課題1: 教科書の進化の説明とは異なるように思えます。この記事は従来の進化論に意義を唱えていますから。 課題2: 直前の投稿の「部活動」の例ですね。
3点差しあげます。
課題1: 過程について書かれていなかったのは事実ですが、その記述が必要だとされる理由はなんでしょうか。 この記事は学術的に信用できる記事ですか。 課題2: 「部活動」ではなく「部活動で起こっていること」ですね。焦点を絞って言及した方がいいと思います。
3点差し上げます。
課題1: 引用と、あなたがそこから学んだことの関連がよくわかりませんでした。この引用と、医学の進歩とともに自然淘汰が減少するという仮説はどう関係するのですか。医学の進歩とは環境変化の一つです。ある遺伝子によって生じる表現型が、かつては環境適応に対して不利だったのに、医学の進歩によって不適応を引き起こさなくなれば、その遺伝子を持っていることもまた不利にはなりません。この場合、生き残れない遺伝子は減るのではなく、そのままです。医学の進歩によって、生き残れるようになったわけですから。また医学の進歩は表現型を変形して、環境に適応できるようにも働きます。この場合も、遺伝子はそのままです。 「生き残れない遺伝子が減って、それが受け継がれる」という表現は正しいですか。文章の論理に問題がありそうな気がします。 課題2: 誰の行動が強化されているのかを明確にした方がいいと思います。「言った方が礼儀が正しいや丁寧などの好印象」を持つのは誰ですか。
4点差し上げます。
「アイドルが亡くなってファンが後を追おうとする事例」はどういう仕組みで起きているのか、一度ちゃんと考えた方がいいかもしれないですね。水平伝播ではありますが、観察学習によるものなのでしょうかね。ファンの後追い行動は、何によって強化されているのでしょう。
もちろん経験が正しいとは限らないので、研究があった方がよいのは確かです。しかし問題提起ということであれば、多くの人が共感できるものを根拠にすることは可能でしょう。 なおこのページは学術的にはどうかと思われます。内容が違っているという意味ではなく、学術的な資料とはみなせないということです。引用文献の有無が見極めの一つのポイントです。
課題1: 学習とは「意図を推定すること」なのですか? 「観察学習が成立する前提の状況」とは? そしてそれがどうして必要な情報だと思いますか。「分割して思考する」というのは、観察学習が段階的に進行し、その各段階がどういうものかがわかるという意味でしょうか。確かにそうですが、教科書理解というより教科書に書いていない高度な内容を知ることに貢献している気がします。そこまで知っておいたほうがよいと考える理由はなんですか。 文章を媒介とした体験によっても観察学習が生じる可能性に言及したのは面白いと思います。「実像のないモデル」という表現はわかりにくいですね。「視覚的体験以外の体験による」という意味ですよね? 課題2: 文章記録による体験ではありますが、課題1で述べられていた文書媒介の体験とは異なり、実際加点がなされている記述を見ているから強化されているのではないでしょうか。 強化子として想定しているものが教師と学生で異なることがあります。眼前に展開している出来事のどの部分を、行動の結果として注目するかが大切ですね。教師はコメントが強化子になってほしいと思っていますが、点数がしばしば学生にとっての強化子となり、期待した点数がないと「罰子」として機能してしまうこともあります。同じコメントと点数を返しても、その後の行動は全く違うことがある。なかなか難しいものです。
5点差し上げます。
「第3章 進化心理学の課題」 ●課題1 「積極的な教育」、「教える-学ぶ」についての追加情報(p.60) 積極的な教育の定義 「①ある個体Aが経験の少ない観察者Bのいるときにのみ、その行動を修正する。 ②Aはコストを払う、あるいは直接の利益を被らない。 ③Aの行動の結果、そうしなかったときと比べてBは知識や技能をより早く、 あるいはそうしなければまったく学習が生じない。 つまり、自分の利益を犠牲にしてまで、他個体の学習を生起させ、促進するような特別な行動をわざわざすることが、「教える」ことだという定義である。」
「ヒト以外で教育をする動物は、ミーアキャット、ムネボソアリ、シロクロヤブチメドリ、ルリオーストラエリアムシクイの4種である。特にミーアキャットは、親が子に段階的に難易度が高くなる狩りの課題を与える教育をしている。また、これら4種は、上記の3つの条件を満たしている。が、いずれも食餌行動に限定されているところが、さまざまなコンテンツの知識であっても教示の対象とすることができるヒトと異なる。」
出典:小田亮・大坪庸介(2023)『広がる!進化心理学』朝倉書店.
教科書には、『「教える-学ぶ」というコミュニケーションの関係があるからこそ、地球上にヒトが繫栄する基礎となっている』(p.60.27)などと、主にヒトが教育や学習をすると書かれている。しかし、ヒト以外の動物の中にも模倣だけではなく、教育をするものがいる。このことを「積極的な教育」の定義を踏まえて、その動物の教育の仕方についての情報を加えることで、ヒト以外の動物の中にも「積極的な教育」を行っているものがいることを明確にするといった点で、教科書の理解に貢献すると考えた。 調べた情報は、ヒトのほかにも、教育をする動物はいるが、それらの動物は食べ物を得るための行動のみを教育するだけであるため、そこがヒトとは異なるというものである。また、ミーアキャットの親が子に行う段階的な教育は、「今自分が相手から見てどのような状態であるかを想像しながら教える」(p.60.25)ことができるからこそ行えているといえる。
●課題2 私は、スポーツをするうえでの体の動かし方について学習することが水平伝播の事例の一つになると考えた。例えば、バレーボールのサーブが打てない人が、打てる人から打ち方を言葉で教わるということが言葉による伝達であり、打てる人の体の動きを見て真似することが観察による模倣である。したがって、それらが担い手となり、サーブを打てるようになったら、水平伝播が生じたといえる。
3章 進化心理学の課題 課題1 今回は「遺伝子」を補足説明していく。 教科書では「生物がもつ遺伝的な性質のこと」と記載されている。この文でも正しいが、もう少し詳しく説明が可能である。 遺伝子はDNAという物質である。鎖のような形をしており、4種類の塩基で遺伝情報が書かれている。塩基は遺伝情報を表現する文字みたいなものであり、A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)と表されている。 人間の遺伝子のDNAは、全部で塩基が、30億個ほど繋がった鎖のような超巨大分子である。アデニン(A)は必ずチミン(T)と、シトシン(C)は必ずグアニン(G)と向かい合って結合し、螺旋状にからみ合った2本の鎖のような構造をしている。 https://www.dna-chip.co.jp/oshiete/
補足理由 遺伝子の本体となる物質のDNAの説明がなかったので補足説明した。
課題2
テレビや新聞、雑誌、SNSといった情報網が、水平伝播だと考える。具体的としてファッションで説明していく。オシャレを始めた人は何を着ればいいのか、何が流行なのかなど、最初から流行りを知っている人間はいない。そのため、Instagramや雑誌、といったものでファッションセンスを取り込んでいくことは他人のファッションを模倣しているため、水平伝播が生じていると考えた。
3章 進化心理学の課題 課題1 ミームについての補足 文化の遺伝子はあたかも意志をもった生き物のようにその遺伝子自身の強さとその置かれた環境条件に依存しながら複製子により一人の人間の脳から脳に模倣により複製されながら増殖していくという意味でミームと称される。そして、複製を担うものを文化遺伝子と称する。ある脳の文化遺伝子が、言語などを元に複製され他の脳に伝達したのち定着し、認知構造を再編成し知識を進化させていく。
出典 尾鍋史彦 (2002)「紙の文化遺伝子」『紙パ技協誌』56(10).1524-1527.
