問題1:恋愛感情を目に見えるものに置き換えるために会話中何秒間目が合っていたかを記録する。また、目が合っていた秒数だけでなく目が合っていた間の仕草や態度についてチェック項目を設ける。項目1:耳が赤くなっているかどうか。異性的に相手のことを意識しているかの基準として交感神経がよく働いているか身に見える変化と脈拍変化から測定するのが効果的ではないかと考えた。項目2:何回顔周りに触れている回数。髪を直す、鼻に触れるなど相手によく見られたいという心理が多く働いている方が恋に落ちているという状態に近いと考えた。また関心を好きな人へ向けて普通の人よりも多く向けているかの差を正確に見るために別項目3として離席時に相手を見ていない時間の差を測定しようと思う。相手が見えなくなるまで目で追っていた場合明らかに好意を強く向けていると判断できる。 問題2:異性愛者のA君に好きな人と異性と異性の友達それぞれ2人と食事に出かけてもらいカメラから観察する。お店の用意も必要だが項目1をより正確に測定するために店内を23~26度、湿度35~45%程度に設定する必要がある。項目1,2は主に食事を頼んでから運ばれてくるまでの間に測定し、項目3は異性2人に食事中1度はお手洗いに行ってくれるようにあらかじめ指示をする。相手が離席した際、スマホなどによそ見をする時間を測定し、これらの項目の差で恋愛感情があるかどうかを照明できるのではないかと思った。
問題1: 心拍数、視線そらし、赤面を複合的に利用するということですか。「赤面を伴う視線そらし」とすればよいのでは。 問題2: 「一つの条件」ではなく「一つの指標」としたほうがいいですね。「赤面」はどこで利用されているのですか。また、これは「好きな人当て」になっていて、操作的定義になっていないですよ。基準を設定しないと。多分あなたは「心拍数の増加」にしたいのだと思うから、何%増加をもって恋愛感情を持っているとするかを言わないといけない。「好きな人当て」でもないかもしれない。なぜなら、あなたの説明だと必ず好きな人がいることになってしまう。「見つめあっている最中に一番高くなった心拍数の増加量と、目線を外した回数、時間を足して一番高かった特定の人」は必ず一人いるよね。
4点差し上げます。
問題1: 「恋愛感情」を「ドキドキ」に置き換えても、主観から主観への置き換えにしかなりません。これを入れた理由はなんですか?「恋愛感情」を有している時に心拍が上昇するから、心拍数で置き換えると言えばいいのでは? 問題2: 「ドキドキ」に一旦置き換えた理由は、行為の程度を主観的に判断しやすくさせ、そのときの心拍数を測定することで恋愛感情と言える基準を発見するためだったのですね。よくわかりました。いい工夫だと思います。「とてもドキドキした」「少しドキドキした」ときの心拍数と、平常時の心拍数を比較して、恋愛感情所有時の上昇率を特定しようとしたと。いいと思います。基準設定の仕方が丁寧に記されています。ただ、もう少し全体をわかりやすく述べられるとよかったと思いました。
8点差し上げます。
0章 計量心理学の課題 問題1. 心拍数の増加 恋愛感情を抱いている相手と対面したり、話したりすると、脳内でアドレナリンやドーパミンの分泌量が増え、神経を高ぶらせる働きがみられることがあるため、心臓がドキドキと高鳴るから。緊張などのどきどきもあるので、他のものとも併せて考える必要がある。
目線を外す 恋愛感情を抱いている相手と目が合うと、気恥ずかしくなり、目線を外してしまうから。恐怖などからこの行動を行うこともあるが、恋愛感情の場合は、ただ目線をそらすのではなく、上記のように目線をそらす、赤面するなどのほかの条件も併せたい。
問題2. 一つの条件では恋愛感情と特定するのは難しい。よって、問題1で提示した二つの指標を合わせて操作的定義を行う。 複数の人を、ある人(Aとする)と一人ずつ一対一で向かい合わせ、1分間ほど見つめあってもらい、その時のAの心拍数の増加量と、目線を外した回数、目線を外している時間を測定する。目線を回数と時間、どちらも行うのは、一回の目線の外しが長時間である場合も考えられるからだ。複数の人は、Aにとって違和感のない容姿、服装、態度であり、実験の中で、Aに恐怖や不安、不快感を与えるものはないと仮定する。また、複数の人は、一度もAから目を逸らさないものとする。一人の人と見つめ合ったのち、その人の平常時の心拍数に戻った時の、見つめあう前の心拍数から、見つめあっている最中に一番高くなった心拍数の増加量と、目線を外した回数、時間を足して一番高かった特定の人に対して、Aは恋愛感情を抱いていると定義する。
0章 計量心理学の課題
1.私は「ドキドキ」というものが恋愛感情に置き換えられると考えた。 なぜなら、近くに恋愛感情がある人がいた場合において「ドキドキ」という感情が働くためである。 そのため、その人の主観的な「ドキドキ」という感情と客観的な指標の心拍数を計測することが必要であると考えた。 2. ➀ある人(Aさんとする)とAさんの異性である人を複数人用意する。 Aさんには心拍数を計測するため、機器をつけてもらう。以降実験中は常時計測する。 ➁心拍数が安定するまで、個室で休憩させる。 ➂心拍数が安定していることを確認する。(Aの心拍数の基準とする) ➃別の部屋で対面となっている椅子にAさんと異性の一人を座らせる。 このときAさんと異性の顔を合わせないようにする。 ➄顔を合わせた段階から時間を測り、会話を開始させる。 制限時間は1時間とする。 ➅会話が終了したら、以下の質問用紙に回答していただく。 Aさんは次の質問用紙に回答する。 その人といるとき、どのくらいドキドキしたかを次から選んでください。 とてもドキドキした、少しドキドキした、あまりドキドキしなかった、まったくドキドキしなかった 全員終わるまで➃から始める ➆すべての人と会話を終えたら、一番好きだと思った人を回答していただく。 実験を終了する 感情的なデータは➅の回答を集計し、表を作成する。 「とてもドキドキした」「少しドキドキした」は好意的、その他は好意的ではないと判断する。 数的なデータでは心拍数で判断する。➂を基準とし、➄と比較する。このときのAさんの上昇率を測る。 上昇率の基準は測定結果から割り出す。 以下が当てはまる場合のみ、その人に恋愛感情を持っていると考える。 心拍数が基準よりも上回る、➅の回答が好意的であった場合、➆の回答に当てはまった人
問題1: 以前の投稿を参考にして、複数の指標を設定することの有益さに気づいたのはとてもよいことだと思います。それはそうと、「心拍数」と「体温」だと、風邪の時も平常時より変化するよね。こういうことを問題2で除去できているかな。 問題2: Aさん一人でなく、いろいろな人からデータをとって基準は決めたほうがいいと思います。また定義の仕方ですが、「平常時の心拍数よりも15%以上の上昇及び平常時の体温より0.8%以上上昇した時」だけでなく、「一対一で、1mの距離で手を繋いだ状態で会話する」状況下でそういう変化を示した場合、を加えないといけないと思います。おしかった。
6点差し上げます。
問題1: どちらの指標もいいと思いますが、具体的にどのように測定できますか。特に「目で追う」行動を物理的に記述してください。 問題2: 「確率」にしましたか。「時間」は考慮しなくていいですか。長い間目で追っているほうが、恋愛感情を持っている行動としてふさわしい気がします。 「笑う」「瞳孔が開く」「赤面」は、問題1で言及しておいたほうがいいですね。むしろこの手続きだと、実験という名分で目を合わせることが正当化されます。だからむしろ、強制的に目を合わせる事態での「笑う」「瞳孔が開く」「赤面」の出現頻度を指標にしたほうがいいのではないかと思いました。
問題1: 「心拍数の変化と合わせて声のトーンの変化も数値化することで、より信憑性のある指標になる」という理由が明確になっているとよかったですね。読めばわかるのですが、読み手の解釈に委ねてはいけない。心拍数は明瞭な測定が可能だが、反映される心的状態が多岐に渡り、単独では恋愛感情の定義が難しい。一方、声のトーンはより恋愛感情に特異的な指標であると考えられる。だから、両方の指標を併用すると信憑性が高くなるのですよね? 問題2: 直前の投稿と同様ですが、「判断」ではなく「定義」が求められています。「身近な友達、昔の友達と比較して、心拍数と声のトーンがこれこれこういうようになることをもって、恋愛感情を抱いていると定義する」、というような解答にすべきかと。手続き自体はとても丁寧に組まれています。
