聴者が「少年が凶悪化した」などと推論します。よくあることです。気をつけたいものですね。
6点差し上げます。
課題2: 証拠となるデータがあるのだから、あながちステレオタイプとは言えないと思います。むしろ、一部だけを取り上げて全体を推し量る、「利用可能性ヒューリスティック」や「錯誤相関」の事例と言った方が適切ではないかと思います。
2点差し上げます。
課題1: 「東洋」と一括りにできないことを示してくれたことは重要だと思います。同種の投稿が既にありますので参考にしてください。 >> 1264
課題2: 「高校が強い」という事実から「プレーがうまい」という推論をするのはあながち間違いではないと思います。ただ、プレーが上手くない人が部員であるというだけで「うまい」と判断されているとすれば、それはステレオタイプかもしれません。ステレオタイプというより、むしろ錯誤相関かもしれないですね。
5点差し上げます。
課題2: 利用可能性ヒューリスティックは、実体験に基づいているかどうかとは直接関係ないと思います。一部の情報のみから全体を押し測る推論のことです。「知ったかぶり」や、あなたの言う「耳年増」の人がよくやる推論だと思います。
錯誤相関であることの根拠は、「滞在中の穏やかな時間と本来なら滞在していない時間のできごとを関連づけて考えていること」ではないと思います。印象に残る事例(この場合、一人の従業員だけの行動)が、その対象の常態(ホテルの従業員全体に見られる行動)であるかのように錯認するのが錯誤相関ではないでしょうか。
読点が少なく、非常に読みづらい文章になっています。
4点差し上げます。
課題1: 教科書の内容とさほど変わらないように見えます。「分布推定」というような難しい言葉を使っていない教科書の方がわかりやすいようにも思えるのですが。「カテゴリー分けをして画一的に見てしまう傾向についての記載がされているため「なんの」理解を促すことができる」のですか。日本語として完結していないと思います。
課題2: 「対応バイアスとは、ステレオタイプという現象」ではありません。また説明になっていない文章に見えます。何を説明しようとした文章ですか。
3点差し上げます。
課題1: 教科書には、人間の行動の多くが「自動的」であることが述べられていて、プライミングもその一つであることが文脈から伺えます。「自動的」、「無自覚」と言葉は違いますが、同じことを言おうとしたものです。心的回転の研究は、教科書の内容とどう関連するのでしょうか。
最初のURLは商業サイトです。学術的信用性は疑ってください。
課題2: 「このお母さんの行動の原因を外的なものでなく、彼女の「怒りっぽさ」という内的な属性に帰属した」という記述だとなおよかったと思います。全体的に省略が多く、書き方が口語(話し言葉、会話)的に見えます。報告書の書き方に習熟していってください。
4点差し上げます。
課題1
利用可能性ヒューリスティックについての補足情報です。可能性ヒューリスティックは、問題解決や意思決定の際に使用される、可能な解決策や選択肢の選択に関する一般的な原則やガイドラインのことを指します。これは、すべての可能な解決策や選択肢を詳細に考慮することが難しい場合に役立ちます。可能性ヒューリスティックは、時間やリソースを節約することを目的としており、経験や直感に基づいて選択されます。具体的な例としては、代表的な可能性ヒューリスティックとして以下が挙げられます。
1つ目は、代表的な例の法則:人々は一般的に、同じパターンや結果が頻繁に起こると認識し、それが代表的な変数や選択肢であると判断します。
2つ目は、利用可能性のバイアス:情報が容易に思い浮かびやすい場合、それを重要だと判断し、他の情報よりも高い重要性を与えます。
3つ目は、アンカリングと修正:最初の情報や数字(アンカー)を参考にし、それに基づいて修正を行います。
4つ目は、疑似相関:関連性がない要素やイベントの間に関連があると誤って判断する傾向があるという観点です。
これらの可能性ヒューリスティックは、一般的な問題解決や意思決定に役立ちますが、完全な解決策や最適な選択を保証するものではありません。
この情報を追加した理由は、教科書に詳しく書かれていなかったからです。
出典
https://liberal-arts-guide.com/availability-heuristic/
課題2
利用可能性ヒューリスティックの実例として、「最近の報道による認知」というものが挙げられます。
最近の報道による認知は、情報や出来事が最近の報道で取り上げられた場合に、それが起こりやすいと認識する傾向を指します。例えば、テレビやインターネットのニュースで大きく報道される事件や事故を目撃した場合、同様の出来事が頻繁に発生していると錯覚しやすくなります。これは、報道の露出度が高いために、その情報が他の情報や出来事よりもより利用可能性が高く感じられるからです。