補足した理由としては、教科書では「ミームによっても進化することで~」とあるが具体的にどのような過程を通じているのかが記載されていないように感じたので理解のために取り挙げた。
課題2 水平伝播の例として、鴨川の等間隔に座るカップルが挙げられると思います。すでに座っている人たちを見て、意味は分からないが等間隔になるように真似て座るということが起きれば観察による模倣によって水平伝播が生じたと考えます。また、このことがメディアを媒介し伝わることで、さらに同じように等間隔で座るという水平伝播が起これば担い手は観察学習になると思います。
リンク リンクを添付するのがうまくいかなかったのでもう一度添付します。
第3章 進化心理学
課題1 進化についての補足情報 自然淘汰だけでは生存に有利な個体を”選別”することはできても、生存に有利な形質を”つくり出す”ことはできない。 生命を司るセントラルドグマ、DNAの存在が明らかとなったことによって「変異」の仕組みが明らかとなった。つまり、「ランダムにDNA塩基配列に変更が起こり、そのうち『偶然にも』生存に有利だった形質が保存される(自然淘汰)」という説明がなされるようになった。 リンク 教科書に進化について詳しい説明がなっかたので補足した。
課題2 スポーツなど上手い人のプレーを盗むのは水平伝播だと考えました。人のうまいところを見て実践して自分も上達することやルール、やり方を学習することは水平伝播になると考えます。
1.観測学習について補足します。観察学習には4つのプロセスがあり ①観察対象に注意を向ける(注意) ②対象の行動内容を記憶に保持する(保持) ③対象の行動を模倣する(運動再生) ④行動に対するモチベーションかま高まる(強化と動機付け) このように他者の行動に注意を向けて行動内容を記憶し模倣するという能動的な行動が必要となります。https://jinjibu.jp/keyword/detl/1462/ 観察学習について補足した理由は教科書で過程について書かれているように思えなかったためです。 2.部活動がこれに該当すると思いました。指導者や先輩のプレーを観察することで学習し、それを模倣して実行するからです。
3章 進化心理学 課題1 遺伝子についての補足です。「私たちには親から受け継いだ成長と増殖の機能を果たすための情報が入った遺伝子型というものがある。それらを受け継いで形になって表している私たちは表現型である。そして受け継がれる情報は遺伝子から表現型の一方通行であり私たちの発達や行動などに影響を与えるが自分では遺伝子の中の情報に影響を与えられない。よって獲得形質は遺伝しない」 出典:ジョン・H・カートライト(2005)『進化心理学入門』鈴木光太郎・河野和明(訳) 私がこの言葉を選んだ理由は自然淘汰について考えるのに役立ったからです。私は今回学んでいて医学が進歩していったら自然淘汰は激減するのではないかと考えました。理由として医学が進歩すれば病気が治り生き残れない遺伝子が減って、それが受け継がれると考えたからです。しかし獲得形質は遺伝しないこを知って治せても根本的解決にはならないため自然淘汰はなくならないと気づきました。もし違ったらご指摘お願いしたいです。
課題2 バスで乗り降りするときに挨拶をすることは水平伝播になっていると考えました。特に挨拶をしなければならないというルールはないですが、1人が言い始めると次に降りる人も言っていくという光景をよく目にします。これは前の人がやっているのを観察学習して、言った方が礼儀が正しいや丁寧などの好印象を持ち、自分も言おうという水平伝播が起きているのではないかと考えました。
>> 463回答ありがとうございました。このような事例があるのですね。 アイドルが亡くなってファンが後を追おうとする事例などは、ニュースでその映像等が放映されていないにも関わらず起きますから、ウェルテル効果のように集団、後追い自殺などの事例は現代においても実像を伴わない観察学習の実例としてかなり適切かもしれません。課題1の事例として挙げさせて頂きました。 また質問等した際には返答下さると助かります。
>> 462 回答ありがとうございます。個人的経験でも多くの共感を得られると推察されるものであれば根拠としても良いのですね。勉強になります。SSTの事例については検索力不足で論文等の形では見つけられませんでした...調べた限りでは精神保健福祉士系統の教科書には載っている可能性がありそうですので、見つけ次第追記します。また、web等ではそれらしき文献がありましたので出典とします。以上について、自分の課題1にて追加情報として参考程度に纏めさせて頂きました。 また質問等した際には返答下さると幸いです。
3章 進化心理学
課題1: 私は「観察学習」についての追加情報を記載する。 観察学習を包括する外の枠組みとして「モデリング」が存在する。 モデリングとは「他者の行動を観察することで自身の行動が変容すること」である。 つまり教科書の例も「大人が人形を攻撃(観察)」→「大人(他個体)の意図を推定。(学習)」→「人形を攻撃する傾向が強まる(行動変容)」という状況、観察学習及び行動変容による1つのモデリングなのである。 また、この用語を提唱したバンデューラは映像作品や漫画においても観察学習が起こるという実験結果を残している。
更に言えば、文章などの実像の無いモデルに対しても観察学習が起こる可能性がある。私個人、小説の内容やSNSでの文章に影響を受けたことがある。これは恐らく文章を元にした私の想像上の像をモデルとして、モデリング及び観察学習が起こったのだと考えられる。実際に、同様の経験がある方も多いだろう。このように文章等を元にした観察者の想像がモデルでも観察学習が起こる可能性があるのだ。だが明確な根拠となる物は未だ見つけられていない。しかし近いものとして>> 453ウェルテル効果や、>> 462認知行動療法の一つであるSST(社会生活技能訓練)では文章等を用いたワークシート、ソーシャルストーリー演習が存在する。これらは実像を伴わないモデルにも観察学習が起こり得ることを示唆していると言える。
上記の記載を行った理由は、教科書では観察学習が成立する前提の状況について記載が無かった点と、 これらの知識があれば上記のように分割して思考でき、教科書の例示の理解を深める事が出来る点が挙げられる。 後半については、教科書には直接の観察による例示しかされていなかった為、実際には直接の観察のみならず、観察者が共感可能なモデルであれば観察学習が起こる可能性についても留意しておくべきだと考えたからである。
出典1: 日本心理学諸学会連合 心理学検定局編,心理学検定基本キーワード改訂版,2022年,実務教育出版 出典2: SSTプログラムについて(https://di-agent.jp/tips/entry100.html)[2023/10/23参照]
課題2: 水平伝播の例 心理学課題提出の早期化 この場合、「早期に提出された課題がフィードバックに対する返答の余裕を持ち、更に返答が加点されていた」という文章記録より想像できる状況から、他個体の意図、感情を良い方向だと推定し、結果観察学習によって「余裕を持って早期に課題提出する」という水平伝播が起こったと考えられる。 また、実像を伴う事例としては、心理学の課題を早期に提出したらしい人物が余裕そうに観察出来たりすること。実際にその人物が早めに提出するよう他人に進めている状況を観察した場合(観察学習における動機づけ過程での外的強化が行われている?)なども観察学習、水平伝播が促進される要因になると考えられる。 よって本事例の担い手としては「観察学習、言葉による伝達」が挙げられる。
補足 今回の事例では「提出された文章記録」が観察学習のモデルとなっている。 理由については課題1及び>> 452を参照して欲しい。
課題1 自然淘汰についての補足情報 自然淘汰とは、生理的条件や環境などによりよく適合するものは生存をつづけ、そうでない劣勢のものは自然に滅びていくということである。簡単に言えば、良いものは残り悪いものは滅びるということである。https://dictionary.goo.ne.jp/word/ 教科書には「自然淘汰」の言葉の意味が載っていなく、教科書の意味が理解できなかったので追加しました。