問題1: 「心拍数」、いいんだけれど、それ一つでよいのかという疑問は、これまでの投稿を読むと自ずと出てくると思う。以前の投稿も参考にしてください。 問題2: 「判断」を求めているのではなく、そういう判断の基準を設定するほうが操作的定義とは関連します。「恋愛感情をこのように定義するから、心拍数に反映されるこの人の状態は恋愛感情を持っていると言える」というのが「判断」です。ここで解答すべきは「このように定義する」です。あなたの解答の中にヒントがあります。「心拍数の上昇の幅を比較する」の部分です。「同性の友人の何割増しをもって、恋愛感情を抱いていると定義する」とすればよいのです。 「同姓の友人と目が合った時の心拍数と同姓の友人と会話しているときの心拍数好きな人と目が合った時の心拍数と好きな人と会話しているときの心拍数」とありますが、何と何を比較しようとしているのかを明確にしてください。
「0章 計量心理学の課題」
問題1:私は「恋愛感情」を心拍数と体温に置き換えることが適切だと考えた。心拍数と体温に置き換えることが適切だと思った理由としては、上記2つは感情の動きにより変化すると私は考えており、相手に対して恋愛感情を持っているのであれば、相手と会話などをする際に拍数や体温の上昇を平常時と比較のし易い「数字」として可視化出来ると考えたからだ。だが、既に事前の投稿で森先生が仰られているように複数の心的状態を反映してしまうので、当日の体調や考え事の有無、気候などによる誤差が生じる恐れがあることも考慮しなければならないと考えます。
問題2:対象(以後Aさんとする)には事前に平常時の体温と心拍数を測ってもらう。また、アンケートとして現在Aさんが「苦手な異性」・「普段過ごす友人」・」恋愛対象として好きな異性」をそれぞれ挙げてもらう。なぜこのような三名を選んで貰うかというと、人物による数値の違いが表れると考えたからだ。 その後、部屋にAさんとアンケートで挙げられた人物がそれぞれ1対1で話す時間を設ける。この際、室温(23℃)や会話時間(10分間)・話す話題(今行きたい場所について)など条件を統一し、1mの距離で手を繋いだ状態で会話するものとする。条件の固定は環境の違いなどで調査結果の誤差を減らすためであり、手を繋ぐという恋愛的な行動を組み込むことで、恋愛感情と実験結果が紐づけられると考えた。 測定の結果として、平常時の心拍数よりも15%以上の上昇及び平常時の体温より0.8%以上上昇した時、Aさんは対象の人物に恋愛感情を抱いていると判断できると考えるものとする。この結果だけでは、心拍数と体温の上昇度に個人差があると考えられるため、様々な人物を対象とし、複数回のデータ収集を行い、比較していくことで、恋愛感情を抱く相手とその他人物の差が数値として表せると私は考える。
問題1. ・相手のことを目で追う 友達の場合、直接話しかけて気軽に「何をしているの?」「どこに行くの?」と聞くことができるが、恋愛感情を抱いている相手の場合、緊張から、直接的にそれらを聞くことに躊躇してしまうため、少しでも知ろうと思い見てしまう。行動が気になるということは少なからず相手に関心があるといえる。
・目が合うと逸らす 送っている視線が意識的か無意識的かにかかわらず、恋愛感情を抱いている人と目が合うと動揺してしまうために目線を逸らしてしまう。恋愛感情を抱いているわけではない人と目が合い、気まずさやなんとなくという理由で視線を逸らす場合との違いは、ただ逸らすだけでなく、目が合った瞬間に通常時よりも瞳孔が開いていたり顔が赤くなっていたりと緊張や恥ずかしさから来る変化もみられるということだ。
問題2. 問題1で挙げた二つの例についてそれぞれ考える。 ・ある人(Aとする)の目の前を複数の人が通り過ぎる際、Aが人物を目で追ってしまう確率を1週間の間で10回行う実験でそれぞれの人ごとに測定する。条件として複数の人物は、一般的な容姿身なり態度行動であること、A以外の全実験対象者には1週間の間にAの目の前を10回通るよう指示していること、測定は第三者が行いAは実験内容を知らないということを仮定する。偶然やAが実験対象の存在に気づいていない場合があることを考慮したうえで7回以上見た人物に対して、恋愛感情を抱いていると定義する。なお、2割以下の場合はほとんど関心をもっていないと捉えることができ、3~6回の場合、多少の関心はあるがその関心は一時的なものだと捉えることができると考えた。
・ある人(Bとする)に、1対1で7秒間見つめあい、目線を逸らさずにいられるかという実験を複数人に対して行ってもらう。条件として、周囲には2人以外の人物はいないこと、特徴的な物が周囲に存在しないこと、Bが目線を逸らすような働きかけは行わないことを仮定する。7秒に満たず、途中で逸らしてしまった人物に対してBは恋愛感情を抱いている可能性があるといえる。しかし、これはあくまで可能性であり、確実な恋愛感情とはいえない。なぜなら、上記で述べたように気まずさから視線を逸らしてしまうこともあるからだ。そこで、途中で笑ってしまったり通常よりも瞳孔が開いてしまったり顔が赤くなったりしてしまった人物に対して恋愛感情を抱いていると定義できる。業務上の連絡や日常会話などで会話をする際は長くても5秒程度である。誤差を考慮し、定義の基準は7秒とした。
課題1 私は、恋愛感情を「心拍数」と「声のトーン」で置き換えるのが適当であると考えました。好きな人を目の前にすると緊張して心臓がバクバクすることはよくあると思います。心拍数なら、明確に数値として変化を見れると考えました。「声のトーン」に関しては、人は自分のことを良く見られたい相手に対しては声のトーンが上がると考えたからです。正直心拍数ほど大きく変化が出るかといわれると、そこまでの変化は見られないと思います。しかし、声のトーンが上がる場面というのはかなり限定されていると思うのです。なにかを発表するときや電話に出るときは、意識的に声のトーンを上げていると思います。しかし、好きな人の前では「上げている」のではなく無意識に「上がっている」状態であると考えます。心拍数の変化と合わせて声のトーンの変化も数値化することで、より信憑性のある指標になると考えます。
課題2 測定方法ですがまず、対象者の平常時の心拍数と声のトーンを測定します。 次に、①対象者の1番身近な友達 ②対象者の昔の友人 ③対象者の好きな人 を用意します。 対象者には①〜③の人と一人ずつ同じ場所、同じ時間おしゃべりを楽しんでもらいます。 この時の心拍数の変化と声のトーンの変化を測定します。 そして、心拍数に関しては①〜③の人と話している間に、平常時と比べてどれだけの時間心拍数が増加したかを比べます。 声のトーンに関しては①〜③の人と話している間に、平常時と比べて1番声のトーンの変化の振り幅を比べます。 なぜ①〜②の人を用意したかというと、比較対象を作るためです。①の人と話しているときの対象者は、緊張することもなく心拍数や声のトーンの変化は少ないと考えます。②の人を昔の友達にした理由は、久しぶりに会う人にも最初は緊張して心拍数や声のトーンが上がることもあると考えたからです。しかし慣れてくれば心拍数や声のトーンも平常時に戻ると考えます。 比較対象があることで、対象者は③に恋愛感情を持っていると判断できると考えます。
問題1恋愛感情を心拍数の上昇に置き換えるのが適切だと考えました。好きな人と目が合った時や会話するときなど好きな人とかかわる場面で目があったり会話する際に平常心でいられる人と心拍数の上昇の仕方に差ができると考えたためです。 問題2リラックスしている状態から測定をはじめ同姓の友人と目が合った時の心拍数と同姓の友人と会話しているときの心拍数好きな人と目が合った時の心拍数と好きな人と会話しているときの心拍数の上昇の幅を比較することで好きな人とかかわる場面でしかしない緊張から判断できると考えました。
問題1: 心拍数はいいとして、「コミュニケーションの頻度」とは? どうやって一つ、二つと数えるのかを特定したほうがいいですね。そうでないと測定できない。「コミュニケーションの質」も同様。測定可能であることが必要。 問題2: 心拍数が上がることを基準にするのはよいですが、少しでも上がったら恋愛感情ありとしますか? 問題1で指摘したことにここで答えてくれているようですが、「テキストメッセージや電話の数」とは何を単位にするのか書いたほうがいいでしょう。「何通」ですか? そうすると長いメッセージ(電話)も短いメッセージ(電話)も共に「一通」とカウントされます。また「感情表現や親密な言葉」や「興味や愛情を示す言葉」は測定可能なように定義しないといけない。全体的にもっと具体的に書くとよかったと思います。
5点差し上げます。
「0章 計量心理学の課題」