この現象は、新聞やテレビなどのメディアが出来事を報道する際に、より関心を引くようなエピソードや特定のトピックを選びがちであることによっても助長されます。例えば、交通事故の被害を受けた自動車メーカーの車種が報道されると、同じ自動車メーカーの他の車種に対しても懸念が広がります。
これが適切な実例である理由は、利用可能性ヒューリスティックは一般的に人々の判断や意思決定に影響を与えるため、私たちの周りでよく見られる心理的なバイアスの一つだからです。人々は情報の予測可能なパターンに頼って意思決定を行いがちであり、報道などのメディアの情報に左右されることが多いため、この実例はこのヒューリスティックを説明するのに適しています。
9章
課題2
サッカー観戦のあとに日本人サポーターがポイ捨てされたゴミを拾っている記事などがインタネット上であがる。
そして日本人を讃えるコメントが来る。「日本人は素晴らしい」「これは日本人にしかできない」など。しかし、これは人種によるステレオタイプだと思う。
なぜなら、日本人サポーターがゴミを拾っているが、日本人は素晴らしいと結ぶのはおかしい。その場にいた少数の人が行った行為である。
この記事を見た世界の人がこのコメントをしていることは日本人全体を評価していることになる。
もし、道端でゴミ拾いをしている人を見かけても日本人だからすごいとはならないだろうと思う。
第9章 社会心理学
自己観について補足する。
アジアの中で中国と日本でも個人差を測定する自己観尺度の因子構造や相互尾独立性の程度は大きく異なる。また、ベトナムについても比較がされている。
http://repo.nara-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/AN10403791-19980300-1003.pdf?file_id=2910
補足理由:教科書には西洋では相互独立的な自己観が、東洋では相互協調性的な自己観が優勢であると主張しているが、これは全体的にみれば確かにそうであるが、国ごとに見ていけばそうでない国もある。勘違いを防ぐためにこの情報を追加した
課題2
大学の部活動で出身校だけでうまいかや練習態度が判断されることがある。これはそこの高校の部活のイメージだけでその人の内面を見れるわけでない。罪などを犯しているわけでもないのに悪いことやその高校が強いだけなのにその人自身のプレーがうまいと判断してしまう。根拠もなくその人のプレーや性格を判断してしまうこの事例はステレオタイプの事例として適切だと言える。
課題2
1:利用可能ヒューリスティックは特にそんな経験したこともないのに関わらず聞きかかじりの経験だけで自分も経験したことのあるように話しをするという状況に近いと感じる。話題において人から聞いた印象に残っている思い出しやすい経験を自分が経験したこともないのに身近によくあること錯覚して会話に持ち出すことは利用可能ヒューリスティックの事例に他ならない。また余談だが耳年増という言葉があり、聞きかかじりの経験だけで自分も経験したことのあるように振舞うという意味の言葉がある。主に女性に使われる言葉だがこの言葉も対象が女性に絞られている時点で女性は知識が少ないなどのステレオタイプがその行動を目立たせた利用可能ヒューリスティックであると思う。
2:初めて訪れたホテルから部屋の整頓を終わらせ、チェックアウトしようとしていた時に母親が忘れ物に気が付き部屋にも戻るということがあった。しかし、部屋から戻ってきた母親はなぜか機嫌が悪く、聞けば清掃を始めていた清掃スタッフが分別したゴミを一か所にまとめていたのにも関わらずあえてごみの袋を開け見てこの部屋は汚いなどと悪態をついていたと話した。両親は不正に部屋を利用していないに悪態をつかれたことに腹を立て、あそこのホテルは従業員の態度が悪いのでもう行くことはないと結論を出していた。しかし私は滞在中態度がおかしいのかったのは最後の清掃スタッフ一人だけでありそれ以外のフロントスタッフやビュッフェスタッフは態様がよく、食事もおいしかったのでその結論は少々早すぎるのではないかと思った。これは滞在中の穏やかな時間と本来なら滞在していない時間のできごとを関連づけて考えていることからこの事例は錯誤相関の事例に他ならない。
課題1
外集団均質性効果についての補足、「外集団に対する分布推定ではその散らばりが過小評価され、典型性が過大評価される傾向を指す。つまり「我々」は様々な特性を持つ異なる存在であると認知されるのに対して、「彼(女)ら」は典型的特性を共有する者として一括して認知される傾向といえる。」という内容から、カテゴリー分けをして画一的に見てしまう傾向についての記載がされているため理解を促すことができる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssp/12/2/12_KJ00003724722/_pdf