課題2 毎年女子高生の中で新しい言葉が生まれて、それが全国的に流行するのは水平伝播によるものだと考えます。誰かが作った言葉を観察による模倣として水平伝播が生じていると考えます。また大体はやりの言葉はSNSやテレビでも特集されるので、それを見た人が観察学習として、言葉の意味や使い方を学び水平伝播が生じます。
コメント不要です。
課題1: 「他個体が行っているこの試行錯誤を観察しているだけで達成される」とあるので、「模倣」とは違う「学習」であることがここでわかると言えばわかります。学習なので、強化を受ける行動の頻度は増し、罰を受ける行動の頻度は低下します。あなたの情報は、「学習」と「模倣」を同一視しかねないという危惧が含まれていると思いますが、先述の箇所および前章の内容を踏まえていればそれはないかと。ただし、教科書には確かに両者の違いを明瞭に示していない、わかりづらい表現があることも事実です。そこを指摘するとよかったと思います。 課題2: 昔のゲーセンでも、観察学習や模倣が多々見られました。媒体がほぼ口コミしかなかった時代でも、水平伝播は結構強く見られましたね。インベーダーゲームの「名古屋撃ち」とか「京都撃ち」とか。ちなみに後者を私は独自に編み出したのですが、それがいつの間にか「京都撃ち」と呼ばれていました。京都で観察学習をした人が広めたのでしょうね。
課題1: 生物学や遺伝学では必要な知識でしょう。心理学ではどうでしょうね。遺伝子の水平伝播が心理学的な何かをもたらすのであれば知っておいていいと思いますが、遺伝学の知識をいたずらに増やしても教科書のバランスを欠き、得策でないと思います。 課題2: はい、そうですね。
課題1. 観察学習と模倣についての追加情報です。観察学習は、観察個体がモデルと同一の行動を示すとは限らない点で模倣とは異なります。たとえば、ある刺激に対するモデルの行動が嫌悪な結果をもたらした場合、これを観察学習した個体は、モデルと同一の行動をむしろ避けるようになります。 教科書では観察学習とは「観察することで学ぶ学習」との説明がされており、具体例としては実際に行動を起こすことが挙げられています。この情報だけでは、モデルを観察し、行動を真似る模倣との区別がつかなくなり、観察学習と模倣とを同意義に捉えるという誤解が生まれてしまう可能性があると感じました。上記の情報を追加することで、誤解が生まれることを防止できるという点で貢献できると考えたため、追加情報としました。
出典:藤永保監,「最新 心理学辞典」,2013,平凡社
課題2. ゲームの操作方法は水平伝播によるものだと考えました。友人から教えてもらったり、インターネットなどを通して操作方法を観察したりすることが担い手となります。このような観察学習を通して、自分も同じ操作を行うことが水平伝播です。
3章 進化心理学 課題1. 水平伝播の補足情報 水平伝播とは、ある個体が、他の個体の子孫でないのに、その遺伝子を取り込む現象をいう。これは、単細胞生物ではかなりよくみられるもので、ウイルス感染を含むいくつかのメカニズムが知られている。
出典 猪原直弘 「実験医学 炎症シグナルの指揮者 インフラマソーム」 2012年 羊土社.
補足した理由 遺伝子による水平伝播は教科書の範囲を超えた知識ですが、知っておくことでより深い知識になり、教科書の水平伝播との違いを認識することができると考えました。また、遺伝子による水平伝播を補足情報として提示することで、教科書で扱われているものだけが水平伝播であるという間違った認識を防ぐことができると考えました。
課題2. 私は、「食べ物を美味しくアレンジすること」が水平伝播の実例であると考えました。例えば、スターバックスでのカスタマイズや、目玉焼きにかける調味料などです。これは、友人や家族、インターネットを媒体として行った観察学習が担い手となります。他の人が「こうするとおいしい」と言葉や文で伝えることによって、水平伝播が行われています。
課題1: ここまでの知識が、この教科書の理解に必要か疑問です。一部だけ情報を豊富にすると、全体のパランスが崩れてむしろわかりにくくなるのではないでしょうか。もしあなたが提供してくれた遺伝子の説明が教科書にあったとしたら、どうでしょう。 課題2: ルールがあるゲーム一般はそうでしょうね。
課題1: よい着想だと思いますが、もう少し考察を詰めた方がよいと思いました。あなたが参照した「コトバンク」によれば、「環境変異」とは「生物の置かれた種々の環境条件によって、遺伝子型が同じでもその発現する形質(表現型)に変異を生じたもの」と定義されています。また「表現型」とは「一定の遺伝子型をもつ生物の示す形態的・生理的な性質」と定義されています。文化そのものは「表現型」における変異と言えるかが釈然としません。 課題2: 「インターネットが水平伝播」なのではなく、「水平伝播の媒体」なのではありませんか。語の定義を曖昧にして使用しているように読めます。
4点差しあげます。
課題1: この過程を記すだけであれば、ここまでの投稿ですでに何度も言及されていますよ。 課題2: 自転車の操り方を他の人から学んだのですね。なるほど。
課題1: 学習心理学の内容と関連づけたことはよいと思います。同じ「学習」という語を使っていますが、どこが違い、どこが同じなのかがわかったほうが、断片的な知識に終わらないですね。 このページは学術的信憑性が保証されてない「まとめページ」です。引用文献がない記事は、そう見るべきかと思います。 課題2: よい例かと思います。
7点差しあげます。
課題1: 「モデル事象の象徴的表象」を説明すると、他の受講生によくわかったと思います。これは重要な情報なので、ここをわかってもらうことが必要ではないでしょうか。「形から入る」というのは模倣のことを言っていて、「モデル事象の象徴的表象」ではないと思うのですが。 課題2: よくある現象ですね。
課題1: 教科書には「類人猿が」と書かれていますね。あなたのような注釈は必要だと思います。 課題2: 他の子供の遊び方を見て「使い方がわかる」こともありますが、「使い方が発見され、それが伝播する」ということもありますね。子供は環境にさまざまな意味を発見してくれます。
6点差し上げます。
課題1: この情報が教科書理解にどう貢献するかを明記してください。課題文には「どういう点でその情報が教科書の理解に貢献するのかを必ず説明すること」とあります。 課題2: それは「オペラント学習」の例ではなく、「オペラント(オペラント行動)」の例ですね。
「陰影」は知覚心理学、「オペラント学習」は学習心理学の内容です。採点対象となる期限が過ぎているので、コメントだけとなりました。
おお、それがありましたね。ゲーテの著作である「若きヴェルテルの悩み」の読者が、小説の内容の影響を受けたという。いい示唆だと思います。
5点差しあげます。
視覚的に経験する媒体経由だと観察学習が起きるというのは、観察学習の古典的研究の一つが暴力的なテレビ番組を視聴する影響であったことから、予想がつきます。しかし視覚以外の媒体ではどうかと、当然のことながら考えますよね。経験的には読書に影響されることがありますから、そういう研究があることを期待しますよね。残念ながら見つかっていないようですが、SST(Social Skill Training)のプログラムの中に、文章によるトレーニングがあったように思います。そちらを当たってはどうかと思います。たとえ文献がなくても、個人的経験を課題2の根拠にしてもよいのではないかと思います。先行研究を示すことは学術的には正統ですが、読書に影響を受けるという経験は多くの人が持っていると思いますから、説得力はあると思います。研究を発見したら教えてください。
「3章 進化心理学の課題」 課題1:遺伝子についてです。 遺伝子とは細胞の種類に応じて機能する特定のタンパク質の設計情報が記録された領域のことであり、この遺伝子の組み合わせによって人の体の機能の仕方などが決定されます。遺伝子は細胞の核内にある染色体内にあり、一本の染色体に数百から数千の遺伝子が含まれています。ヒトは20,000~23,000個の遺伝子を持っています。遺伝子はデオキシリボ核酸(DNA)で構成されています。異なる細胞では異なる遺伝子が発現することで細胞はさまざまな外観や機能を獲得することができます。 補足理由:教科書内では遺伝子は皆知っているものとして扱われているように感じました。なので、改めて遺伝子とは何か知ることで教科書の理解を深めることができると考えたからです。 出典:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/01-知っておきたい基礎知識/遺伝学/遺伝子と染色体