問題1:恋愛感情を心拍数、コミュニケーションの頻度、質に置き換えるのが適切だと考えました。好きな人でなければドキドキして心拍数があがったり、コミュニケーションを積極的に取ろうとは思わないからです。 問題2:外部の要因が影響を与えないようにリラックスした状態で、デートのような場面を想定して平常時、他の人と一緒にいるとき、好きな人と一緒にいるときで心拍数を比較します。相手が好きな人の場合、平常時、他の人といる時よりも心拍数があがっていたら恋愛感情があると考えることができます。また、AとBの間で交換されるテキストメッセージや電話の数を数えて、コミュニケーションの頻度を示す指標とします。会話内容での感情表現や親密な言葉の使用、相手に対する興味を示す要素などからコミュニケーションの質がわかります。恋愛感情がある場合、通話やメッセージの回数が増えるなど、コミュニケーションの頻度が増加し、内容は相手に対する興味や愛情を示す言葉が増えるなど、情的で親密な要素が含まれると考えます。この方法も好きな人とそうで無い人で比較します。
問題1: 交感神経に言及したのはよかった。そしてその活動をわかりやすく示す指標として、三つの行動を選択したのもいいと思います。 問題2: 恋愛感情を有しているか否かを画す基準をもっと明確にしたほうがいいかなと思いました。「数値が高かった」も基準ですが、少し前の人が言っているように「誤差」ということもありますよね。どのぐらい高かったら、確実に恋愛感情だと言えるでしょうか。このへんは、あなたが決めればいいです。今回の課題に限っては。本来なら、他の人がやっている(やってしまっている)ように、その定義で妥当なのかという点検(妥当性チェック)が入ります。
問題1: 二つとも客観的に測定できる指標ではありますが、会話が持続していることをどう定義するかがあるともっとよかったです。直前の方の解答を参考にしてください。 問題2: 「好きな人探し」になっています。定義をしてしまえばいいです。
問題1: 複数の指標を使用することはとてもよい工夫です。しかし「会話が続いた時間」だと、恋愛感情を持っていない「気の合う人」の指標にもなってしまうのでは? 趣味の話で盛り上がって、心拍数が高くなって、会話が長く続いても、単に「仲の良い友達」ということもあるよね。 問題2: 誤差を考慮したのはいいですね。また会話が「続いている」という状態も客観的に定義していてよいと思います。操作的定義を与える、適切な手続きになっていると思います。
問題1: 「目が合った回数」は測定可能なのでいいのだけれど、時間は考慮しなくていいですか。 問題2: 「心拍数が平常時より早くなっていればAさんはその人に恋愛感情を抱いていると定義できる」でなく「定義する」と言えばいいです。妥当性をチェックしているのでなく、定義を与える手続きなので、こちらのほうで定義してしまえばいい。それから、心拍数は少しでも速くなっていればいいの? また「目が合った回数」という指標が利用されていないと思います。目が合ったあとの「心拍数」だけで利用されている。
問題1: 「目が合っている」だけではなく、合っている秒数を測定するとしたことはとてもよいと思います。心拍数と併用したのもよいですね。でも恋愛感情をもっているかどうかは、どういう基準で判断すればいいのですか。 問題2: 基準が示されていなので、この手続きでは相対的なことしかわからないです。どこかで線引きして、ここからは恋愛感情とみなすとしておかないといけないです。「長ければ長いほど」ではなく、どこからが恋愛感情とみなすのかという基準が必要なのです。心拍数の「変化が急激」も同様です。どういう基準で「急激」とみなすのですか。
問題1: 「心拍数」はいい指標だと思いますが、複数の心的状態を反映してしまう可能性があるので、「見続ける」という行動を付加することで、複数の指標を併用するのはよいと思います。しかし「見続ける」とはどういう測定するのですか。時間を測るのですか。 問題2: 非常に細やかに書いてくれていますが、「好きな人当て」(定義の妥当性チェック)の部分があります。Aさんが好きらしいBさんと対面させて、諸指標の測定を行なうのは定義の妥当性チェックで、定義をした後の作業になります。まだここまでしなくていいです。 問題1で出てこなかった、「問いに対して赤面する」とか「帰り道での行動」という行動が登場しています。これらを利用するなら、問題1で指摘したほうがいいです。
問題1: 「心拍数」は客観的に測定できるので適切だと思います。ただ、あなたがおっしゃるように、複数の心的状態を反映してしまうので、複数の指標を組み合わせる方法はとても有効です。しかし「見つめ合う」を測定可能にしてください。時間ですか、回数ですか。「相手の要求によく応える」も微妙です。「要求」「応える」が心的出来事に見えます。これらを客観的に反映する行動を記した方がいいと思いました。 問題2: 心拍数の平均値を記録するところまではいいですが、その先が「好きな人探し」になっています。定義しているのではなくて。定義は与えてしまえばいいと思うのですが(「平常時の心拍数の何%増し」のように)、みんなが「好きな人探し」になってしまうのは、その定義が妥当であるかを確認しようとしているからのようですね。その作業も大切ですが、ここ問題に限っては、妥当かどうかはさきおき、定義を与えてしまえばいいですよ。
問題1: だいたいよさそうですが、「回数」をどのように区切るかが不明確です。長く話していても一回、短くても何回か話していれば複数回とカウントされますが、これが問題2で解消できているかどうかを見てみたいと思います。 問題2: やはり「回数」については、問題1で指摘したような欠点があると思います。また、この手続きは「好きな人探し」になっていて、どういう状況でどう測定すると操作的定義になるかという質問の意図を外しています。
0章 計量心理学の課題 問題1 恋愛感情を置き換えるものに心拍数、体温、血圧が良いと考えました。 理由として恋をしている時のドキドキするや顔が赤くなる等は交感神経が優位になっている状況であると考えたためです。 そのため交感神経が優位になった時に起こる体の変化は恋愛感情を可視化することに適切だと思いました。 そしてより多くの項目を調べることで体調不良や体質によるものでは無いということも明確にできると考えました。
問題2 測定方法は①普段落ち着いている時、②友達と遊んだ時③好きな人と遊んだ時の3つの場面で心拍数、体温、血圧を計測します。 ①と②の2つを基準とします。①と②を計測する理由は①は副交感神経が優位になっている時の状態を知るためのもので、②は友達と遊ぶ時も楽しいという気持ちから交感神経が優位になると考えたため、日常で交感神経が優位になっている時と恋愛感情を持っている時の状態を比較するためです。③が前の2つと比べて数値が高かった場合に恋愛感情を持っているということが判断できると考えられます。
問題1:私は恋愛感情を持っているかを数値で測る指標として、「会話にかける時間」と「心拍数」を同時に計測することが相応しいと考えた。個人が個人に好き嫌いなどの強い感情を持っている場合、興味のない他者と比べて「早く切り上げたい」「もう少し長く相手と会話をしていたい」などの気持ちが内心にあることが多いと考えたためだ。それに加えて個人間で会話を始めた時点から心拍数を同時に計測することで、その個人が特定の個人の近くにいる場合に、その他の人間といる場合と比べて心拍数が上がっているのであれば、興奮や緊張などが原因と考えられるので、強く感情が動いていると考えたためだ。
問題2:状況を作る方法として、面識のある男女各5名ずつで異性とペアを作ってもらい、話題を4つほど測定者から提示する。これを全員とペアになるまで繰り返す。1つの話題にかかった会話時間と、ペアが成立した時点から心拍数を計測する。 計測結果から、1「ペア成立時点から終了じまで心拍数が平常時と比べて高い」、2「会話時間がそれ以外の人と比べて差が顕著である」この両方が成立した場合は恋愛感情を持っていると判断できる。これは1のみ成立している場合、検証によって緊張している場合が考えられ、2のみ成立している場合、会話の途中で意気投合し盛り上がったなどが考えられるためだ。 よって両方が成立した場合のみ個人に対して恋愛感情を持っていると判断することができると考えた。
問題1:私は「恋愛感情」を「心拍数」と「会話の続いた時間」に置き換えるのが適切だと考えました。「心拍数」が適切だと思う理由はリラックスしてるときや緊張しているときなどで数値に変化が出やすいので、意識していない人としている人では拍数に差が出て結果を比較することができると考えたからです。しかし、森先生が資料に記載していた通りそれだけでは不十分なので「会話の続いた時間」に置き換えることを考えました。好きな人とならより長く話したいと思う人が大半だと考えたからです。