課題2
テレビで国籍についての差別を放送していた。これは対応バイアスの事例である。なぜなら対応バイアスとは、ステレオタイプという現象である。先の事例の差別という部分が、過去にあった戦争などの副産物であり、戦争などから生まれた偏見や恨みという点が、信念やイメージされたものであるから、この事例は対応バイアスの実例に他ならない。
1、プライングについて補足情報
これは、プライミング現象と呼ばれ、人が最初に見たものから刺激を受け、無自覚なまま行動を起こすことを示した心理効果の名称のことである。教科書のプライミングの説明では、事前の経験がその後の知覚や認知的判断に影響されることだとしているので、「無自覚」ということが書かれていなかったので補足した。
https://seminars.jp/media/453
また、下記のURLでは、3次元物体の心的回転とプライミング効果の実験を行なっており、回転にるプライミング効果の性質が述べられている。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/AandC/documents/past/2/kanamori.pdf
2、ある日、知らない子供がスーパーで、お菓子を食べたいと泣いていたが、そばにいた女性(お母さん?)が怒鳴りつけていた。僕はその光景を見て「怒りっぽいな」と思ったことがあった。これは、対応バイアスの事例である。なぜなら、対応バイアスは、行動をその人の性質と対応するものと思い込むということで、僕はその時に、「怒りっぽい」なと思ったからである。
とてもわかりやすくてやっと理解できた気がします。本当にありがとうございます!
課題1: なぜ教科書理解に有益であるかがよくわからない説明です。
要約サイトですね。
課題2: もう少し詳しく説明した方がいいと思いました。
2点差し上げます。
課題1: 「ジェンダータイプについての理解が深まる」のでなく、キーワードである「ステレオタイプ」への理解が深まるようにしてください。「偏見」の説明はよいと思います。
課題2: 二つ前の投稿と同一の文章ですねぇ。「焼肉屋」が「ラーメン屋」に変わっているだけで。
2点差し上げます。
課題1: 教科書の説明と、あなたの文章の内容、さほど違っていないように見えるのですが。
課題2: 「家の外では少し大雑把だった」という事実があるのなら、友達のあなたへの評価はステレオタイプではなく、事実に基づく評価だったのではと思います。
3点差し上げます。
課題1: 「人は目立つことや思い出しやすいことは、実際よりもよく起こると錯覚してしまう」と教科書にあります。あなたの文章とあまり変わらなくないですか。
要約サイトですね。学術的信頼性は疑った方がいいです。
課題2: なぜこれが利用可能性ヒューリスティックの事例なのですか。課題1で調べたのだから、よく考えてみてください。
2点差し上げます。
1.内集団バイアスについて補足します
自分がそれによって利益を得る可能性がないような場合でも、自分と同じ集団のメンバーだと認識した人には内集団びいきを示しやすいことが明らかになっています。
https://www.jumonji-u.ac.jp/sscs/ikeda/cognitive_bias/cate_s/s_08.html#:~:text=内集団バイアスin-group bias&text=このように、自分が,集団びいきと言います。
補足した理由は教科書に記載されてる内容以外にも情報を追加することで理解が深まると思ったからです。
2.自分を含めた友人は周りの人で特殊な考え方や周りと違う独特な雰囲気の人間を見るとAB型なのでは無いかと考えるのですがこれはステレオタイプであると思いました。「AB型は特殊な人が多い」という偏見が招いてると考えました。
課題1: どこが記事の内容で、どこがあなたの言葉なのですか。「自己認識を高め、偏見を軽減」したり、「対話と理解が促進」し、「社会全体で偏見の減少に寄与する可能性」を探ることは、この教科書の役割ではないと思います。またこのことが教科書理解につながると言うのであれば、理由をつけた方がいいと思います。
二つ目の記事は商業サイトですね。
課題2: どこから入手した情報ですか。在学生のあなたが「学位を持っている」とは考えられません。「彼の専門知識やスキルも素晴らしい」のであれば、バイアスではなく正当な評価と言えるのではないでしょうか。
3点差し上げます。