課題2:私が考えた水平伝播の例はじゃんけんです。幼いころにテレビ番組や保育園の先生、友達が行っているところを観察したり教えてもらうことで学習しじゃんけんのルールを覚え、実行していくと考えたからです。
課題1: これは何かの報告書だと思いますが、ここに書かれているのは「自己認知が感情から成立する」ことではなく、「自己認知の成立によって自己意識情動も発生する」ということではないでしょうか。読み取りが間違っていたら教えてください。 課題2: 関東と関西ではどちら側を開けるかが違います。関東では右側ですが、関西では左側です。関東の人(北海道の人も同じようです)が関西に行った時、観察学習をして行動を修正していますね。直接注意されたりして、罰を受ける人もいますけれど。
6点差しあげます。
第3章 課題1 変異について補足する 教科書では「きょうだい間で異なっていること」すなわち垂直的伝播が、変異として説明されている。 しかし、変異には環境変異というものがある。https://kotobank.jp/word/変異-131057 リンクの日本大百科全書より つまり56ページから説明されている文化的な進化においても文化そのものが「環境的な変異」であったことがわかる。 課題2 インターネットが水平伝播であると考える。まず初めにインターネットが何なのかを知り、パソコンなどで操作方法を教わる。また、そこに語学を使うため、ある程度の知識が必要である。やがてインターネットがSNSをつなぎ、世界で起きている 時事が掲載され情報が水平伝播されていく。
第3章 課題1 観察学習について補足する。教科書では他個体が行っているこの試行錯誤を観察しているだけで達成されるものとあるがこの観察には流れがある。いきなりこの人を観察しようとなるわけではない。初めに何をモデルにするかを選択し、そこに注意を向けている。(注意過程)次にその観察内容を記憶してその記憶を頭の中にとどめておく。(保持過程)次に記憶た内容を実際に動作や行動で行う。(運動再生過程)最後に実際、行った内容ができた満足感や、周囲から褒められた嬉しさが行動や動機づけられること(動機付け過程)が具体的に書いていなかったので補足した。リンク 課題2 水平伝播の例は小さいときの自転車の乗り方だと考えた。初めはこの車輪のついた物は何なのかと考え、そこから他の人かがサドルにまたがったりペダルに足をかければ車輪が動き出して前に進むことができるとわかった子がいたりしながら他の子から学んだり、はたまた自分が理解したりとお互いが成長するできるから。
3章「進化心理学」 課題1:「観察学習」について補足します。 バンデューラは観察学習は「注意」「保持」「再生」「動機づけ」の4つの過程からなると言っている。 ①注意 学習者は、モデルの行動に注意を払い、その結果を観察すること。 ②保持 観察したことを覚えておくこと。 ③再生 その行動を再生できること。 ④動機づけ その行動を全て遂行されるわけではなく、遂行されるかどうかは強化がかかわりを持つ。(行動するように動機づけられていること) 出典:https://psychology-effect.com/学習と条件づけ/模倣と観察学習/
私は観察学習の過程中でも「④動機づけ」を重要視した。 動機づけには強化がかかわりを持つと書いてあるが、これは前回講義のオペラント条件付けと似ている部分があるように感じられた。 「自身に対して報酬や罰が与えられたり除去され、行動が強化されるオペラント条件付け」 「他個体の行動を観察し、他個体の得た感覚を推定することで達成される観察学習」
両方とも外刺激による行動の動機付けだが、「自身の行動の結果得る」か「他者の経験を基に得る」では大きく異なります。 既に習った内容と比較し、違いを認識することで教科書で述べている「観察学習」とはどういう事なのかをより深く学習できるきっかけになると思い、補足させて頂きました。
課題2:私は、「方言が様々な人や地域に広まる現象」が水平伝播の実例であると考える。
例えば、関西には強欲などの意味を持つ「がめつい」という方言があります。 この言葉を「関西出身の芸能人達」がメディアやSNS上など様々な機会に発言していたとします。 それを観察学習によって人々は、「こういう風に使うのか!」や「こういう意味で使っているんだ」と言葉の意味や使い方を理解する水平伝播が生じたと言えると考えます。 また、関西の方言を扱う知人と直接会話する際に私が「関西出身の芸能人達」の発言を真似て、「がめつい」を使用し、その後知人が正しい会話での使い方を教えてくれたとします。 これは私が「関西出身の芸能人達」の方言を観察による模倣として実際に使用し、知人の言葉による伝達や教育によって会話中での使い方を理解する水平伝播が生じたと言える。
このように、方言は特定の地域だけではなく、様々な地域や人に文化的な広がりが見られるため、「方言が様々な人や地域に広まる現象」が水平伝播の実例であると考えます。
第3章「進化心理学」 課題1 観察学習、模倣について補足する。 バンデューラの社会的学習理論によれば、観察学習は特定の刺激から反応の連合ではなく、モデル事象の象徴的表象で行われていると述べられている。これは、モデルの刺激を受け、自ら反応するのではなく、モデルの事象を思い浮かべてそれを表現する形になっているということである。また教科書で模倣について、「形から入る」という表現があるが、これはモデル事象の象徴的表象をまさに表しているのではないかと考えたため、この情報を補足した。
出典 https://mukogawa.repo.nii.ac.jp/records/257
課題2 テレビで著名人が絶賛したもの(商品、サービス)を視聴者がこぞって買いに行く(受けに行く)ことが水平伝播の例になると思います。著名人の意見(影響力)が、テレビを通して言葉として伝達され、視聴者が購入しに行くという水平伝播が生じると考えます。
第3章 課題1 自己認知についての情報を補足する。 ギャラップ等は,自己の概念は社会的相互作用や他者の視座から自己を確かめることによって成立するというクーリーやミードのモデルを実証するために,隔離飼育のチンパンジーを用いて口紅課題を行い,隔離飼育のチンパンジーでは,自己認知が成立しないことを示した。ギャラップは,自己認知の成立には,社会的経験,すなわち他のチンパンジーを見たり,他のチンパンジーの視座から自分を確かめる経験が必要なのではないかと述べている。 出典 一谷聖子(1990).「0~2歳における自己認知の発達ー乳児・他者関係からの考察」『教育心理学研究』38巻,pp.297-305 教科書では、人やチンパンジーを含めた類人猿は、口紅課題に合格することから、身体像を通じて自己の体を認識できる、すなわち鏡を用いた自己認識が成立すると述べられているが、すべての類人猿に自己認識が成立するわけではなく、社会的な経験をして他者の視覚世界を想像できるようになった類人猿のみに自己認知が成立するため、この情報を補足した。 課題2 公園の遊具の遊び方を知ることは水平伝播の事例になると考えた。初見では使い方の分からない鉄棒やターザンロープなどの遊具も、他の子どもがそれで遊んでいる様子を見ることで使い方が分かることから、観察学習によって遊具の遊び方が水平伝播したといえる。
課題1.青字は陰影を選びました。追加の情報は物事の色・音・調子や感情などに含みや趣があることをいいます。 kotobank.jp/word/陰影-437138 課題2.オペラント学習の例としては行動ということで、歩く、喋る、投げる、飛ぶなどが事例です。
>> 452 考えを支持できるかわからないのですが、「ウェルテル効果(ウェルテル症候群)」というのはいかがでしょうか。 これは、名の知れた人気な模範的人物が自殺し、それをメディアが大々的に報道したことにより生じる群発自殺などを指す。もとは、ゲーテの出版した小説の主人公の服装を真似し、小説と同じ手口を使って自殺する若者がいたとされている。この小説の刊行時期のメディアは新聞などの文章記録だと考えられるので観察学習のモデルになると言えるのではないですか。 出典 G.R.ファンデンボス監修 繁桝算男・四本祐子監訳,APA心理学大辞典,(2013),培風館