問題2:私の考えた方法は2つあります。 1つ目は「測定の対象者Aに部屋に入ってもらい通常時の心拍数を測定する。その後、部屋の窓から一定の時間を置きながら人が歩いているところを見てもらう。このとき歩いている人はAが恋愛感情を持っている可能性がある人とその人の恋愛対象者の2人であり、楽しそうに話しながら歩いていたとする。この2人を見たときのAの心拍数を計測し通常時より15%以上上がっていた場合Aはその人に恋愛感情を抱いていると判断する。」というものです。心拍数は動揺した時にも上がる傾向があります。好きな人がほかの子と楽しそうに2人で歩いていたら、動揺する人のほうが多いでしょう。また、15%以上にする理由としては10%は誤差と判断することもできるので、反応したことを明確にするためです。 2つ目は「Aさんに複数の人(1つ目の方法で部屋の外を歩いてもらった人)と2人で話してもらう。このとき会話がどのくらい続くかを計測する。10秒以上沈黙が続いたとき会話が途切れたとし、この会話が途切れるまでの時間を計測時間とする。このときより長く会話が続いた人物がAさんが恋愛感情を抱いている人と判断する。」相手に関心がある場合や会話を終わらせたくないと思っているとき、相手に質問をしたりして会話が終わるのを防ごうとすると考えました。 この2つの測定の結果のどちらとも上位にいた人物にAさんは恋愛感情を抱いていると判断することができると考えます。
問題1 私は恋愛感情を相手を目で追った(見た、視線を送った)回数と好きな人と目が合ったり、話したりした時の心拍数で置き換えることが適切だと考えた。 理由として興味のない人や自分がなんとも思っていない相手を何度も目で追うことはないし、目が合ったり、話したりしても心拍数が上がることもないからだ。しかし、それが好きな相手だとしたら目で追ったり、心拍数が上がったりすると考えられる。そのため、この2つの反応を観察することで恋愛感情を持っているかを判断することができる。
問題2 対象者をAさんとし、教室のような場所(少し大きめな部屋)で実験を行う。 Aさんには事前に平常時の心拍数平均を測定してもらう。 Aさんに部屋の後方に座ってもらい※アイトラッキング眼鏡を装着してもらう。 ※アイトラッキング眼鏡・・・デバイスを装着しアプリで録画ボタンを押すだけで視線、見ているもののデータを同時に取得・記録できる。どこ(誰)をよく見ているかもわかる。 部屋の前方から10名ほどを入れ、そこからアイトラッキング眼鏡でのデータ取得・記録を開始する。 そのデータから誰によく視線を向けているかを割り出すことができるので、その人を1人で再びAさんのいる部屋へ入れる。 Aさんとその人2人で会話してもらい、Aさんの心拍数を測定する。 その時Aさんの心拍数が平常時より早くなっていればAさんはその人に恋愛感情を抱いていると定義できる。
1.恋愛感情を目に見えるものにするため、会話中目が合っている秒数、そして目が合った後の心拍数に置き換えれば良いと考えました。好きな人と目が合えば、緊張や気分の高揚が見られるため、その2つの項目を顕著に表すことができるものを選びました。
実験方法. まず、被験者に好きな人と友人にそれぞれ別の場所、タイミングで会話をしてもらいます。好きな人と友人には、前もって5分間の会話中に、20秒間隔で目を合わせるように指示をします。(目が合い、そらされてからまた20秒後に目を合わせるようにする)。また被験者にはあらかじめ心拍数をはかる旨を伝えておきます。その後好きな人と友人にはストップウォッチを持ってもらい、目が合っている秒数とその後の心拍数をはかります。目が合っている秒数が長ければ長いほど相手に対して、緊張をしていないと考えられ、目が合ってからの心拍数の変化が急激で高ければ、相手に対して緊張していたり、気分が高揚していると考えられます。この変化を数値化すれば恋愛感情を目に見えるものにできると思います。
1.目に見えるものとして、平常時と恋愛として好きな相手といるときなどの心拍数の変動と、何時間のうち何分間、相手のことを見ているか、またその見ている理由をもとに恋愛感情を抱いているかを測定できると考えた。 なぜなら、心拍数は平常時と比べて、好きな人が近くにいるときや、好きな人の話が出たときに高くなると考えたからだ。心拍数の変動を記録することで、好きな人に対して動揺しているのかがわかる。さらに、ある人を見続けるという行為は、その人に少なからず興味があることを表すと思ったからだ。
2.①Aさんに事実とは異なった実験の意図を伝え、落ち着いた状態のAさんの心拍数を測る。※Aさん以外は、本当の実験の意図を知っている。 ②Aさんに1時間程度、Aさんの知っている人、知らない人、Aさんの好きな人であろうBさんのいる部屋に入ってもらう。そこで、Aさんが1時間のうち、何分程度Bさんを見ているのかをあとで計測するために、Aさんに気づかれないよう、カメラでその様子を撮影する。 ③1時間たった後、「一人ひとり、個室で計測する」と、全体に伝え、Aさんを個室に呼び出し、心拍数を測る。 ④次に、②のカメラで撮影した部屋の様子の動画をAさんに見せる。そして、「あなたは1時間のうち、〇分もBさんのことを見ているのですが、どうしてでしょうか」と尋ね、Aさんが顔を赤くしていないか、焦っていないかをよく観察する。もう一度、心拍数を測る。測った後、「もしかして、あなたはBさんに恋愛感情を抱いているのではないのですか」と聞く。「はい」と答えたら、一旦抱いていることにする。「はい」でも違う場合、「いいえ」でも抱いている場合、「いいえ」で抱いていない場合がある。 ⑤答えてもらったら、「このあとは、指定した部屋に行ってください」といい、Aさんに指定した部屋に行ってもらう。その部屋にはBさんだけがいる。 ⑥BさんがAさんに話しかけ、15分間雑談する。その後、二人のいる部屋に入り、二人の心拍数を計測する。※Bさんの心拍数は記録しない ⑦最後に「実験は以上です」といい、二人に帰るよう促す。二人きりで帰らせるために、他の人たちと帰る時間が被らないようにする。Bさんは、Aさんに一緒に帰ろうと誘う。 ⑧帰り道、Bさんは音声を記録しながら、しばらくAさんと話を続け、自然な感じで「実はAさんのことが恋愛的に好きだ」と噓をつく。そのとき、Aさんが「自分はBさんのことが好きだ」といったら、AさんはBさんに恋愛感情を抱いているとみなす。もしAさんが言葉にしなかったら、表情や態度をBさんが観察する。 ⑨次の日、帰り道のAさんの様子を、音声の記録とともに、Bさんから教えてもらう。その後、昨日測ったAさんの心拍数の変動を折れ線グラフにする。AさんがBさんに恋愛感情を抱いている場合、平常時よりも、特に④と⑥が高くなる。③が④にかけて、大きく変動する。
問題1. 恋愛感情を目に見えるものに置き換えるものとして心拍数を測るを選びます。心拍数は数字で表しやすく、条件を縛れば恋愛感情や好意がないと上がらない状況を作れると思ったからです。しかし心拍数を測るだけでは上がらない人もいると思うので見つめ合うなどの条件をつける。他に目に見える行動としては相手の要求によく応える。好きな人の要求なら多少無理でも答えたくなるのではないかと思います。
問題2. 心拍数を測る上での条件としてまず対象の平常時の心拍数の平均値を記録。心拍数を測りながら10人用意し1人ずつ椅子だけの部屋に双方座り会話をしてもらう。その時目を見て話、相手に食事に行こうとなどの要求をする。まず要求に答えなければ行為はなく答えた場合行為があると仮定。さらに十人の記録から心拍数の変化を見比べることで恋愛感情を物理的な見方をすることができる。
1,目に見えるものとして特定の異性の話を笑顔でする回数が増えることと考えました。理由はその特定の異性の話を笑顔で繰り返しするということは少なからずその異性に対して興味があると考えたからです。 2,ある人(Aとする)とその友人の会話を一週間観察し、1日の会話の中でAが特定の異性の話を3回以上かつ笑顔で、さらにそれが3日以上話されればAはその人に恋愛感情を抱いていると定義しました。理由はAがその人に恋愛感情がなければその人の話を1日3回以上でそれを3日以上かつ笑顔で話すことはないと考えたからです。
教科書が指定してあるので、それを読んでみて決めてはいかがでしょうか。
経済学部に所属している者です。次回以降の授業動画で心理学的専門用語が出てくるかと思いますが、心理学系の講義を履修したことのない私にとってハードルは高いでしょうか?