私は「ステレオタイプ」と「偏見」について補足します。
「ステレオタイプ」とは、集団やその構成メンバに対する過度に一般化された肯定的、及び、否定的認知のことを指します。男性が仕事、女性が家庭などといった男性と女性に対するステレオタイプは、「ジェンダー・ステレオタイプ」と呼ばれています。
「偏見」とはステレオタイプにおける、“否定的認知”の事を指します。
ステレオタイプを形成される一因に「錯誤相関」があります。錯誤相関とは、相関がないデータに相関があると思い込んだしまう現象で、めったに見られない(一般にネガティブな)行動と、ある少数グループを間違って関連付ける、関連を過大評価するといった形で見られます。
ステレオタイプ・偏見が変わっていく「変容過程」には下記の3つのモデルがあるとされます。
1.book keeping model(簿記モデル)
反ステレオタイプ情報によって少しずつステレオタイプが変容していく。
2.conversionmodel(転向モデル/回心モデル)
特定の反ステレオタイプ情報が劇的にステレオタイプを解消させる。
3.subtypingmodel(サブタイプ形成モデル)
既存のステレオタイプに一致しない情報を例外(サブタイプ)として、他のものと区別する過程を重視する。
出典https://zawazawa.jp/s/jump?to=https://psychologist.x0.com/terms/161.html#3&allowRedirect=1
ステレオタイプを補足した理由は、教科書では「特定の社会的集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造」としか情報がないためジェンダーステレオタイプの情報を補足したらジェンダータイプについての理解が深まると思いました。
偏見について補足した理由は、社会的心理学の説明が無いと思い補足しました。
課題2
友人とラーメンを食べに行こうとなった時、家から近いラーメン屋に行こうという話になった。その際に2つのラーメン店の候補が挙がった。1つはいわゆるチェーン店のラーメン屋、もう1つは友達が紹介したラーメン屋。どちらも行ったことがないラーメン屋。そこでSNSやTVで良く目にする一つ目のチェーン店のラーメン屋に行くことになった。この、「頻繁に目にする」「チェーン店という特徴的」とうことから利用可能性ヒューリスティックの事例に該当する。
課題1: 先の投稿で、「社会的アイデンティティ理論の前提があるのでは」とコメントしましたが、そのことを明示的に示してくれましたね。
課題2: この事例の提示の仕方は、「内集団バイアスは必ず間違っている」というメッセージを含むように読めます。しかし、本当はどうなのかはともかく、外集団と内集団とでは異なる見方がなされるというのが、内集団バイアスではないかと思います。また「その組織で活動する人間として協力していくべき」という主張は、この課題に関係ないので、なくていいと思います。最後に、課題1で内集団バイアスが社会的アイデンティティ理論に依拠していることを示してくれたのだから、課題2でも二つの集団の社会的アイデンティティに触れたらもっとよかったのではと思いました。
8点差し上げます。
課題1 内的帰属と外的帰属についての補足情報
内的帰属は、因果関係の原因の行為者の「内部の属性」に求めることで、外的帰属は、因果関係の原因を外的事象」の側に求めることである。
この2つは行動や評価の原因を事故や他人のどこに求めるかという概念に相当し、「統制の所在」とも呼ばれている。この原因帰属理論はRotter,J.B.(ロッタ―)が提唱し統制の所在に関する心理検査もあるそうです。心理学における統制は、学習における強化が基礎になっていること。
補足の理由
人の行動に属性があると考えたと書いてあるが実際どのような部分を求めているのかがわからず、そして提唱者は、どのような意図で提唱したかを記載すればより分かりやすく知れると考えたため。
リンク
課題2
自分が上げる実例として血液型のステレオタイプがある。
自分は「O型」なのだが友達と血液型の話をすると、おおざっぱだから当てはまってるやん!と言われることが多い。家の中では、ノートはきれいに書くし、細かいところまで掃除もするから、なぜ言われるんだろうととても疑問に思ったことがあった。でも家の外では少し大雑把だったところがあった。ステレオタイプには、多くの人に浸透している固定観念やイメージ、思い込み、概念、思考の型のことを言う。なので自分がその人に見せてしまっていたものが大雑把だった可能性があるため、ステレオタイプの事象と言えると思う
4点差し上げます。
第9章 社会心理学
課題1「利用可能性ヒューリスティック」について補足します。利用可能性ヒューリスティックは、