課題1: 教科書の進化の説明とは異なるように思えます。この記事は従来の進化論に意義を唱えていますから。
課題2: 直前の投稿の「部活動」の例ですね。
3点差しあげます。
課題1: 過程について書かれていなかったのは事実ですが、その記述が必要だとされる理由はなんでしょうか。
この記事は学術的に信用できる記事ですか。
課題2: 「部活動」ではなく「部活動で起こっていること」ですね。焦点を絞って言及した方がいいと思います。
3点差し上げます。
課題1: 引用と、あなたがそこから学んだことの関連がよくわかりませんでした。この引用と、医学の進歩とともに自然淘汰が減少するという仮説はどう関係するのですか。医学の進歩とは環境変化の一つです。ある遺伝子によって生じる表現型が、かつては環境適応に対して不利だったのに、医学の進歩によって不適応を引き起こさなくなれば、その遺伝子を持っていることもまた不利にはなりません。この場合、生き残れない遺伝子は減るのではなく、そのままです。医学の進歩によって、生き残れるようになったわけですから。また医学の進歩は表現型を変形して、環境に適応できるようにも働きます。この場合も、遺伝子はそのままです。
「生き残れない遺伝子が減って、それが受け継がれる」という表現は正しいですか。文章の論理に問題がありそうな気がします。
課題2: 誰の行動が強化されているのかを明確にした方がいいと思います。「言った方が礼儀が正しいや丁寧などの好印象」を持つのは誰ですか。
4点差し上げます。
「アイドルが亡くなってファンが後を追おうとする事例」はどういう仕組みで起きているのか、一度ちゃんと考えた方がいいかもしれないですね。水平伝播ではありますが、観察学習によるものなのでしょうかね。ファンの後追い行動は、何によって強化されているのでしょう。
もちろん経験が正しいとは限らないので、研究があった方がよいのは確かです。しかし問題提起ということであれば、多くの人が共感できるものを根拠にすることは可能でしょう。
なおこのページは学術的にはどうかと思われます。内容が違っているという意味ではなく、学術的な資料とはみなせないということです。引用文献の有無が見極めの一つのポイントです。
課題1: 学習とは「意図を推定すること」なのですか? 「観察学習が成立する前提の状況」とは? そしてそれがどうして必要な情報だと思いますか。「分割して思考する」というのは、観察学習が段階的に進行し、その各段階がどういうものかがわかるという意味でしょうか。確かにそうですが、教科書理解というより教科書に書いていない高度な内容を知ることに貢献している気がします。そこまで知っておいたほうがよいと考える理由はなんですか。
文章を媒介とした体験によっても観察学習が生じる可能性に言及したのは面白いと思います。「実像のないモデル」という表現はわかりにくいですね。「視覚的体験以外の体験による」という意味ですよね?
課題2: 文章記録による体験ではありますが、課題1で述べられていた文書媒介の体験とは異なり、実際加点がなされている記述を見ているから強化されているのではないでしょうか。
強化子として想定しているものが教師と学生で異なることがあります。眼前に展開している出来事のどの部分を、行動の結果として注目するかが大切ですね。教師はコメントが強化子になってほしいと思っていますが、点数がしばしば学生にとっての強化子となり、期待した点数がないと「罰子」として機能してしまうこともあります。同じコメントと点数を返しても、その後の行動は全く違うことがある。なかなか難しいものです。
5点差し上げます。
「第3章 進化心理学の課題」
●課題1
「積極的な教育」、「教える-学ぶ」についての追加情報(p.60)
積極的な教育の定義
「①ある個体Aが経験の少ない観察者Bのいるときにのみ、その行動を修正する。
②Aはコストを払う、あるいは直接の利益を被らない。
③Aの行動の結果、そうしなかったときと比べてBは知識や技能をより早く、
あるいはそうしなければまったく学習が生じない。
つまり、自分の利益を犠牲にしてまで、他個体の学習を生起させ、促進するような特別な行動をわざわざすることが、「教える」ことだという定義である。」
「ヒト以外で教育をする動物は、ミーアキャット、ムネボソアリ、シロクロヤブチメドリ、ルリオーストラエリアムシクイの4種である。特にミーアキャットは、親が子に段階的に難易度が高くなる狩りの課題を与える教育をしている。また、これら4種は、上記の3つの条件を満たしている。が、いずれも食餌行動に限定されているところが、さまざまなコンテンツの知識であっても教示の対象とすることができるヒトと異なる。」
出典:小田亮・大坪庸介(2023)『広がる!進化心理学』朝倉書店.
教科書には、『「教える-学ぶ」というコミュニケーションの関係があるからこそ、地球上にヒトが繫栄する基礎となっている』(p.60.27)などと、主にヒトが教育や学習をすると書かれている。しかし、ヒト以外の動物の中にも模倣だけではなく、教育をするものがいる。このことを「積極的な教育」の定義を踏まえて、その動物の教育の仕方についての情報を加えることで、ヒト以外の動物の中にも「積極的な教育」を行っているものがいることを明確にするといった点で、教科書の理解に貢献すると考えた。
調べた情報は、ヒトのほかにも、教育をする動物はいるが、それらの動物は食べ物を得るための行動のみを教育するだけであるため、そこがヒトとは異なるというものである。また、ミーアキャットの親が子に行う段階的な教育は、「今自分が相手から見てどのような状態であるかを想像しながら教える」(p.60.25)ことができるからこそ行えているといえる。
●課題2
私は、スポーツをするうえでの体の動かし方について学習することが水平伝播の事例の一つになると考えた。例えば、バレーボールのサーブが打てない人が、打てる人から打ち方を言葉で教わるということが言葉による伝達であり、打てる人の体の動きを見て真似することが観察による模倣である。したがって、それらが担い手となり、サーブを打てるようになったら、水平伝播が生じたといえる。
3点差しあげます。
3章 進化心理学の課題
課題1
今回は「遺伝子」を補足説明していく。
教科書では「生物がもつ遺伝的な性質のこと」と記載されている。この文でも正しいが、もう少し詳しく説明が可能である。
遺伝子はDNAという物質である。鎖のような形をしており、4種類の塩基で遺伝情報が書かれている。塩基は遺伝情報を表現する文字みたいなものであり、A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)と表されている。
人間の遺伝子のDNAは、全部で塩基が、30億個ほど繋がった鎖のような超巨大分子である。アデニン(A)は必ずチミン(T)と、シトシン(C)は必ずグアニン(G)と向かい合って結合し、螺旋状にからみ合った2本の鎖のような構造をしている。
https://www.dna-chip.co.jp/oshiete/
補足理由
遺伝子の本体となる物質のDNAの説明がなかったので補足説明した。
課題2
テレビや新聞、雑誌、SNSといった情報網が、水平伝播だと考える。具体的としてファッションで説明していく。オシャレを始めた人は何を着ればいいのか、何が流行なのかなど、最初から流行りを知っている人間はいない。そのため、Instagramや雑誌、といったものでファッションセンスを取り込んでいくことは他人のファッションを模倣しているため、水平伝播が生じていると考えた。
3章 進化心理学の課題
課題1
ミームについての補足
文化の遺伝子はあたかも意志をもった生き物のようにその遺伝子自身の強さとその置かれた環境条件に依存しながら複製子により一人の人間の脳から脳に模倣により複製されながら増殖していくという意味でミームと称される。そして、複製を担うものを文化遺伝子と称する。ある脳の文化遺伝子が、言語などを元に複製され他の脳に伝達したのち定着し、認知構造を再編成し知識を進化させていく。
出典 尾鍋史彦 (2002)「紙の文化遺伝子」『紙パ技協誌』56(10).1524-1527.