この授業の進め方と、単位取得の方法を確認しておいてください。moodleに書いておきます。
>> 6科目等履修生で、9/22以前の情報の確認ができなかった為、教室変更のことを知らず、質問させていただきました 次回から注意いたします
私は一応教室に来ますが、私に対面したいのでなければ来なくてもよいです。教室は変更がかかる可能性があるので、campusmateを注意しておいてください。
>>1 今日の教室は303教室ですか それともオンライン上のみで終わりですか
>> 3 普段は折り畳まれていますが、「>>番号」をクリックすると、折り畳まれているレス先投稿が表示されます。 投稿文のすぐ下にある「+」印をクリックしてもレスできますが、その機能は基本的に担当教員のみにしたいと思います。みなさんは「>>番号」を使ってください。
>> 2 特定投稿に対するレスをする場合は、投稿文の冒頭に、レスしたい投稿番号の前に「>>」をつけたものを記してください。試しにやってみました。この投稿が、すぐ前の投稿番号「2」にに対するレスとして記されていると思います。
言い忘れました。担当教員の森のハンドルネームは「satsugakushinri」です。
問題1:恋愛感情を目に見えるものに置き換えるために会話中何秒間目が合っていたかを記録する。また、目が合っていた秒数だけでなく目が合っていた間の仕草や態度についてチェック項目を設ける。項目1:耳が赤くなっているかどうか。異性的に相手のことを意識しているかの基準として交感神経がよく働いているか身に見える変化と脈拍変化から測定するのが効果的ではないかと考えた。項目2:何回顔周りに触れている回数。髪を直す、鼻に触れるなど相手によく見られたいという心理が多く働いている方が恋に落ちているという状態に近いと考えた。また関心を好きな人へ向けて普通の人よりも多く向けているかの差を正確に見るために別項目3として離席時に相手を見ていない時間の差を測定しようと思う。相手が見えなくなるまで目で追っていた場合明らかに好意を強く向けていると判断できる。
問題2:異性愛者のA君に好きな人と異性と異性の友達それぞれ2人と食事に出かけてもらいカメラから観察する。お店の用意も必要だが項目1をより正確に測定するために店内を23~26度、湿度35~45%程度に設定する必要がある。項目1,2は主に食事を頼んでから運ばれてくるまでの間に測定し、項目3は異性2人に食事中1度はお手洗いに行ってくれるようにあらかじめ指示をする。相手が離席した際、スマホなどによそ見をする時間を測定し、これらの項目の差で恋愛感情があるかどうかを照明できるのではないかと思った。
問題1: 心拍数、視線そらし、赤面を複合的に利用するということですか。「赤面を伴う視線そらし」とすればよいのでは。
問題2: 「一つの条件」ではなく「一つの指標」としたほうがいいですね。「赤面」はどこで利用されているのですか。また、これは「好きな人当て」になっていて、操作的定義になっていないですよ。基準を設定しないと。多分あなたは「心拍数の増加」にしたいのだと思うから、何%増加をもって恋愛感情を持っているとするかを言わないといけない。「好きな人当て」でもないかもしれない。なぜなら、あなたの説明だと必ず好きな人がいることになってしまう。「見つめあっている最中に一番高くなった心拍数の増加量と、目線を外した回数、時間を足して一番高かった特定の人」は必ず一人いるよね。
4点差し上げます。
問題1: 「恋愛感情」を「ドキドキ」に置き換えても、主観から主観への置き換えにしかなりません。これを入れた理由はなんですか?「恋愛感情」を有している時に心拍が上昇するから、心拍数で置き換えると言えばいいのでは?
問題2: 「ドキドキ」に一旦置き換えた理由は、行為の程度を主観的に判断しやすくさせ、そのときの心拍数を測定することで恋愛感情と言える基準を発見するためだったのですね。よくわかりました。いい工夫だと思います。「とてもドキドキした」「少しドキドキした」ときの心拍数と、平常時の心拍数を比較して、恋愛感情所有時の上昇率を特定しようとしたと。いいと思います。基準設定の仕方が丁寧に記されています。ただ、もう少し全体をわかりやすく述べられるとよかったと思いました。
8点差し上げます。
0章 計量心理学の課題
問題1.
心拍数の増加
恋愛感情を抱いている相手と対面したり、話したりすると、脳内でアドレナリンやドーパミンの分泌量が増え、神経を高ぶらせる働きがみられることがあるため、心臓がドキドキと高鳴るから。緊張などのどきどきもあるので、他のものとも併せて考える必要がある。
目線を外す
恋愛感情を抱いている相手と目が合うと、気恥ずかしくなり、目線を外してしまうから。恐怖などからこの行動を行うこともあるが、恋愛感情の場合は、ただ目線をそらすのではなく、上記のように目線をそらす、赤面するなどのほかの条件も併せたい。
問題2.
一つの条件では恋愛感情と特定するのは難しい。よって、問題1で提示した二つの指標を合わせて操作的定義を行う。
複数の人を、ある人(Aとする)と一人ずつ一対一で向かい合わせ、1分間ほど見つめあってもらい、その時のAの心拍数の増加量と、目線を外した回数、目線を外している時間を測定する。目線を回数と時間、どちらも行うのは、一回の目線の外しが長時間である場合も考えられるからだ。複数の人は、Aにとって違和感のない容姿、服装、態度であり、実験の中で、Aに恐怖や不安、不快感を与えるものはないと仮定する。また、複数の人は、一度もAから目を逸らさないものとする。一人の人と見つめ合ったのち、その人の平常時の心拍数に戻った時の、見つめあう前の心拍数から、見つめあっている最中に一番高くなった心拍数の増加量と、目線を外した回数、時間を足して一番高かった特定の人に対して、Aは恋愛感情を抱いていると定義する。
0章 計量心理学の課題
1.私は「ドキドキ」というものが恋愛感情に置き換えられると考えた。
なぜなら、近くに恋愛感情がある人がいた場合において「ドキドキ」という感情が働くためである。
そのため、その人の主観的な「ドキドキ」という感情と客観的な指標の心拍数を計測することが必要であると考えた。
2.
➀ある人(Aさんとする)とAさんの異性である人を複数人用意する。
Aさんには心拍数を計測するため、機器をつけてもらう。以降実験中は常時計測する。
➁心拍数が安定するまで、個室で休憩させる。
➂心拍数が安定していることを確認する。(Aの心拍数の基準とする)
➃別の部屋で対面となっている椅子にAさんと異性の一人を座らせる。
このときAさんと異性の顔を合わせないようにする。
➄顔を合わせた段階から時間を測り、会話を開始させる。
制限時間は1時間とする。
➅会話が終了したら、以下の質問用紙に回答していただく。
Aさんは次の質問用紙に回答する。
その人といるとき、どのくらいドキドキしたかを次から選んでください。
とてもドキドキした、少しドキドキした、あまりドキドキしなかった、まったくドキドキしなかった
全員終わるまで➃から始める
➆すべての人と会話を終えたら、一番好きだと思った人を回答していただく。
実験を終了する
感情的なデータは➅の回答を集計し、表を作成する。
「とてもドキドキした」「少しドキドキした」は好意的、その他は好意的ではないと判断する。
数的なデータでは心拍数で判断する。➂を基準とし、➄と比較する。このときのAさんの上昇率を測る。
上昇率の基準は測定結果から割り出す。
以下が当てはまる場合のみ、その人に恋愛感情を持っていると考える。
心拍数が基準よりも上回る、➅の回答が好意的であった場合、➆の回答に当てはまった人
問題1: 以前の投稿を参考にして、複数の指標を設定することの有益さに気づいたのはとてもよいことだと思います。それはそうと、「心拍数」と「体温」だと、風邪の時も平常時より変化するよね。こういうことを問題2で除去できているかな。
問題2: Aさん一人でなく、いろいろな人からデータをとって基準は決めたほうがいいと思います。また定義の仕方ですが、「平常時の心拍数よりも15%以上の上昇及び平常時の体温より0.8%以上上昇した時」だけでなく、「一対一で、1mの距離で手を繋いだ状態で会話する」状況下でそういう変化を示した場合、を加えないといけないと思います。おしかった。
6点差し上げます。
問題1: どちらの指標もいいと思いますが、具体的にどのように測定できますか。特に「目で追う」行動を物理的に記述してください。
問題2: 「確率」にしましたか。「時間」は考慮しなくていいですか。長い間目で追っているほうが、恋愛感情を持っている行動としてふさわしい気がします。
「笑う」「瞳孔が開く」「赤面」は、問題1で言及しておいたほうがいいですね。むしろこの手続きだと、実験という名分で目を合わせることが正当化されます。だからむしろ、強制的に目を合わせる事態での「笑う」「瞳孔が開く」「赤面」の出現頻度を指標にしたほうがいいのではないかと思いました。
6点差し上げます。
問題1: 「心拍数の変化と合わせて声のトーンの変化も数値化することで、より信憑性のある指標になる」という理由が明確になっているとよかったですね。読めばわかるのですが、読み手の解釈に委ねてはいけない。心拍数は明瞭な測定が可能だが、反映される心的状態が多岐に渡り、単独では恋愛感情の定義が難しい。一方、声のトーンはより恋愛感情に特異的な指標であると考えられる。だから、両方の指標を併用すると信憑性が高くなるのですよね?