人間が意思決定を行うときに、よく見るものや印象に残りやすいものを基準に選択を行う思考方法のこと
意思決定を行うための思考方法の中で、自分自身の成功・失敗体験等の経験から「たいていの場合うまくいく」と思われるものを選ぶ思考方法のことを、「ヒューリスティック(heuristic)」といいます。
そして、ヒューリスティックの中でも、
頻繁に目にしたり耳にしたりする情報など、その人にとって思い出しやすい事柄を基準にした思考方法を「利用可能性ヒューリスティック(availability heuristic)」という。
https://liberal-arts-guide.com/availability-heuristic/
この情報を補足した理由は、教科書では、利用可能性ヒューリスティックについての意味、説明がなく、よくわからなかったです。利用可能性ヒューリスティックの意味、説明を補足することで、錯誤相関の例の意味について繋がると考えたからです。
課題2
友人と焼肉を食べに行こうとなった時、家から近い焼肉店に行こうという話になった。その際に2つの焼肉店の候補が挙がった。1つはいわゆるチェーン店の焼肉店、もう1つは家周辺の焼肉で検索し出てきた焼肉店。どちらも行ったことがない焼肉店。そこで雑誌やCMで良く目にする1つ目のチェーン店の焼肉屋に行くことになった。この、「頻繁に目にする」「チェーン店という特徴的」ということから利用可能性ヒューリスティックの事例に該当する。
課題1: 「バイアス」は、その意味は知っていてほしい単語です。
学術的信用性が担保されない書き方をしている記事です。
課題2: 「一部の人の印象を学校全体に対して向ける」のは、ステレオタイプではなく、むしろ確証バイアスとか利用可能性ヒューリスティックの事例と呼ぶべきではないかと思います。
3点差し上げます。
課題1: ステレオタイプが社会集団に限定されるのかどうかは、既になされた投稿でも議論しました。確かに現象的には社会集団でなくても、同様の現象に見えます。紹介してくれた情報の中にその答えがあるのかと思いましたが、それは見当たらないようです。しかし、教科書内での一貫性を重視するならば、「個人差心理学」で「偏見」と呼んでいた血液型盲信もステレオタイプの一種と認めざるを得ないでしょう。
課題2: ステレオタイプだけでなく、外集団均質性効果という側面からの考察もなされていてよいと思います。
8点差し上げます。
課題1: 「相互的な思い込みが必須」であるなら、教科書は不十分どころか、全面的に間違っていることになります。しかしこの研究は、「相互的な思い込みがある場合」という特殊な条件下ではこうなるということを言っているのではないでしょうか。特殊ケースを提示することにどういう意味があるかが知りたいです。
この出典の書き方は不十分です。必要な情報を漏らさないように。
課題2: はい、よろしいかと思います。
7点差し上げます。
課題1
錯誤相関についての追加情報です。
錯誤相関は、まれな現象が目立つ少数者に結びつけられやすい心理的な歪みです。錯覚は、実際には関連がない出来事に相関があると感じられるバイアスで、日常生活や社会の中で頻繁に影響を与えます。少数者や目立つ集団の一員が異なる行動を示すと、その集団全体に同様の傾向があると誤解されやすい。これが錯誤相関です。国家間の対立や宗教的な問題においても、同様の心理的歪みが影響を与えているとされています。錯誤相関は、相関があるかどうかに関係なく、一度認識されるとその行動に注目が集まり、これが強化される傾向があります。この錯覚はステレオタイプの形成にも影響し、他者や異なる集団に対する先入観が生まれることもあります。教科書にない情報を追加することで、人々は自己認識を高め、偏見を軽減する助けとなる。また、対話と理解が促進され、社会全体で偏見の減少に寄与する可能性がある。このような部分も理解することができれば、人間の悪い癖をわかることができ、教科書のりかいへと繋がると考える。
https://lab.kuas.ac.jp/~jinbungakkai/pdf/2021/p2021_01.pdf
https://mitsucari.com/blog/illegal_correlation/
課題2
学校祭プロジェクトの新しい人が配属された。この人は同じ大学出身で、私と同じ専門分野の学位を持っていた。初対面の時、その人はとても友好的で協力的だった。彼の専門知識やスキルも素晴らしく、すぐにチーム全体で彼を信頼するようになった。しかし、これは内集団バイアスの事例である。なぜなら内集団バイアスは、同じグループやカテゴリに属する人々に対して肯定的な印象を持ち、そのグループに属さない人々に対しては否定的な印象を抱く傾向を指す現象だからだ。先の事例では、彼が私と同じ大学出身で専門分野も同じだったことから、私は自然と彼を好意的に評価してしまった。「同じ大学出身だから」ということで、信頼感が生まれ、彼のスキルや協力的な態度がより強調された。しかし、これは単に出身や専門分野が同じだからといって、他の優れた人材が存在しないというわけではない。この事例は内集団バイアスの実例だと考えます。