補足した理由としては、教科書では「ミームによっても進化することで~」とあるが具体的にどのような過程を通じているのかが記載されていないように感じたので理解のために取り挙げた。
課題2
水平伝播の例として、鴨川の等間隔に座るカップルが挙げられると思います。すでに座っている人たちを見て、意味は分からないが等間隔になるように真似て座るということが起きれば観察による模倣によって水平伝播が生じたと考えます。また、このことがメディアを媒介し伝わることで、さらに同じように等間隔で座るという水平伝播が起これば担い手は観察学習になると思います。
リンク
リンクを添付するのがうまくいかなかったのでもう一度添付します。
第3章 進化心理学
課題1
進化についての補足情報
自然淘汰だけでは生存に有利な個体を”選別”することはできても、生存に有利な形質を”つくり出す”ことはできない。
生命を司るセントラルドグマ、DNAの存在が明らかとなったことによって「変異」の仕組みが明らかとなった。つまり、「ランダムにDNA塩基配列に変更が起こり、そのうち『偶然にも』生存に有利だった形質が保存される(自然淘汰)」という説明がなされるようになった。
リンク
教科書に進化について詳しい説明がなっかたので補足した。
課題2
スポーツなど上手い人のプレーを盗むのは水平伝播だと考えました。人のうまいところを見て実践して自分も上達することやルール、やり方を学習することは水平伝播になると考えます。
1.観測学習について補足します。観察学習には4つのプロセスがあり
①観察対象に注意を向ける(注意)
②対象の行動内容を記憶に保持する(保持)
③対象の行動を模倣する(運動再生)
④行動に対するモチベーションかま高まる(強化と動機付け)
このように他者の行動に注意を向けて行動内容を記憶し模倣するという能動的な行動が必要となります。https://jinjibu.jp/keyword/detl/1462/
観察学習について補足した理由は教科書で過程について書かれているように思えなかったためです。
2.部活動がこれに該当すると思いました。指導者や先輩のプレーを観察することで学習し、それを模倣して実行するからです。
3章 進化心理学
課題1
遺伝子についての補足です。「私たちには親から受け継いだ成長と増殖の機能を果たすための情報が入った遺伝子型というものがある。それらを受け継いで形になって表している私たちは表現型である。そして受け継がれる情報は遺伝子から表現型の一方通行であり私たちの発達や行動などに影響を与えるが自分では遺伝子の中の情報に影響を与えられない。よって獲得形質は遺伝しない」
出典:ジョン・H・カートライト(2005)『進化心理学入門』鈴木光太郎・河野和明(訳)
私がこの言葉を選んだ理由は自然淘汰について考えるのに役立ったからです。私は今回学んでいて医学が進歩していったら自然淘汰は激減するのではないかと考えました。理由として医学が進歩すれば病気が治り生き残れない遺伝子が減って、それが受け継がれると考えたからです。しかし獲得形質は遺伝しないこを知って治せても根本的解決にはならないため自然淘汰はなくならないと気づきました。もし違ったらご指摘お願いしたいです。
課題2
バスで乗り降りするときに挨拶をすることは水平伝播になっていると考えました。特に挨拶をしなければならないというルールはないですが、1人が言い始めると次に降りる人も言っていくという光景をよく目にします。これは前の人がやっているのを観察学習して、言った方が礼儀が正しいや丁寧などの好印象を持ち、自分も言おうという水平伝播が起きているのではないかと考えました。
>> 463回答ありがとうございました。このような事例があるのですね。
アイドルが亡くなってファンが後を追おうとする事例などは、ニュースでその映像等が放映されていないにも関わらず起きますから、ウェルテル効果のように集団、後追い自殺などの事例は現代においても実像を伴わない観察学習の実例としてかなり適切かもしれません。課題1の事例として挙げさせて頂きました。
また質問等した際には返答下さると助かります。
>> 462 回答ありがとうございます。個人的経験でも多くの共感を得られると推察されるものであれば根拠としても良いのですね。勉強になります。SSTの事例については検索力不足で論文等の形では見つけられませんでした...調べた限りでは精神保健福祉士系統の教科書には載っている可能性がありそうですので、見つけ次第追記します。また、web等ではそれらしき文献がありましたので出典とします。以上について、自分の課題1にて追加情報として参考程度に纏めさせて頂きました。
また質問等した際には返答下さると幸いです。
3章 進化心理学
課題1: 私は「観察学習」についての追加情報を記載する。
観察学習を包括する外の枠組みとして「モデリング」が存在する。
モデリングとは「他者の行動を観察することで自身の行動が変容すること」である。
つまり教科書の例も「大人が人形を攻撃(観察)」→「大人(他個体)の意図を推定。(学習)」→「人形を攻撃する傾向が強まる(行動変容)」という状況、観察学習及び行動変容による1つのモデリングなのである。
また、この用語を提唱したバンデューラは映像作品や漫画においても観察学習が起こるという実験結果を残している。
更に言えば、文章などの実像の無いモデルに対しても観察学習が起こる可能性がある。私個人、小説の内容やSNSでの文章に影響を受けたことがある。これは恐らく文章を元にした私の想像上の像をモデルとして、モデリング及び観察学習が起こったのだと考えられる。実際に、同様の経験がある方も多いだろう。このように文章等を元にした観察者の想像がモデルでも観察学習が起こる可能性があるのだ。だが明確な根拠となる物は未だ見つけられていない。しかし近いものとして>> 453ウェルテル効果や、>> 462認知行動療法の一つであるSST(社会生活技能訓練)では文章等を用いたワークシート、ソーシャルストーリー演習が存在する。これらは実像を伴わないモデルにも観察学習が起こり得ることを示唆していると言える。
上記の記載を行った理由は、教科書では観察学習が成立する前提の状況について記載が無かった点と、
これらの知識があれば上記のように分割して思考でき、教科書の例示の理解を深める事が出来る点が挙げられる。
後半については、教科書には直接の観察による例示しかされていなかった為、実際には直接の観察のみならず、観察者が共感可能なモデルであれば観察学習が起こる可能性についても留意しておくべきだと考えたからである。
出典1: 日本心理学諸学会連合 心理学検定局編,心理学検定基本キーワード改訂版,2022年,実務教育出版
出典2: SSTプログラムについて(https://di-agent.jp/tips/entry100.html)[2023/10/23参照]
課題2: 水平伝播の例 心理学課題提出の早期化
この場合、「早期に提出された課題がフィードバックに対する返答の余裕を持ち、更に返答が加点されていた」という文章記録より想像できる状況から、他個体の意図、感情を良い方向だと推定し、結果観察学習によって「余裕を持って早期に課題提出する」という水平伝播が起こったと考えられる。
また、実像を伴う事例としては、心理学の課題を早期に提出したらしい人物が余裕そうに観察出来たりすること。実際にその人物が早めに提出するよう他人に進めている状況を観察した場合(観察学習における動機づけ過程での外的強化が行われている?)なども観察学習、水平伝播が促進される要因になると考えられる。
よって本事例の担い手としては「観察学習、言葉による伝達」が挙げられる。
補足 今回の事例では「提出された文章記録」が観察学習のモデルとなっている。
理由については課題1及び>> 452を参照して欲しい。
課題1
自然淘汰についての補足情報
自然淘汰とは、生理的条件や環境などによりよく適合するものは生存をつづけ、そうでない劣勢のものは自然に滅びていくということである。簡単に言えば、良いものは残り悪いものは滅びるということである。https://dictionary.goo.ne.jp/word/
教科書には「自然淘汰」の言葉の意味が載っていなく、教科書の意味が理解できなかったので追加しました。
課題2
毎年女子高生の中で新しい言葉が生まれて、それが全国的に流行するのは水平伝播によるものだと考えます。誰かが作った言葉を観察による模倣として水平伝播が生じていると考えます。また大体はやりの言葉はSNSやテレビでも特集されるので、それを見た人が観察学習として、言葉の意味や使い方を学び水平伝播が生じます。
コメント不要です。
課題1: 「他個体が行っているこの試行錯誤を観察しているだけで達成される」とあるので、「模倣」とは違う「学習」であることがここでわかると言えばわかります。学習なので、強化を受ける行動の頻度は増し、罰を受ける行動の頻度は低下します。あなたの情報は、「学習」と「模倣」を同一視しかねないという危惧が含まれていると思いますが、先述の箇所および前章の内容を踏まえていればそれはないかと。ただし、教科書には確かに両者の違いを明瞭に示していない、わかりづらい表現があることも事実です。そこを指摘するとよかったと思います。
課題2: 昔のゲーセンでも、観察学習や模倣が多々見られました。媒体がほぼ口コミしかなかった時代でも、水平伝播は結構強く見られましたね。インベーダーゲームの「名古屋撃ち」とか「京都撃ち」とか。ちなみに後者を私は独自に編み出したのですが、それがいつの間にか「京都撃ち」と呼ばれていました。京都で観察学習をした人が広めたのでしょうね。
4点差し上げます。
課題1: 生物学や遺伝学では必要な知識でしょう。心理学ではどうでしょうね。遺伝子の水平伝播が心理学的な何かをもたらすのであれば知っておいていいと思いますが、遺伝学の知識をいたずらに増やしても教科書のバランスを欠き、得策でないと思います。
課題2: はい、そうですね。
4点差し上げます。
3章 進化心理学
課題1.
