今のようなアイコン(絵)をマウスでクリックして動かすというのを発明したのはアップル。当時、MSDOSは文字打ち込んでエンターキー押して動かしていた。イラスト書くのはマウス動かして書いた方が楽なのでillustratorはみんなアップル使ってた。PhotoshopもillustratorもWINDOWS版が出来たのはアップルで使い出してから10年後、illustrator7くらいまでWINDOWS版はなかった。
ただマウスというのはコマンド入力に慣れた人だと能率悪くて、僕の知人のイラストレーターの兄ちゃんは今でもコマンド入力のillustrator3を使ってます(3はアップル版しかない)一太郎でもワードでもマウス使うよりコマンド入力の方が断然速い。でもコマンド覚えないとダメなので邪魔くさい。
最近のofficeみたいにバージョン変わる度にアイコンやメニュー位置、名称まで変わると昔の操作を記憶している人間にとっては一から覚え直すことになり、その時はコマンド入力の方が楽。コマンドはどんなバージョンでも同じ。マイクロソフトはなんであんなにコロコロ位置やメニューを変更するのか意味不明だけど、たとえば自転車や自動車考えればわかるけど操作や部品の位置は100年前も今も同じ、だから誰でも運転できる。これが新車出る度変わってたら、やってられない。マイクロソフトはユーザー視線が欠落している。新しくなって増えるのはマイクロソフトの金儲けで使える個人情報収集アプリばっかり、こういうの全部バッサリ動き封じたらPCの処理速度はものすごく上がる。defender、こいつ止めても止めてもゾンビみたいに復活して邪魔してくる。削除してもネット繋ぐと戻ってくるし、この守銭奴ゾンビがなかったXPの快適なこと。MSゾンビが動くとメモリ全部独占するので他のアプリが動けなくなる。ほんとマイクロソフトのOS終わったと思う。パソコンの話ばかり続けても面白くないので話題を変えて
最近、裁ちバサミ研ぎの修行してます。文房具のハサミは研げるようになったんだけど裁ちバサミは別次元。実は裁ちバサミを研げる人が高齢で廃業したり、死んだりして、和裁や洋裁のプロでも研ぎに出せる人がいない。僕の友人の和裁のプロおばちゃんが今まで研ぎに出してた人が亡くなり、日本刀を作ってる刀鍛冶(奈良には何人かいます)に出したんだけど戻ってきたハサミは全然切れなくて、他にも何人かの名人と言われる人に頼んだけど納得できない切れ味だった。だから研いで欲しいと頼まれてる。
日本刀研ぐ人が研げないものが僕に出来るとは思えないけど、しかし壁は高ければ高いほど挑戦し甲斐がある、だから挑戦してます。まだド素人が「切れる」と喜ぶレベルで僕的には80%、ここから先の20%はなかなか険しくて生きてるうちに到達できるかどうか、でもカンナ刃の研ぎ経験が生かせそうな気がしている。まだ10本しか研いでない、その全てがド素人レベルで全然ダメ。今2本預かっていて、これを研究して90%位まで持って行きたい。文房具のハサミ研げるようになった時に「裁ちバサミも研げるかも」と思ったけど甘かった、裁ちバサミは別次元、これを克服するには人生賭けないと無理。
僕も残りの人生、特にやりたいこともないので暇つぶしに裁ちバサミ研ぎやろうかなと思ってます。
裁ちバサミ研げない人間が「研げる」と言うな!ですね。奥が深い。