課題1 内集団バイアスについて
内集団バイアスとは、外集団との比較を行った時に、実際には優劣がない場合でも、内集団(自分が属する集団)のほうが優れていると評価することをいう。評価される事としては能力のほか、人格も挙げられる。
内集団バイアスは、社会的アイデンティティ理論の中で挙げられている傾向である。社会的アイデンティティ理論とは、国籍(「日本人」「アメリカ人」等)、学籍(大学、高校等)等、自分が所属する集団によって、自らが何者かを認識することをいう。
補足理由
内集団バイアスについて説明するのであれば、社会的アイデンティティ理論はその背景として存在するから、説明が必要だと考えたため。
課題2 内集団バイアス
同じ組織内で似たような考え方の集団があった(A集団、B集団とする)。この組織は、子ども(中学生)を支援する対人支援の組織で、子どもに勉強を教えたり、心理的な成長を促す組織である。A集団は元々教育系の知識を中心に学んできており、勉強を教えることを得意とする。B集団は元々心理系の知識を中心に学んできており、子どもの相談や心理的な成長を促すことを得意とする。あるとき、この二つの集団両方が「私たちのほうが子どもの成長に貢献できている」と自分たちの集団を評価したとする。
確かに、A集団は主に学習面で、B集団は主に対話面で、子どもたちの成長に貢献しているだろう。しかし両集団とも「学習面、心理的成長面、あるいはそれ以外の要素すべて」で子どもに貢献しているとはいえない。また、組織として見た場合、A集団、B集団のどちらもが、その組織で活動する人間として協力していくべきである。
これらのことから、どちらの集団も子どもに貢献できている面があるにもかかわらず、「自己の所属する集団が子どもに貢献できている」と自分たちの集団を高く評価しようとしていることから、この事例は内集団バイアスの実例といえる。
課題1
利用可能性ヒューリスティックの補足
ヒューリスティックとは、意思決定を行うための思考方法の中で、自分自身の成功・失敗体験談などの経験から「大抵の場合うまくいく」と思われるものを選ぶ思考方法のことをいう。ヒューリスティックの中でも、頻繁に目にしたり耳にしたりする情報など、その人にとって思い出しやすい事柄を基準にした思考方法を「利用可能性ヒューリスティック」とよぶ。
カーネマンは利用可能性ヒューリスティックは、「思い出しやすさ、入手しやすさ」に基づいた判断方法であると説明している。
補足理由
教科書にはヒューリスティックの説明がなく疑問に思ったため情報を追加した。また、利用可能性ヒューリスティックの判断方法の記載もあった方が、後にある相互相関の説明にも貢献すると考えたため追加した。
https://www.sprocket.bz/blog/20220901-heuristic.html
課題2
私は自己紹介で長女かつA型であることを言うと、「面倒見が良くてしっかりしてそうだもんね」と言われることが多々ある。しかし実際には妹の方がしっかりしており、私が妹に注意されることの方が多い。
ステレオタイプとは、多くの人に浸透している先入観や思いこみのことである。この事例でいえば、長女は面倒見が良くしっかりしているという箇所が先入観や思い込みに値する。したがって、この事例はステレオタイプの事例といえる。
コメント不要です。
課題2: はい、適切な事例だと思います。説明も丁寧ですね。
4点差し上げます。
課題1: 教科書に挙げられている事例を、このメカニズムで説明しているともっとよかったと思います。
課題2: 実際にうるさくしていた女子がいるのだとしたら、この現象は「利用可能性ヒューリスティック」の事例では。
5点差し上げます。
課題1: 内集団バイアスの発生メカニズムについて、教科書では「同化」「対比」で説明されていますが、これでは不足ということですか。自己高揚動機が社会的アイデンティティと結びついて内集団バイアスとなるという主張を展開してくれましたが、社会的アイデンティティ理論を前提にした議論となりますね。
課題2: なるほど。ジェンダーバイアスへの警鐘として、よく持ち出されている例ですね。
6点差し上げます。
課題1対応バイアス、内集団バイアスついての補足