観察学習と模倣についての追加情報です。観察学習は、観察個体がモデルと同一の行動を示すとは限らない点で模倣とは異なります。たとえば、ある刺激に対するモデルの行動が嫌悪な結果をもたらした場合、これを観察学習した個体は、モデルと同一の行動をむしろ避けるようになります。
教科書では観察学習とは「観察することで学ぶ学習」との説明がされており、具体例としては実際に行動を起こすことが挙げられています。この情報だけでは、モデルを観察し、行動を真似る模倣との区別がつかなくなり、観察学習と模倣とを同意義に捉えるという誤解が生まれてしまう可能性があると感じました。上記の情報を追加することで、誤解が生まれることを防止できるという点で貢献できると考えたため、追加情報としました。
出典:藤永保監,「最新 心理学辞典」,2013,平凡社
課題2.
ゲームの操作方法は水平伝播によるものだと考えました。友人から教えてもらったり、インターネットなどを通して操作方法を観察したりすることが担い手となります。このような観察学習を通して、自分も同じ操作を行うことが水平伝播です。
3章 進化心理学
課題1.
水平伝播の補足情報
水平伝播とは、ある個体が、他の個体の子孫でないのに、その遺伝子を取り込む現象をいう。これは、単細胞生物ではかなりよくみられるもので、ウイルス感染を含むいくつかのメカニズムが知られている。
出典
猪原直弘 「実験医学 炎症シグナルの指揮者 インフラマソーム」 2012年 羊土社.
補足した理由
遺伝子による水平伝播は教科書の範囲を超えた知識ですが、知っておくことでより深い知識になり、教科書の水平伝播との違いを認識することができると考えました。また、遺伝子による水平伝播を補足情報として提示することで、教科書で扱われているものだけが水平伝播であるという間違った認識を防ぐことができると考えました。
課題2.
私は、「食べ物を美味しくアレンジすること」が水平伝播の実例であると考えました。例えば、スターバックスでのカスタマイズや、目玉焼きにかける調味料などです。これは、友人や家族、インターネットを媒体として行った観察学習が担い手となります。他の人が「こうするとおいしい」と言葉や文で伝えることによって、水平伝播が行われています。
課題1: ここまでの知識が、この教科書の理解に必要か疑問です。一部だけ情報を豊富にすると、全体のパランスが崩れてむしろわかりにくくなるのではないでしょうか。もしあなたが提供してくれた遺伝子の説明が教科書にあったとしたら、どうでしょう。
課題2: ルールがあるゲーム一般はそうでしょうね。
4点差し上げます。
課題1: よい着想だと思いますが、もう少し考察を詰めた方がよいと思いました。あなたが参照した「コトバンク」によれば、「環境変異」とは「生物の置かれた種々の環境条件によって、遺伝子型が同じでもその発現する形質(表現型)に変異を生じたもの」と定義されています。また「表現型」とは「一定の遺伝子型をもつ生物の示す形態的・生理的な性質」と定義されています。文化そのものは「表現型」における変異と言えるかが釈然としません。
課題2: 「インターネットが水平伝播」なのではなく、「水平伝播の媒体」なのではありませんか。語の定義を曖昧にして使用しているように読めます。
4点差しあげます。
課題1: この過程を記すだけであれば、ここまでの投稿ですでに何度も言及されていますよ。
課題2: 自転車の操り方を他の人から学んだのですね。なるほど。
4点差し上げます。
課題1: 学習心理学の内容と関連づけたことはよいと思います。同じ「学習」という語を使っていますが、どこが違い、どこが同じなのかがわかったほうが、断片的な知識に終わらないですね。
このページは学術的信憑性が保証されてない「まとめページ」です。引用文献がない記事は、そう見るべきかと思います。
課題2: よい例かと思います。
7点差しあげます。
課題1: 「モデル事象の象徴的表象」を説明すると、他の受講生によくわかったと思います。これは重要な情報なので、ここをわかってもらうことが必要ではないでしょうか。「形から入る」というのは模倣のことを言っていて、「モデル事象の象徴的表象」ではないと思うのですが。
課題2: よくある現象ですね。
4点差し上げます。
課題1: 教科書には「類人猿が」と書かれていますね。あなたのような注釈は必要だと思います。
課題2: 他の子供の遊び方を見て「使い方がわかる」こともありますが、「使い方が発見され、それが伝播する」ということもありますね。子供は環境にさまざまな意味を発見してくれます。
6点差し上げます。
課題1: この情報が教科書理解にどう貢献するかを明記してください。課題文には「どういう点でその情報が教科書の理解に貢献するのかを必ず説明すること」とあります。
課題2: それは「オペラント学習」の例ではなく、「オペラント(オペラント行動)」の例ですね。
「陰影」は知覚心理学、「オペラント学習」は学習心理学の内容です。採点対象となる期限が過ぎているので、コメントだけとなりました。
おお、それがありましたね。ゲーテの著作である「若きヴェルテルの悩み」の読者が、小説の内容の影響を受けたという。いい示唆だと思います。
5点差しあげます。
視覚的に経験する媒体経由だと観察学習が起きるというのは、観察学習の古典的研究の一つが暴力的なテレビ番組を視聴する影響であったことから、予想がつきます。しかし視覚以外の媒体ではどうかと、当然のことながら考えますよね。経験的には読書に影響されることがありますから、そういう研究があることを期待しますよね。残念ながら見つかっていないようですが、SST(Social Skill Training)のプログラムの中に、文章によるトレーニングがあったように思います。そちらを当たってはどうかと思います。たとえ文献がなくても、個人的経験を課題2の根拠にしてもよいのではないかと思います。先行研究を示すことは学術的には正統ですが、読書に影響を受けるという経験は多くの人が持っていると思いますから、説得力はあると思います。研究を発見したら教えてください。
3点差しあげます。
「3章 進化心理学の課題」
課題1:遺伝子についてです。
遺伝子とは細胞の種類に応じて機能する特定のタンパク質の設計情報が記録された領域のことであり、この遺伝子の組み合わせによって人の体の機能の仕方などが決定されます。遺伝子は細胞の核内にある染色体内にあり、一本の染色体に数百から数千の遺伝子が含まれています。ヒトは20,000~23,000個の遺伝子を持っています。遺伝子はデオキシリボ核酸(DNA)で構成されています。異なる細胞では異なる遺伝子が発現することで細胞はさまざまな外観や機能を獲得することができます。
補足理由:教科書内では遺伝子は皆知っているものとして扱われているように感じました。なので、改めて遺伝子とは何か知ることで教科書の理解を深めることができると考えたからです。
出典:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/01-知っておきたい基礎知識/遺伝学/遺伝子と染色体
課題2:私が考えた水平伝播の例はじゃんけんです。幼いころにテレビ番組や保育園の先生、友達が行っているところを観察したり教えてもらうことで学習しじゃんけんのルールを覚え、実行していくと考えたからです。
課題1: これは何かの報告書だと思いますが、ここに書かれているのは「自己認知が感情から成立する」ことではなく、「自己認知の成立によって自己意識情動も発生する」ということではないでしょうか。読み取りが間違っていたら教えてください。