問題2: 直前の投稿と同様ですが、「判断」ではなく「定義」が求められています。「身近な友達、昔の友達と比較して、心拍数と声のトーンがこれこれこういうようになることをもって、恋愛感情を抱いていると定義する」、というような解答にすべきかと。手続き自体はとても丁寧に組まれています。
6点差し上げます。
問題1: 「心拍数」、いいんだけれど、それ一つでよいのかという疑問は、これまでの投稿を読むと自ずと出てくると思う。以前の投稿も参考にしてください。
問題2: 「判断」を求めているのではなく、そういう判断の基準を設定するほうが操作的定義とは関連します。「恋愛感情をこのように定義するから、心拍数に反映されるこの人の状態は恋愛感情を持っていると言える」というのが「判断」です。ここで解答すべきは「このように定義する」です。あなたの解答の中にヒントがあります。「心拍数の上昇の幅を比較する」の部分です。「同性の友人の何割増しをもって、恋愛感情を抱いていると定義する」とすればよいのです。
「同姓の友人と目が合った時の心拍数と同姓の友人と会話しているときの心拍数好きな人と目が合った時の心拍数と好きな人と会話しているときの心拍数」とありますが、何と何を比較しようとしているのかを明確にしてください。
4点差し上げます。
「0章 計量心理学の課題」
問題1:私は「恋愛感情」を心拍数と体温に置き換えることが適切だと考えた。心拍数と体温に置き換えることが適切だと思った理由としては、上記2つは感情の動きにより変化すると私は考えており、相手に対して恋愛感情を持っているのであれば、相手と会話などをする際に拍数や体温の上昇を平常時と比較のし易い「数字」として可視化出来ると考えたからだ。だが、既に事前の投稿で森先生が仰られているように複数の心的状態を反映してしまうので、当日の体調や考え事の有無、気候などによる誤差が生じる恐れがあることも考慮しなければならないと考えます。
問題2:対象(以後Aさんとする)には事前に平常時の体温と心拍数を測ってもらう。また、アンケートとして現在Aさんが「苦手な異性」・「普段過ごす友人」・」恋愛対象として好きな異性」をそれぞれ挙げてもらう。なぜこのような三名を選んで貰うかというと、人物による数値の違いが表れると考えたからだ。
その後、部屋にAさんとアンケートで挙げられた人物がそれぞれ1対1で話す時間を設ける。この際、室温(23℃)や会話時間(10分間)・話す話題(今行きたい場所について)など条件を統一し、1mの距離で手を繋いだ状態で会話するものとする。条件の固定は環境の違いなどで調査結果の誤差を減らすためであり、手を繋ぐという恋愛的な行動を組み込むことで、恋愛感情と実験結果が紐づけられると考えた。
測定の結果として、平常時の心拍数よりも15%以上の上昇及び平常時の体温より0.8%以上上昇した時、Aさんは対象の人物に恋愛感情を抱いていると判断できると考えるものとする。この結果だけでは、心拍数と体温の上昇度に個人差があると考えられるため、様々な人物を対象とし、複数回のデータ収集を行い、比較していくことで、恋愛感情を抱く相手とその他人物の差が数値として表せると私は考える。
0章 計量心理学の課題
問題1.
・相手のことを目で追う
友達の場合、直接話しかけて気軽に「何をしているの?」「どこに行くの?」と聞くことができるが、恋愛感情を抱いている相手の場合、緊張から、直接的にそれらを聞くことに躊躇してしまうため、少しでも知ろうと思い見てしまう。行動が気になるということは少なからず相手に関心があるといえる。
・目が合うと逸らす
送っている視線が意識的か無意識的かにかかわらず、恋愛感情を抱いている人と目が合うと動揺してしまうために目線を逸らしてしまう。恋愛感情を抱いているわけではない人と目が合い、気まずさやなんとなくという理由で視線を逸らす場合との違いは、ただ逸らすだけでなく、目が合った瞬間に通常時よりも瞳孔が開いていたり顔が赤くなっていたりと緊張や恥ずかしさから来る変化もみられるということだ。
問題2.
問題1で挙げた二つの例についてそれぞれ考える。
・ある人(Aとする)の目の前を複数の人が通り過ぎる際、Aが人物を目で追ってしまう確率を1週間の間で10回行う実験でそれぞれの人ごとに測定する。条件として複数の人物は、一般的な容姿身なり態度行動であること、A以外の全実験対象者には1週間の間にAの目の前を10回通るよう指示していること、測定は第三者が行いAは実験内容を知らないということを仮定する。偶然やAが実験対象の存在に気づいていない場合があることを考慮したうえで7回以上見た人物に対して、恋愛感情を抱いていると定義する。なお、2割以下の場合はほとんど関心をもっていないと捉えることができ、3~6回の場合、多少の関心はあるがその関心は一時的なものだと捉えることができると考えた。
・ある人(Bとする)に、1対1で7秒間見つめあい、目線を逸らさずにいられるかという実験を複数人に対して行ってもらう。条件として、周囲には2人以外の人物はいないこと、特徴的な物が周囲に存在しないこと、Bが目線を逸らすような働きかけは行わないことを仮定する。7秒に満たず、途中で逸らしてしまった人物に対してBは恋愛感情を抱いている可能性があるといえる。しかし、これはあくまで可能性であり、確実な恋愛感情とはいえない。なぜなら、上記で述べたように気まずさから視線を逸らしてしまうこともあるからだ。そこで、途中で笑ってしまったり通常よりも瞳孔が開いてしまったり顔が赤くなったりしてしまった人物に対して恋愛感情を抱いていると定義できる。業務上の連絡や日常会話などで会話をする際は長くても5秒程度である。誤差を考慮し、定義の基準は7秒とした。
課題1
私は、恋愛感情を「心拍数」と「声のトーン」で置き換えるのが適当であると考えました。好きな人を目の前にすると緊張して心臓がバクバクすることはよくあると思います。心拍数なら、明確に数値として変化を見れると考えました。「声のトーン」に関しては、人は自分のことを良く見られたい相手に対しては声のトーンが上がると考えたからです。正直心拍数ほど大きく変化が出るかといわれると、そこまでの変化は見られないと思います。しかし、声のトーンが上がる場面というのはかなり限定されていると思うのです。なにかを発表するときや電話に出るときは、意識的に声のトーンを上げていると思います。しかし、好きな人の前では「上げている」のではなく無意識に「上がっている」状態であると考えます。心拍数の変化と合わせて声のトーンの変化も数値化することで、より信憑性のある指標になると考えます。
課題2
測定方法ですがまず、対象者の平常時の心拍数と声のトーンを測定します。
次に、①対象者の1番身近な友達 ②対象者の昔の友人 ③対象者の好きな人 を用意します。
対象者には①〜③の人と一人ずつ同じ場所、同じ時間おしゃべりを楽しんでもらいます。
この時の心拍数の変化と声のトーンの変化を測定します。
そして、心拍数に関しては①〜③の人と話している間に、平常時と比べてどれだけの時間心拍数が増加したかを比べます。
声のトーンに関しては①〜③の人と話している間に、平常時と比べて1番声のトーンの変化の振り幅を比べます。
なぜ①〜②の人を用意したかというと、比較対象を作るためです。①の人と話しているときの対象者は、緊張することもなく心拍数や声のトーンの変化は少ないと考えます。②の人を昔の友達にした理由は、久しぶりに会う人にも最初は緊張して心拍数や声のトーンが上がることもあると考えたからです。しかし慣れてくれば心拍数や声のトーンも平常時に戻ると考えます。
比較対象があることで、対象者は③に恋愛感情を持っていると判断できると考えます。
問題1恋愛感情を心拍数の上昇に置き換えるのが適切だと考えました。好きな人と目が合った時や会話するときなど好きな人とかかわる場面で目があったり会話する際に平常心でいられる人と心拍数の上昇の仕方に差ができると考えたためです。
問題2リラックスしている状態から測定をはじめ同姓の友人と目が合った時の心拍数と同姓の友人と会話しているときの心拍数好きな人と目が合った時の心拍数と好きな人と会話しているときの心拍数の上昇の幅を比較することで好きな人とかかわる場面でしかしない緊張から判断できると考えました。
問題1: 心拍数はいいとして、「コミュニケーションの頻度」とは? どうやって一つ、二つと数えるのかを特定したほうがいいですね。そうでないと測定できない。「コミュニケーションの質」も同様。測定可能であることが必要。
問題2: 心拍数が上がることを基準にするのはよいですが、少しでも上がったら恋愛感情ありとしますか? 問題1で指摘したことにここで答えてくれているようですが、「テキストメッセージや電話の数」とは何を単位にするのか書いたほうがいいでしょう。「何通」ですか? そうすると長いメッセージ(電話)も短いメッセージ(電話)も共に「一通」とカウントされます。また「感情表現や親密な言葉」や「興味や愛情を示す言葉」は測定可能なように定義しないといけない。全体的にもっと具体的に書くとよかったと思います。
5点差し上げます。
「0章 計量心理学の課題」
問題1:恋愛感情を心拍数、コミュニケーションの頻度、質に置き換えるのが適切だと考えました。好きな人でなければドキドキして心拍数があがったり、コミュニケーションを積極的に取ろうとは思わないからです。
問題2:外部の要因が影響を与えないようにリラックスした状態で、デートのような場面を想定して平常時、他の人と一緒にいるとき、好きな人と一緒にいるときで心拍数を比較します。相手が好きな人の場合、平常時、他の人といる時よりも心拍数があがっていたら恋愛感情があると考えることができます。また、AとBの間で交換されるテキストメッセージや電話の数を数えて、コミュニケーションの頻度を示す指標とします。会話内容での感情表現や親密な言葉の使用、相手に対する興味を示す要素などからコミュニケーションの質がわかります。恋愛感情がある場合、通話やメッセージの回数が増えるなど、コミュニケーションの頻度が増加し、内容は相手に対する興味や愛情を示す言葉が増えるなど、情的で親密な要素が含まれると考えます。この方法も好きな人とそうで無い人で比較します。
問題1: 交感神経に言及したのはよかった。そしてその活動をわかりやすく示す指標として、三つの行動を選択したのもいいと思います。
問題2: 恋愛感情を有しているか否かを画す基準をもっと明確にしたほうがいいかなと思いました。「数値が高かった」も基準ですが、少し前の人が言っているように「誤差」ということもありますよね。どのぐらい高かったら、確実に恋愛感情だと言えるでしょうか。このへんは、あなたが決めればいいです。今回の課題に限っては。本来なら、他の人がやっている(やってしまっている)ように、その定義で妥当なのかという点検(妥当性チェック)が入ります。
