前も競輪選手が茨城知事選に出てましたよね。減税党って聞いたことない党だけどNHK党みたいな意味不明な党じゃなければいいけど・・・
雪の降る中、外で裁ちバサミを研いでいると手が凍ってガチガチ。修行って感じ。昨日は手応えがあった。方向性は間違ってない、後はスキルを上げるだけ。包丁と裁ちバサミの決定的な違いは時間配分。僕は4つの砥石を使っている、包丁の時はダイヤ400番の荒研ぎで勝負が決まる、しかし裁ちバサミは仕上げで切れ味が決まる。今までこんな研ぎ方してこなかった。仕上げは難しく時間かけても差が出にくい、仕上げ砥石で逆に刃が切れなくなったりもする。それだけ高いスキルが必要。今まで逃げてきた仕上げとの真剣勝負。今回は正々堂々、正面から勝負するしかない。
それが見えただけでも、少しスキル上がったかも??
裁ちバサミは包丁の10倍時間がかかる。研ぐ職人が減ってる理由がわかる。そして研ぎにだしても不満な切れ味にしかならないのも10時間研がないとダメなのを1時間位で終了してるから、1万円研ぎ料もらっても10時間も研いで仕上げるなんて出来るわけがない、自分でやれば、どれだけの手間かけてるかわかる。自転車の車輪組みたい。5mmの振れのホイールは誰でも組めるけど0.5mmの振れで組むのは、その10倍時間がかかる。1時間1万円の作業賃なら10万円。銭金では絶対採算が合わない仕事。(だから自転車屋の組んだホイールは5mm振ってる)
裁ちバサミ研ぐのってホイール組みと同じなんだ、そりゃ難しいわ。人生賭けてやるしかない!
今日90%まで研ぎ完成。ここから先の10%は今までにない研ぎ方をしないと詰められない。今の実力ではこれが限界。なので一旦終了。どこかで裁ちバサミ研ぎの達人に出会ったら、インスピレーションもらって修行再開します。