「バイアス」とは、偏見や偏り、先入観という意味です。対応バイアスは、先入観によりその人の印象を決めつけてしまうこと、内集団バイアスは、偏りによって仲間内をひいきすることです。(他にも、確証バイアス、正常性バイアスなどがあります。)バイアスが起きてしまう理由は、人間は1日に何度も「選択」を行うため、脳が疲れていきます。そのため、脳が直感的かつ無意識な「選択」をし、すばやい処理をするためだと考えられています。これを無くすのは、前提や直感を一度疑ったり、他者の意見を聞き入れることを常に意識することが必要です。https://corp.miidas.jp/assessment/5878/
ですがそれが不可能なため、バイアスがあるのだろうと私は思いました。
補足理由は、「バイアス」という言葉の意味を理解することで対応バイアス、内集団バイアスの理解を促進させられるのではないかと思ったからです。
課題2ステレオタイプについての実例
私の高校はうるさい人が多い、不真面目な人が多いから駄目な高校だといわれたことがある。ですが、実際にいた私はそんなことはないと感じた。不真面目な人がいたのは確かだが、まじめに勉強してい人もいたのを私は知っています。これは一部の人の印象を学校全体に対して向けているステレオタイプの実例だ。
課題1: ここまで詳しい情報が教科書で優先されるべきかを考えないといけません。教科書でおさえてほしいのは、成長によって優位半球が変わるということです。言語が関与する左半球が優位となること、すなわちカテゴリカル知覚が言語を媒介とするようになるということです。
課題2: 「体育教師」と聞いて私が抱くステレオタイプはあなたと違いますが、そこは人それぞれでいいのでしょう。
この「内的帰属」「外的帰属」という用語の使い方、正しいですか。それから、この二種類の帰属はステレオタイプであることを主張するときの、何か根拠になるのでしょうか。
4点差し上げます。
●課題2
私は、友人にこのような問題を出されたことがある。車がある男性とその男性の息子をひいたという交通事故があった。父親はその場で亡くなり、息子は病院に運ばれた。そして、病院の外科医は「私はこの子を手術することはできない」と泣き崩れた。それはなぜなのかという問題だ。答えは、病院の外科医はその息子の母親であるからだった。この問題は、「外科医は男性である」というステレオタイプを持っている人には、正解することが難しいと思った。なぜなら、外科医は男性であると思い込んでいる人は、その外科医が女性である息子の母親だと想像することができないと考えたからだ。ステレオタイプとは、特定の社会集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造のことである。したがって、この事例は職業や性別などのカテゴリーに基づく印象による、ステレオタイプを持っていないかを確認されたものである。
9章 社会心理学
課題1「ステレオタイプ」「偏見」について補足する。
補足 教科書ではステレオタイプの対象が社会的集団に限定されている。
だが、5章個人差心理学の「血液型盲信」事例などから、社会的繋がりが無くとも、血液型・身体的特徴・職種など「特定の属性を有する人々、個人」もステレオタイプが働く対象であるといえる。(例えば、ある個人の「身長が高い」という特徴から、「スポーツが得意」であると推察することは珍しくないだろう。これは同じく「身長が高い」という特徴を持つ人々が実際にスポーツ分野で活躍した実例によって「身長が高い」という特徴を持つ人々には「スポーツが得意」という特性があるとする傾向が生まれたと説明できる。ちなみにこの事例は同化である。)
また、ステレオタイプには肯定的、及び否定的認知が含まれ、そのうち否定的認知の事を「偏見」と呼ぶ。
ステレオタイプの対象について補足した理由は、「社会的集団」以外にもステレオタイプが働き得る対象があるという事を掲載しなければ、そもそも教科書内で矛盾が生まれてしまうと考えたからである。また、偏見については社会心理学的な意味説明が無ければ、言葉通りの偏った見識という意味で理解されてしまうと考え、補足した。
出典:(https://psychologist.x0.com/terms/161.html#3)
課題2「ステレオタイプ」の実例を挙げる。
いとこ家族の弟(以降"B"と記述)に会った際に、血液型の話題になり、私は「自分の家族が全員A型である」事を伝えた。するとBは「自分の家族には自分の含めB型が多い」事を述べた上で、「自分(B)の家族と比べて(私の家族は)皆真面目だもんな」と発言した。この発言は、B家族と私の家族での性格傾向を、A型の人数差によって解釈したものだと考えられる。この考えはB自身の持つ「A型には真面目が多い」という知識が基であると推察できるが、教科書5章にもある通り、血液型による性格分類に科学的根拠はない。