5点差し上げます。
問題1: 二つとも客観的に測定できる指標ではありますが、会話が持続していることをどう定義するかがあるともっとよかったです。直前の方の解答を参考にしてください。
問題2: 「好きな人探し」になっています。定義をしてしまえばいいです。
5点差し上げます。
問題1: 複数の指標を使用することはとてもよい工夫です。しかし「会話が続いた時間」だと、恋愛感情を持っていない「気の合う人」の指標にもなってしまうのでは? 趣味の話で盛り上がって、心拍数が高くなって、会話が長く続いても、単に「仲の良い友達」ということもあるよね。
問題2: 誤差を考慮したのはいいですね。また会話が「続いている」という状態も客観的に定義していてよいと思います。操作的定義を与える、適切な手続きになっていると思います。
8点差し上げます。
問題1: 「目が合った回数」は測定可能なのでいいのだけれど、時間は考慮しなくていいですか。
問題2: 「心拍数が平常時より早くなっていればAさんはその人に恋愛感情を抱いていると定義できる」でなく「定義する」と言えばいいです。妥当性をチェックしているのでなく、定義を与える手続きなので、こちらのほうで定義してしまえばいい。それから、心拍数は少しでも速くなっていればいいの? また「目が合った回数」という指標が利用されていないと思います。目が合ったあとの「心拍数」だけで利用されている。
5点差し上げます。
問題1: 「目が合っている」だけではなく、合っている秒数を測定するとしたことはとてもよいと思います。心拍数と併用したのもよいですね。でも恋愛感情をもっているかどうかは、どういう基準で判断すればいいのですか。
問題2: 基準が示されていなので、この手続きでは相対的なことしかわからないです。どこかで線引きして、ここからは恋愛感情とみなすとしておかないといけないです。「長ければ長いほど」ではなく、どこからが恋愛感情とみなすのかという基準が必要なのです。心拍数の「変化が急激」も同様です。どういう基準で「急激」とみなすのですか。
6点差し上げます。
問題1: 「心拍数」はいい指標だと思いますが、複数の心的状態を反映してしまう可能性があるので、「見続ける」という行動を付加することで、複数の指標を併用するのはよいと思います。しかし「見続ける」とはどういう測定するのですか。時間を測るのですか。
問題2: 非常に細やかに書いてくれていますが、「好きな人当て」(定義の妥当性チェック)の部分があります。Aさんが好きらしいBさんと対面させて、諸指標の測定を行なうのは定義の妥当性チェックで、定義をした後の作業になります。まだここまでしなくていいです。
問題1で出てこなかった、「問いに対して赤面する」とか「帰り道での行動」という行動が登場しています。これらを利用するなら、問題1で指摘したほうがいいです。
6点差し上げます。
問題1: 「心拍数」は客観的に測定できるので適切だと思います。ただ、あなたがおっしゃるように、複数の心的状態を反映してしまうので、複数の指標を組み合わせる方法はとても有効です。しかし「見つめ合う」を測定可能にしてください。時間ですか、回数ですか。「相手の要求によく応える」も微妙です。「要求」「応える」が心的出来事に見えます。これらを客観的に反映する行動を記した方がいいと思いました。
問題2: 心拍数の平均値を記録するところまではいいですが、その先が「好きな人探し」になっています。定義しているのではなくて。定義は与えてしまえばいいと思うのですが(「平常時の心拍数の何%増し」のように)、みんなが「好きな人探し」になってしまうのは、その定義が妥当であるかを確認しようとしているからのようですね。その作業も大切ですが、ここ問題に限っては、妥当かどうかはさきおき、定義を与えてしまえばいいですよ。
6点差し上げます。
問題1: だいたいよさそうですが、「回数」をどのように区切るかが不明確です。長く話していても一回、短くても何回か話していれば複数回とカウントされますが、これが問題2で解消できているかどうかを見てみたいと思います。
問題2: やはり「回数」については、問題1で指摘したような欠点があると思います。また、この手続きは「好きな人探し」になっていて、どういう状況でどう測定すると操作的定義になるかという質問の意図を外しています。
4点差し上げます。
0章 計量心理学の課題
問題1
恋愛感情を置き換えるものに心拍数、体温、血圧が良いと考えました。
理由として恋をしている時のドキドキするや顔が赤くなる等は交感神経が優位になっている状況であると考えたためです。
そのため交感神経が優位になった時に起こる体の変化は恋愛感情を可視化することに適切だと思いました。
そしてより多くの項目を調べることで体調不良や体質によるものでは無いということも明確にできると考えました。
問題2
測定方法は①普段落ち着いている時、②友達と遊んだ時③好きな人と遊んだ時の3つの場面で心拍数、体温、血圧を計測します。
①と②の2つを基準とします。①と②を計測する理由は①は副交感神経が優位になっている時の状態を知るためのもので、②は友達と遊ぶ時も楽しいという気持ちから交感神経が優位になると考えたため、日常で交感神経が優位になっている時と恋愛感情を持っている時の状態を比較するためです。③が前の2つと比べて数値が高かった場合に恋愛感情を持っているということが判断できると考えられます。
「0章 計量心理学の課題」
問題1:私は恋愛感情を持っているかを数値で測る指標として、「会話にかける時間」と「心拍数」を同時に計測することが相応しいと考えた。個人が個人に好き嫌いなどの強い感情を持っている場合、興味のない他者と比べて「早く切り上げたい」「もう少し長く相手と会話をしていたい」などの気持ちが内心にあることが多いと考えたためだ。それに加えて個人間で会話を始めた時点から心拍数を同時に計測することで、その個人が特定の個人の近くにいる場合に、その他の人間といる場合と比べて心拍数が上がっているのであれば、興奮や緊張などが原因と考えられるので、強く感情が動いていると考えたためだ。
問題2:状況を作る方法として、面識のある男女各5名ずつで異性とペアを作ってもらい、話題を4つほど測定者から提示する。これを全員とペアになるまで繰り返す。1つの話題にかかった会話時間と、ペアが成立した時点から心拍数を計測する。
計測結果から、1「ペア成立時点から終了じまで心拍数が平常時と比べて高い」、2「会話時間がそれ以外の人と比べて差が顕著である」この両方が成立した場合は恋愛感情を持っていると判断できる。これは1のみ成立している場合、検証によって緊張している場合が考えられ、2のみ成立している場合、会話の途中で意気投合し盛り上がったなどが考えられるためだ。
よって両方が成立した場合のみ個人に対して恋愛感情を持っていると判断することができると考えた。
「0章 計量心理学の課題」
問題1:私は「恋愛感情」を「心拍数」と「会話の続いた時間」に置き換えるのが適切だと考えました。「心拍数」が適切だと思う理由はリラックスしてるときや緊張しているときなどで数値に変化が出やすいので、意識していない人としている人では拍数に差が出て結果を比較することができると考えたからです。しかし、森先生が資料に記載していた通りそれだけでは不十分なので「会話の続いた時間」に置き換えることを考えました。好きな人とならより長く話したいと思う人が大半だと考えたからです。
問題2:私の考えた方法は2つあります。
1つ目は「測定の対象者Aに部屋に入ってもらい通常時の心拍数を測定する。その後、部屋の窓から一定の時間を置きながら人が歩いているところを見てもらう。このとき歩いている人はAが恋愛感情を持っている可能性がある人とその人の恋愛対象者の2人であり、楽しそうに話しながら歩いていたとする。この2人を見たときのAの心拍数を計測し通常時より15%以上上がっていた場合Aはその人に恋愛感情を抱いていると判断する。」というものです。心拍数は動揺した時にも上がる傾向があります。好きな人がほかの子と楽しそうに2人で歩いていたら、動揺する人のほうが多いでしょう。また、15%以上にする理由としては10%は誤差と判断することもできるので、反応したことを明確にするためです。
2つ目は「Aさんに複数の人(1つ目の方法で部屋の外を歩いてもらった人)と2人で話してもらう。このとき会話がどのくらい続くかを計測する。10秒以上沈黙が続いたとき会話が途切れたとし、この会話が途切れるまでの時間を計測時間とする。このときより長く会話が続いた人物がAさんが恋愛感情を抱いている人と判断する。」相手に関心がある場合や会話を終わらせたくないと思っているとき、相手に質問をしたりして会話が終わるのを防ごうとすると考えました。
この2つの測定の結果のどちらとも上位にいた人物にAさんは恋愛感情を抱いていると判断することができると考えます。
問題1
私は恋愛感情を相手を目で追った(見た、視線を送った)回数と好きな人と目が合ったり、話したりした時の心拍数で置き換えることが適切だと考えた。
理由として興味のない人や自分がなんとも思っていない相手を何度も目で追うことはないし、目が合ったり、話したりしても心拍数が上がることもないからだ。しかし、それが好きな相手だとしたら目で追ったり、心拍数が上がったりすると考えられる。そのため、この2つの反応を観察することで恋愛感情を持っているかを判断することができる。
問題2
対象者をAさんとし、教室のような場所(少し大きめな部屋)で実験を行う。
Aさんには事前に平常時の心拍数平均を測定してもらう。
Aさんに部屋の後方に座ってもらい※アイトラッキング眼鏡を装着してもらう。
※アイトラッキング眼鏡・・・デバイスを装着しアプリで録画ボタンを押すだけで視線、見ているもののデータを同時に取得・記録できる。どこ(誰)をよく見ているかもわかる。
部屋の前方から10名ほどを入れ、そこからアイトラッキング眼鏡でのデータ取得・記録を開始する。
そのデータから誰によく視線を向けているかを割り出すことができるので、その人を1人で再びAさんのいる部屋へ入れる。
Aさんとその人2人で会話してもらい、Aさんの心拍数を測定する。
その時Aさんの心拍数が平常時より早くなっていればAさんはその人に恋愛感情を抱いていると定義できる。
「0章 計量心理学の課題」
1.恋愛感情を目に見えるものにするため、会話中目が合っている秒数、そして目が合った後の心拍数に置き換えれば良いと考えました。好きな人と目が合えば、緊張や気分の高揚が見られるため、その2つの項目を顕著に表すことができるものを選びました。
実験方法.