課題2: 関東と関西ではどちら側を開けるかが違います。関東では右側ですが、関西では左側です。関東の人(北海道の人も同じようです)が関西に行った時、観察学習をして行動を修正していますね。直接注意されたりして、罰を受ける人もいますけれど。
6点差しあげます。
第3章
課題1
変異について補足する
教科書では「きょうだい間で異なっていること」すなわち垂直的伝播が、変異として説明されている。
しかし、変異には環境変異というものがある。https://kotobank.jp/word/変異-131057
リンクの日本大百科全書より
つまり56ページから説明されている文化的な進化においても文化そのものが「環境的な変異」であったことがわかる。
課題2
インターネットが水平伝播であると考える。まず初めにインターネットが何なのかを知り、パソコンなどで操作方法を教わる。また、そこに語学を使うため、ある程度の知識が必要である。やがてインターネットがSNSをつなぎ、世界で起きている
時事が掲載され情報が水平伝播されていく。
第3章
課題1
観察学習について補足する。教科書では他個体が行っているこの試行錯誤を観察しているだけで達成されるものとあるがこの観察には流れがある。いきなりこの人を観察しようとなるわけではない。初めに何をモデルにするかを選択し、そこに注意を向けている。(注意過程)次にその観察内容を記憶してその記憶を頭の中にとどめておく。(保持過程)次に記憶た内容を実際に動作や行動で行う。(運動再生過程)最後に実際、行った内容ができた満足感や、周囲から褒められた嬉しさが行動や動機づけられること(動機付け過程)が具体的に書いていなかったので補足した。リンク
課題2
水平伝播の例は小さいときの自転車の乗り方だと考えた。初めはこの車輪のついた物は何なのかと考え、そこから他の人かがサドルにまたがったりペダルに足をかければ車輪が動き出して前に進むことができるとわかった子がいたりしながら他の子から学んだり、はたまた自分が理解したりとお互いが成長するできるから。
3章「進化心理学」
課題1:「観察学習」について補足します。
バンデューラは観察学習は「注意」「保持」「再生」「動機づけ」の4つの過程からなると言っている。
①注意
学習者は、モデルの行動に注意を払い、その結果を観察すること。
②保持
観察したことを覚えておくこと。
③再生
その行動を再生できること。
④動機づけ
その行動を全て遂行されるわけではなく、遂行されるかどうかは強化がかかわりを持つ。(行動するように動機づけられていること)
出典:https://psychology-effect.com/学習と条件づけ/模倣と観察学習/
私は観察学習の過程中でも「④動機づけ」を重要視した。
動機づけには強化がかかわりを持つと書いてあるが、これは前回講義のオペラント条件付けと似ている部分があるように感じられた。
「自身に対して報酬や罰が与えられたり除去され、行動が強化されるオペラント条件付け」
「他個体の行動を観察し、他個体の得た感覚を推定することで達成される観察学習」
両方とも外刺激による行動の動機付けだが、「自身の行動の結果得る」か「他者の経験を基に得る」では大きく異なります。
既に習った内容と比較し、違いを認識することで教科書で述べている「観察学習」とはどういう事なのかをより深く学習できるきっかけになると思い、補足させて頂きました。
課題2:私は、「方言が様々な人や地域に広まる現象」が水平伝播の実例であると考える。
例えば、関西には強欲などの意味を持つ「がめつい」という方言があります。
この言葉を「関西出身の芸能人達」がメディアやSNS上など様々な機会に発言していたとします。
それを観察学習によって人々は、「こういう風に使うのか!」や「こういう意味で使っているんだ」と言葉の意味や使い方を理解する水平伝播が生じたと言えると考えます。
また、関西の方言を扱う知人と直接会話する際に私が「関西出身の芸能人達」の発言を真似て、「がめつい」を使用し、その後知人が正しい会話での使い方を教えてくれたとします。
これは私が「関西出身の芸能人達」の方言を観察による模倣として実際に使用し、知人の言葉による伝達や教育によって会話中での使い方を理解する水平伝播が生じたと言える。
このように、方言は特定の地域だけではなく、様々な地域や人に文化的な広がりが見られるため、「方言が様々な人や地域に広まる現象」が水平伝播の実例であると考えます。
第3章「進化心理学」
課題1
観察学習、模倣について補足する。
バンデューラの社会的学習理論によれば、観察学習は特定の刺激から反応の連合ではなく、モデル事象の象徴的表象で行われていると述べられている。これは、モデルの刺激を受け、自ら反応するのではなく、モデルの事象を思い浮かべてそれを表現する形になっているということである。また教科書で模倣について、「形から入る」という表現があるが、これはモデル事象の象徴的表象をまさに表しているのではないかと考えたため、この情報を補足した。
出典
https://mukogawa.repo.nii.ac.jp/records/257
課題2
テレビで著名人が絶賛したもの(商品、サービス)を視聴者がこぞって買いに行く(受けに行く)ことが水平伝播の例になると思います。著名人の意見(影響力)が、テレビを通して言葉として伝達され、視聴者が購入しに行くという水平伝播が生じると考えます。
第3章
課題1
自己認知についての情報を補足する。
ギャラップ等は,自己の概念は社会的相互作用や他者の視座から自己を確かめることによって成立するというクーリーやミードのモデルを実証するために,隔離飼育のチンパンジーを用いて口紅課題を行い,隔離飼育のチンパンジーでは,自己認知が成立しないことを示した。ギャラップは,自己認知の成立には,社会的経験,すなわち他のチンパンジーを見たり,他のチンパンジーの視座から自分を確かめる経験が必要なのではないかと述べている。
出典 一谷聖子(1990).「0~2歳における自己認知の発達ー乳児・他者関係からの考察」『教育心理学研究』38巻,pp.297-305
教科書では、人やチンパンジーを含めた類人猿は、口紅課題に合格することから、身体像を通じて自己の体を認識できる、すなわち鏡を用いた自己認識が成立すると述べられているが、すべての類人猿に自己認識が成立するわけではなく、社会的な経験をして他者の視覚世界を想像できるようになった類人猿のみに自己認知が成立するため、この情報を補足した。
課題2
公園の遊具の遊び方を知ることは水平伝播の事例になると考えた。初見では使い方の分からない鉄棒やターザンロープなどの遊具も、他の子どもがそれで遊んでいる様子を見ることで使い方が分かることから、観察学習によって遊具の遊び方が水平伝播したといえる。
課題1.青字は陰影を選びました。追加の情報は物事の色・音・調子や感情などに含みや趣があることをいいます。
kotobank.jp/word/陰影-437138
課題2.オペラント学習の例としては行動ということで、歩く、喋る、投げる、飛ぶなどが事例です。
>> 452
考えを支持できるかわからないのですが、「ウェルテル効果(ウェルテル症候群)」というのはいかがでしょうか。
これは、名の知れた人気な模範的人物が自殺し、それをメディアが大々的に報道したことにより生じる群発自殺などを指す。もとは、ゲーテの出版した小説の主人公の服装を真似し、小説と同じ手口を使って自殺する若者がいたとされている。この小説の刊行時期のメディアは新聞などの文章記録だと考えられるので観察学習のモデルになると言えるのではないですか。
出典 G.R.ファンデンボス監修 繁桝算男・四本祐子監訳,APA心理学大辞典,(2013),培風館