ステレオタイプは、課題1で示したように「特定の属性を有する人々、個人」や社会的集団に関して働く過度に一般化された肯定、及び否定的認知である。よって、A型という属性を持つ集団とその属性傾向の少ない集団と比べて、根拠も無く真面目という特徴を持つ者が多いと評価したこの事例は、ステレオタイプの実例として適切だと言える。
余談 だがこの事例で、Bは自身の属する集団(内集団)と私が属する集団(外集団)を比べて、「皆真面目」と画一的に外周団の評価を行ってもいる。これは外周団均質性効果といって差し支えないだろう。
本事例でステレオタイプと外周団均質性効果が併発した理由として、「集団に対する比較的な評価」であったことが挙げられる。これは教科書中に登場する必ずしも正確でない推論や解釈の特徴の多くが起こりえる状況だと言えるだろう。このように、状況によっては必ずしも正確でない推論や解釈が、複数同時に評価に影響を与え得る事には留意すべきだ。
9章 社会心理学
課題1
対応バイアスについての追加情報
以下、対応バイアスの説明に関して、内的属性を重視して評価してしまう人を「観察者」観察者に観察される側の人を「行為者」とする。
行為者自身は、状況に拘束されたうえで、自分の属性とは全く関係ない行動をとり、観察者はそのことを知っていることを行為者は了解していたにもかかわらず、行為者は、観察者は状況の拘束力を十分に割り引かず、行動と自分の属性を対応付けるだろうと推測してしまう。つまり行為者は、観察者の対応バイアスを現実よりも過大視する傾向があることが分かった。
追加した理由として、教科書通りの説明では、対応バイアスの全貌は、観察者による一方的なものであると読める。しかし、それは誤りである。行為者は自身の行動を過大視されていると思い込み、観察者は、行為者の行動は行為者自身の属性と対応していると思い込む。という、一方的ではなく相互的な思い込みが生じていることが理解でき、この点について教科書の説明が不十分なため追加した。
出典 行為者はなぜ観察者の対応バイアスを過大視するのか(2002)工藤恵理子
課題2
私はコンビニにいた時に、とても速いスピードで車を駐車場に入れ、かなり乱雑な駐車をしている男性を見かけた。私はその行動を見て、その男性を「乱暴なドライバー」「乱暴な人」という評価をし、そのような性格のためにその行動をした。と結論付け、その男性の行動を説明した。しかし、その男性がコンビニに駆け足で入ってくると、そのままの足取りでトイレに向かっていった。そして、その男性がレジで会計しているところを見たが、そこでは乱暴な属性は感じられない紳士的な対応をしていた。そこで私は、乱暴な行動(乱雑な駐車)に対応する属性を持っていたわけではなく、単に早くトイレに行きたかったため、乱雑な駐車をしただけであると気が付いた。これは対応バイアスの事例である。
なぜなら対応バイアスは、他者の行動を説明するにあたり、その行動に対する内的属性を過度に重視し、状況要因を十分に考慮しないという現象である。先の事例の、そのような性格のためにその行動をした。つまり、乱暴な性格をしているために乱雑な駐車をした。という部分が、男性の内的属性を重視して見ており、その男性の状況要因である、トイレに早く行きたかったということを十分に考慮していなかったという点が、対応バイアスの定義に該当するため、この事例は対応バイアスの事例に他ならないと考えた。
追記
もし、降りてきた人が女性だった場合、乱暴な性格をしているとすぐに結論づけられるだろうか。乱暴な性格をしている人による乱雑な運転は、ニュースなどでは男性のほうが比較的目立っている。「乱暴な運転をしている男性」は、乱暴な性格をしているだろう。というステレオタイプ的な側面もあったため、すぐに乱暴な性格であると結論付けてしまったのかもしれない。
9章 社会心理学の課題
課題2
アルバイト先で若手社員が仕事を辞め転職する話が挙がった。そこで年配の方が「この程度で辞めてしまうなんて最近の若者は~」ということを陰で言っていた。これは、外集団均質性効果に基づいた発言の事例である。外集団均質性効果とは自分が属する以外の集団に対して、同質性や典型的属性が強調されるものである。つまり、この年配の方は外集団にあたる若者と内集団にあたる同世代とを比較し若者は辞めやすいと画一的に捉えて発言したと考えられる。よって、自分が属する以外の集団の同質性が強調されているという点で外集団均質性効果の事例といえる。また、この発言には年配の方の持つステレオタイプの影響が出ていると考えられる。ステレオタイプとは、特定の社会集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造のことである。例えば、「会社員は生涯一社」というものがこの事例では考えられる。