まず、被験者に好きな人と友人にそれぞれ別の場所、タイミングで会話をしてもらいます。好きな人と友人には、前もって5分間の会話中に、20秒間隔で目を合わせるように指示をします。(目が合い、そらされてからまた20秒後に目を合わせるようにする)。また被験者にはあらかじめ心拍数をはかる旨を伝えておきます。その後好きな人と友人にはストップウォッチを持ってもらい、目が合っている秒数とその後の心拍数をはかります。目が合っている秒数が長ければ長いほど相手に対して、緊張をしていないと考えられ、目が合ってからの心拍数の変化が急激で高ければ、相手に対して緊張していたり、気分が高揚していると考えられます。この変化を数値化すれば恋愛感情を目に見えるものにできると思います。
「0章 計量心理学の課題」
1.目に見えるものとして、平常時と恋愛として好きな相手といるときなどの心拍数の変動と、何時間のうち何分間、相手のことを見ているか、またその見ている理由をもとに恋愛感情を抱いているかを測定できると考えた。
なぜなら、心拍数は平常時と比べて、好きな人が近くにいるときや、好きな人の話が出たときに高くなると考えたからだ。心拍数の変動を記録することで、好きな人に対して動揺しているのかがわかる。さらに、ある人を見続けるという行為は、その人に少なからず興味があることを表すと思ったからだ。
2.①Aさんに事実とは異なった実験の意図を伝え、落ち着いた状態のAさんの心拍数を測る。※Aさん以外は、本当の実験の意図を知っている。
②Aさんに1時間程度、Aさんの知っている人、知らない人、Aさんの好きな人であろうBさんのいる部屋に入ってもらう。そこで、Aさんが1時間のうち、何分程度Bさんを見ているのかをあとで計測するために、Aさんに気づかれないよう、カメラでその様子を撮影する。
③1時間たった後、「一人ひとり、個室で計測する」と、全体に伝え、Aさんを個室に呼び出し、心拍数を測る。
④次に、②のカメラで撮影した部屋の様子の動画をAさんに見せる。そして、「あなたは1時間のうち、〇分もBさんのことを見ているのですが、どうしてでしょうか」と尋ね、Aさんが顔を赤くしていないか、焦っていないかをよく観察する。もう一度、心拍数を測る。測った後、「もしかして、あなたはBさんに恋愛感情を抱いているのではないのですか」と聞く。「はい」と答えたら、一旦抱いていることにする。「はい」でも違う場合、「いいえ」でも抱いている場合、「いいえ」で抱いていない場合がある。
⑤答えてもらったら、「このあとは、指定した部屋に行ってください」といい、Aさんに指定した部屋に行ってもらう。その部屋にはBさんだけがいる。
⑥BさんがAさんに話しかけ、15分間雑談する。その後、二人のいる部屋に入り、二人の心拍数を計測する。※Bさんの心拍数は記録しない
⑦最後に「実験は以上です」といい、二人に帰るよう促す。二人きりで帰らせるために、他の人たちと帰る時間が被らないようにする。Bさんは、Aさんに一緒に帰ろうと誘う。
⑧帰り道、Bさんは音声を記録しながら、しばらくAさんと話を続け、自然な感じで「実はAさんのことが恋愛的に好きだ」と噓をつく。そのとき、Aさんが「自分はBさんのことが好きだ」といったら、AさんはBさんに恋愛感情を抱いているとみなす。もしAさんが言葉にしなかったら、表情や態度をBさんが観察する。
⑨次の日、帰り道のAさんの様子を、音声の記録とともに、Bさんから教えてもらう。その後、昨日測ったAさんの心拍数の変動を折れ線グラフにする。AさんがBさんに恋愛感情を抱いている場合、平常時よりも、特に④と⑥が高くなる。③が④にかけて、大きく変動する。
問題1. 恋愛感情を目に見えるものに置き換えるものとして心拍数を測るを選びます。心拍数は数字で表しやすく、条件を縛れば恋愛感情や好意がないと上がらない状況を作れると思ったからです。しかし心拍数を測るだけでは上がらない人もいると思うので見つめ合うなどの条件をつける。他に目に見える行動としては相手の要求によく応える。好きな人の要求なら多少無理でも答えたくなるのではないかと思います。
問題2. 心拍数を測る上での条件としてまず対象の平常時の心拍数の平均値を記録。心拍数を測りながら10人用意し1人ずつ椅子だけの部屋に双方座り会話をしてもらう。その時目を見て話、相手に食事に行こうとなどの要求をする。まず要求に答えなければ行為はなく答えた場合行為があると仮定。さらに十人の記録から心拍数の変化を見比べることで恋愛感情を物理的な見方をすることができる。
1,目に見えるものとして特定の異性の話を笑顔でする回数が増えることと考えました。理由はその特定の異性の話を笑顔で繰り返しするということは少なからずその異性に対して興味があると考えたからです。
2,ある人(Aとする)とその友人の会話を一週間観察し、1日の会話の中でAが特定の異性の話を3回以上かつ笑顔で、さらにそれが3日以上話されればAはその人に恋愛感情を抱いていると定義しました。理由はAがその人に恋愛感情がなければその人の話を1日3回以上でそれを3日以上かつ笑顔で話すことはないと考えたからです。
教科書が指定してあるので、それを読んでみて決めてはいかがでしょうか。
経済学部に所属している者です。次回以降の授業動画で心理学的専門用語が出てくるかと思いますが、心理学系の講義を履修したことのない私にとってハードルは高いでしょうか?
この授業の進め方と、単位取得の方法を確認しておいてください。moodleに書いておきます。
>> 6科目等履修生で、9/22以前の情報の確認ができなかった為、教室変更のことを知らず、質問させていただきました
次回から注意いたします
私は一応教室に来ますが、私に対面したいのでなければ来なくてもよいです。教室は変更がかかる可能性があるので、campusmateを注意しておいてください。
>>1
今日の教室は303教室ですか
それともオンライン上のみで終わりですか
>> 3 普段は折り畳まれていますが、「>>番号」をクリックすると、折り畳まれているレス先投稿が表示されます。
投稿文のすぐ下にある「+」印をクリックしてもレスできますが、その機能は基本的に担当教員のみにしたいと思います。みなさんは「>>番号」を使ってください。
>> 2 特定投稿に対するレスをする場合は、投稿文の冒頭に、レスしたい投稿番号の前に「>>」をつけたものを記してください。試しにやってみました。この投稿が、すぐ前の投稿番号「2」にに対するレスとして記されていると思います。
言い忘れました。担当教員の森のハンドルネームは「satsugakushinri」です。